令和3年度 第6回調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会 会議録 1 開催日時:令和3年12月22日(水)午後4時00分から5時00分まで 2 開催場所:Zoom開催(事務局:教育会館202・203) 3 委員出欠:出席12人,欠席3人 ・出席委員:江尻会長,山下副会長,長岡委員,森川委員,津金委員,千草委員,山本委員,髙橋(勝)委員,三輪委員,増田委員,佐々木委員,岩本委員 ・欠席委員:阿部委員,杉崎委員,髙橋(優)委員 4 事務局:三ツ木,雨宮,中島,東澤 5 傍聴者:なし 【議事次第】 1 協議事項 第7回エコフェスタちょうふについて 2 報告事項   (1) 「さらなるごみの減量・資源化の推進について(建議)」手交式について   (2) 第2回一般廃棄物処理基本計画策定委員会について   (3) ごみ減量啓発作品の審査結果及び表彰式について   (4) ザ・リサイクル(令和3年11月20日発行 第88号)の発行 3 閉会 配付資料 資料1 第7回エコフェスタちょうふ開催に向けての検討会スケジュール 資料2 第7回エコフェスタちょうふに向けた検討・確認事項 資料3 「さらなるごみの減量・資源化の推進について(建議)」手交式 資料4 さらなるごみの減量・資源化の推進について(建議)(写し) 資料5 調布市一般廃棄物処理基本計画策定委員会 計画策定のスケジュールについて 資料6 ごみ減量啓発作品の表彰式について 資料7 ザ・リサイクル(令和3年11月20日発行 第88号) 参考資料1 「第6回エコフェスタちょうふ」開催結果報告 開会(16時00分) 事務局(中島)  それでは定刻となりましたので,ただいまから令和3年度第6回調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会を開始します。今回もオンラインを活用した形での開催となります。江尻会長他4名の委員の方々と事務局は,市役所近くの教育会館から参加しています。どうぞよろしくお願いします。  それでは開会するに当たり,江尻会長から一言お願いします。 江尻会長   皆さん,こんにちは。お久しぶりの感じもしますし,ついこの間会ったという感じもするうちに暮れになってしまったという状況です。きょうは冬至でお昼の時間が一番短いということで,おうちに帰ってゆず湯に入り,カボチャを食べるという方もいると思います。そのような季節のことを考えているうちに,あっという間にお正月がやってきます。  また事務局から報告があると思いますけれども,皆さまに協力していただきましたポスターと川柳の優秀作品の表彰式に,昨日参加しました。皆さん,とても優秀な方ばかりで,特にお子さん方がポスターについてのコメントを話してくれましたが,本当に感激と感動とびっくりという感じで,これからの調布を担っていく子供たちが先々,立派な市民に育っていくのだろうと期待ができましたということを,私個人としてもご報告したいと思います。ご協力をいただきありがとうございました。  それでは本日は出席者が過半数に達していますので,調布市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例第78条に基づいて審議会を開会します。きょうはオンラインでの傍聴を可能としていますけれども,傍聴者の方はいないということですね。 事務局(中島)  今回,傍聴者の方はいません。 江尻会長  ありがとうございました。それでは時間もあまりありませんので,次第に沿って入っていきたいと思います。いつものように調布市ではまだコロナが収まらない状況があるということで,1時間程度を目安にして,こうした委員会を進めてくださいとのことですので,本日も円滑な進行ができますように協力をどうぞよろしくお願いします。  それでは事務局から審議に入る前に,まず資料の確認をお願いします。 事務局(中島)  それでは配付資料の確認をします。本日の資料については,資料1から資料7までと,参考資料が1点あります。  資料1,第7回エコフェスタちょうふ開催に向けての検討会スケジュール。資料2第7回エコフェスタちょうふに向けた検討・確認事項。資料3「さらなるごみの減量・資源化の推進について(建議)」手交式。資料4さらなるごみの減量・資源化の推進について(建議書の写し),資料5調布市一般廃棄物処理基本計画策定委員会計画策定のスケジュールについて。資料6ごみ減量啓発作品の表彰式について。資料7『ザ・リサイクル』(令和3年11月20日発行第88号)。参考資料1「第6回エコフェスタちょうふ」開催結果報告。資料に不足等はありませんか。 江尻会長  よろしいですか。ないといってもお届けできませんので,共有しながらいきたいと思います。よろしくお願いします。  それでは,次第に沿って進めたいと思います。協議事項ということで,第7回エコフェスタちょうふについてですので,まず資料の説明をお願いします。 1 協議事項 第7回エコフェスタちょうふについて 事務局(中島)  今回の資料でエコフェスタちょうふに関するものは,資料1,資料2および参考資料の3点になります。  初めに資料1をご覧ください。ここでは第7回エコフェスタちょうふの開催に向けてのスケジュールを確認します。当初,今月に開催を予定していたものについて,これまでの審議会にて来年6月に延期開催することで調整したところです。本日を含め,第7回エコフェスタちょうふまでに開催予定の審議会は,合計3回としています。資料1では各会に検討が必要と思われる内容を記載しました。本日の第1回目では前回の振り返り,会場・時間等の確認,テーマ・実施内容を協議し,テーマの決定までをお願いしたいと思います。  次に資料2をご覧ください。左側に令和元年度に開催された第6回エコフェスタちょうふの内容の詳細,右側に第7回において検討いただく内容を対比できる形で示しています。まず前回,第6回について説明します。開催日は令和元年12月8日日曜日。集客の面から福祉まつりと同日で開催しました。イベント時間は約2時間。会場は,文化会館たづくり12階大会議場。テーマについては会場も広く,幅広い内容で行ったことから,全体に係る明確なものの定めは行いませんでした。周知方法などは記載のとおりです。  実際の実施内容は,イメージを持っていただくために画像をお見せしながら説明します。まず前回は,ごみ減量啓発ポスター・エコ川柳の入賞者の表彰式をエコフェスタ内で行いました。ブース展示コーナーでは,ポスター・川柳の入賞作品の展示,海洋プラスチックごみDVD視聴コーナー,プラスチック・古紙の分別コーナー,ふじみ衛生組合紹介,ごみ分別ゲームコーナーを展開しました。  次に体験コーナーでは,エコバッグイラスト体験,フリー工作のクリスマスオーナメント,小型家電の解体体験を展開しました。その他,イベントとしてはごみクイズ大会,粗大再生品の抽選会などを行いました。なお,会場内でフードドライブを開催しました。フードドライブは例年,環境フェアでも開催していますので,そちらでの開催との兼ね合いを考える必要があると思います。  次に,次回第7回の内容に移ります。資料2の右側をご覧ください。開催日は令和4年6月4日土曜日の予定です。環境フェアと同日での開催となります。なお,前回の審議会で市内小中学校の土曜授業の有無について質問がありました。確認したところ基本的には土曜日はお休みであり,学校ごとの予定で登校日となることはあるものの,調布市全体として全小中学校が登校となる予定は今のところないとのことでした。時間については,環境フェアが午前10時から午後3時までの開催となる予定であるため,その時間内で検討していただくこととなります。  次に会場ですが,文化会館たづくりの1001・1002学習室となります。会場の概要を資料2の2枚目に載せています。2部屋とも最大定員が50人,広さが約100平方メートルです。2部屋は連続しておらず,間仕切りを取れないため,それぞれの部屋で何を行うかご検討いただくことになります。机,椅子は部屋の外に出すことが可能ですが,会議や研修が主な用途であるため,大きな音が発生する内容は難しい点をご留意いただく必要があります。なお,裏面の10階フロア図で,エレベーターホールからの動線を掲載しています。  資料2の1枚目に戻りまして,6,テーマ(案)についてです。今回は,建議後であることから古紙やプラスチックごみの分別など,建議内容を考慮した展示関係を主とする実施内容としていただくことが一案と考えます。範囲を狭め過ぎず,かつある程度絞られた内容にできればという点を考慮し,事前に江尻会長とも相談しまして,もう一度調布市の分別方法を勉強しようというテーマを事務局からの提案としました。恐れ入りますが,このテーマ案を基に検討していただければと思いますので,よろしくお願いします。  テーマ案の決定後には,10,イベントの内容も検討をお願いします。なお,内容について,ごみ対策課からお願いできればという項目案を画面でご覧ください。5点あります。1点目はポスター・エコ川柳の入賞作品の展示。2点目は分別の促進,古紙・プラスチックなどに関する展示。3点目は拠点回収・小型家電・小型充電器など品目の展示。4点目は生ごみ処理機を実演。5点目は残り物レシピの配布。以上の5点です。あくまで提案という形で示していますので,協議の参考としていただければと思います。  次に,11,その他に記載しましたが,新型コロナウイルス感染症の状況が見通せない中での開催になります。現在は,たづくり会議室の定員に制限はありませんが,流行時期は定員の50%を上限とする制限が設けられていました。現状50%で考える必要はないと思いますけれども,例えば展示を中心とする動線を決めておくなど,あらかじめ密とならない対策についても併せてご検討いただきますようお願いします。説明は以上です。 江尻会長  ありがとうございました。それでは前回の振り返りを含めて今お話をしていただきましたが,前回と会場や時期が違い,いろいろな制限があることを考えますと,前回こうだったから今回はというよりも,新たなイベントをつくる意識で考えたほうがかえってスムーズかという思いがあります。  もう一つは,先ほど言いましたけれども,ポスター・川柳の入賞者の表彰につきましては,今回はありませんので,その部分もこれまでの回と非常に異なります。そのようなことも含めて,新しいエコフェスタちょうふをどうつくっていくのか,企画していくのかということをお考えになっていただくといいかもしれないと思っています。  まずテーマです。何を中心としてやっていくのかが大事なことになると思いますけれども,建議が出て間もないということで,私たちの共通の思いとして,例えばプラスチック,古紙,剪定(せんてい)枝など,知識と情報が共有している部分は数多くあると思います。そのようなことも含めた中で事務局と少し話をしまして,決定は全然していませんけれども,調布市の分別方法を勉強しようということで今回は行ってみましたら,一つのたたき台としてどうだろうかと今,説明していただいたという流れになります。  本当に制限がある中で,このエコフェスタは何もかもあれもこれもできますというわけではありません。例えば紙や食ロスのことだけなど,最初からあまりポイントを小さくしてしまうと,少し厳しい部分があると思います。タイトルコピーはもう一回考え直すにしても,まず事務局で提案していただいた,もう一度調布市の分別を勉強しようといったことをテーマで行ってもいいだろうかという辺りについて,少し意見をいただければと思います。いかがでしょうか。手を挙げてもいいですし,手を挙げるマークを出しても構いません。いかがですか。  エコフェスタでどのようなことを実施したいか,このようなことをやれたら市民の皆さんに対して私たちの思いが伝えられるのではないかなという視点で考えてくださればと思います。いかがでしょうか。それから,事務局から先ほど5点ほど,このようなこともプログラムの中に入れてほしいという点が出てきましたが,…画面共有していただいて,例えばこのようなことも含めてテーマ的にどのようなものがいいかという点をご発言いただけたらと思います。いかがでしょうか。 K委員  よろしいですか。まずテーマですが,非常にタイミングのいいテーマだと思います。プラスチックや,特に古紙についていろいろ問題があるように前回もお聞きしました。この際,これを十分に振り返りまして,禁忌品などもそうですけれどもいろいろな具体例を現実に挙げて,例えばボックスなどを作って,この矢印などを導入して,このごみはこちらですよときちんと示せるようにしておくと,非常にいいのではないかと思います。  それからもう一つは,私は生ごみ処理機に関心があります。実際の生ごみが持ち出されますと臭いなどがあるかもしれず,例えば実演が本当にできるのかどうかと思う部分もあります。そういった実演がもしできれば,行っていただけると非常にありがたいと思います。以上です。 江尻会長  ありがとうございました。 事務局(雨宮)  1点,事務局からよろしいですか。生ごみ処理機の件ですが,調布市でいったんそちらの機械自体を購入していまして,この前,これを『ザ・リサイクル』に掲載しました。われわれで実験をしまして,これぐらい軽くなりましたと実証的に行っています。当日もそういったサンプルをお持ちしながら,実際に生ごみをのぞける環境をつくり,臭いも出ないですということで,一つ展示をできればと提案させていただいた次第です。以上です。 K委員  承知しました。よく分かりました。 江尻会長  K委員からお話がありましたのは,事務局が提案した分別方法を勉強しようという案でいいのではないでしょうかと。特にプラスチックもですけれども,古紙に関しては具体例などを挙げて分かりやすく展示をしたり,勉強したりといった機会がつくられればいいのではないかと,かなり具体的なお話で提案をいただきました。あと,生ごみ処理機に関しては,実際に調布市で補助の対象になっているものですよね。 事務局(雨宮)  はい。 江尻会長  それを持ってきまして,このぐらい減りましたということを見せていただくと。電動のものですか。 事務局(雨宮)  電動で乾燥式のものです。 江尻会長  補助の対象は電動のものだけですか。 事務局(雨宮)  電動のものに限りませんが,一番主流のところで電動式のものを用意しました。 江尻会長  分かりました。その辺りも皆さんの意見があれば出していただけるといいと思いますので,いかがですか。今,古紙という話も出ましたが,どうでしょうか。古紙についてはL委員いかがでしょうか。 L委員  古紙については,すごくいい機会だと思います。実際に今,調布市の広報などにも出ている禁忌品は全て私がそろえたいと考えています。そしてその禁忌品を実際に触ってみるのに,それがすごくいい機会だと思います。今,昇華転写紙というものがありまして,皆さんにとってそれは一体何だと思われるかもしれません。実際にそれを用意し,手触りや音などで分かるようになれば,実際に体験してこのようなものなのだと分かるかと思います。  あとはダンボールの中でも,「ろう引きのダンボールは駄目です」と言われても,それは何だろうと思われている方が多いかと思います。ろう引きのダンボールが何種類もあり,それを同じように展示して,実際にろうに触れるという体験ができれば,そこでも理解が深まるかと考えています。できる限りの種類の古紙を集め,実際に触れてもらえるような準備をしたいと思っています。 江尻会長  ありがとうございました。今,K委員から提案のあった古紙の展示に関しては可能だと,L委員からもお話がありました。分別方法を勉強しようというのを一つテーマにして,古紙に限らずもし実施するのであればこのようなものはどうか,ほかにこのようなテーマもあるのではないではないかなど,少し自由に発言してもらえるといいと思います。いかがでしょうか。H委員,どうぞご発言ください。 H委員  お疲れさまです。今回はまた,分別もしっかり勉強していただくテーマにしたいと思っています。開催は6月ですが,その中のカテゴリーで有害なスプレー缶などによる車両火災は,この冬場の時期からかなりシビアに見ていかないといけない事案です。ごみ収集のエコフェスタの中では,そういった形で搬出するものについてもう一度しっかり勉強していただいて。出されるものによってはかなり危険なものなども混在しています。その辺によっても分別の中で火災事故につながっているようです。最近ですと,モバイル系のバッテリーでの引火・出火についても,ごみ収集車も含め,中間処理の施設などでもよく聞きます。そういった危険の啓発も一緒に併せて行う部分をつくっていただけたらと感じています。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。今,リチウムイオン電池などが入り込んでいて,すごく問題になっています。容器包装,プラスチックの中にも入っていて,その分別をどうするのかは全国的な話題でもあります。まず分別と安全に出すことをお知らせできればというのは,私も大賛成です。  そのほかにいかがですか。今,古紙と生ごみ,それからスプレー缶を含めた危険物などについての展示ということで,テーマ的には分別のお話になっていますけれども,分別をテーマにして進めていくことに関しては,皆さんいかがでしょうか。 D委員  Dです。私は大きく見て,生ごみ対策の中にプラスチックや,それから古紙だろうと思いますが,やはり生ごみの中にプラが多いことを強調して,減らしてほしいということ。またプラスチックだけを見ますと,汚れているものが多く混入しているという問題もあります。だからこれをどうしていくか,その辺を強調してもらいたいです。  それから古紙では,この間も雑紙の問題があったと思います。今回の建議書の中でもチラシを新聞の中に入れると書いています。今,私はチラシを全部雑紙にしていますが,これに入っていますよね。要するに新聞の中に折り込みのチラシを入れてもいいですと。この辺をやはりはっきりしてもらいたいと思います。それで大きいものでは古紙で質の向上があるのですけれども……。今大きいのは新聞とダンボールと,牛乳パックです。これは分かります。それから本と雑誌も雑紙ですが,これをやはり明確にしてほしいです。  それと先ほど言ったチラシは新聞と一緒でいいですという件は,それでいいのかどうか。これをしっかり切り分けしてもらいたいと思っています。チラシでもピンキリです。本当の雑紙と質のいいチラシも入っています。その辺をきちんと分けてもらえればと思います。  基本的には今の3つですけれども,あと枝などはJAとの取組をできないのでしょうか。要するにここで言えば,JAの府中と調布ですか。この辺りのトップと取組ができないのでしょうか。今はほとんど全部を燃やしていますから,堆肥化といいますか,そういう取組ができないのかということです。  あと加えるとするなら食品ロスです。大手やショッピングセンターで,減らせる方向に皆さんが努力をしていることは分かりますけれども,それならば一層の協力を取ってもらえませんか。それから飲食店では,商工会や商店会とのパイプを強めなければいけないのではないでしょうか。それから身近な問題で,学校給食の残渣(ざんさ),生ごみです。要するに学校の中でゼロは難しいのかもしれませんが,ゼロ化に向けて,食べない人にたくさんのせるなどを通常しますから,そういう取組もこの中に入れられないのかなと思います。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。展示の内容や,今後取り組むべきことのご提案もいただきました。エコフェスタのテーマについては分別方法といいますか,分別をテーマにしていくことに関しては賛成でよろしいですか。 D委員  はい。 I委員  枝の問題はこれから春になると結構出てきます。植木の問題です。その処理方法をもっとPRしたほうが有効なのではないかなと思います。今はあれでやっていますよね。その際,多分パネルになると思うのですが,処理方法を含めた展示で説明したらどうなのかと思います。 江尻会長  ありがとうございます。 山下副会長  皆さんがおっしゃっていたとおり,基本的な方針は分別中心でいいと思います。しかし,せっかく建議で出していますので,建議で扱った内容をひととおり盛り込めるようなものがいいのではと考えています。  I委員から枝葉の話もありましたけれども,チップ化するとこのようなものになりますという展示もできなくはないと思います。その辺りも含めて,プラスチックもそうですし,食品,古紙,枝葉など建議で取り上げたもので,恐らくコロナ対応も含めると展示中心にならざるを得ないかもしれません。チッパー車を中に入れたりはできないと思いますが,チップになったものでこれなら使ってもいいかなと思う方が出てくる形の展示ができればよいのではないかなと考えました。以上です。 江尻会長  いいまとめをしてくださいまして,ありがとうございました。まず今,もう一度調布市で分別方法を勉強しようというとても固いコピーになっていますので,もう少し柔らかくする必要はあるかもしれません。分別方法を一緒に勉強しましょう,確認しましょうといったことを大きなテーマとすることに関しては,皆さん特に反対の方はおいでにならないようです。逆に賛成の意見を言ってくださった方も多くいますので,この方向でいきたいと思いますが,よろしいでしょうか。  それでは今,山下副会長がおっしゃったように,恐らく分別方法についての展示中心になっていくかと思いますけれども,それを大きなテーマとして進めていきたいと思います。その内容としましては,建議書の中にありました枝草や生ごみ,食ロス,古紙,プラスチックといった,今の皆さんの意見の中でも盛んに出てきたものです。そのほかとしてはH委員のおっしゃった危険物があります。リチウムイオン電池やスプレーなども含めた危険物を出していくことも必要かと思います。そのようなことがブースや展示で進められればと考えていますが,事務局はそれでいいですか。 事務局(雨宮)  はい。 江尻会長  あと,事務局で提案されたぜひこれをお願いしたいという先ほどの5点がありました。今出ました。ポスター・エコ川柳の入賞作品の展示,分別促進は今の話の中に出てきましたので,そちらの方向でいけると思います。それから拠点回収・小型家電・小型式充電池などの品目の展示と,生ごみ処理機,残り物レシピの配布とありますが,2番目の分別の促進に関しては,今までの皆さんの意見と合致していますので問題ないと思います。  この5点について,もう少し説明してもらいたいものはありますか。ポスター・エコ川柳は分かると思います。例えば残り物レシピとは何ですか,その辺は私も聞きたいです。残り物レシピの配布は,もしこのようなものというのがありましたら説明してもらえますか。 事務局(雨宮)  事務局から説明したいと思います。残り物レシピとあえて表現していますが,他市・他区でもすでにかなり進んでいる自治体もあります。特に杉並区は,残り物になる未利用食品や野菜のくずなどを用いて食材に生かす取組を積極的にPRしています。この建議の内容でもありましたとおり,食品ロスをいかに減らしていくかという一環として,残り物レシピのようなものを何点かつくり,それをペーパーにまとめて皆さんに配布するような取組なども今後やっていきたいというところで一つ提案しているものです。  あともう一つは,先ほどH委員から適切な分別ということで充電式電池のお話が出たと思います。充電式電池に伴う火災や車両火災といった問題につきましても,市として今後対策が必要だと考えているところです。それで拠点回収で充電式電池も行っている実例があります。こういったところで適切に処分していただくと,回収ができて車両火災も防止できますということで,うまく組み合わせて展示ができればと希望しているところです。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。そうしますと,古紙,プラスチック,それから先ほどのリチウムイオンやスプレー缶――スプレー缶は家電ではありませんけれども,危険物を含めたものの展示ですね。それから食ロスを含めた生ごみ処理機や残り物レシピなど,皆さんが考えていることと市の提案は比較的合わさっていますので,この辺りも含めまして,どういった展示もしくはイベントの仕方をしていくのかが次の課題になっていくと考えています。具体的には次の会でもう少し話をしていくことになりますか。 事務局(雨宮)  次回,最終的に実施内容の決定などをさせていただければと思っています。 江尻会長  分かりました。きょうは,イベントの内容としては今の内容の程度でいいのでしょうか。もう少しですか。 事務局(雨宮)  十分出していただきました。もしこの会の後に,このようなものもどうでしょうかというのがありましたら,お電話やメールで事務局にお寄せいただければ,情報共有を図りながら次回までにまとめたいと思っています。よろしくお願いします。 江尻会長  分かりました。ありがとうございます。それでは,本当はもう少しやりとりできればいいと思いますけれども,時間が限られているものですから,あまりゆっくりとお話ができないということす。少し残念ですが,きょうのこの場でもう少し発言をしておきたい方はおいでになりますか。あと,これだけはぜひ展示もしくはイベントで行ってみたいという方はいますでしょうか。 L委員  古紙のことになってしまいますけれども,私は以前,アプリをもっとうまく利用してほしいと意見をしたことがあります。展示のときに,クイズ形式ではないのですが,簡単にそれを見ながら丸バツなどをして,最後の答え合わせはそれぞれアプリを見てくださいとすると,アプリを知らない人もそこで使えたり,アプリに興味を持ってもらえたりといった使い方ができるのかなというので,古紙に関してだけですが,少し考えてみたいと思っています。  またプラスチックや枝草葉でも同じようなことができれば,同じような動線で回り,みんなで丸バツなどをいろいろ考えながらできたりするかと思います。ただ見て回るよりもそのほうが面白いかと感じましたので,行ってみたいと思っています。 事務局(雨宮)  事務局からすみません。今,発言いただきましたごみアプリは,分別等を今後推進していく上でダウンロード数をわれわれとしてもどんどん普及させていきたいと思いもあります。市の意向としても,そういったものと関連させた内容にしていただけるともありがたいということをお伝えします。 江尻会長  それは具体的な企画の段階で,例えばクイズをしていくのであれば,その回答や正解についてはアプリを見れば分かる形にしていくということですか。 事務局(雨宮)  はい。 江尻会長  ただ,全ての人たちが対応できるわけではありませんので,その辺りの配慮も十分に考えながら進めていく必要があると思います。面白い企画だと思いますので,それも併せて行ってもらいたいです。 事務局(雨宮)  ぜひよろしくお願いしたいと思います。 江尻会長  よろしくお願いします。ありがとうございました。そのほかにきょう発言しておいたほうがいいことはありますか。よろしいですか。  ありがとうございました。それでは次回までに今,皆さんが出してくださったご意見を中心に,もう少し具体的なたたき台を事務局につくっていただきましょう。それを基にしまして,また議論を進めていきたいと思っています。先ほど事務局からもお話がありましたけれども,あしたになって思い出すことがあるかもしれませんので,そのようなことがありましたらお電話やメールで伝えていただければと思います。よろしくお願いします。 事務局(雨宮)  よろしくお願いします。 江尻会長  お願いします。それでは協議事項はここまでです。  次に報告事項が4点もありますので,まず伺っていきましょう。その後で意見があるようでしたらお尋ねしたいと思います。では,お願いします。 2 報告事項 事務局(中島)  では,(1)「さらなるごみの減量・資源化の推進について(建議)」手交式について事務局から説明をします。資料3をご覧ください。前回の建議で最終確認をしてもらいました建議,手交式を11月19日金曜日に執り行いました。審議会からは江尻会長,山下副会長にご出席いただき,江尻会長から長友市長に建議書を提出しました後,懇談をしていただきました。  審議会からの建議の内容が資料4になります。前回の審議会でK委員からご意見いただきました件について7ページの最終行に,「子ども向けの意識啓発の機会創出に取り組むとともに,その成果が家庭内でも共有されるよう図られたい」と追記をしています。また9ページの下から6行目に,CHOFU(調布)プラスチック・スマートアクションの制定時期について,前回の審議会資料では令和2年5月としていましたが,正しくは4月になりますので,会長にご報告のうえ,事務局で訂正しています。大変申し訳ありません。説明は以上です。 江尻会長  これでいいですか。ありがとうございました。今の件について何か質問はありますか。建議をお渡しするに当たり,山下副会長にも同席していただきました。どうもありがとうございます。お疲れさまでした。スムーズに何のトラブルもなく渡すことができましたので良かったと思います。よろしいですか。それでは次の第2回一般廃棄物処理基本計画策定委員会について,報告をお願いします。 事務局(中島)  では,資料5をご覧ください。こちらは一般廃棄物処理基本計画策定委員会のスケジュール表になります。先週12月17日に第2回策定委員会を開催しましたので,報告します。議題としては,現行計画の進捗状況と課題について,次期計画に向けた論点の整理と取組の方向性について検討を行い,多数の意見をいただきました。  まず議題1の現行計画の進捗状況と課題についてでは,現基本計画の基本方針と目標を振り返り,基本方針に係る数値目標や関連する8つの個別計画ごとの進捗(しんちょく)状況の評価,それに関連する委員ご意見,当審議会から11月に提出された建議の中で述べられた意見,それらから導かれる課題の整理を行いました。  また議題2の次期計画に向けた論点の整理と取組の方向性では,議題1の中で整理・集約を行った個別計画ごとの主な課題ごとに現計画から継続・強化すべき課題と新たな課題について,今後のごみ処理を取り巻く環境などを考慮いただいたうえで次期計画に反映すべき課題をキーワードという形で挙げていただきました。今回挙げられたキーワードを基に次回,第3回策定委員会において取り組むべき課題と方向性の整理について検討を進めていきます。  このほかの報告事項として,令和3年11月19日付で本審議会から出された建議書についても説明,報告をしました。併せて11月26日には策定委員会向けのごみ処理施設見学会を実施し,午前中に二ツ塚最終処分場を視察後,午後に調布市クリーンセンター,ふじみ衛生組合の順に見学しましたので報告します。次回,策定委員会の中では計画策定に係るこれまでの主な出来事と今後の動向や,関連する市の上位計画,近隣市の計画期間などの情報を基に,次期基本計画の計画期間の検討・決定までを予定しています。報告は以上です。 江尻会長  ありがとうございました。この件につきまして,質問などはありますでしょうか。よろしいですか。それでは次の3番目,ごみ減量啓発作品の審査結果及び表彰式について,に移りたいと思います。お願いします。 事務局(中島)  資料6をご覧ください。昨日12月21日火曜日に,「これならできるごみ減量とリサイクル」小中学校ポスター作品入賞者および「ちょうふエコ川柳」入賞者の表彰式を執り行いました。本来であれば,今年度開催する予定であったエコフェスタちょうふの中で執り行うはずでしたが,それがかなわず残念ではありますけれども,江尻会長にも出席してもらい,和やかな雰囲気の表彰式となりました。  今年度は,ポスターに212作品の応募があり,小学校低学年から中学生までの4部門で投票数第1位から第3位までの計12名が入賞されました。エコ川柳は141作品の応募があり,小中学校の部と高校生以上の部の2部門で投票数第1位から3位まで,およびそれぞれの部門の市長賞,審議会長賞,環境部長賞の計12名が入賞されました。  審議会委員の皆さまからも投票いただきまして,誠にありがとうございました。順番が逆になり申し訳ありませんが,受賞作品については次の報告事項となる資料7,『ザ・リサイクル』の裏面,第4面に受賞作品を掲載していますので,ご覧ください。報告は以上です。 江尻会長  ありがとうございました。こちらにつきまして質問などはありますでしょうか。よろしいですか。それでは,『ザ・リサイクル』についての報告をお願いします。 事務局(中島)  資料7をご覧ください。ごみ対策課広報誌『ザ・リサイクル』第88号を11月20日に発行しましたので,報告するものです。表面1面には,7月から9月の1人1日当たりの家庭ごみの量について390グラムとなり,目標を24グラム上回っていることや,利再来留館の再開などについて掲載しています。  中開きとなる2面,3面には,子供にもなじみやすい記事として,清掃作業員へのインタビューを掲載しました。そのほかには,生ごみ処理機の効果について,家庭系燃やせるごみ専用袋のデザインが新しくなったことなどについて掲載しています。4面は先ほど説明しましたポスター・川柳の入賞作品になります。簡単ではありますが,概要についてご説明させていただきました。お時間のあるときにご一読いただければと思います。説明は以上です。 江尻会長  ありがとうございました。それでは今,『ザ・リサイクル』についての説明がありましたけれども,報告事項の1から4までを合わせて何か質問や確認などがありましたら,ご発言いただきたいと思いますが,いかがでしょうか。  利再来留館の利用状況はどのような感じですか。再開ということで良かったと思っているのですが,もし分かるようでしたらどうかと思いました。 事務局(三ツ木)  事務局の三ツ木です。利再来留館につきましては,コロナの関係もありまして1年8カ月ぐらい閉鎖していたということで,ことしの11月12日から再開しています。利用状況については,例年に比べて若干多いかという感じです。われわれとしてはもう少し一気に来るかと思っていましたが,そういった意味では落ち着いてリサイクル品,再利用品の展示,それらの販売が執り行われています。混乱なく市民の皆さんにご案内ができている状況です。以上です。 江尻会長  どうもありがとうございました。ほかの皆さん,いかがでしょうか。『ザ・リサイクル』の3ページにある「便利なグッズを使ってごみダイエット!」の生ごみ処理機を展示したいということですね。 事務局(雨宮)  そうです。 江尻会長  分かりました。そのほかに何か確認をしたいことなどはありますか。皆さんのおかげでどんどんと進み,まだ5分ぐらいは猶予があります。協議事項のエコフェスタについてもご意見や言い残したこと,聞いてもらいたい情報などがありましたら,いかがでしょうか。K委員,どうぞお願いします。 K委員  先ほどの話に戻ります。展示品の中に小型家電が出ていましたけれども,いわゆる小型家電は元々レアメタルの回収が優先だったと思いますが,一時それが満杯になった,売れないという話も聞きました。現時点で,特に小型家電を別途回収する意義は今でもきちんとあるのでしょうか。そのことをお伺いします。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。 事務局(雨宮)  事務局から今のK委員のご意見に関しての回答です。やはり調布市としましては,ごみを減らして資源物をリサイクルしていく中で,あらゆる方法により選択肢を提供したいと考えています。そのうちの一環として小型家電回収ボックスは,皆さんに周知が徐々に浸透して,2週間に1度の不燃収集で出せないようなものも入れてくださる物や人が増えて,一つごみを減らして3Rまたはリサイクルが促進されていることにつながっていると認識しています。市としては,この事業は意義があるもので,今後とも続けていきたいと思っています。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。レアメタルの回収については,一時期,オリンピックやパラリンピックのメダルをつくるので金が要ります,銅が欲しいですなど非常に盛り上がったことがありました。オリ・パラが終わったその後といいますか,現状ではK委員がおっしゃいましたように,そもそものところに戻ってきたという状況ではないかと思っています。  レアメタルは日本国内にあるようなものは少なく,その回収によってまた新たな電気製品,精密機器を作ることができるということで非常に有効であり,回収は今後も進んでいくだろうと思いますし,進めていかないと私たち自身の生活にも支障が出ることになると思います。調布市としてはごみを減らしていく大きな目的ももちろんありますけれども,私たち自身も社会的な意義の中で,レアメタルの回収が必要と考えていいのではないかと思っています。K委員,よろしいでしょうか。 K委員  そうすると,いわゆる小型家電は場所が限定されているので,不燃ごみの中に入れてもごみの回収率を上げるという点では実は同じだと思うのですが,それでもよろしいのでしょうか。つまり小型家電にあえて持っていかなくても不燃ごみに入れてしまえば目的は達するのでしょうか。 江尻会長  不燃ごみに入れてしまいますと,例えばふじみ衛生組合の場合,手選別で分けている状況です。それから袋の中にいろいろなものと一緒に細かく入ってしまうことによって,それを分別することに大変なコストと手間,時間がかかることにもなります。それから,いわゆるきれいな状態で分別するということになると,搬出の段階で分別することが一番きれいな状態で出せます。それと先ほどH委員からも少しありましたが,小型家電の中に今,発火するようなものが非常に増えていることもあります。その辺りの安全性を考えますと,やはり搬出の段階での分別は重要になってくると考えられます。  ですから不燃物の中に入れて,今と同じように手選で分けてもらうことに関しては,ふじみ衛生組合に本当に感謝をしなくてはいけないことだと思っています。しかし,それをお願いしつつ,やはり私たちのできることとして分別して出すことは必要ではないかと,恐らく調布市やほかの自治体でも考えられていると認識しています。 K委員  よく分かりました。結構です。 江尻会長  ありがとうございます。そのほかはいかがでしょうか。時間になりましたか。何かありますでしょうか。いいですか。  それではきょう発言をされていない方にぜひと思ったのですが,ちょうど時間になってしまいましたので,きょうのところは議論をこれまでにしたいと思います。では,事務局からお知らせがあります。 事務局(中島)  次回,令和3年度第7回審議会の日程については,2月を予定しているところです。詳細な日程については現在調整していますので,改めて皆さまに連絡の上,調整したいと考えています。よろしくお願いします。 江尻会長  ありがとうございました。先ほどの協議事項であったエコフェスタについての意見は,大体いつぐらいまでがいいですか。ことし中は少し厳しいと思いますけれども,例えば1月中旬ぐらいまでなどではどうでしょうか。 事務局(雨宮)  事務局としての作業も発生する関係で1月中旬ぐらいをめどにできればと思います。特に期限を設けているわけではありませんので,逆に過ぎたとしても結構です。 江尻会長  次の会議の中でもやりとりをしていけばいいことだとは思いますが,もし意見をいただけるようでしたら大体中旬ぐらいをめどにいただくと,事務局のまとめにもうまく載せられるかと思います。よろしくお願いします。 事務局(雨宮)  よろしくお願いします。 江尻会長  ありがとうございました。それでは次回を今後調整することになります。ことしはこれが最後で,いよいよ年の瀬となります。本日はお疲れさまと同時に良いお年をお迎えくださいということで閉会したいと思います。ありがとうございました。良いお年をお迎えください。 3 閉会 1