令和3年度 第5回調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会 会議録 1 開催日時:令和3年10月25日(月)午後4時00分から5時00分まで 2 開催場所:Zoom開催(事務局:市役所5階市長公室) 3 委員出欠:出席14人,欠席1人 ・出席委員:江尻会長,山下副会長,阿部委員,長岡委員,森川委員,津金委員,千草委員,山本委員,髙橋(勝)委員,三輪委員,杉崎委員,増田委員,佐々木委員,岩本委員 ・欠席委員:髙橋(優)委員 4 事務局:三ツ木,雨宮,中島,東澤 5 傍聴者:1人(Zoom傍聴) 【議事次第】 1 協議事項 (1)建議(案)について (2)第7回エコフェスタちょうふについて 2 報告事項   次期一般廃棄物処理基本計画策定について 3 閉会 配布資料 資料1 さらなるごみの減量・資源化の推進について(建議) 資料2 これまでの審議会での主な意見(テーマ別) 資料3 第4回審議会の主なご意見 開会(16時00分) 事務局(中島)  それでは定刻となりましたので、ただいまから令和3年度第5回調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会を開始します。今回も、オンラインを活用した形での開催とさせていただきます。江尻会長他、4名の委員の方々と事務局は、市役所本庁から参加しています。どうぞよろしくお願いします。  本日、J委員から欠席のご連絡を頂いています。1名、まだ参加されていない方がいらっしゃるようですが、定刻となりましたので開始させていただきます。  それでは、開会するに当たり、江尻会長から一言お願いします。 江尻会長  皆さん、こんにちは。寒くなってまいりましたけれども、お元気でしょうか。1年ほど議論してまいりました課題です。ようやく、今日、まとまりがつくというところまできました。最後に皆さんに確認をしていただきながら、建議書として市長に渡すところまで進められればと思っています。建議書については、今日が本当に最後になりますので、皆さん、気になるところがありましたら、ぜひおっしゃっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは、本日は出席者が過半数に達しており、調布市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例第78条に基づき、審議会を開催します。今回からオンラインでの傍聴が可能となりました。傍聴希望の方がいらっしゃるのではないかと思いますが、いかがでしょうか。 事務局(中島)  今回は、オンラインでの傍聴希望者が1人いらっしゃいます。 江尻会長  それでは、傍聴の方がお1人いらっしゃるということですが、皆さん、傍聴を許可してよろしいでしょうか。ありがとうございます。駄目という方はいらっしゃいませんので、つないでいただければと思います。  それでは、次第に沿って進めたいと思いますが、調布市の環境部では、新型コロナウイルス感染症対策として、複数の人が集まる会議の開催は1時間程度ということになっています。これまでのとおりということです。今回の審議会も、できるだけ短時間で終わらせるように努めたいと思いますので、皆さまのご協力もどうぞよろしくお願いします。  それでは、事務局は審議に入る前の配布資料の確認をお願いします。 事務局(中島)  それでは配布資料の確認をします。本日の資料については、資料1から資料3までがあります。資料1、さらなるごみの原料・資源化の推進について(建議)。資料2、これまでの審議会での主な意見(テーマ別)。資料3、第4回審議会の主なご意見。以上の3点になります。不足等はよろしいでしょうか。 江尻会長  もし不足するようであれば、画面共有でつなげたいと思いますので、よろしくお願いします。  それでは早速、中に入りたいと思います。まず建議についての説明ということで、事務局からお願いします。 1 協議事項 (1)建議(案)について 事務局(東澤)  それでは説明をします。前回の審議会で委員の皆さまから頂きましたご意見につきましては、資料3にまとめています。また、前回の審議会でも資料としましたが、これまでの主な意見をテーマ別でまとめたものを、資料2として用意しています。これらを踏まえ、市に提出する建議案として作成したものが資料1になります。  作成に関して、これまでテーマ別で審議いただいた内容や、前回の審議会でのご意見がなるべく反映されるよう、事務局側にて鋭意努力したところですが、審議された内容については大変ボリュームが多く、細かな内容については割愛した掲載となっています。皆さまから多くのご意見を頂いたにもかかわらず記載しきれなかったことについて、大変恐縮ではありますが、ご理解いただければと思います。  本日はこの資料1をもとに説明させていただきます。それでは資料1をご覧ください。初めに、1ページにつきましては、提出する建議案のかがみに添付しており、本論については次ページから詳しく記載しています。なお、右上の日付については、実際に江尻審議会長名で市長宛に提出する日が記載されます。  2ページからが建議内容になります。記載の順番は、実際に審議した順になっています。それでは早速、2ページ上部、1、プラスチックごみの減量・資源化についてです。プラスチックについては、(1)から(3)まで大きく3点に分けて構成しました。  (1)が、暮らしの中のプラスチックごみ削減です。現状では、プラスチック製容器の商品は生活に欠かせない物だが、ごみになりやすく、排出抑制が難しい物である一方で、SDGsの浸透によって、調布市でもCHOFU(調布)プラスチック・スマートアクションを展開し、意識啓発に努めているという現状を記載しています。  方向性には、発生抑制などに取り組む企業を市がPRや表彰をすることで、市民や事業者にごみ減量に向けたさらなる意識啓発を促すことが重要であり、実施店舗や事業所の拡大を図ること、またCHOFUプラスチック・スマートアクションに関しては、ワンウェイプラスチック製品使用の削減に取り組んでもらいたい旨を記載しています。  続いて、(2)容器包装プラスチック分別の徹底です。現状として、調布市では、分別収集した容器包装プラスチックは、再商品化されている一方で、家庭から排出される可燃ごみの中に、大量のプラスチック類が混入している現状について記載しています。  方向性には、温室効果ガスの増加を避けるため、適正な分別排出について、市民や事業者に分かりやすく周知し、プラスチックのリサイクル促進に取り組んでいくよう記載しています。  続いて、(3)ポイ捨て防止・海洋プラスチックごみ対策についてです。現状として、広報活動や、市民や事業者などとの協働による市内の清掃・美化活動が行われていることや、市の率先行動の一つとして、職員に対するマイボトル・マイバッグの利用推奨や、ペットボトル飲料の販売中止などに取り組んでいる事例について述べています。  方向性では、調布市として新たな広報媒体や出前講座などの啓発活動を継続するとともに、幅広い世代が参加しやすい清掃活動をさらに展開していくこと、また清掃活動は単なる市内の美化活動だけにとどまらず、地球規模の環境問題に密接に関わっているということに、環境教育として取り組んでいただきたい旨を記載しました。  次に、3ページの下部からは、2、食品ロスの削減についてです。大きく(1)から(3)までの3点に分けて記載しました。  (1)家庭でのリデュース(発生・排出抑制)についてです。現状では、可燃ごみの中に年間2,700トンを超える食品ロスが含まれていることから、食品類の賞味期限・消費期限の確認や適切な管理など、市民一人一人が心掛け、行動することが重要である旨を記載しています。  方向性では、食品ロスの削減を実践・体感できる場の提供、PR・啓発の推進を掲げています。また、学校給食における食品ロス削減の推進や、食育をはじめとした教育の実践により、学齢期からの意識醸成に取り組んでもらいたい旨を記載しています。  続いて、(2)事業所等でのリデュース(発生・排出抑制)に移ります。現状には、食品関連産業においては、製造・流通・販売の過程で廃棄品が大量に発生しているため、事業者において食品ロスの発生抑制に向けた取組が求められる旨を書いています。  方向性では、国や都の取組に留意しながら、食品関連業者への情報提供をタイムリーに行うこと、食品ロス削減に取り組む飲食店等の認定制度を設け、市民にPRしていくことなどを記載しました。  続いて、(3)未利用食品の有効利用の促進についてです。現状には、市では社会福祉協議会や消費者団体連合会と連携し、フードドライブ事業に取り組んでいること、また市内の民間団体であるフードバンク調布が実施するフードバンク活動について記載しています。  方向性では、フードバンク活動の紹介や情報提供を積極的に行うこと、関係団体との情報共有、ネットワークづくりを支援することで、フードドライブ事業の推進に取り組むことを書いています。  次に、5ページの中段上からが、3、枝・草・葉の資源化についてです。大きく(1)、(2)の2点に分けて記載しました。  (1)新たな資源化方法の導入に向けた検討について、現状では、市内の枝・草・葉類の年間推定排出量約2,500トンのうちのほとんどが焼却されていることや、多摩地域では市施設での堆肥化事例や、民間施設に委託して資源化している事例についての記載があります。  方向性では、新たな資源化方法の導入可否は、先進事例を参考にしつつ、現状との比較分析を加え、総合的に検討した上で方向性を定めることとしました。  続いて5ページ下部、(2)有効利用の促進に移ります。現状では、チッパー車による剪定枝のチップ化事業は、排出した世帯での再利用が前提であるため、利用者が限定されることや、チップの返還を希望しない場合は利用できない現状について述べています。  方向性では、チップ化事業は、排出抑制や緑化保全の観点から、引き続き広く展開していくことが望ましく、利用者の新規獲得に向けたPR等、事業のさらなる拡充を図られたいとしています。  次に、6ページ中段からが、4、古紙類の資源化推進についてです。大きく(1)、(2)の2点に分けて記載しています。  (1)古紙分別の徹底によるごみ減量・資源化の促進についてです。現状では、雑紙は種類が多く、市民に対して分別に関する正確な知識が十分に行き届いていない旨や、個人情報や機密文書が可燃ごみに排出されていることなどが多い現状を記載しています。  方向性には、古紙の資源化において、有効かつ効果的な集団回収の団体確保に向けた取組、広報の促進、安心して排出できる受け皿の整備、リサイクル協力店制度の活用など、複数の観点から、資源化の促進について記載しました。  続いて(2)古紙類の品質向上のための方策の検討に移ります。現状では、調布市の古紙回収の現状として、回収量が多く、市民の分別・リサイクル意識が高い水準にあることなど、また市況が不安定であることから、回収段階で品質を高めることが求められることを記載しています。  方向性には、古紙の種類がさまざまなことについて、その理由や方法を市民や事業者に浸透させるための広報・PRを継続することや、促進員と連携した地域単位での分別促進に取り組むこと、また回収方法の再検討や、子ども向け意識啓発の機会創出に取り組むことについても盛り込んだ形としました。  最後に8ページからが、第3終わりに、となります。冒頭では、全ての項目における共通事項となる市民・事業者などの理解と協力が不可欠であり、まずは断続的な啓発とPRの推進に注力するべきであること、次代を担う子どもたちへの環境教育への一環として、小中学生をターゲットにした効果的な教育機会の創出を図ること、他自治体の先進事例を参考にすることの3点について述べています。  中段以降には、諮問事項とは別の内容ではあるものの、審議の過程で大きく話題となった2点について記載しました。1点目は、プラスチック資源循環促進法の施行に向け、国や都の施策動向を注視しつつ、ふじみ衛生組合、三鷹市と連携して、今後の在り方を検討することです。  2点目は、事業系ごみの減量・リサイクルの推進について、冊子を作成するなど、事業者に向けたPRや意識啓発に取り組むこととしています。  これらは、現在策定中である令和5年度からの次期基本計画の策定に向けての参考とされるよう、記載しています。  続いて9ページでは、本建議書の結びとして、現在の社会経済・環境問題と廃棄物および資源循環施策について言及し、市の取組も踏まえた上で、本建議の実現に向け、市へ具体的な施策の実現を求めることとしてまとめました。  以上、建議案についてご説明させていただきました。円滑な審議のため、内容を部分的に割愛し、駆け足での説明とさせていただき誠に恐縮ですが、この内容に対してご意見を頂ければと思いますので、どうぞよろしくお願いします。以上です。 事務局(中島)  すみません。ここで一度、音声の確認をさせていただければと思います。パルコのN委員、聞こえていますでしょうか。 N委員  聞こえています。遅れましてすみません。 事務局(中島)  いいえ。どうぞよろしくお願いします。 江尻会長  よろしくお願いします。 事務局(中島)  失礼いたしました。お願いします。 江尻会長  ご説明ありがとうございました。それでは今の説明につきまして、お手元にあります建議書につきまして、皆さんの最終的なご意見を頂きたいと思います。前回お話ししましたとおり、大幅な変更はもうなしということで進めたいと思っています。  前回は、皆さまにかなり多くのご意見を頂きまして、できる限りこの建議書の中に入れていくという作業をしました。しかし、先ほど事務局から説明がありましたとおり、一つ一つを丁寧に入れるということはなかなか難しいということもありますので、今後また議論を進めていく中でご意見を頂いていくということで、ご理解いただければと思っています。  どうしてもここの部分だけは言っておきたい、それから伝えておきたいことなどがありましたら、挙手をいただければと思います。いかがでしょうか。K委員、お願いします。 K委員  よろしいでしょうか。もう議論されてきたことがずっと網羅されているので十分かと思うのですが、あえて言わせていただきますと、いわゆる環境教育や意識啓発、このようなことについては、強調をいくらしてもされ過ぎることはないだろうと思います。  そう言いながらも、このところでは、3カ所にわたってそういうことは十分に記載されていますが、実は申し上げたいところは7ページです。ここには、子ども向けの意識啓発、古紙類の問題が書かれています。別途頂いたL委員からの資料に、調布市の古紙の分類の仕方がかなり質が悪いというご指摘が書かれています。  一方、私は前から気にしているのですが、2~3回前のときにM委員から、実は調布市の分別が複雑で、特に都心から来た人に評判が悪いということをお聞きしています。ごみの分類の仕方が悪くて、引き取りがつかないような状態でありながら、一方でそういうクレームがあるということです。  これに対して、7ページのところで1~2行付け加えてはどうかと思います。子ども向けの意識啓発の機会創出に取り組まれたいということですが、それはそのとおりで、さらに子どもたちを通して得られた知識を、家庭内で共有化されるような方向に持っていってほしいということを書くと、いわゆる分類の仕方が複雑だ、面倒だということについて、多少は緩和できるかと思います。そうすると紙のごみ質もレベルが上がってくるのではないかという気がしまして、この部分へ1~2行、家庭内の知識の共有化ということを書いてはいかがかと思った次第です。 江尻会長  どうもありがとうございました。多分、ここの中では、そのようなことも言いたかっただろうと思いますが、おっしゃるとおり、伝わり切れていないところもあると思います。これは、文を整えて書き込みをしていくように、事務局と話をしていきたいと思います。ありがとうございました。他はいかがでしょうか。よろしいですか。  それでは、今、K委員からご指摘がありました部分と、それから「てにをは」を再度確認しまして、私のほうから後日市長に、建議として提出をしたいと思っています。1年をかけて皆さんと議論したものが形となりました。本当にご協力ありがとうございました。この形にするまでには、かなり事務局のほうで頑張りました。そのところを委員の間でも工夫して伝えたいと思います。ありがとうございました。  それでは、これで建議についてのお話、協議事項の1は終わらせていただきます。(2)の第7回エコフェスタちょうふについてに移りたいと思います。説明をお願いします。 (2)第7回エコフェスタちょうふについて 事務局(中島)  第3回審議会で、当初予定されていた今年度の第7回エコフェスタちょうふの開催については、いったん延期とし、来年度に開催することを決めていただきました。今後の審議会のスケジュールにも関係するため、本日は開催日の決定までをお願いしたく思っています。  延期した場合の開催日については、前回の審議会で、江尻会長から現委員の皆さまの任期が令和4年7月末までであることを踏まえ、任期内での開催を目指したいという旨と、毎年環境月間である6月に実施されていますが、令和4年6月4日土曜日に開催予定の環境フェアと同日での開催が望ましいとのご意見を頂きました。そのご意見を受け、事務局であらためて確認した内容をお伝えします。  初めに、任期内である来年7月末までの期間内に確保できる会場について、例年の会場であるたづくり12階の大会議場が大規模改修のため使用ができず、他の同規模の市施設については全て予約が埋まっており、確保することはできませんでした。また、開催候補日について、エコフェスタちょうふと同日で開催するにふさわしいイベントを調べたところ、各種イベント自体は予定されているものの、例えば環境に関連するような、共同開催が可能なイベントという観点では、環境フェア以外に適したものはありませんでした。  次に、環境フェアと同日での開催を想定し、会場の確保に向けて調整したところ、たづくり10階の1001学習室、1002学習室につきまして確保しています。それぞれ最大定員が50人で広さが約100平方メートルの部屋です。  これらを踏まえて検討した結果、市役所前庭で開催される環境フェアと同日であれば、集客の面でもある程度見込めると考えられるため、事務局としても来年6月4日の開催が好ましいと考えています。なお、規模については、会場の都合上前回よりも縮小した形式となります。またこの場合、例年同日に実施していたポスター・川柳の表彰式については、エコフェスタと分離させ、予定どおり毎年12月に実施させていただくこととします。  事務局からは以上です。 江尻会長  ありがとうございました。このことにつきましては、特に資料等はないですね。 事務局(中島)  はい。 江尻会長  今日、皆さんのお手元に資料はないと思いますが、今のお話をもう一回説明しますと、前回の委員会でエコフェスタについてどうしようかというお話でしたけれども、私たちの任期が7月までだというところを少し意識して、任期の中で、このメンバーでぜひ実施をしていきたいということをご提案させていただきました。  それに沿って、事務局のほうで、それが可能かどうかの確認をしていただいたところ、何とか6月4日の環境フェアと一緒であれば可能だということと、部屋はここだと面積的に通常の今までのたづくりの上のお部屋の半分ぐらいになるのでしょうか。少し狭くはなりますけれども、部屋を確保することが可能だということです。このメンバーで何とか6月4日を目指すということでできないかというところが、今日の事務局からのご提案ということです。  私としましては、ぜひ皆さまにこの案を承認していただきまして、今後、6月4日に向けて具体的なプログラムや広報など、これまでの1年間の議論も大切にしながら、何を市民の皆さまに伝えていけばいいのかなども考えながら、一緒に開催することができればいいと考えています。これについてのご意見等を頂けましたらと思っていますが、いかがでしょうか。 I委員  環境フェアは、下というか広場でやるのですよね。 江尻会長  広場です。 I委員  広場ですよね。ですから、これは皆さん、来ていただく人に上に来ていただくようによく考えないと、それがすごく難しいのです。何回かこういうケースをやったことがありますが、その会場より移動すること、皆さんに来ていただくことが……。中では回っているけれども、いつも上までなかなか来ていただけないのです。それですごく悩むことが多いので、上に来ていただくような企画をしないと、せっかくやっても無駄ではないかなと思います。 江尻会長  I委員の今のご意見はおっしゃるとおりだと思います。単独でやってもなかなか集まらないと…… 事務局(雨宮)  事務局から1点よろしいですか。 江尻会長  はい。 事務局(雨宮)  環境フェアは、例年の6月の第1週目に開催されているイベントなのですが、こちらは環境部としての取組ということもありまして、ごみ対策課のほうからも、例年、粗大ごみの展示販売というものを、ブースを設けて実施させていただいています。  今回につきましては、同日の開催を目指しているというところで、まずは粗大ごみのブースのところでイベントも開催しています。そこで皆さんに、上でもエコフェスタというものも実施していますよというところで、誘導を図ることにつきましては、以前の福祉まつりなどの同日開催よりは、誘導を積極的に図れるのではないかと捉えています。 江尻会長  ありがとうございます。今の事務局からのお話もそうですし、I委員がご心配なさっていることももっともなことだと思います。その辺りのことも踏まえまして、6月4日以外に部屋が取れたり、場所があったりというところが、どうもなさそうだということで、イベントというのは単独でやってもなかなか難しいということもありますので、6月4日の日に心配していることが少しでも実現できるように、人が集まることができるようにということを1つのテーマとして開催をしていくということでは、I委員、いかがでしょうか。 I委員  いいと思います。 江尻会長  そこを一緒に考えていただければ。 I委員  ここを考えないと、すごくショックが大きいと思います。 江尻会長  そうですね。せっかく準備しても誰も来ないことほど悲しいことはありませんので、それはぜひそういう方向で、事務局のほうにも、環境部を挙げてぜひエコフェスタをお手伝いしていただきたいというところで、進められればと思っています。その他、皆さん、いかがでしょうか。 事務局(中島)  H委員。 江尻会長  失礼しました。H委員、どうぞ。 H委員  お疲れさまです。開催の日時なのですが、いろいろお話を聞いている中で、やはり6月4日というのが、一番、本当に合理的でもあるしということで、その日に開催していただくのがいいとすごく感じました。前回は、私は所用があって参加できなかったのですが、任期中に開催できるというのも、一つ大きなことだと思いますし、6月4日で、皆さんのご意見がそろうようであれば、その時期でということで、開催を要望したいと思っています。 江尻会長  ありがとうございます。他の皆さんはいかがでしょうか。 L委員  よろしいですか。 江尻会長  L委員、お願いします。 L委員  むさしの紙業のLです。私も6月4日開催に賛成です。先ほどあった集客などについてのご心配ももっともだと思いますが、これは事前に広報ももちろんされますよね。 事務局(中島)  はい。 L委員  これは逆にいい機会だと思うので、この広報をうまく利用していけば、皆さんが今まで審議してきたことを市民の方に伝えるための、ここでもまた一つ勉強にできると思います。これは人任せにするのではなくて、委員のみんなでこういう広報の仕方がいいのではないかというのを勉強するのにはすごくいい機会だと思うので、ぜひ私は6月4日の開催に向けて進んでいければいいと思っています。 江尻会長  ありがとうございます。他の皆さんはいかがでしょうか。リモートでご参加いただいている皆さんはいかがでしょうか。こちらはよろしいですか。  それでは、I委員に積極的にご心配いただいているご意見はとても大事に今後受けていきながら、今L委員がおっしゃったように、それをいい機会として、私たちの中でもどう広報すればいいのかということを考えながら、プログラムを作っていくということで進めていきたいと思います。それでは、特に反対はありませんので、6月4日ということで進めさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 A委員  すいません、よろしいですか。 江尻会長  どうぞ。 A委員  6月4日は土曜日なのですが、学校の授業はあるのですか。もし学校があるようでしたら、お子さんたちの参加はなかなか難しいのではないかと思いますが。 江尻会長  土曜日は、学校はあるのですか。 I委員  今までは結構いらっしゃっています。子どもたちは午後からが多いです。だから、あまりそれは心配しなくてもいいのではないかと、私は思っていますけれども。 事務局(雨宮)  事務局から1点よろしいですか。引き続き学校の授業が実施されているかどうかは確認をさせていただきたいと思いますが、時間帯等も含めまして、なるべくお子さんも多く来られるような時間帯で開催できればというところで、調整を図らせていただきたいと思っています。 江尻会長  ありがとうございます。A委員、ありがとうございました。今の事務局からのは聞こえましたか。 A委員  はい、聞こえています。 江尻会長  それでは、時間の調整や、これからプログラムを作る中で、子どもたちが参加できるようにということで、皆で考えていきたいと思いますので、よろしくお願いします。ありがとうございました。  それでは、これで6月4日というところで決まりましたので、審議会の今後の日程の在り方のスケジュールを再度確認していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 事務局(中島)  今年度の審議会の今後の日程についてですが、まずは画面をご覧いただけますか。今年度の12月に予定していたエコフェスタちょうふが延期されたことを受け、結果として協議内容が減ることとなったため、1回分を中止とし、今年度は当初予定していた計8回から計7回の変更を検討しています。具体的には11月の開催を中止とし、12月に第6回を、来年の2月に第7回を、それぞれエコフェスタちょうふの内容の検討をメインとして開催します。  なお、江尻審議会長と協議した上で、当初第6回で予定していた勉強会については、建議に向けての協議も終了したことから、今年度は行わないこととし、今後委員の改選があった年に行っていく予定です。イメージとしては、任期初年度に勉強会を、2年目にエコフェスタちょうふを交互に開催するといった形式を想定しています。来年度はエコフェスタちょうふを今年度の延期分として行うため、再来年度の通常開催と合わせ、2年連続のイレギュラーな開催となりますが、基本的には委員の改選後1年目に勉強会、2年目にエコフェスタちょうふを行っていければと考えています。 江尻会長  ありがとうございました。予定では来月ということでしたけれども、これがなくなって、次回が12月ということで、具体的にエコフェスタちょうふについてのお話をしていきましょうということになると思います。何かご質問はありますでしょうか。よろしいですか。ありがとうございました。それでは、最後にまた具体的な日にちについて、事務局のほうから提案していただくことにしたいと思います。  それでは、協議事項はこれでおしまいになりますので、次に2番目の報告事項に移りたいと思います。事務局からお願いします。 2 報告事項 事務局(東澤)  それでは、事務局から報告させていただきます。9月29日に、調布市一般廃棄物処理基本計画策定委員会の10名の委員への委嘱式および任命式を執り行うとともに、第1回調布市一般廃棄物処理基本計画策定委員会を開催しましたので、ご報告します。  当日は策定委員会の進行に先立ち、委員長、副委員長の選任を行った結果、委員長は町田市にて審議会委員としての経験もあり、学識経験者でもある永井委員、副委員長は本審議会の会長でもあります江尻委員がご推薦の上選任されました。  議題としては、調布市一般廃棄物処理基本計画についてとして、一般廃棄物処理基本計画の法的な位置付けや、国と国際的な動向の確認を行うとともに、現行の調布市一般廃棄物処理基本計画の概要についてのご説明を行いました。  また、今後計画策定を行っていくうえでの課題を共有するため、委員の皆さまへ、現行計画に関するご意見・ご質問シートのご提出をお願いさせていただきました。これは、委員の皆さまに基本計画書をご一読いただき、現行計画や取組についてご質問やご意見、知りたいことなどを自由にご記入いただき、策定に携わる皆さまがどのような意識や意見を持ち、または疑問を感じたのかを知り、計画策定の参考資料とすることを目的としています。  12月に予定している第2回策定委員会の議題では、現行計画の進捗(しんちょく)状況と課題についてとして、提出いただいたご意見・ご質問シートの取りまとめの内容についての共有を行い、次期基本計画に向けた論点の整理と、取組の方向性について協議していただく予定です。協議した内容などにつきましては、12月以降の審議会でご報告し、引き続き情報の共有に努めてまいりますので、よろしくお願いします。ご報告は以上です。 江尻会長  ありがとうございました。今の報告につきまして、ご質問はありますでしょうか。特にないですか。よろしいですか。ありがとうございます。それでは次回の日程について、提案していただければと思います。 3 その他 事務局(中島)  次回、令和3年度第6回審議会の日程ですが、12月22日水曜日に開催したいと考えています。時間および開催方法は、状況を見ながら今後検討しますが、午後4時以降の委員の皆さまのご予定はいかがでしょうか。この日程でご出席が難しい方は、挙手をお願いします。 L委員  12月22日は調布市の最終回収日ですよね。 江尻会長  水曜日ですよね。 L委員  私は、すいません。 江尻会長  他はいらっしゃいますか。お1人だけということで。それではL委員にはまたご意見を頂くということで、大変残念ですけれども、最終回収日ということですので、お仕事のほうがお忙しくていらっしゃいますので、ご欠席ということですが、他の皆さんがいいようですので、12月22日水曜日に開催したいと思います。一応4時からということですか。 事務局(中島)  4時以降で今後調整して、ご連絡させていただきます。 江尻会長  4時以降ということですが、またこういったZoomになるのか、会場に集まれるか、微妙なことではないかと思いますけれども、皆さんと直接お話しできることを期待しながら、12月を待ちたいと思っています。ありがとうございました。  それでは、これで今日の次第は終わりになりますが、時間がありますので、皆さん、何か情報提供したいことや、ぜひ一言話がしたいということがありましたら。いかがでしょうか。M委員、お願いします。 M委員  今日は建議の議論の最終日ということで、一言ごあいさつ申し上げたいと思います。この間、江尻会長、山下副会長をはじめ、委員の皆さまの活発なご議論をいただき、本当にありがとうございました。  市のほうから、多岐にわたるテーマを諮問という形で一気にお出ししたということで、非常に盛りだくさんな内容でしたが、うまくまとめていただけたのではということです。具体的に建議の内容から申しますと、それぞれの項目で、方向性というところに、かなり具体的に、市がどう行動してほしいのかということが述べられた形になっていますので、今後の施策展開にすぐに役立てていける内容に取りまとめていただいたのではないかというところが一つあります。本日頂いたK委員のご意見も正にごもっともなところかと思います。その辺りも事務局で調整をしながら、付記していければと思っています。  それが一つと、あとは終わりにの部分に付記されておりますが、タイムリーなプラごみの関係の法改正の話題や、あとは事業系のごみについては、諮問の中では述べていませんでしたけれども、今回審議会において議題に上がったということで付記をされたということも、非常によかったのではないかと思っています。  盛りだくさんな内容であったにもかかわらず、コンパクトでいい内容で建議として取りまとめていただきまして、本当に皆さま、ありがとうございました。一言ごあいさつです。以上です。 江尻会長  ありがとうございました。他の委員の皆さんで一言ある方はいらっしゃいますか。建議についてではなくても構いませんが、何かありますでしょうか。  では私のほうから、パルコのN委員に質問します。先日のフードドライブの状況はどのような感じでしたでしょうか。 N委員  徐々に皆さんの中で浸透されてきていることもありまして、今回は直接ご来場いただいた方が34名、個数にして431個という形で集まりました。多分、調布市に直接持っていかれた数よりも多かったかと思います。  お客さまは、パルコという場所はお買い物ついでにも来るということで、便利というところもあって、調布市までわざわざ行かなくてもいいので助かるといったご意見や、やはり意識として根付いていらっしゃって、次はいつやるのかといったお声も聞かれました。皆さんの意識がだいぶ変わられてきたのではないかと感じました。  次回は2月を予定しています。これは私ごとですが、友人などに、「こういうイベントをやるのだけれど何かないかしら」と聞いたときに、少し前に捨ててしまったという話もいろいろあり、こういうことはやはりかなり前から告知しておくのも大事ではないかとすごく思いました。こういう企画をやっていること自体を知らない。もちろん私も着任するまで知りませんでしたので、そういう意識というのは、全てにおいてですけれども、どんどん啓蒙(けいもう)していくのがいいのではないかと感じました。 江尻会長  どうもありがとうございました。I委員。 I委員  市役所のほうは、結構個人的に持ってきていただくのが今までよりは多かったです。大体午前中で20人、午後から10人だから、3時までで30人というのは、いつもは20人少しなので。今度、食品ロスの問題などがいろいろ、市報に結構大きく出ました。それで多いのかと思ったのですが。持ってきていただくのも、いつもだとお米などが多いのですが、今度はお米などがほとんどなかったのです。そういう状態で、やはり広報というか、PRがすごく大事だということを痛感しました。 江尻会長  ありがとうございました。お2人の方、ありがとうございました。いい情報を頂きました。また次がありますので、今、I委員のお話にもありましたとおり、広報が大事ということですので、エコフェスタのほうも広報を頑張って、多くの人に来ていただけるようにしたいと思います。どうもありがとうございました。他に何かありますでしょうか。よろしいですか。  それでは、今日は本当にとんとんと話が進みまして、おかげさまで1時間たたないこの時間に何とか閉会することができそうです。次回は12月ということになりますが、また事務局から具体的な時間などの連絡があると思いますので、どうぞご協力をよろしくお願いします。  それでは、本日の審議会はこれで終了とさせていただきます。皆さま、ありがとうございました。お疲れさまでした。 一同  お疲れさまでした。