議員提出議案第28号 政治分野への女性の活躍を推進するための法整備を求める意見書提出について 上記の議案を提出する。 平成28年12月12日 提出者 調布市議会議員 丸田 絵美 賛成者 調布市議会議員 渡辺 進二郎 同 小林 市之 同 川畑 英樹 同 広瀬 美知子 同 内藤 美貴子 同 須山 妙子 同 大河 巳渡子 同 二宮 陽子 同 清水 仁恵 同 榊原 登志子 政治分野への女性の活躍を推進するための法整備を求める意見書 今年は女性参政権行使から70年の節目の年である。しかし、我が国の女性議員の割合は、2016年衆議院で9.5%、参議院では20.7%である。参議院の20.7%は世界平均の22.0%に近づきつつあるとはいえ、衆議院の9.5%は、下院あるいは一院制をとる列国議会同盟(IPU)193カ国中157位(2016年8月1日現在)と残念な状況になっている。さらに、我が国の地方議会においても女性議員の割合は12.1%と1割強にすぎず、女性議員が一人もいない「女性ゼロ議会」は、全自治体の20.1%にも上る。 少子・高齢社会の諸問題を初め、食糧や環境など暮らしにかかわる事柄が重要な政治課題となっている今日、また社会のあらゆる場で女性の活躍推進を掲げている政権下において、政策を議論し決定する政治の場に今まで以上に女性が参画することが求められている。 よって調布市議会は、国会及び政府に対し、国、自治体のいずれの議会においても女性議員の増加を促し、男女がともに政策決定に参画する「政治分野への男女共同参画推進」のための法整備を進めることを、強く求めるものである。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成28年12月 日 調布市議会議長 鮎川 有祐 提出先 内閣総理大臣 総務大臣 法務大臣 衆議院議長 参議院議長