2 任意事業 調布市では,以下の4事業を平成18年度より地域生活支援事業の任意事業として 障害者福祉計画に位置づけ,実施しています。 (1)訪問入浴サービス事業 自宅において一人で入浴できない,常に介護を要する障害者に入浴車を派遣して室内で 入浴サービスを行う事業です。 【第3期計画の評価と今後の課題】 利用者数はおおむね横ばいとなっています。グループホームへの入居や施設入所した利用者が多かったこと,また利用者は体調が不安定な人が少なくないため,体調不良でのキャンセルもあったことから,利用回数は計画値を下回っています。 サービス種別:訪問入浴サービス事業 24年度 計画値 11人,460回,実績 10人(計画比90.9%),406人(計画比88.3%) 25年度 計画値 13人,570回,実績 12人(計画比92.3%),461人(計画比80.9%) 26年度 計画値 15人,680回,実績 11人(計画比73.3%),406人(計画比59.7%) 【第4期計画における事業実施の方向性】 サービスの周知を図り,潜在的な利用希望者の掘り起しを図るとともに,今後も利用者に必要なサービスが提供できるよう事業を継続します。 【サービス見込み量】 サービス種別:訪問入浴サービス事業 26年度(参考) 11人,406回 27年度 11人,600回 28年度 11人,660回 29年度 12人,720回 (2)日中一時支援事業 障害者を一時的に預かって,見守りや社会的適応するための日常的な訓練などを行う事業です。 【第3期計画の評価と今後の課題】 利用者数は計画値の前後で推移していますが,利用日数は一貫して増加傾向にあります。 他の日中活動系サービスや放課後等デイサービスと並んで,障害児・者の日中の活動場所としてニーズは高くなっています。 サービス種別:日中一時支援事業 24年度 計画値 100人,―日,実績 105人(計画比105%),3610日 25年度 計画値 105人,―日,実績 112人(計画比106.7%),3943日 26年度 計画値 110人,―日,実績 105人(計画比95.5%),3934日 【第4期計画における事業実施の方向性】 他の障害福祉サービス等の充実とあわせ,事業所登録要件の再検討も含め柔軟に対応し, ニーズに応じた事業展開を図ります。 【サービス見込み量】 サービス種別:日中一時支援事業 26年度(参考) 105人,3934日 27年度 105人,4150日 28年度 110人,4300日 29年度 115人,4400日 (3)更生訓練費支給事業 身体障害者が自立訓練,就労移行支援を利用する場合に,更生訓練に要した費用の一部を支給する事業です。 【第3期計画の評価と今後の課題】 主に対象となっていた施設が全て体系移行したことにより,事業の対象となる障害者が ほとんどいないことから,事業実績も低くなっています。 サービス種別:更生訓練費 24年度 計画値5件,実績0件(計画比0%) 25年度 計画値5件,実績1件(計画比20%) 26年度 計画値5件,実績2件(計画比40%) 【第4期計画における事業実施の方向性】 実績がほとんどないことから,平成26年度末で事業を廃止します。 (4)施設入所者就職支度金支給事業 入所施設で就労移行支援事業,就労継続支援事業による訓練を終了した障害者が就職や自営業による就労により自立する場合,就職支度金の一部を支給する事業です。 【第3期計画の評価と今後の課題】 第2期障害福祉計画より通じて利用実績がなく,事業の財源となる国の地域生活支援事業費補助金でも対象外となったことから,平成25年度末で事業を廃止しました。 サービス種別:施設入所者就職支度金 24年度 計画値1件,実績0件(計画比0%) 25年度 計画値1件,実績0件(計画比0%) 26年度 計画値1件,推計実績 ― 【第4期計画における事業実施の方向性】 平成25年度末で事業を廃止しており,第4期計画でも事業は実施しません。