次期「調布市障害者総合計画」,策定へ向けて -中間報告書- 令和5年3月 調布市   表紙絵は,調布市民生児童委員協議会,濱野氏,作 1ページ はじめに  「調布市では,平成30年3月に策定し,令和3年3月に一部改定を行った「調布市障害者総合計画」(平成30年度から令和5年度)が,令和5年度で満了となります。  本年度より2年間をかけて,次期「調布市障害者総合計画」の検討のため、「調布市障害総合計画策定委員会」が設置されました。委員会の構成メンバーは、学識経験者,障害福祉サービス事業者,当事者,市民公募委員で、毎回様々な立場から、調布市における障害のあるかたの地域生活の質を,より高めるための意見が多角的に出されています。  検討の1年目である令和3年度は,「地域におけるニーズ,課題の抽出」を検討のテーマとしました。現行計画期間における各事業の振り返りと評価,市民アンケートによるニーズ調査,関係機関へのヒアリング等を通じて,様々な改善されるべき課題が浮かび上がってきています。  この中間報告書は,出された課題を現行計画における施策分野ごとにまとめ,次年度以降の検討のために整理して記載したものです。  平成26年に,障害者の権利に関する条約を,日本が批准してから、約10年が経過しようとしています。この批准から,障害がある方々の権利の回復・擁護、また社会参加のための,法・制度の整備がなされてきました。  調布市ではこの方針に則り,誰もが「この街の一員でよかった」と思える地域社会をつくっていくために,引き続き次期計画の検討を進めていきたいと思います。  最後に,お忙しい中,ヒアリング,アンケート調査に御協力いただきました関係機関,企業等の皆様に厚くお礼申しあげます。 令和5年3月 調布市障害者総合計画策定委員会 委員長,きのした 大生