ちょうふ市議会だより 第240号 令和2年(2020年) 2月5日(水曜日)発行 1面 第4回定例会の会議経過を省略 調布市ホームページ https://www.city.chofu.tokyo.jp/ 第240号の主な内容 ○一般質問の要旨・・・2から6 ○第10回議会報告会を開催・・・4 ○中心市街地基盤整備等特別委員会の審査状況・・・6 ○市長提出議案に対する討論 ○台風19号の対応状況等について全員協議会を開催 ○常任委員会 行政視察報告・・・7 ○案件に対する議員の態度 ○議場コンサートを開催 ○編集後記・・・8 発行 調布市議会 東京都調布市小島町2-35-1 議会事務局 電話042-481-7291 ファクス042-481-5119 メールgikai@w2.city.chofu.tokyo.jp よりよい市議会だよりを目指して 皆様の声をお聞かせください 紙面のレイアウトや内容などに関する御意見がありましたら、議会事務局までお寄せください。紙面づくりの参考にさせていただきます。 写真:令和2年1月12日に多摩川河川敷で行われた調布市消防団出初式 第4回定例会 令和元年度一般会計補正予算を可決 台風19号の被害を受けて「多摩川の総合治水対策を求める意見書」を国・都へ提出 令和元年第4回定例会を、11月29日から12月18日までの20日間の会期で開催しました。この定例会では、令和元年度一般会計補正予算(第3号)・(第4号)や八ケ岳少年自然の家条例の一部改正など議案18件が市長から提出されました。市議会では、各常任委員会でこれらの議案を慎重に審査し、11月29日及び12月18日の本会議でそれぞれ可決したほか、「多摩川の総合治水対策を求める意見書」を含む議員提出議案6件・陳情3件を審議しました。 また、11月29日の開会前には桐朋学園大学の御協力による議場コンサートを開催し、金管五重奏の演奏が行われました。当日は名誉市民である故水木しげるさんの功績をたたえる「ゲゲゲ忌」の期間に当たることから、ゆかりのある曲を含む全5曲が演奏されました。 令和元年度一般会計補正予算は台風19号の災害対応などを計上 令和元年度一般会計補正予算(第3号)・(第4号) 今回の補正により、歳入歳出をそれぞれ約6億4千万円(第3号は1億500万円、第4号は5億3千635万円)増額し、歳入歳出総額は約961億4千万円となりました。補正予算の主な内容は次のとおりです。 ○台風19号の災害対応 第3号では、災害救助法適用による法令等に基づく被災者の災害援護資金の貸付金を計上し、第4号では、浸水対策事業(浸水被害流出解析、調布排水樋管等への水位計・監視カメラの設置)等に充てるための下水道事業特別会計繰出金や、災害対応に支出した予備費を補塡する予算などが計上されました。 ○通学路等の交通安全対策 第4号で、児童・園児の通学路等の安全対策費用などが計上されました。これは令和元年5月に滋賀県大津市で起きた保育園児などを巻き込んだ交通事故を受け、市内で実施した未就学児の散歩ルート及び児童・生徒の通学路の点検結果に基づき安全対策を講じるための費用です。 ○五輪・パラリンピック関連 第4号で、大会開催に向けて、ボランティアの管理運営や研修費、市民の機運醸成を図るための市独自の横断幕やフラッグの作成費などが計上されました。 議員提出議案「多摩川の総合治水対策を求める意見書」を国及び都へ提出 令和元年10月に調布市を含む関東地方を襲った台風19号による浸水などの被害を受け、市議会の全会派共同提案による議員提出議案として「多摩川の総合治水対策を求める意見書」を第4回定例会に提出しました。 本意見書は、多摩川流域には地域の開発と河川改修を一体とした総合治水対策が必要であり、国や都に対して、被災状況を理解し市民の安全・安心な暮らしの持続に向けた適切な対策や財政支援を求めるものです。 12月18日の本会議で審議した結果、満場一致で可決し、国及び都に本意見書を提出しました。 調布市ホームページで、本会議や委員会などのインターネット中継(生中継・録画)をご覧いただけます。 また、今号に掲載している本会議・委員会の会議録は、2月末ごろにホームページなどで公開予定です。 第240号 令和2年(2020年) 2月5日(水曜日) 2面 一般質問の要旨 第4回定例会では、20人の議員が一般質問を行いました。 一般質問とは、議員が市長などに対し、行政全般にわたる事務の執行状況や将来の方針等を確認するものです。 台風19号における検証と今後の暴風雨災害対策を 大野 祐司(おおの ゆうじ)自由民主党創政会 問 近年の台風などによる暴風雨対策について、市として広義的にどのように捉えているか。 市長 台風19号の経験を踏まえ、地域防災計画など防災対策の改善、強化につなげる。 問 台風19号について(1)関係機関との情報交換はできたか(2)避難勧告の情報発信方法は妥当だったか(3)避難勧告地域の住人3万9千425人に対し避難所数は適切だったか(4)ペット同行が可能な避難所を明確に周知するべき(5)染地での浸水原因は(6)被災した市民へのアンケートは行うか。 危管部長 (1)京浜河川事務所とのホットライン、近隣市・消防・警察・気象庁と電話等実施(2)防災行政無線は課題あり。確実で適切な情報提供が必要(3)一部の避難所に避難者が集中。今後検証し、都・民間施設との連携も検討(4)選定を検討(6)実施を検討。 環境部長 (5)調査し原因究明する。国・都へ抜本的対策求める。 問 洪水ハザードマップに見る浸水を想定して(1)市幹部の情報共有方法の考えは(2)市HPがつながりにくくなるので、緊急災害用HPの検討をしては(3)浸水水位の表示板の設置は啓発として必要では。 危管部長 (1)SNSなどは有効と認識。携帯端末の導入も含め先行市の状況を調査研究(2)緊急災害用トップページ運用とあわせてメール登録の呼びかけなどの対策を推進(3)試行的に市管理施設への設置を実施。 問 避難所の設置について(1)車による広域避難が必要では(2)車自体を避難させるための駐車場を確保しては。 危管部長 (1)避難エリアに近い避難所に集中したため課題と認識(2)民間事業者との連携も検討。 写真:台風19号で増水した調布幹線 フェーズフリーの取組みと再犯防止推進計画の策定を問う 鈴木 宗貴(すずき むねたか)自由民主党創政会 問 平常時と災害時という時間的なフェーズを取り払い、もしものときだけではなく、いつものときも役立ち、価値あるものにする新しい概念に基づく取組みについて、市の考えを問う。 行経部長 フェーズフリー概念に通ずる取組み実践。公共施設マネジメント実施方針や学校施設整備方針にも防災機能強化等を掲げた。今後も機会捉え検討。 問 停電・都市ガス停止時に空調と発電が可能なGHPとバルクシステムの導入を問う。 教育部長 コスト比較などを含めた課題等を整理し、調査研究。 問 市の再犯防止の推進について(1)実効性のある内容とするために、どのように計画・策定を推進していくのか(2)就労・住居確保のため、市として独自の支援制度を設けることについて問う。 福祉部長 (1)都の計画などを踏まえ検討。既存事業の効果的施策展開や実態に即した計画策定を検討(2)関係部署・機関と連携し、既存施策の効果的な活用による支援充実が重要。今後、支援・連携方法について検討。 問 都教育ビジョン(第4次)を受けての、市の教育課題の認識と取組みを問う。 教育部長 豊かな心の育成を基本方針とし、人権・道徳教育を推進。そのために、教員の働き方改革や国際理解教育の取組みなどの教育施策を推進する。 問 学校復帰のみにこだわらない新しい不登校対応が必要であることが文科省で明示された。現状と課題、今後の取組みは。 教育部長 新たな学びの場を設置済み。不登校率は上昇。実態を把握し、関係機関と連携し充実した取組みを推進。 写真:市立中学校体育館のエアコン 水害から市民を守るための具体的な対策を提案する 平野 充(ひらの みつる)公明党 問 住民避難に向け、駐車スペースのある味の素スタジアムや総合体育館及びそれらの周辺、ショッピングセンターなどへ事前に水害時の協力体制の依頼を。 危管部長 車両での避難対応は大きな課題の一つ。民間事業者との連携・協力の可能性を模索し対応策を検討。自助・共助の重要性の周知啓発に努める。 問 大規模停電ではラジオでの情報発信が極めて重要。調布FM放送がいち早く市民を守る情報発信や報道を行えるよう、市は災害時に人員や車両を応援し、調布FMが総合防災の最前線との連携や随行ができるよう、調布FM放送の発信に支援せよ。 行経部長 現在の市の災害対策本部と調布FMとの連携体制の中では、人材確保や現地での情報収集方法などにおいて様々な課題があると認識。他自治体の事例などを参考に、近隣自治体とも連携し効果的なコミュニティFMとの連携のあり方を検討。 問 染地地域は根川水路の氾濫被害が出た。水門の開閉以外にも下水貯留槽や調節タンク等の整備で氾濫防止策を講じるべき。 環境部長 狛江市や関係機関と情報共有図り業者委託し浸水シミュレーションで原因究明を行う。結果踏まえ具体的対策検討。 問 京王多摩川駅西側の開発地は浸水想定区域なので避難機能が必要。駅と施設を高い位置でつなぎ水害時は線路を伝って調布駅方面へ避難できるルート計画を市は京王電鉄に持ちかけよ。 都整参事 京王電鉄とは既に垂直避難受け入れを想定したしつらえや対応等課題共有済み。具体的被害を想定し検討するよう引き続き協議・調整を図りながら安全・安心なまちづくり推進。 写真:京王多摩川駅周辺 災害時のSNSの活用と避難所環境の向上を 澤井 慧(さわい けい)日本維新の会 問 情報伝達手段が多様化していく中、今後はより一層SNSによる情報発信及び収集の重要性が増すが、市の見解は。 危管部長 情報収集で地図データ利用など他自治体参考に検討。 行経部長 ツイッターできめ細かく情報発信。ハッシュタグ活用含め効果的な発信方法を検討。 問 台風19号の上陸に当たり、市ウェブサイトの事前の準備状況と今後の取組みは。 行経部長 コンテンツ準備と緊急時連絡体制確認。システム改修とあわせより有効な対策検討。 問 市の災害対策本部と避難所間での、庁内の情報連携はどのようになっていたのか。 危管部長 台風19号では電話などで避難所と情報共有等を実施。 問 災害時の情報難民ゼロを目指して、高齢者向けの情報発信ツールとして緊急速報メールを活用してはどうか。 危管部長 緊急速報メールの有効活用とともに調布FMなどの情報確認の周知啓発に努める。 問 市の避難所運営マニュアル作成のガイドラインは平成24年3月策定以降、未改定。マニュアル含め検証及びアップデートが必要と考えるが、市の見解は。 危管部長 台風19号では震災対応のマニュアルでの適切な対応ができなかったと認識。ガイドラインの見直し含めマニュアル検証が必要。見直しでは、女性や子どもの視点などに留意する。 問 避難所の生活環境改善に向けて段ボールベッドの有用性は高いと考えるが、現在の備蓄状況と調達体制の整備状況は。 危管部長 備蓄はないが、災害時は都へ支援要請を行うこととしている。また、協定による民間事業者からの調達を検討する。 写真:段ボールベッドなどを使用した他自治体の避難所 ●凡例 行経部長…行政経営部長 行経参事…行政経営部参事 危管部長…危機管理担当部長 生文部長…生活文化スポーツ部長 オリパラ部長…オリンピック・パラリンピック担当部長 産業部長…産業振興担当部長 子生部長…子ども生活部長 福祉部長…福祉健康部長 福祉参事…福祉健康部参事 都整部長…都市整備部長 都整参事…都市整備部参事 選管局長…選挙管理委員会事務局長 監査局長…監査事務局長 第240号 令和2年(2020年) 2月5日(水曜日) 3面 災害時の避難対策の改善と市民参加でのグリーンホールの更新を 木下 安子(きのした やすこ)生活者ネットワーク 問 避難者に寄り添った対応には、臨機応変な現場判断が必要。台風19号の避難所対応における課題認識と改善への取組みは。 教育部長 要支援者の避難場所確保などの課題あり。令和2年度の防災教育の日は、避難所開設訓練をテーマに実施する予定。 問 要支援者や要配慮者への公助の取組みをもっと周知すべき。 市長 適切に情報が届くよう災害時支援ガイド等の周知を工夫。 問 生き生きとした楽しいまちづくりを進めるためには、子どもや若者の声を活かすべき。課題認識と改善に向けた取組みは。 行経部長 若年層の参加を促進する工夫が必要。中高生対象アンケートや職員が地域に出向く等幅広い意見把握に努めている。 問 市民が主役のまちづくりを市民が実感するには、初期段階からの十分な情報公開と構想段階における参加が必要。見解は。 行経部長 参加と協働の前提として、市民との情報共有が重要。市民参加手続は内容に応じて適切な時期を見定め、取り組む。 問 市民同士や行政との合意形成には、中立的なファシリテーターを介した市民ワークショップが効果的。これまでの取組実績と結果への評価は。 生文部長 これまでの取組みは、市民参加・協働実践状況報告書にて庁内情報共有。まとめ役を担える人材の育成は、市民参加と協働のまちづくり推進に重要。 問 グリーンホール更新に当たり、市民文化含む文化的体験をより多くの市民に提供するには、新しい施設はどうあるべきか。 生文部長 芸術文化の創造、市民が集い交流する場など多面的な効果もたらす視点が重要。利用団体や市民の意見もらい検討。 写真:ファシリテーターの養成講座 今後の防災対策改善と保育園入園基準の改定を求める 阿部 草太(あべ そうた)次世代・調布 問 台風19号の対応について(1)京王多摩川駅周辺で指定した2カ所の避難所はハザードマップ上浸水エリアだったがどのように考えるか(2)多摩川の堤防が決壊した場合の想定対応は(3)京王多摩川駅等から市指定避難場所へバス会社協力のピストン輸送のように民間企業へ要請しては。 危管部長 (1)国のシミュレーションで、堤防決壊から2時間は浸水しない想定のため使用。今後は早い段階で離れた避難所に避難できるよう検討(2)水防関係団体との水防工法、自衛隊派遣要請など関係機関と連携した避難誘導・救助活動を実施(3)車両避難は大きな課題。対応を検討。 問 妊産婦の心と体をケアするために、民間で使用できる子育て利用券の導入予定はあるか。 福祉参事 他市の取組みを参考にしながら令和2年度に育児サービスのニーズ調査を行い分析。 問 保育園入園選考の基準指数の見直しについて(1)自営中心者以外の項目は不要では(2)障害児がいる多子家庭は保育の必要性が大きいので項目を設けるべき(3)兄弟姉妹や双子が同一保育園へ入園しやすいよう項目設置を。 子生部長 (1)自営業の方は家庭状況を確認し実態把握。よりきめ細かい基準の設定が必要(2)公平公正の観点から総合的に検討(3)優先項目設置のほか、別々の園への通園を解消するための加点項目設置など配慮している。 問 商店・商店街活性化について(1)新規事業者を増やす対策は(2)人材不足解消の具体的施策は(3)空き店舗に関する対策は。 産業部長 (1)創業チャレンジ支援事業で店舗賃借料を補助(2)ハローワークや東京しごと財団と連携(3)スモールオフィス等検討。 写真:京王相模原線周辺の多摩川 台風19号の今後の対策と市内の蜂の駆除について問う 西谷 徹(にしたに とおる)チャレンジ調布21 問 災害発生時には各現場からの様々な情報が重要でその情報を集約・精査することも必要だが、視覚情報を言葉で伝えるのは大変難しい。市民が写真撮影した市内の被害状況画像を市指定のアドレスに送信することで、住民や行政が同時に地図上で画像情報等を共有できる「災害情報集積システム」の導入を提案。 市長 市内の被害状況等の把握は職員や消防団によるパトロールのほか、警察・消防・消防団と連携した情報収集を図るとともに、市民からの電話などによる情報も参考に対応。 危管部長 地図データを利用した事例等、他自治体の取組み等参考に被害への迅速な対応に有効な対策について検討していく。 問 地域とのつながりが希薄になり、市民の地域防災の意識が近年低下している。市がクラウドファンディングを実施し、地域の防災備品を住民と一緒にそろえるなど、住民が参加意識を持って防災に関われるような取組みについて、市の考えを問う。 危管部長 クラウドファンディングの活用は、本当に必要とされる支援物資を確保するとともに、支援者の防災対策への参加意識の醸成に資することで、自助・共助にもつながるものと考えられることから、他自治体の事例について調査研究する。 問 通学路や公園のそば等、人通りが多い場所にできたスズメバチの巣の駆除について、本人が駆除できない場合、市が検討している今後の取組みは。 環境部長 土地や建物の所有者の中には高齢や経済的理由などにより撤去困難との意見もあることから、補助制度も含め他自治体の事例等について調査研究。 写真:災害時の通報訓練 共生社会の実現に向けて 多様な市民に寄り添う施策展開を 清水 仁恵(しみず ひとえ)チャレンジ調布21 問 令和元年度策定の市基本計画に新たに人権の尊重が位置づけられた。施策推進体制の明確化と計画的施策推進への見解は。 市長 基本構想の「個の尊重」と「共生の実現」の理念が全施策を貫くと認識。関係機関と連携し、様々な取組みを推進。 問 共生社会実現への基盤となる拠点を設けることへの見解を。 市長 地域福祉資源のネットワーク化で支え合い、仕組み推進。 問 共生社会実現へと前進するため、多様な複合的困難を抱える家庭と子どもへ寄り添う支援を急いでほしいと考えるが(1)児童虐待防止の取組強化策としての要支援家庭対象の子どもショートステイ事業実施は(2)ひとり親就労支援強化と経済的負担軽減につながる子ども預かり事業拡充と、駅前での病児・病後児施設の開設や民間施設と連携した支援実施を(3)外国にルーツのある多様な文化を持つ家庭と子どもに、プレスクールなど就学支援の実施を(4)新たに整備される「太陽の子」において普通学級と同様の給食提供を求める。 子生部長 (1)実施場所・人員配置等の課題があり、他自治体を参考に研究(2)一時預かり事業は、実施園が柔軟に対応している。実施施設の拡充について、引き続き各園の協力を求める。病児・病後児保育施設は市内に2カ所。アンケート調査でニーズを把握。新たな開設は他自治体の取組みも参考に検討(3)様々な言語に対応するための人材確保が必要。先行事例など情報を集める。 教育部長 (4)衛生管理など施設面の課題やアレルギー対応、個別の登下校時刻への対応など、現時点では一律の給食提供は困難だが、調査研究。 写真:だっこらっこくらぶ(子育て中の親の日本語教室) 用語の解説 GHP 「ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン」の略。室外機のコンプレッサーをガスエンジンで駆動して冷暖房を行う。ガスエンジンを使用することで消費電力を大幅に削減できる。 バルクシステム 一度に大量のLPガスをタンクに貯蔵することが可能で、安定した供給が実現するシステム。 太陽の子 市立小学校に在籍する児童で、心理的な要因などにより不登校状態、またはその傾向がある児童の原籍校の復帰に向けた指導等を行う市教育委員会設置の適応指導教室。現在、新築整備工事のため、教育会館に仮移転中。令和2年4月から大町スポーツ施設内で供用開始を予定。 ぴったりサービス オンライン上で、子育てに関する手続を初め、様々な申請や届け出、サービスの検索などができるワンストップサービス。 自主避難所 台風の接近などにより災害発生が予想される際、行政の避難勧告等の発令よりも早く自己の判断で避難するに当たり、親族や知人の家など避難先がない方のために開設する避難所。 シールドマシン 地中を掘り進め、トンネルを構築する掘削機。地中深くの土や水の圧力に耐えるため、頑丈な鋼鉄製のシールド(盾)に覆われており、トンネルを掘り進みながら構築する壁面も地下水の流入を防ぐ構造となっている。 浚渫(しゅんせつ) 河川などの底面の土砂等を取り除く作業。土砂等の除去により川の流下能力が向上し、大雨等による増水を防ぐ効果がある。 第240号 令和2年(2020年) 2月5日(水曜日) 4面 市の災害対策と無電柱化の推進について問う 古川 陽菜(ふるかわ はるな)調布の未来を創る会 問 災害の初期対応の観点から、市職員の市内・近隣自治体への在住を促す必要がある。現在の市職員の居住状況は。在住を促すために住居の借り上げや家賃補助等の対策をとれないか。 総務部長 平成31年4月現在で市内在住率27.8%、近隣自治体を合わせると56.6%。財政面の課題や住居手当の趣旨から、実現に向けては課題があると認識。 問 高齢者のみの世帯などに、登録制で土のうの配布や回収を行えないか。また、水のうや止水板についても積極的に周知活動を行うことへの市の考えは。 危管部長 行政のみでは限界があり、現行体制では実施が困難。使用方法を洪水ハザードマップやホームページで紹介し、様々な機会を通じて周知に努める。 問 台風時の被害減少や景観、歩行スペースの確保につながる無電柱化をどこまで進めているのか。また、課題は何か。 都整部長 関係機関の協力を得ながら、新たに整備する都市計画道路や駅前広場整備にあわせ進めている。事業者との調整や整備コスト、財源確保等が課題。 問 今後どのような優先順位で、無電柱化の計画や整備を進める予定なのか。 都整部長 防災機能の強化や景観形成等の視点から整備を推進。 問 調布駅前広場の無電柱化について(1)今後どのように進めていくのか(2)いつごろ完成予定か(3)無電柱化で必要不可欠な地上機器はどのように配置するのか。 都整部長 (1)南側は駅前広場整備とあわせ電線共同溝方式による無電柱化事業を推進予定(2)駅前広場完成と同時期の令和7年度予定(3)歩道上の交通の安全性など関係者と調整し適切に配置。 写真:調布駅前広場 5年後を見据えた新子育てプランと観光資源の活用について問う 丸田 絵美(まるた えみ)チャレンジ調布21 問 調布っ子すこやかプランの課題等の振り返り評価は。また、ニーズ調査の結果をもとに新プラン策定への取組みは。 市長 引き続き待機児童対策は必要。次期プランは子ども・子育ての総合計画として策定。 子生部長 調査で多様な子育てニーズ把握。次期プランに反映。 問 子育てのぴったりサービスの申請電子化や、ゆりかご調布の育児ギフトに子育てバウチャー制度導入などサービス展開を。 福祉参事 電子申請の運用面やギフトの業者選定など課題。今後、実施検討や調査分析等行う。 問 初産の子や年子の妊娠などで子育ての支援が必要な方への、切れ目のない支援体制と情報提供について市の取組みを問う。 福祉参事 ゆりかご調布事業等で子育ての不安解消など努める。今後もサービス充実や早期情報提供など寄り添った支援等推進。 問 多子多胎児世帯の助成制度の充実等の経済的支援や、保育園への同園入園の配慮を求める。 子生部長 児童手当の金額増額や同園入園での一定の配慮等行う。今後も必要な検討など行う。 問 かつて生産物の出荷等に利用された多摩川の渡しで、一番最後まで残った菅(すげ)の渡し付近に看板が設置されているが目立たない。以前指摘した深大寺城跡もいまだに改善されてない。文化庁の指針をもとに、史跡や観光資源は保存と活用を行うべき。 教育部長 深大寺城跡の表示等の充実は都管理事務所に引き続き要望。地域の文化財は広く周知を図るとともに、今後も国などと連携し保全と活用に努める。 産業部長 渡しは観光マップに掲載を検討。歴史的史跡や文化財は今後も観光事業に活かす。 写真:ゆりかご調布の育児ギフト 台風19号の対応における課題と東京2020大会の本番に向けて問う 榊原 登志子(さかきばら としこ)社会民主党 問 台風19号の対応として、事前準備から災害対策本部設置まで、どのような議論をしたのか。 市長 事前に全ての部を集め、自主避難所等の対応を協議した。 問 避難所の設置の判断と、今回の避難所の設置体制の評価は。 危管部長 気象情報等から追加で設置。職員態勢などが課題。 問 都や自衛隊、消防署や消防団など関係機関との連携体制は。 危管部長 電話等での情報共有、消防団による広報、都・自衛隊情報連絡員の受け入れ等で連携。 問 染地地区の浸水被害に対し、市独自の対応は。 危管部長 災害ごみの搬出等柔軟に対応。各相談窓口等を設置。 問 災害時の職員参集の対策は。 危管部長 従事職員の意見などを参考に、態勢の改善を図る。 問 市独自で毎年4月に行う「防災教育の日」の訓練の見直しは。 危管部長 風水害対応想定の訓練を地域などの協働で実施。 問 今回の台風対応の課題と整理、市としての対策は。 市長 避難所運営や情報伝達等、課題を整理し改善・強化を図る。 問 ラグビーW杯の経験から東京2020大会へつなげる改善点は。 オリパラ部長 情報提供のあり方や環境面、衛生面など。 問 平和の視点から(1)ラグビーW杯の取組実績は(2)東京2020大会へつなげる考えは。 オリパラ部長 (1)平和ブースを出展し、折り鶴体験も実施(2)継続して平和関連事業を展開していく。 問 市は多摩地域唯一のパラリンピック競技会場であり、ライブサイトの会場となるが、レガシーにつなげる取組みは。 オリパラ部長 障害者スポーツ体験事業等を広域的な取組みとして様々な関係機関等と連携し推進。 写真:調布スクラムフェスティバルvol.5 介護保険料の値上げ抑制、外環道工事のその後について問う 岸本 直子(きしもと なおこ)日本共産党 問 国は公立・公的病院の再編統合の病院名を公表し波紋を呼んでいる。75歳以上の窓口負担値上げ、介護は要介護1・2の保険給付の除外、利用料値上げなど検討中。今後、負担増が予測される中、市が決められる介護保険料は値上げを回避すべき。 福祉部長 サービス供給量とのバランスを見ながら、適正な保険料を設定していく。 問 市は高齢者総合計画の最終年度を迎える。総合事業や支え合いの(1)達成度は(2)課題は。 市長 (1)地域包括ケアシステムの構築に向けて、順調な施策展開が図れていると認識。 福祉部長 (2)介護予防に取り組める身近な場を増やすこと。 問 ひとり暮らしや日中独居の高齢者への支援充実を。 福祉部長 通いやすい身近な居場所の拡充など取組みを推進。 問 特別養護老人ホーム増設の見通しは。 福祉部長 引き続き状況把握に努め、設置・運営法人に多床室の配置の協力を求めていく。 問 療養型病床の増設を。 福祉部長 国の動向を注視、市民ニーズの把握に努める。 問 医療費や保険料の負担増が予測される。国に声上げるべき。 福祉部長 国や都の検討状況把握し必要に応じ要望提出を検討。 問 外環道工事について(1)野川の気泡や練馬白子川の漏気問題の認識は(2)調布市域にシールドマシンが入るが認識は(3)住民への説明責任を果たすよう求める。 都整参事 (1)漏気による周辺環境への影響なく環境基準値等を満たす(2)市域到達は未定。事業者に適時進捗を確認(3)国等へ要望書提出済み。引き続き住民説明会開催を事業者に強力に要請。 写真:高齢者総合計画 第10回議会報告会を開催しました 「市民にわかりやすく開かれた議会」を目指す取組みの一つとして、平成25年度から議会報告会を毎年開催しています。 令和元年11月16日に第10回目となる議会報告会を文化会館たづくり大会議場で開催しました。 開催のお知らせに当たっては、市報・市ホームページへの掲載や市内の京王線各駅へチラシを配架したほか、全議員で各駅頭においてチラシを配布しました。 当日は22人に御参加いただき、「市民への議会報告実行委員会」の大須賀委員長の挨拶の後、渡辺議長が議会の役割や平成30年度一般会計決算の概要報告を行いました。続いて、常任委員会の各委員長から令和元年第3回定例会における決算審査の結果を報告しました。 報告会の後半では、4常任委員会と議会全般の5つのテーブルを設け、それぞれのテーマごとに意見を伺いました。 これまでに開催した議会報告会の資料やアンケート結果、記録等は、市ホームページ(市政情報→市議会→議会報告会・議場コンサートの順に進む)からご覧いただけます。 第240号 令和2年(2020年) 2月5日(水曜日) 5面 台風19号の災害の事後検証と今後への対応について問う 雨宮 幸男(あめみや ゆきお)日本共産党 問 今回の台風災害に対して市長の受けとめと、そのことについての基本認識を問う。 市長 市の対応で十分ではなかった点は、今後の防災・減災対策に活かす。水害対応は、市の主体的検証を行い対策を図る。 問 災害の原因究明として樋門管理の現状と実態、設置主体と管理主体について問う。 環境部長 毎月管理業者が動作点検。調布排水樋管は国土交通省が設置、市が管理運用。六郷排水樋管は狛江市が管理運用。 問 樋門管理の監視・管理システムの構築など今後への対応について、多摩川上流も含め、水量の日常的な監視と、水量に連動した自動排水システムの構築を求める。 環境部長 狛江市と連携し、水位計・監視カメラの設置を検討。自動制御による門扉開閉システム等の必要性について調査研究。 問 多摩川川床の浚渫(しゅんせつ)・護岸などの応急対応とあわせて、多摩川の越水、氾濫を防止するための抜本的対策を国に求めよ。 都整部長 引き続き市民の安全・安心を守るため、京浜河川事務所に国としての治水対策の取組みを求めていく。 問 公契約条例の制定に対する市長の基本認識は。 市長 国の統一的な方針の中で労働環境整備の取組みが重要。 問 これまで課題とされてきた諸案件に対する取組みの現状と、課題解決への展望は。 総務部長 国の動向注視し他自治体の状況を把握。労働報酬下限額設定などが依然として課題。 問 期限を切って条例制定することに対する市長の考えは。 総務部長 現段階では慎重な検討が必要と認識。 写真:台風19号による災害ごみ 台風19号被害を教訓にした災害対策を求める 坂内 淳(さかうち じゅん)日本共産党 問 市の避難勧告は国のガイドラインを前倒しした対応だったが、天気が荒れる中で自宅にとどまった方もいた。今回の経験を踏まえ、台風による風雨が強まる前に、要支援者や高齢者の自主避難を積極的に促すべき。 市長 今回の避難行動などにおける課題を検証し、防災対策の改善・強化につなげていく。 危管部長 今回の台風後の課題を整理する中で、国・都・周辺自治体との連携による避難情報の提供や避難のあり方を検討。 問 現在、日本でアスベストが使用されている可能性が高い建築物は約280万棟と推計されている。市地域防災計画にアスベスト飛散対策が見当たらない理由と、災害時のアスベスト台帳の活用についての準備状況及び防じんマスクの備蓄について問う。 危管部長 地域防災計画を補完する市災害廃棄物処理マニュアルの中でアスベスト対策の取り決めを行っている。アスベスト台帳の取扱いに配慮し、今後台帳活用を含めて対策が行えるよう事前対策に努める。貸し出しできる防じんマスクは備蓄済み。 問 レベル3のアスベスト含有建材の不適切な除去による飛散をなくすため、大気汚染防止法改正の検討に入っている。浸水被害の復旧経験も踏まえ、レベル3のアスベスト含有建材の調査のほか、撤去や処理についても補助制度の創設が必要では。 都整参事 現在、国において大気汚染防止法の改正も視野に入れた制度の見直しの議論が進められていることや、アスベスト調査に係る補助制度を設けている近隣自治体がないこと等から、対応は今後の国や都を含めた他団体の動向を注視していく。 写真:台風19号による多摩川の水制破損 市民とともにつくる防災のまちづくりを 武藤 千里(むとう ちさと)日本共産党 問 台風19号では防災無線がほとんど聞こえなかった。市民に災害情報を確実に伝える工夫を。 危管部長 要支援者等への個別受信機配布など、より確実な情報提供の検討・研究を行う。 問 自治会や地区協議会、防災自治組織との共助は重要。避難行動要支援者への取組み等のために、自治会等への支援強化を。 生文部長 地域の実情を踏まえ、関係団体との連携強化などを通じて必要な支援の充実に努める。 問 地域の防災訓練について、地域住民の情報交換の場の充実など市の積極的な支援を求める。 危管部長 総合防災訓練等を活かし災害時の住民相互の情報伝達の周知啓発や市の情報提供等のより効果的な取組みを検討。 問 防災教育の日は多くの保護者が参加する貴重な取組み。マイ・タイムラインを児童・生徒と一緒に作成するなどの工夫を。 教育部長 令和2年度の防災教育の日で保護者が参加しやすい訓練時間等を検討。今後もマイ・タイムラインの周知啓発を継続。 問 学校施設整備の際に教室を避難所機能での活用等の検討を。 教育部長 施設に必要な機能向上や防災備蓄品の充実など検討。 問 被災者支援は初動時に厳しい苦情もあったが、市職員が被災家屋を訪問し要望をつかみ対策につなげたことは評価。今回の経験を活かした体制整備を。 危管部長 台風19号の経験踏まえ、発災後の支援活動の実践的マニュアル作成等整備に努める。 問 台風19号の被害検証など今後の市民参加での進め方は。 市長 浸水想定区域の方へのアンケートや被害検証での被災地域の方の参加等を通じて市の防災対策の改善・強化につなげる。 写真:台風19号における被害状況及び被災者支援についての住民説明会 台風・豪雨・浸水・洪水に備える水防対策について問う 須山 妙子(すやま たえこ)公明党 問 安全な避難のために、避難勧告発令の基準と上層階への垂直避難の基準を定め、公開すべきでは。 危管部長 降雨量や周辺自治体等参考に判断。発令基準は水位等警戒レベルであらわし、レベルに応じ取るべき行動示す。垂直避難は取り残される危険もある。早目の避難が有効と考える。 問 確実に避難をするために、我が家の水深をハザードマップで実感することが安全につながる。浸水の可視化の取組みは。 危管部長 想定浸水深の表示板は、試行的に設置を実施。 問 水害時に自身の状況に合わせ避難先や手段を定めるマイ・タイムラインの啓発と推進は。 危管部長 広く理解を図るため施設配架や市報等での周知とあわせ、避難意識向上に取り組む。 問 テレビは情報入手の最大ツール。テレビへの情報提供の仕組みと発令からのタイムラグは。 危管部長 市に設置の都災害情報システムに入力することで、発令とほぼ同時に情報確認可能。 問 台風19号の被災は雨水幹線によるもの。地域の特性に特化した地域ハザードマップ作成を。 危管部長 マイ・タイムライン作成検討の中での洪水ハザードマップ確認で、地域ハザードマップと同様の効果が期待できる。 問 水害想定地域では、防災訓練時に水防訓練を行うべき。市からの支援は。 危管部長 地域団体に提案し、適切な訓練実施のため協力する。 問 災害時の電源確保は重要。災害に備え、電気自動車や燃料電池自動車等の導入検討すべき。 危管部長 災害時の活用も含め、都の補助制度を利用した導入や他自治体の事例も参考に検討。 写真:東京マイ・タイムライン(都発行) 第14回全国市議会議長会研究フォーラムに参加 全国市議会議長会主催の研究フォーラムが、令和元年10月30日・31日に高知県高知市で開催されました。これは、全国の市議会議員が一堂に会し、地方分権の時代に即応した議会機能の充実と活力に満ちた地域づくりに資することを目的として開催されています。 調布市議会では、平成23年度から議員研修の一環として毎年約半数の議員が参加し、2年間でほぼ全議員が参加しています。 今回は、議会への多様な人材の参画やそのための制度改正要望、議会の権能強化を図ること等、市議会の喫緊の課題について「議会活性化のための船中八策」をテーマとし、講演や意見交換が行われたほか、他市議会の事例報告等もあり課題解決の一助となる有意義な研修でした。 ■研究フォーラムの内容 ▽基調講演 現代政治のマトリクス-リベラル保守という可能性 ▽パネルディスカッション及び課題討議 議会活性化のための船中八策 参加者(15人) 議長 渡辺 進二郎(わたなべ しんじろう) 副議長 宮本 和実(みやもと かずみ) 阿部 草太(あべ そうた) 雨宮 幸男(あめみや ゆきお) 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ) 大野 祐司(おおの ゆうじ) 狩野 明彦(かりの あきひこ) 川畑 英樹(かわばた ひでき) 坂内 淳(さかうち じゅん) 澤井 慧(さわい けい) 鈴木 宗貴(すずき むねたか) 橘 正俊(たちばな まさとし) 平野 充(ひらの みつる) 古川 陽菜(ふるかわ はるな) 丸田 絵美(まるた えみ) 第240号 令和2年(2020年) 2月5日(水曜日) 6面 豪雨災害時の避難支援とペット同行避難の受け入れを 内藤 美貴子(ないとう みきこ)公明党 問 避難所となる地域福祉センターの駐車場と備蓄品の確保を。 危管部長 駐車場は民間駐車場の使用協力など検討。備蓄品は備蓄場所の確保など課題を整理。 問 要配慮者に対応した教室の避難場所配置を見直すべきでは。 危管部長 避難所運営マニュアルの随時見直し・改善を図る。 問 福祉避難所運営マニュアルの作成は急務。進捗状況は。 福祉部長 台風19号の課題など踏まえ関係各課等と検討を推進。 問 災害時におけるペットとの同行避難について(1)自主避難所開設時にペット受け入れ禁止にした理由は(2)指定避難所は、ペット同行避難が大原則。丁寧な情報発信を行うべきではないか(3)避難所のペット受け入れが円滑に行える動物救護マニュアルの早期作成を(4)防災教育の日の避難所訓練において、ペットの受け入れ訓練の実施を。また、獣医師会の協力によるペット同行避難訓練の実施を(5)市民へのペット同行避難の周知を。 危管部長 (1)任意の避難所等のため禁止としたが、各避難所で臨機応変に対応(2)台風19号では情報発信に課題あり。今回の経験踏まえ情報発信などを検討(3)市民意見や他自治体事例などを参考に関係団体と協議する等、作成の検討進める(5)今後、他団体の事例などを参考に、周知啓発のための広報の取組みを実施。 教育部長 (4)令和2年度の防災教育の日のペット受付方法等や、獣医師会と連携した取組みについて学校の意見など確認し検討。 問 罹災証明書の発行など被災者の行政手続支援のため、早期に行政書士会との協定締結を。 危管部長 狛江市と連携した協定締結を早急に取り組む。 写真:獣医師会による動物避難所の展示 ラグビーワールドカップの教訓をまちづくりと五輪・パラリンピックに活かす 大須賀 浩裕(おおすが ひろすけ)自由民主党創政会 問 ラグビーW杯について(1)おもてなしの評価は(2)おもてなしプログラムに参加し貴重な経験を持つ市民を今後のまちづくりにどう活かすのか(3)飛田給地域のトイレ・ごみ・民地への立ち入り・騒音等の問題で新たな被害を出さないために五輪・パラリンピック対応を含めた対策は。 市長 (1)想定以上の来訪者に向けて、調布の魅力を発信できた。 オリパラ部長 (1)調布ならではのおもてなしが展開できたと認識(2)東京2020大会後も継続的に市の様々な場面で御活躍いただけるよう検討推進(3)地域の方から直接、御意見を伺い都とも共有し対応。引き続き地域に足を運ぶ。 問 花いっぱい運動の評価と、東京2020大会での地域住民を巻き込んだ協働型での展開の考えは。 環境部長 訪問者や参加者からは好評。有意義な取組みであったと認識。更に関心を持たれる工夫を継続し市民と協働し展開。 問 路上等喫煙禁止区域ごとにポイ捨てたばこを集め市民に見てもらう「見える化」や罰金を科す等、厳しく対応する考えは。 環境部長 適用に当たっては市民等へ十分な周知など行った上で関係部署と連携し適切な実施時期や効果的な対応方法を検討。 問 ラグビーW杯で調布駅前広場はイベント広場機能の重要性が見直された。ひろば検討会ではロータリー機能と広場機能のバランス、歩行者動線のあり方が大切と指摘。両機能のバランスや動線案を具体的に示すべき。 都整部長 暫定開放している駅前広場の利活用において確認できた課題を踏まえつつ、検討会において意見をいただく中で駅前広場全体の調整を図り、市としての整備方針を決定していく。 写真:ラグビーW杯2019の飛田給地域でのたばこの吸い殻 幼稚園・保育園の保護者と職員の負担軽減を求む 橘 正俊(たちばな まさとし)公明党 問 幼稚園の保育料について(1)市が保護者に償還払いにした理由は(2)令和2年度から近隣市同様に、園の代理受領にすべき。 子生部長 (1)市のシステム改修が間に合わなかったため(2)保護者の負担感軽減のため、園の代理受領により支払う方針とする。 問 保育園について(1)事務負担増に対する現状把握と課題の認識は(2)事務経費の負担増を踏まえて運営費等の見直しをすべき。市の見解は(3)使用した紙おむつの処分を事業者側が行っている園と保護者が持ち帰らなければならない園がある。衛生面を配慮して統一の対応をすべきでは。 子生部長 (1)保育無償化対象外の副食費の徴収事務が新たに発生し事務負担大(2)認可保育園の園長で構成される民間施設長会の意見等も参考に多角的に検討(3)保護者からの要望認識。公平性の観点からも園のサービスに差がないことが望ましい。他市の取組みを参考に検討を進める。 問 台風19号について(1)当日認可保育園を全園開園した理由は(2)災害ごみを一次集積場所に移動できなかったのはなぜか(3)災害が広域になった場合に、災害ごみの一次集積場所は十分に確保されているか(4)被災地域でボランティアの作業がスムーズに進むように、どのように社会福祉協議会との連携を行ったか。 子生部長 (1)緊急の保育対応のために開園したが、今後は検討。 環境部長 (2)集積候補地が冠水していたため(3)被災状況を勘案し11カ所の候補地から選定。適切な選定・確保に努める。 福祉部長 (4)初動期は市がニーズを聞き取り、順次、作業をボランティアに引き継ぐなど連携。緊密な情報共有が重要。 写真:台風19号通過後の多摩川河川敷 産業振興を軸としてこれからのまちを活性化するために 井上 耕志(いのうえ こうし)チャレンジ調布21 問 ラグビーW杯でにぎわった調布駅前だが、この経験を活かし令和2年に市内事業者を中心としたにぎわい創出への見解は。 市長 市内関係団体と連携し、より多くの市内事業者が参加できる展開となるよう検討を進め、「オール調布」での取組みを実施し、まちの魅力向上に努める。 問 多くの来場者によりエスコートゾーンを確保しにくい事例もあったと聞く。パラリンピックの際は、障害者目線での会場設営が求められる。見解を問う。 オリパラ部長 ライブサイト等の開設では都と連携しアクセスルート等の会場設営において障害者に配慮したきめ細かな対応行う。 問 五輪・パラリンピック後のまちの活性化に向け、市の姿勢を示すために地元商工業者と協議のもと中小企業振興に向けた条例を策定すべき。市の見解は。 産業部長 都の中小企業・小規模企業振興条例を踏まえた中小企業振興施策の推進を図り、商工会と連携を図る中で市条例の必要性も含めて検討していく。 問 平成24年に策定した中心市街地活性化プランの進捗と達成状況について、どのように総括するつもりなのか。 産業部長 多様な主体と連携した活性化事業を展開。トリエ京王調布の開業が調布駅周辺の一層のにぎわい創出につながった。 問 市内商圏の実態や大型商業施設誘致後の消費動態について研究し、今後の中小企業を初めとした事業者の産業振興施策を展開するべき。見解は。 産業部長 計画策定では中心市街地のにぎわいを市内全域につなげる取組内容も加味して検討。策定過程から多様な主体と連携するほか必要な調査も実施予定。 写真:中心市街地活性化プラン 2040未来ビジョン出前セミナーin調布に参加 全国市議会議長会主催のセミナーが、令和2年1月8日に調布で開催されました。 このセミナーは、主に都内の市区議会議員を対象に開催されたもので、西澤哲(にしざわ さとる)氏(山梨県立大学人間福祉学部教授)による「児童虐待をめぐる諸課題と地域の役割」についての講演が行われました。 調布市議会からは15人の議員が参加し、虐待の影響をめぐる最近の研究報告や基礎自治体の役割などを学び、有意義な研修となりました。 中心市街地基盤整備等特別委員会の審査状況 令和2年1月9日に開催し、調布駅前広場の整備について、令和元年度に取り組んできた市民参加の手法や4回開催された「調布駅前ひろば検討会」の概要とともに、社会情勢の変化や広範な市民の声を踏まえ、現在の予定の令和7年度完成を前提に南側ロータリーの一部修正を総合調整していく方針など、都市整備部から報告がありました。 報告に対し、委員からは、一部修正の範囲、交通管理者等との協議完了済みの内容や福祉関係団体との意見交換の内容、市民や関係団体等と今後どのように協議・検討し進めていくのか、また、広場口の現状と課題についてなどの質疑があったほか、令和7年度完成に向けて、着実に整備を進めていくことを求めるなどの意見がありました。 第240号 令和2年(2020年) 2月5日(水曜日) 7面 市長提出議案に対する討論 市長提出議案6件に対して、12月18日の本会議で、各会派が次のとおり討論を行いました。 採決の結果、それぞれ起立多数で可決しました。 第85号 令和元年度一般会計補正予算(第4号) 反対=次世代・調布 今回の補正予算に対し、一点納得できないので反対。900万円の五輪・パラリンピック関連事業のうち、都から送られてくるフラッグではなく、市オリジナルを作成し飾るのに700万円かかったことを説明しても、市民に理解や納得は得られない。 賛成=自由民主党創政会 台風19号の災害対応で、被災者生活再建支援金は有用。雨水幹線の水位計や監視カメラ設置、浸水の原因究明等は必要予算と評価。五輪・パラリンピック関連は市内全域への機運醸成の予算と確認。複数競技の開催市として早期の情報発信などを評価。 賛成=チャレンジ調布21 本補正予算では、台風19号に伴う災害対応として、被災者生活再建支援金や浸水被害の原因究明等に係る経費を計上。また、児童・園児の通学路等における交通安全対策の推進への取組みも評価。そのほか不足見込み額の増額予算は適切な金額を確認。 賛成=公明党 本補正予算は、台風19号での被災住宅の補修など、元の生活に戻るための被災者支援に必要な予算と評価。浸水被害の原因究明等の予算も計上。今後も適時適切な対策を要望。児童・園児の通学路等の交通安全対策は評価。実効性のある対策を期待。 賛成=日本共産党 台風19号の被災者対策として、ごみ処理費や排水作業費等に予備費1億円を増額補正。都支出金を財源の2分の1に充てる被災者生活再建支援事業補助金に約1億6千万円を計上。本補正予算は全体として、台風19号被災者への迅速な対応として評価。 賛成=生活者ネットワーク 台風の被害対策や被災者支援、通学路等安全強化対策費など理解。五輪・パラリンピック関連でPRグッズに700万円は理解しがたいが、国際交流平和都市やユニバーサルデザインのまち、自然共生都市の実現など、誇りとなるまちの魅力をレガシーに。 第89号 下水道事業の設置等に関する条例 反対=日本共産党 下水道事業は料金収入が6割、補助金・起債を加え収支を均衡。債務残高も高く、歳出の1割はその償還。今回の条例案で財務規定等適用で公営企業となれば、今後予想される更新需要の増大・料金収入の伸び悩みが料金値上げや設備投資の抑制につながる。 賛成=チャレンジ調布21 本議案の可決により、市における下水道事業の経営状況を明確化するとともに、財務諸表を作成し公表することで経営成績や財務状態をわかりやすく示すことができると考える。今後の経営基盤強化や財政マネジメント向上にもつながるものと理解。 第90号 アメリカ合衆国軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の賦課徴収の特例に関する条例の一部改正 反対=日本共産党 消費税増税に伴う自動車の購買力低下を実質的に補塡する減税。一方で消費税を増税しながら他方での減税は矛盾。自動車税との比較で軽自動車税率が見直されないので、制度的整合性がない。米軍関係の構成員の負担は日本人の3分の1。 賛成=チャレンジ調布21 本案は法律の一部改正に伴い、「軽自動車税」が「軽自動車税の種別割」へ名称変更されたことによる所要の改正が必要不可欠なもの。市政の円滑な運営のため、既に改正された市税賦課徴収条例との整合性と、適正な課税の観点からも妥当。 第91号 八ケ岳少年自然の家条例の一部改正 反対=日本共産党 国の受益者負担の考えが押し寄せる中、近隣市でも無料施設の有料化の流れが強まっている。少年自然の家の食事代も値上げしており消費税増税により家計は楽観視できない。改定料金抑制は認めるが増額分は約130万円。工夫すべきことはほかにある。 賛成=チャレンジ調布21 八ケ岳少年自然の家の、市外の方の宿泊料金を大人1千400円から1千800円、児童等を450円から600円とする条例。八ケ岳エリアの他自治体施設と比較し安価。年々利用者が増え、市外利用者も4割と少なくない。社会教育施設として、市民の貴重な財産。 第98号 市職員の給与に関する条例の一部改正 第99号 議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正 ○2議案に対する討論 反対=日本維新の会 本案の一般・特別職及び議員の期末手当引き上げにより約2千500万円の財政負担が生じることとなる。人事委員会の勧告制度については、公務員の労働基本権制約の代償として一定の合理性はあると考えるが、民間企業の給与実態に本当に即しているか疑問である。また令和元年10月には消費税が10%へ増税され、市民の日常生活は依然として厳しい環境に置かれている中で、議員報酬の引き上げは納税者の理解を得られないと考える。 賛成=チャレンジ調布21 市職員給与条例改正は公務員の労働基本権制約の代償措置である都人事委員会の勧告を踏まえたもの。公務員給与は市場原理による決定が困難。従前より社会情勢等の反映された勧告に準拠し、給与水準引き下げを含め改定されてきた経緯があることから適切な対応。議員報酬条例改正についても、同勧告が参考とされる中、算定基礎となる報酬月額は特別職報酬等審議会において公平・公正な議論を経て決定されているものと認識。 ○議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正に対する討論 反対=日本共産党 市民の暮らし向きが改善してないもとで同条例案には反対してきた。消費税増税による市民生活の影響が見えないもとで議員の期末手当増額は、市民に理解得られない。特別職報酬等審議会は議員報酬改定を見送った。期末手当は現行どおりとすべき。 反対=生活者ネットワーク 令和元年度の特別職報酬等審議会は社会経済や市の財政状況から据え置くのが妥当と答申。消費税増税後、暮らし向きは厳しく景気悪化の実感が強まっている。市内の台風被災者も安定した生活を取り戻しておらず、市民感情として理解を得にくい。 台風19号の対応状況等について全員協議会を開催 令和元年11月15日に開催し、台風19号の対応状況等について報告がありました。 市長挨拶の後、危機管理担当部長から市の警戒態勢、市内の被害状況等について、環境部長から浸水被害について説明があり、各会派からの通告に基づく質問等が行われ、市長、副市長、担当部長などが答弁しました。 質問項目は次のとおりです。災害関連情報の把握、提供(体制)及び課題/避難所運営体制の想定と結果及び課題/要配慮者等への受け入れ体制/災害(水害)時における避難体制整備・対策/市職員を含む避難所運営に関わる関係者の参集状況及び広域連携状況/関係機関との地域における連携体制及び相互支援/浸水防止対策/被害地域及び被害の把握と、市の対応/被災者支援/今後の検証及び対策について。 令和元年度 常任委員会 行政視察報告 総務委員会 [視察日]令和元年10月8日から10日 [視察地及び内容] ○大阪府大阪市  防災・災害対策等の取組みについて ○大阪府泉大津市  業務改革推進プロジェクトについて ○岐阜県岐阜市  新庁舎建設について 文教委員会 [視察日]令和元年11月5日から7日 [視察地及び内容] ○北海道岩見沢市  児童見守りシステムについて ○北海道札幌市  札幌市民交流プラザについて  国際バカロレア「札幌開成校」について ○北海道苫小牧市  「苫小牧市商店街の活性化に関する条例」をはじめとした商店街活性化の取組みについて 厚生委員会 [視察日]令和元年10月8日から10日 [視察地及び内容] ○和歌山県御坊市  認知症の人とともに築く総活躍のまち条例について ○奈良県奈良市  路上喫煙防止に関する条例(過料あり)及び受動喫煙防止の取組みについて ○滋賀県野洲市  くらし支えあい条例に基づく困窮者支援等について 建設委員会 [視察日]令和元年10月7日から9日 [視察地及び内容] ○宮崎県延岡市  延岡駅周辺整備事業について ○大分県大分市  ふるさと団地の元気創造推進事業について ○山口県下関市  空き家対策について 第240号 令和2年(2020年) 2月5日(水曜日) 8面 案件に対する議員の態度 各会派の名称と人数は次のとおりです。(議長は採決に加わらないため、自由民主党創政会の人数は渡辺進二郎議長を除く数) 自由民主党創政会(7人) チャレンジ調布21(6人) 公明党(5人) 日本共産党(4人) 社会民主党(1人) 生活者ネットワーク(1人) 日本維新の会(1人) 次世代・調布(1人) 調布の未来を創る会(1人) 第4回定例会 議案第84号は11月29日、その他の案件は12月18日に議決しました。 態度の分かれた市長提出議案 第85号 令和元年度調布市一般会計補正予算(第4号) は、賛成 (自由民主党創政会)鈴木宗貴 狩野明彦 伊藤学 大須賀浩裕 大野祐司 林明裕 元木勇 (チャレンジ調布21)井上耕志 清水仁恵 川畑英樹 西谷徹 丸田絵美 宮本和実 (公明党)小林市之 平野充 須山妙子 橘正俊 内藤美貴子 (日本共産党)雨宮幸男 武藤千里 岸本直子 坂内淳 (社会民主党)榊原登志子 (生活者ネットワーク)木下安子 (日本維新の会)澤井慧 (調布の未来を創る会)古川陽菜 反対 (次世代・調布)阿部草太 で可決しました。 第89号 調布市下水道事業の設置等に関する条例 第90号 アメリカ合衆国軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例 第91号 調布市八ケ岳少年自然の家条例の一部を改正する条例 以上3件は、賛成 (自由民主党創政会)鈴木宗貴 狩野明彦 伊藤学 大須賀浩裕 大野祐司 林明裕 元木勇 (チャレンジ調布21)井上耕志 清水仁恵 川畑英樹 西谷徹 丸田絵美 宮本和実 (公明党)小林市之 平野充 須山妙子 橘正俊 内藤美貴子 (社会民主党)榊原登志子 (生活者ネットワーク)木下安子 (日本維新の会)澤井慧 (次世代・調布)阿部草太 (調布の未来を創る会)古川陽菜 反対 (日本共産党)雨宮幸男 武藤千里 岸本直子 坂内淳 で可決しました。 第98号 調布市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 は、賛成 (自由民主党創政会)鈴木宗貴 狩野明彦 伊藤学 大須賀浩裕 大野祐司 林明裕 元木勇 (チャレンジ調布21)井上耕志 清水仁恵 川畑英樹 西谷徹 丸田絵美 宮本和実 (公明党)小林市之 平野充 須山妙子 橘正俊 内藤美貴子 (日本共産党)雨宮幸男 武藤千里 岸本直子 坂内淳 (社会民主党)榊原登志子 (生活者ネットワーク)木下安子 (次世代・調布)阿部草太 (調布の未来を創る会)古川陽菜 反対 (日本維新の会)澤井慧 で可決しました。 第99号 調布市議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 は、賛成 (自由民主党創政会)鈴木宗貴 狩野明彦 伊藤学 大須賀浩裕 大野祐司 林明裕 元木勇 (チャレンジ調布21)井上耕志 清水仁恵 川畑英樹 西谷徹 丸田絵美 宮本和実 (公明党)小林市之 平野充 須山妙子 橘正俊 内藤美貴子 (社会民主党)榊原登志子 (次世代・調布)阿部草太 (調布の未来を創る会)古川陽菜 反対 (日本共産党)雨宮幸男 武藤千里 岸本直子 坂内淳 (生活者ネットワーク)木下安子 (日本維新の会)澤井慧 で可決しました。 議員提出議案 第22号 多摩川の総合治水対策を求める意見書提出について は、満場一致で可決しました。 第23号 福島第一原発における処理水(トリチウム水)の処分方法について科学的根拠に基づき建設的な議論を求める意見書提出について は、賛成 (自由民主党創政会)鈴木宗貴 狩野明彦 伊藤学 大須賀浩裕 大野祐司 林明裕 元木勇 (公明党)小林市之 平野充 須山妙子 橘正俊 内藤美貴子 (日本維新の会)澤井慧 反対 (チャレンジ調布21)井上耕志 清水仁恵 川畑英樹 西谷徹 丸田絵美 宮本和実 (日本共産党)雨宮幸男 武藤千里 岸本直子 坂内淳 (社会民主党)榊原登志子 (生活者ネットワーク)木下安子 (次世代・調布)阿部草太 (調布の未来を創る会)古川陽菜 で否決しました。 第24号 東京都での公立学校教員への「1年単位の変形労働時間制」導入をしないことを求める意見書提出について は、賛成 (日本共産党)雨宮幸男 武藤千里 岸本直子 坂内淳 (社会民主党)榊原登志子 (生活者ネットワーク)木下安子 反対 (自由民主党創政会)鈴木宗貴 狩野明彦 伊藤学 大須賀浩裕 大野祐司 林明裕 元木勇 (チャレンジ調布21)井上耕志 清水仁恵 川畑英樹 西谷徹 丸田絵美 宮本和実 (公明党)小林市之 平野充 須山妙子 橘正俊 内藤美貴子 (日本維新の会)澤井慧 (次世代・調布)阿部草太 (調布の未来を創る会)古川陽菜 で否決しました。 第25号 「桜を見る会」問題の真相究明を求める意見書提出について は、賛成 (チャレンジ調布21)井上耕志 清水仁恵 川畑英樹 西谷徹 丸田絵美 宮本和実 (日本共産党)雨宮幸男 武藤千里 岸本直子 坂内淳 (社会民主党)榊原登志子 (生活者ネットワーク)木下安子 (次世代・調布)阿部草太 反対 (自由民主党創政会)鈴木宗貴 狩野明彦 伊藤学 大須賀浩裕 大野祐司 林明裕 元木勇 (公明党)小林市之 平野充 須山妙子 橘正俊 内藤美貴子 (日本維新の会)澤井慧 (調布の未来を創る会)古川陽菜 で否決しました。 第26号 「あおり運転」に対する厳罰化とさらなる対策の強化を求める意見書提出について は、満場一致で可決しました。 第27号 柔軟仕上げ剤などに含まれる香料の成分表示などを求める意見書提出について は、賛成 (チャレンジ調布21)井上耕志 清水仁恵 川畑英樹 西谷徹 丸田絵美 宮本和実 (公明党)小林市之 平野充 須山妙子 橘正俊 内藤美貴子 (日本共産党)雨宮幸男 武藤千里 岸本直子 坂内淳 (社会民主党)榊原登志子 (生活者ネットワーク)木下安子 (次世代・調布)阿部草太 (調布の未来を創る会)古川陽菜 反対 (自由民主党創政会)鈴木宗貴 狩野明彦 伊藤学 大須賀浩裕 大野祐司 林明裕 元木勇 (日本維新の会)澤井慧 で可決しました。 請願・陳情 陳16号 質の高い保育を確保するために公的責任を果たすことを求める陳情 は、採択 (日本共産党)雨宮幸男 武藤千里 岸本直子 坂内淳 (生活者ネットワーク)木下安子 (次世代・調布)阿部草太 不採択 (自由民主党創政会)鈴木宗貴 狩野明彦 伊藤学 大須賀浩裕 大野祐司 林明裕 元木勇 (チャレンジ調布21)井上耕志 清水仁恵 川畑英樹 西谷徹 丸田絵美 宮本和実 (公明党)小林市之 平野充 須山妙子 橘正俊 内藤美貴子 (社会民主党)榊原登志子 (日本維新の会)澤井慧 (調布の未来を創る会)古川陽菜 で不採択としました。 陳17号 幼児教育・保育の無償化に伴う、認可保育園給食実費の徴収免除を求める陳情 は、採択 (日本共産党)雨宮幸男 武藤千里 岸本直子 坂内淳 不採択 (自由民主党創政会)鈴木宗貴 狩野明彦 伊藤学 大須賀浩裕 大野祐司 林明裕 元木勇 (チャレンジ調布21)井上耕志 清水仁恵 川畑英樹 西谷徹 丸田絵美 宮本和実 (公明党)小林市之 平野充 須山妙子 橘正俊 内藤美貴子 (社会民主党)榊原登志子 (生活者ネットワーク)木下安子 (日本維新の会)澤井慧 (次世代・調布)阿部草太 (調布の未来を創る会)古川陽菜 で不採択としました。 陳18号 児童館の民間委託に関する陳情 は、採択 (日本共産党)雨宮幸男 武藤千里 岸本直子 坂内淳 趣旨採択 (自由民主党創政会)鈴木宗貴 狩野明彦 伊藤学 大須賀浩裕 大野祐司 林明裕 元木勇 (チャレンジ調布21)井上耕志 清水仁恵 川畑英樹 西谷徹 丸田絵美 宮本和実 (公明党)小林市之 平野充 須山妙子 橘正俊 内藤美貴子 (社会民主党)榊原登志子 (生活者ネットワーク)木下安子 (日本維新の会)澤井慧 (次世代・調布)阿部草太 (調布の未来を創る会)古川陽菜 で趣旨採択としました。 満場一致で可決した市長提出議案 第84号 令和元年度調布市一般会計補正予算(第3号) 第86号 令和元年度調布市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 第87号 令和元年度調布市下水道事業特別会計補正予算(第2号) 第88号 令和元年度調布市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 第92号 調布市立自転車等駐車場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第93号 調布市下水道条例の一部を改正する条例 第94号 市道路線の認定について 第95・96号 市道路線の廃止について 第97号 令元下水道長寿命化対策工事(その4)請負契約 第100号 調布市市庁舎免震改修工事請負契約の一部を変更する契約 第101号 物損事故に関する損害賠償の額の決定について 以上12件です。 市長報告 報15号 専決処分の報告について(市職員が荷物の運搬作業中に物件に損害を与えた事故について、損害賠償額が決定したもの) 議場コンサートを開催しました 令和元年11月29日の第4回定例会の開会前に、議場でコンサートを開催しました。 このコンサートは、「市民にわかりやすく開かれた議会」を目指す取組みの一環として、より多くの市民の皆様に気軽に議会へお越しいただくために、平成28年から桐朋学園大学に御協力いただき開催しています。 今回は、金管五重奏によるバッハの「目覚めよと呼ぶ声あり」や、「わが町調布」などが演奏されました。また、当日は名誉市民の故水木しげるさんの功績をたたえる「ゲゲゲ忌」の期間に当たることから「ゲゲゲの鬼太郎」も演奏されました。 御家族にもお越しいただき、奥様である武良布枝(むら ぬのえ)さんは「盛大な追悼の会をありがとうございました。調布市をこよなく愛していた水木ですが、今もここに絶対にいて、ともに楽しんで御礼申し上げていると思います。」と話されていました。 写真:桐朋学園大学の協力による金管五重奏 編集後記 台風19号にて被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。多くの市民の皆様がボランティアなど助け合いの力を発揮してくださいました。災害に負けない自助・共助・公助の取組みが求められています。議会も一丸となり安全安心のまちづくりへ邁進します。(広報委員一同)  次回の定例会は2月28日(金曜日)からの予定です。なお、請願・陳情をされる方で、次回の定例会で審議を希望する方は、2月25日(火曜日)午後5時までに議会事務局へ提出してください。