陳情文書表(平成28年 2 月23日受理) 陳情第58号 新,駅前広場南口ロータリーの位置の変更,及びタコ公園の消滅中止に関する陳情 (趣旨)  タコ公園がなくなることを,昨年末,駅前看板により初めて知り信じられないことだと思いました。タコ公園は府中のケヤキ並木に負けない調布の顔,駅前にグリーンホールとともにあることですばらしい空気をつくり出している,またとない空間です。大きな樹木の中で子どもやママさん,それを見守るように眺めている老人,昼は,ビジネスマンの利用するすばらしい場所です。グリーンホールには世界の一流芸術家も公演に来ます。それはグリーンホール前のタコ公園の樹木に覆われた空間との調和が,グリーンホールとの間にあるからだと思います。タコ公園がなくなったとき,グリーンホールからの眺めはどうなるでしょう。目を伏せるしかないのではないのでしょうか。タコ公園は市民全員に愛されているすばらしいところ,旧第一小学校跡地であり,未来へ残すべき調布の顔であり,大財産,大長所です。この計画にふるさとへの思いがありますか。先人への尊敬の念はあるでしょうか。  どこにでもあるロータリー2つが,南口,北口にできて調布の個性はあるでしょうか。桜並木をつくっても,どこにでも日本中にあります。調布は「ぬくもりのまち」を捨てるのですか。  東口利用者が地下化により大増加しています。南口ロータリーを,飯野病院横の市の自転車置き場まで拡大すれば,利用者よし,まちもよし,全市民に愛されるまちになると思います(なお,現ロータリー東側は都の道とのことですが,府中の例を見ましても,許可はおりるはずで  す。)。  タコ公園の消滅はほとんど誰も知りません。知った人は全員驚きと怒りをあらわしています。市の計画の進め方,お知らせが残念ながら全く市民の大半に届いていなかったのです。知った市民の反対意見の数は,関係者が御存じのはずです。市民投票をすれば結果ははっきりします。  広報の仕方に大問題があったのは事実なのですから,いま一度新ロータリーの位置について,再検討を希望します。また,市報にて,タコ公園存続の是非を問う市民投票を呼びかけ実行してください。タコ公園及び周辺樹木は市の顔でありシンボルであり,市民全員のものです。市民不参加のふるさと破壊は許されるのですか。タコ公園と周辺樹木は調布遺産です。次の世代にバトンを渡さねばなりません。  新しいロータリーの横に新広場と桜並木をつくっても,今,公園とグリーンホールとの結びつきよりなる,ぬくもりのある空間はできません。 子どももお年寄りも新広場には居場所がないと思います。新,南口ロータリーの計画変更及び,タコ公園,周辺樹木の保存について陳情します。