令和3年度 第7回調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会 会議録 1 開催日時:令和4年2月17日(木)午後4時00分から5時00分まで 2 開催場所:Zoom開催(事務局:市庁舎5階特別会議室) 3 委員出欠:出席人,欠席人 ・出席委員:江尻会長,山下副会長,長岡委員,森川委員,津金委員,杉崎委員,山本委員,髙橋(勝)委員,三輪委員,増田委員,佐々木委員,岩本委員 ・欠席委員:阿部委員,千草委員,髙橋(優)委員 4 事務局:三ツ木,雨宮,中島,東澤 5 傍聴者:なし 【議事次第】 1 協議事項 第7回エコフェスタちょうふについて 2 報告事項  (1) 調布市家庭系ごみ等詳細組成分析調査について  (2) 令和4年度審議会について  (3) 令和4年度一般廃棄物処理実施計画について 3 その他 配布資料 資料1 第7回エコフェスタちょうふ開催に向けての検討会スケジュール 資料2 第7回エコフェスタちょうふについて 資料3 第7回エコフェスタちょうふチラシ(案) 資料4 第6回審議会の主なご意見・ご質問 資料5 調布市家庭系ごみ詳細組成分析調査について 資料6 令和4年度審議会について 参考資料1 エコフェスタちょうふ古紙の展示について(企画案) 開会(16時00分) 事務局(中島)  それでは,定刻より数分早いですけれども,皆さまがおそろいになられましたので,ただ今から令和3年度第7回調布市廃棄物減量及び再利用促進審議会を開始します。今回もオンラインを活用とした形での開催とさせていただきます。江尻会長他4名の委員の方々と事務局は,市役所本庁から参加しています。どうぞよろしくお願いします。本日は阿部委員,千草委員,髙橋優子委員から欠席のご連絡を頂いています。  それでは,開会するに当たり,江尻会長から一言お願いします。 江尻会長  皆さんこんにちは。2月に入りましたけれども,今年になって初めての委員会ということですので,あけましておめでとうございますと,少し間が抜けたごあいさつになるかもしれません。今日も議論を活発に進めたいと思いますので,どうぞよろしくお願いします。  本日は出席者が過半数に達しておりまして,「調布市廃棄物の処理及ひ?再利用の促進に関する条例」第78条に基づいて,ただ今より審議会を開会します。オンラインでの傍聴となりますが,今日はなしでよろしいですね? 事務局(中島)  はい,傍聴の方はいません。 江尻会長  今日は傍聴の方はいらっしゃらないということですので,このまま進めさせていただきます。  それでは,次第に沿って進めたいと思います。いつものことですけれども,調布市の環境部では,新型コロナウイルス感染症対策として,複数人が集まる会議の開催は,1時間程度を目安とするとなっています。オンラインの皆さん,それからこちらの市役所の会議室に集まっている皆さんとなりますが,できるだけ1時間で,超えても少しだけというところで,円滑に進めたいと思います。よろしくお願いします。  では,審議に入る前に,事務局から配付資料についての説明をお願いします。 事務局(中島)  はい。まず資料の確認の前に,次第の裏面をご覧ください。当初は12月にエコフェスタちょうふの開催を,第7回審議会として行う予定でしたが,来年度に延期になったことにより,今回を第7回として開催します。エコフェスタちょうふの1回分がなくなったことにより,全7回となるため,本日が今年度最後の開催となります。  それでは,配布資料の確認をします。本日の資料については,資料1から資料6までと参考資料が1件あります。資料1は第7回エコフェスタちょうふ開催に向けての検討会スケジュール,資料2は第7回エコフェスタちょうふについて,資料3は第7回エコフェスタちょうふチラシ(案),資料4は第6回審議会の主なご意見・ご質問,資料5は調布市家庭系ごみ詳細組成分析調査について,資料6は令和4年度審議会について,参考資料1はエコフェスタちょうふ古紙の展示について(企画案)です。以上ご確認をお願いします。 江尻会長  皆さん,よろしいでしょうか。画面共有をしながら行きますので,もしお手元にない場合には,画面を参考にしながら一緒に進めていければと思います。よろしくお願いします。  それでは,次第に沿って進めたいと思います。1に協議事項で第7回エコフェスタちょうふについてとありますので,まずはここから行きたいと思います。では,事務局から説明をお願いします。 1 協議事項 事務局(中島)  はい。初めに資料1をご覧ください。今回は開催に向けた協議の第2回目として,前回に引き続き実施内容の協議,タイムスケジュール,会場配置,役割分担,集客の方法,開催チラシの確認をお願いしたいと思います。  次に資料2をご覧ください。皆さまにお送りした資料からの変更点として,画面共有する資料の表題には「案」と記載しています。申し訳ありません。初めにタイムスケジュールです。同日開催を予定している環境フェアが,当日午前10時から午後3時までの5時間を予定していることから,会長と事務局で協議し,同時間への開催として予定表を作成しています。机の配置や展示コーナーなどの大まかな会場の準備は,前日に事務局で行う予定です。委員の皆さまには,当日は開始時間の1時間前に集合して,設営の確認や打ち合わせなどを行っていただき,午前10時に開場という予定としています。  次に実際の展示内容の協議の前に,役割分担についてご説明させていただきます。資料2の1枚目の下部をご覧ください。事前準備として,事務局であらかじめ3つの部会に分け,委員の皆さまに役割案を割り振っています。  1つ目が展示部会になります。展示のうち,主に古紙・プラスチックの2種類については,委員の皆さまに企画を考えていただきたい内容になります。そういった展示内容の企画や準備を担当していただき,場合によっては新型コロナウイルスの拡大状況を見つつお集まりいただくことも想定しています。なお,その場合の会場については,事務局から提供することも可能です。担当は江尻会長,H委員,K委員,L委員を割り振らせていただいています。  2つ目は広報部会になります。後ほど資料3でも確認していただきますが,チラシ・ポスターについては,今後はこの広報部会で校正を進めていただければと考えています。会長および主に6月4日当日のご参加が難しい委員,ご予定が不明確な委員を割り当てています。江尻会長,B委員,N委員,I委員,J委員を割り振らせていただいています。なお,主にメールでのやりとりを想定していることから,I委員におかれましては,次に説明する集客部会をご担当いただくことを検討できればと思っています。  3つ目は集客部会になります。当日の集客に当たっては,スタンプラリーを行う予定です。市役所前庭で開催する環境フェアで,ごみ対策課が粗大ごみの蘇生品の販売ブースを出展する予定であるため,このブースとエコフェスタの会場である1001学習室,1002学習室の3カ所をスタンプラリーの拠点として,全てスタンプを集めた方に,景品をお渡しということを予定しています。そのスタンプラリーについて,内容を考えていただく部会となります。山下副会長,A委員,C委員,D委員,F委員,G委員を割り当てさせていただいています。今後,具体的な準備を進めるに当たり,本日はこの割り振りについてご承諾いただきたいと考えていて,意見があれば後ほどお話しいただければと思います。  また,その右に当日対応として,当日の役割分担案を記載しています。展示部会の委員の方を展示の担当,それ以外の委員の方をスタンプラリーの担当としています。開催時間が5時間にわたることから,展示担当以外の方については,午前と午後に分けて割り振りをさせていただいています。この当日の役割分担については,まだ見直す時間もあることから,午前と午後通しでのご出席が可能である場合には,お願いできれば幸いだと考えています。通しでのご出席の可否については,あらためてメール等で確認させていただければと思います。  次に実施内容と会場配置について説明させていただきます。先に会場配置ですが,資料2の2枚目が1001学習室で,3枚目が1002学習室の配置図案となっています。1001学習室では古紙・プラスチックの展示を,1002学習室ではそれ以外の展示を行う予定です。  4枚目が文化会館たづくり10階のフロア図になります。動線としては,エレベーターホールから1001学習室,1002学習室の順に見ていただくことを想定しています。  では,内容の説明に移ります。1001学習室の古紙の分別については,後ほどL委員から企画案をご説明いただきます。次にプラスチックの分別についてですが,後ほど委員さんからご意見を頂きたいと思いますが,事務局からの説明を先にさせていただきます。  プラスチック削減の取組である「CHOFUプラスチック・スマートアクション」などの,市の取組み展示として行うことを予定しています。また,クリーンプラザふじみの展示物で,ふさわしいものがあれば借用の相談ができる旨を確認しています。  次に1002学習室の内容になります。枝草葉の処理方法展示については,せん定枝チップ化事業に伴うチップの展示や,チッパー車での事業の紹介を想定しています。食品ロス関係の展示として,食品ロスへの取組では,フードドライブでの,消団連・パルコとの連携など,市の取組の紹介を予定しています。  また,フードドライブについてですが,例年,環境フェア内で消団連がフードドライブを行っています。今回も前庭での環境フェアにて,ブース展開をするようであれば,エコフェスタ内での開催は難しいと思いますが,商品の持ち込みがあった場合に,受け取りのみを行うかどうかを検討できればと思います。  次に残り物レシピの配布です。残り物レシピを準備し,配布することを予定しています。レシピは事務局でもアイデアを募り作成する予定ですが,委員の皆さまからもレシピのアイデアを募集したいと考えています。後ほどお時間があれば,この件についても検討いただければと思います。また,事務局から個別に依頼させていただくこともあるかもしれないので,その際にはどうぞよろしくお願いします。  次に生ごみ処理機の展示は,ごみ対策課で所有している生ごみ処理機を展示し,実際に稼働させ,来場者に臭いや音や減量効果について体験いただく予定です。  スプレー缶・モバイルバッテリーなどの火災事故危険物の展示では,実際に火災事故危険物を展示し,排出方法の説明とともに注意喚起を図ります。  拠点回収品目の展示では,実際に品目の展示を行うとともに,市で行っている拠点回収について案内する予定です。  ポスター・エコ川柳の入賞作品の展示は,それぞれの入賞作品を大型パネルに展示します。  なお,建議の内容を受け,市内の小中学生をターゲットにした意識啓発を目的として,ごみ減量啓発キャラクターの制作の検討を,ごみ対策課で現在進めています。こちらの詳細については,あらためて報告をさせていただきます。  現在予定している内容については以上となりますが,まだ開催までに時間があることから,内容について修正を行う場合には,次回の審議会であらためて説明させていただきます。  なお,会場の定員についてですが,現在のコロナウイルス感染症の流行を踏まえると,最大定員の50%として検討していく必要があるかと思います。最大定員が50名となるため,委員と事務局を含めて25人となります。来場者の定員としては,20人程度として検討していただければと思います。  次にポスター案について説明させていただきます。資料3をご覧ください。今回は展示の実施内容が固まっていない段階であることから,ポスター案についてのみお示ししています。あくまでたたき台としてご確認いただき,何かありましたらご意見をいただければと思います。  また,今回を含め3回の校正を行う予定です。審議会での協議とは別に進める必要があることから,先ほどご説明しました広報部会の委員の皆さまには,主にメールでやりとりを行い,校正を進めたいと考えています。校正のスケジュールについては,同日開催の環境フェアと,どこまで足並みをそろえるかなどを調整した上で,あらためてお示しいたします。  なお,説明は割愛させていただきますが,次の資料4に,前回第6回の審議会で出たご意見をまとめていますので,後ほどご確認をお願いします。  では,当日の企画に戻りまして,古紙の分別についてL委員から企画案のご説明をお願いできればと思います。参考資料1をご覧ください。それではL委員,お願いします。 L委員  はい。むさし野紙業のLです。今回行われるエコフェスタちょうふでは,古紙について禁忌品の展示を行いたいと思っています。禁忌品と言うと少し難しいかもしれませんけれども,リサイクルできない紙で,古紙回収に出さないでくださいというお願いを分かりやすく展示して,皆さんに理解してもらえればいいと思っています。  企画の内容は,展示室のテーブルに全国共通の認識のある禁忌品を15点ほど用意させていただき,1テーブルに2点から4点ほど展示を行います。そこにA4またはA3サイズの説明文書,これを用意して,極力簡単で分かりやすく,目で見ても分かる,文字で見ても分かるように展示をしていきたいと思っています。  その展示品については,直接触ることができるようにしたいので,なるべく多くの禁忌品の種類を用意しようと思っています。これは手で触るというのは,直接に手で触れ,破ることがその場でできて,説明できればと思っています。  あとは,古紙の種類ごとの解説です。雑紙とは何かというのを,皆さんはすごく疑問に思っているという意見を多く聞いています。古紙の種類には新聞,雑誌,ダンボール以外にも,このような種類があるということを,少し実際のものを用意して,分かりやすく説明できればと思っています。  そして,最後に○×クイズを用意させていただきます。3問ほどの簡単なクイズを出して,ごみアプリを活用しながら問題を解いて楽しんでいただければと思っています。その参加をしていただく方には,むさし野紙業から,ロールペーパーですけれども,これを用意して,差し上げることができればと思っています。  これは一応,私むさしの紙業が考えている,まだ第一段階の企画の内容です。このようなものがいいのではないか,このような展示を行ってもらいたいということがあれば,大いに意見を聞かせていただいて,内容を濃くしていきたいと思っています。ご協力をよろしくお願いします。以上になります。 事務局(中島)  ありがとうございました。次に,プラスチックの分別についてのご意見を頂ければと思います。ここからは江尻会長に進行をお願いしたいと思います。お願いします。 江尻会長  はい。ご説明をありがとうございました。L委員もありがとうございました。それでは今,事務局からお話がありましたことで,今はプラスチックの分別についてご意見となります。多分それ以外についても,質問や確認したいことなどがあると思いますが,それは追って進めたいと思います。まずはプラスチックの分別についての展示をどのようにしたら良いかなどについて,ご発言いただければと思います。いかがでしょうか。 K委員  一応提案です。調布の場合は,全てのプラスチックを4種類に分類するようになっています。それを分かりやすく説明というか見てもらうように,机の上にプラスチックごみを並べて,その4つの行き先がきちんと分かるように説明したらいいと思っています。1つ目は一番知られている容リプラスチックで,プラマークが付いたものはこちらという話です。それから,製品プラスチックについては,不燃ごみのところに行くということです。それから,汚れたプラスチックは可燃ごみになるわけですが,この時にこの汚れたプラスチックというのがなかなか分かりにくいです。ですから,この程度であれば汚れたプラスチックだという限度見本を,実際に持ってくると衛生上いろいろとあるかもしれないので,写真でいいから展示して,この程度のプラスチックごみであれば可燃ごみに回すということがはっきりと分かるようにしてはどうかと思います。それから,最後はペットボトルです。ペットボトルは,ふたとラベルは容リプラに行くようにとなっていますので,そのようなことも説明します。ペットボトルは内容物をきちんと出して,少し洗ってすすいで出すということが分かるようにします。  机の上に並べられたいろいろなごみを,行く先も分かるように展示することを提案したいと思います。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。K委員,行き先というのは,これは,例えばペットボトルであれば,どこの会社の工場に行っていますということですか。それともペットボトルが何々になりますと考えたらいいですか。 K委員  いや,箱でいいと思います。要するに分類が分かるように示すという意味です。だから,ごみ箱のようなものを少しイメージしてもらって,これはペットボトルのごみ箱,このごみはここに行ってくださいと,そのように感じています。 江尻会長  分別をきちんとしましょうということで,今おっしゃった4つのプラスチックについて,ルールを守った処分,排出の仕方ができるようにというところをポイントとするということですか。 K委員  はい,そのようなことです。 江尻会長  はい,分かりました。どうもありがとうございました。今,K委員から,プラスチックについてこんなことでというご希望がありました。では,他の皆さんもプラスチックから行きたいと思いますが,プラスチックについての前に,事務局の説明に沿って,もう一回確認しておいたほうがいいと思います。プラスチックの話には,またすぐに戻ります。  先ほどの事務局の説明の中にありました分担の問題,これについては特にご意見はありませんか。事前準備として,展示と広報と集客ということで3つに分かれていて,それぞれに担当が入っています。では,これに関してのご質問などはありませんか。 D委員  特にありません。 江尻会長  D委員,ありがとうございました。それでは,この分担で進めさせていただくということでよろしいでしょうか。特にご意見がありませんので,それではこの分担で,まずは進めさせていただきます。それから,当日につきましては,今後まだ少し先のことなので,皆さんの都合がまだはっきりしないということもあります。一日通しで出ていただくことができれば,もちろんそれでいいのですが,まずは午前か午後に当番のようにして出ていただくということです。これは最終的にはまだ決定でなくてもいいですね。 事務局(中島)  はい,そうです。 江尻会長  というようなことで,皆さんで分担していくということで,こちらもよろしいですか。そうしますと,部会といいますか事前準備の役割と,それから当日は午前か午後,もしくは一日通しで関わるということで,皆さんに協力していただくことになりますので,よろしくお願いします。  その次に,今度は内容についてご説明いただきました。今,プラについてK委員からお話,提案がありました。それから,その前にL委員から古紙についてのお話もありました。それと,あとは事務局から残り物レシピの配布ということで,これも皆さんにお願いしたいということがありました。このあたりを中心に,皆さんに少しご意見を頂ければと思います。もう少しこのような展示をしてほしい,それから,例えば残り物レシピはこのようにしたらいいのではないかなど,その他いろいろと関連するようなことがあると思います。少し自由にご発言いただければと思います。どなたからでもどうぞ。 I委員  フードドライブは下で消団連でやります。 江尻会長  フードドライブのことがありました。そうですね。 I委員  ええ,それは下でやる予定にはしています。 江尻会長  そうすると,先ほどの説明にありました食品ロスです。 I委員  食品ロスのところです。 江尻会長  はい。それのフードドライブの受け取りに関しては,もし持ってきてしまった人がいたら,受け取って預かるというのはいいでしょう。会場に持ってきてくださいということは,別に言わなくても,消団連のほうに持っていってもらうということです。 I委員  はい,下でやります。 江尻会長  では,特に広報は,私どもではしなくてもいいのではないかというご意見ですね。 I委員  はい。 江尻会長  ありがとうございます。そうすると,ポスターやチラシをつくるに当たって,広報の部会になると思いますけれども,そこに前回はフードドライブのことを書いていたと思いますが,今回は下でやりますということを書いてもいいのかもしれません。そこは環境フェアとの関わりの中で,今後決めていくということになっていくと思います。フードドライブを会場ですることは一応なしということで,進めていきたいと思います。ありがとうございました。その他はいかがでしょうか。  では,私のほうから少しお願いです。先ほどL委員のご説明で,多分,皆さんにいろいろなものが分かっていいと期待しています。さらにできれば,これが何になるというのを出していただきたいです。例えば,新聞紙はその多くが新聞紙になっている,紙パックの多くはトイレットペーパーになるなど,写真でもちろん構いません。これになるからこのように出してもらいたいというのが分かるように,先の製品のところまで出していただけると,市民にとっては分かりやすいと思います。 L委員  はい,分かりました。 江尻会長  ぜひよろしくお願いします。 D委員  少し関連であります。 江尻会長  はい,どうぞ。 D委員  この間,私も関連でチラシの問題を少し質問させていただきました。それで新聞の販売店に直に電話をしました。新聞に入っているチラシは,材質はどれでも構わないので全部一本に入れてください,結構ですというお話をもらいました。日経と朝日を扱っているということでした。私もチラシを全部そうすると,今では本当に雑紙が半分になりました。今まで2回出していたのが,2回以上ためても大丈夫になりました。そのようなことを出来るだけやっていただくと,ありがたいと思います。 江尻会長  新聞の折り込みチラシに関しては,合わせて新聞古紙というくくりになります。そのようなところが,チラシというくくりになってしまうと,ポスティングのほうと一緒になってしまうなどします。紙としては同じなのですが,そのへんも分かりやすく出していただけるといいと思いますので,よろしくお願いします。当日ご来場の方の質問でも,結構それは多く出るかもしれません。その他はいかがでしょうか。 山下副会長  山下ですがよろしいでしょうか。 江尻会長  はい,お願いします。 山下副会長  ポスターの文言と,あとは企画展示の内容にも関わるのですが,ポスターのほうから行きます。真ん中の四角のところに「エコフェスタちょうふは,ごみ減量とリサイクルをテーマに,見て,触って,学ぶイベントです」と書かれています。コロナなので「触る」というのをどの程度許容するのかというのを,少し検討したほうがいいと思います。私が心配し過ぎかもしれませんが,一応,感染対策のことも考えて,どこまで可能かというところは,一度もんでおいたほうがいいのではないかと思いました。  紙のお話でもありましたけれども,実際に質感などは触ってみないと違いが分からないというようなことがよくあるのは,私も理解してはいます。今後の感染状況がどうなるかにもよるとは思いますが,触る前にアルコール消毒をして触ってなどの手続きを,その来場者の皆さんに個別にその都度やっていただくような形で準備をすることになるのかなど,そのあたりの部分も含めて検討が必要かと思いました。  これは,スタンプラリーも,そのような意味ではあまりイメージできません。それぞれの場所に置いてあるスタンプを,お客さんに押していただいて3個集めるなどということだとすると,またスタンプを触る時にアルコール消毒をしてなどということが,必要になってくるのでしょうか。そのあたりのコロナ禍での対応をどうするかというところも,検討が必要ではないかと思いました。よろしくお願いします。 江尻会長  ありがとうございました。良い指摘をしていただいたと思います。L委員は,先ほどの古紙のところで,このへんのところの触って,破いてなどというのは,イメージ的にどのように考えていますか。 L委員  細かく小さめなメモ用紙程度に用意をして,実際にそれを触ってもらって,それはそのまま使い捨てという感じで用意することはできます。あとは,少し大きなものは,考えていたのは,ろうが付いているダンボール,これにはすごく昔から問題になっているのがあって,それは実際に触ってこすってもらうのが良いと思っていました。そこは手ではなくて,何かアイスのスプーンのようなものなど,小さなものでこすってもらって,全て使い捨てなどという形で,直接次の人の手に触れないような配慮を,少し考えていきたいと思います。 江尻会長  ありがとうございます。その時期になって,どこまで感染が収まってくれるのか,感染が収まることを期待したいとは思います。しかし今,山下副会長がおっしゃたように,チラシに触ってというところが出てくると,少し抵抗がある人がやはりあるかもしれません。そこのところはまた少し広報で少しもんでいただくことができればと思います。実際に来て触ってしまったというのと,「触れます」とうたって呼ぶのとでは,やはり少し違うだろうと思います。そのへんのチラシのつくり方も少し考えながら,また次の時に皆さんにお示しできるようにしていければと思います。ありがとうございました,考えていきたいと思います。  今,チラシのお話も出ましたけれども,チラシのことも含めて,もし皆さんが今日お気付きのことなどがありましたら,ご発言いただければと思います。いかがでしょうか。チラシはまだ少し内容が固まっていないところですので,案の案のようなことにしかなっていません。少しそのへんのところも配慮しながら,例えば色合いなども,このような色がいいのではないか,黄色より赤がいいなどいろいろとあると思います。そのあたりのところなども,少し出していただければと思います。いかがでしょうか。 I委員  「エコフェスタちょうふ」というのを,もっとはっきりしたほうがいいと思います。何となく皆,ぼやっとしている感じを受けます。 江尻会長  「エコフェスタちょうふ」を少しはっきりした色にですね。 I委員  はっきりしたほうがいいです。 江尻会長  そうですね。チラシのことと,その他のことも合わせて他はいかがでしょうか。 I委員  「3R」のこれも何となくぼやけていませんか。 江尻会長  そうですね。 I委員  分かるのですが,色合いはいいので,中の文字が優しいのですが,少しきつめにしたほうがいいような気がします。 江尻会長  そうですね。では,色合いを少しバランスを考えながら広報でもんで,案をつくっていただければと思います。文字を明確にするのと,優しさも大事だけれども,はっきり出すのはもっと大事だということで,出していただくというところで考えていければと思います。よろしくお願いします。その他はいかがでしょうか。 K委員  Kですがよろしいですか。 江尻会長  はい,Kさん,お願いします。 K委員  今回は例の表彰式もないので,来ていただく方がかなり制限されるのではないかということもありますので,できればポスターの配布先を少し工夫しないといけないのではないかと思います。今までどのようにされていたのか僕は分からないのですが,例えば,自治会にまいていろいろと掲示板に張っていただきます。それから,調布の場合は地区協というのが全市にわたってありますが,協働推進課を通じて,そのようなところに積極的に配布してもらうなどで,事前の宣伝を少し強化したほうがいいのではないかと思います。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。今までの配布先は分かりますか。 事務局(中島)  今までは小中学校に配っていたことは確認しています。 事務局(雨宮)  事務局からよろしいですか。 江尻会長  はい。 事務局(雨宮)  今のK委員から頂いたご意見については,われわれも今回はこのような状況になっていますので,配布方法を少し検討せねばならないというところでした。広報部会とも連携させていただいて,われわれも配布先の工夫と拡張等を随時検討させていただければと思います。ご協力をよろしくお願いします。 江尻会長  はい,よろしくお願いします。今回はポスターもつくりますか。 事務局(雨宮)  ポスターも含めた形です。 江尻会長  ポスターは,前は駅などに張っていましたよね。 I委員  チラシも駅に置きました。 江尻会長  置いてありましたよね。 事務局(雨宮)  詳細な配布先が今は確認が取れませんので,そこも含めた上で,またあらためて広報部会にお伝えします。 江尻会長  ありがとうございます。環境フェアとの関連も少しあるのだろうとも思います。そちらのほうの,例えばポスターやチラシの一部に,エコフェスタを少し入れ込んでもらう,逆にエコフェスタのほうに環境フェアもやるというところで,少しお互いにそこはいい関係が出せるように,どちらを見ても情報が手元に来るような形にするといいと思います。環境フェアはまだ何も決まっていない状態ですか。 I委員  そうですね,何も決まっていないようで,まだ全く連絡もありません。 江尻会長  まだですね。 I委員  だから,そのへんがよく分からないのです。ですから,従来だったら環境フェアの人たちを引っ張るのです。引っ張るという言い方はおかしいですけれども,大体11時ぐらいからが混みます。だから,初めのうちは本当に人が来ないという感じが多いので,そのへんもきちんと考えながらやらなければいけません。環境フェアとして今までの経験では,特にお子さんたちが来るのは11時ぐらいからで,ファミリーがすごく増えてきます。  ただ,その環境フェアの人たちを,どのようにしてエレベーターに乗せて10階に引っ張るかという言い方はおかしいですが,そこで何人かに声を掛けないと,行ってと言ってもなかなか行ってくれません。だからそのへんを,誰か引っ張る人と言うとおかしいけれども。 D委員  誘導役が。 I委員  エレベーターに乗せて上に行って,このようなものがあるよということを,具体的に言ってもらわないと,なかなか足を運ばないということが多いです。それが心配です。 D委員  市報で2~3回知らせていったらどうですか。市報は月に2回あります。一回は大きくドンと,このようなものをやりますということで,あともう一回は少し細かいものを入れると。加えて,このポスターやチラシもあるとなればいいと思います。市にはどのくらい自治会の掲示板があるかを考えて――私の自治会は500戸ほどで掲示板が3カ所ですが――予算との関係もあると思いますが,考えていただければと思います。 事務局(雨宮)  そうですね。今,お話しいただいているように,広報の方法については,市のほうも協力させていただける部分が多分にあるかと思います。よろしくお願いします。 I委員  それと,10階に行って1001に入るのが分からないです。皆,大体1002に行ってしまいます。だから,そのへんもきちんと整備しておかないといけません。それから前から入るなどいろいろあります。あそこの1001に入るところは本当に分かりにくいです。だから,そこに人がいて「ここですよ」ときちんと言ってあげないと,別にいいのですけれども,1002に行ってしまいます。 事務局(雨宮)  動線については今回のエコフェスタの鍵になるところだと認識しています。動線が分かりづらいというご意見もあり,また,コロナ禍でなるべく対面で対応していただきたくないというような問題もあります。当日は審議会の皆さんの他に,市の職員も誘導等に携わらせていただけると思いますので,そこで工夫をさせていただければと思っています。 江尻会長  先ほど山下副会長がご発言なさっていたスタンプラリーのスタンプの仕方やシールの貼り方,それをどのように扱うのかというようなところも,今後は少し検討していかなくてはいけないだろうと思います。下から上に上げたり,上から下に行ったりしてもらうということの一つのツールとして,スタンプラリーを使っていくというような案だと理解していただければと思います。今のご意見,それからあとは動線のこと,人の配置,誘導など,そのようなところも含めて,少しこの集客の部会の皆さんに考えていただくということで,進めさせていただければと思います。よろしくお願いします。  その他にご心配なこと,それから少し気になることなどがあれば,おっしゃっていただければと思います。いかがでしょうか。 A委員  よろしいでしょうか。 江尻会長  はい,A委員どうぞ。 A委員  はい。1部屋にマックスで何人まで入場を考えているのでしょうか。 事務局(中島)  定員の50%と考えると,25人になります。 A委員  万が一,子どもたちなどがわっとたくさん来た時に,その整理のようなことはできるのでしょうか。ここで待っていてねと言っても,結局子どもたちは動き回るなどします。一つのところにわっと行ってしまうなどもあり得るので,そのようなところの人の整理も大事だと思うので,少し検討したほうがいいかと思います。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。当日の動線も含めて20~25ぐらいが中に入っている人となると,そこで説明をする人や職員の人や私たち委員を含めてということになります。そうすると,外から入ってくる人は20人程度ということになりますから,なるべく滞留しないようにとなりますが,やはりそこは難しいです。当日そこの流れをどのようにするか,1回シミュレーションをしながらやってみるといいかもしれません。 事務局(雨宮)  そうですね。シミュレーションをしていただいて,展示部会の方はやはり説明等に専念していただきたいので,どうしても人数に不足が見込まれるようなことが中にはあるかと思います。その時にはわれわれ市の職員もお手伝いさせていただきますので,ご検討いただければと思います。 江尻会長  はい。声掛けの仕方などそのようなことも検討していきたいと思います。A委員,ありがとうございました。その他はいかがでしょうか。 B委員  もしスタンプラリーをする場合に,そのスタンプはオリジナルということになるということですね。だとしたら,そのスタンプ自体に工夫をすれば,少し面白くなるのではないかと思います。前に私がやったスタンプラリーで,その全部のスタンプを集めて1個の絵が出来上がるというのがありました。それがすごく面白いと思ったので,そのようなことをしたり,あとは少しお金がかかってしまうと思うけれども,スタンプではなくシールを集めたりというのもありかと思いました。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。そこはまた部会で検討していただきます。今,とても面白い案を出していただいてありがとうございました。 事務局(雨宮)  事務局から1点よろしいですか。 江尻会長  はい。 事務局(雨宮)  先ほどのスタンプの作成やシールの購入等に関しては,われわれで予算を確保しています。その上限の範囲内という形にはなりますが,つくりたいものが固まった段階でご相談いただいて,作成に可能な限り協力させていただきたいと思っています。よろしくお願いします。 江尻会長  はい。予算があるということです。いいスタンプなりシールなりができればと思います。ぜひその時にはB委員はアドバイスをお願いします。ありがとうございます。H委員はいかがですか。 H委員  今回はおそらくコロナ禍での開催になると思われるので,やはりそのへんの配慮はかなりしないと,集客にも逆に影響してしまうのではないかと僕は考えています。そのへんはしっかりと安心できるような形での開催をうたいながら宣伝もしていくのも大事だと思います。そのあたり,集客の際にも何かインフォメーションとして載せられたりすると,気安く来ていただきやすくなるのではと感じています。そのへんも皆さんで少しご検討いただいて,何かいい方法を出していただきたいと思っています。 江尻会長  ありがとうございます。広報に関して少し気にしながらやりましょうというところで承りました。ありがとうございます。G委員はいかがですか。 G委員  はい。今現在は,いろいろコロナなどで,なかなか来てもらいたくても来てもらえないという状況です。それで,今回ということではないのですが,例えばこれをやっていることをWebでも広報していったり,それこそ,このような会議をしているということも,市民の人たちに知ってもらったりすることも,ごみのことなどを知るきっかけにもなると思います。市役所の職員の方には,仕事が増えてしまって申し訳ないかもしれません。  しかし,このような時代ですから,ネット世界でもアピールしていける環境を,ゆくゆくは構築していけて,この委員会の内容なども発表していくと,とてもいいのではないかと思いました。以上です。 江尻会長  ありがとうございます。今回はできないかもしれませんけれども,次回以降にまたご検討いただきながらできれば,私もいいと思っています。一部分でも,後で何らかの形でWebに載せていくなどということができるといいと思います。それは検討事項になると思いますが,よろしくお願いします。 事務局(雨宮)  1点よろしいですか。 江尻会長  はい。 事務局(雨宮)  今,G委員から頂いた件については建議の中でも広報啓発というのは今後とも強化,継続していくべきということで,市でも重要な課題として捉えています。このエコフェスタについても,当初にどのような形でやっていこうかなどと,江尻会長とお話をさせていただいた際に,動画配信なども一つの案としてどうかとご提案いただきました。その中で,今回については延期という形で通常開催をさせていただく運びになりましたが,今後はその動画配信等については,新たな広報媒体を用いた形で展開していかなければなりません。  あとは今現在,市内の小中学生の皆さんは,リモート学習でタブレットを1つずつ持っている状況でもあります。今後は教育部門等と連携をしながら,そのようなコンテンツの作成についても,検討させていただければと思っています。よろしくお願いします。 江尻会長  ありがとうございました。C委員はいかがですか。 C委員  今の関連の話ではありませんが,ごみの量を少なくすることを大事にしたほうがいいと思います。それは市ではなく国や企業の役割ですが,総菜や弁当箱などのプラスチックの入れ物などは,中身より外のほうがものすごく大きいです。あまり買い物に行きませんが,この頃は買い物に行くと無駄が多いです。必要なのものを最小にすれば,1割はごみが出なくなるのではないかと思っています。 江尻会長  ありがとうございます。今,C委員のお話にあったようなことを伝える方法の一つとして,フェスタをやりましょうということです。特にプラスチックのところは,先ほどK委員からも,分別のことについてのお話がありましたが,分別の前に減らすというところがもっと大事になってくるのだと思います。そのようなことも含めて,うまい形で展示ができればと思います。展示のほうは少し大変になるかもしれませんが,展示部会の方はよろしくお願いします。 M委員はご意見がありますか。 M委員  今回はやはりコロナ禍での開催ということに加え,会場の問題もある中で,一方ではきちんと下からお客さんを上の階に上げて,たくさんの方に見てもらいたいという,そのジレンマの中での開催になると思います。従って少し工夫をしながら,コロナが落ち着いているということも,しっかりと期待して,盛り上がるようにやっていければいいのではないかと思います。少し難しい中での開催ですけれども,皆さまのご協力を引き続きお願いしたいと思います。以上です。 江尻会長  ありがとうございました。それでは皆さん,今日はご意見を出していただきありがとうございました。以後は,先ほど事務局からも説明がありましたように,部会もしくは個別に事務局からお声が掛かると思いますので,ご協力いただきながら進めていくことになると思います。これでもう本番というわけではなくて,もう一回委員会がある予定になっています。そこでまた最終の調整をしながらになりますので,それまでの間は,自分が関連するところの部会で,それぞれご協力いただければと思います。どうぞよろしくお願いします。  それでは,次第1の協議事項の第7回エコフェスタについてということは,これでひとまず終了とさせていただきます。 2 報告事項 (1) 調布市家庭系ごみ等詳細組成分析調査について 江尻会長  それでは2番目の報告事項です。今日ここには3つあります。まずは調布市家庭系ごみ等詳細組成分析調査についてということで,報告をお願いします。頭を少し切り替えていただくことになります。よろしくお願いします。 事務局(中島)  では,資料5をご覧ください。令和3年度の家庭系ごみ等詳細組成分析調査について報告するものです。この調査は,家庭から排出される燃やせるごみ,燃やせないごみ,容器包装プラスチックの組成を分析し,一般廃棄物処理基本計画の進捗(しんちょく)評価等の基礎資料等に活用することを目的としています。  令和元年度から,調査項目をこの形式での調査は,更なる減量・リサイクルに資することを目的として,調査項目を従来の11項目から54項目に細分化しました。令和2年度以降については,両年ともコロナ禍の影響を受けていますが,社会状況等の変化を受け,家庭から排出されるごみの量・傾向が大きく変化しています。  1ページには表1で,調査結果についてパーセンテージで示したものを掲載しています。2ページから3ページにかけては,それぞれの組成内容を円グラフで示しています。4ページに過去の調査と比較して,今回の組成の分析を記載していますので,このページを基に説明させていただきます。  1の正しく分別されている割合についてです。5ページの図4に,令和元年度以降の比較を掲載し,この4ページに割合の変遷を記載しています。令和3年度は「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」「容器包装プラスチック」のいずれの割合も7割台になりました。  2の燃やせるごみの組成については,5ページの図5に割合の変遷を掲載しています。括弧1の正しく分別されている割合が減少した理由については,令和3年度はまん延防止重点措置や緊急事態宣言期間が長期間にわたっていたことに加え,コロナ禍での感染症対策として,感染者やその疑いのある者が使用したプラスチック,ペットボトル,紙製容器包装などの資源物を,「燃やせるごみ」として排出するよう,環境省の指針や保健所からの指導がなされていました。これらの社会状況を踏まえ,市民による感染症対策が徹底された結果であると考えられます。  括弧2の「調理くず」の割合については,過去2年度と比較して大幅に低くなっている理由については,ごみ減量に向けた広報や啓発により,市民の意識が高まった他,生ごみ処理機の広報や助成制度の活用を通して,一定の成果があったと考えられます。  括弧3の「食品ロス」の割合は9.5%と,令和2年度と同水準となっており,コロナ禍における家庭内消費が増えた影響によるものと考えられます。  3の燃やせないごみの組成については,6ページの図6に割合の変遷を掲載しています。昨年度に引き続いて可燃物の混入が減り,正しく出されている割合は増加傾向となっているため,引き続き正しい分別について,広報・啓発を継続していきます。  4の容器包装プラスチックの組成については,6ページの図7に割合の変遷を掲載しています。昨年度と大きな変化はなかったものの,「レジ袋」の割合について令和2年度は令和元年度と比較すると半分以下となっており,令和3年度ではさらに減 少しました。これは令和2年度以降の傾向として,令和2年7月に開始したレジ袋有料化の開始と,併せて展開している令和2年4月に制定した「CHOFU(調布)プラスチック・スマートアクション」の相乗効果によるもの考えています。  また,プラスチックごみについては,コロナ禍においてごみとして排出しづらい状態にあるため,事業者等との協働による発生抑制に向けた取組や,リサイクル協力店制度の拡充により,ワンウェイプラスチック製品の削減を推進していく旨を記載しています。  総括となりますが,持ち帰り食材等の包装需要の増加など,ごみの排出量を抑制するのが難しいコロナ禍という社会状況の中でも,プラスチックごみや食品ロスについての取組への広報・啓発など,建議の内容を踏まえた取組が必要だと考えています。今後も引き続きごみの減量,資源化の施策展開を進めてまいります。説明は以上です。 江尻会長  ありがとうございました。それでは,今の説明についての質問などはありますでしょうか。 M委員  特に今回のフェスタと絡めて,この中で2~3点,特にやってもらいたいことが見えていると思います。なかなか徹底はできないかもしれないけれども,今回のフェスタに活かしてもらいたいと思います。 江尻会長  ありがとうございました。 事務局(中島)  途中で一点,申し訳ありません。H委員がお時間の都合で午後5時で退席されるということでお話を伺っています。 江尻会長  H委員,もし何かあればお願いします。 H委員  大変申し訳ありません。この後に所用がありまして,途中で退席させていただきますが,今後もできる限り協力して頑張っていきたいと思います。よろしくお願します。 江尻会長  はい,よろしくお願いします。どうもありがとうございました。 江尻会長  今,D委員からのご発言がありました。今の組成分析の結果なども踏まえて,展示物や情報提供などにフェスタでもきちんと生かせるように企画を進めていきたいと思っています。どうぞ皆さん,ご協力をよろしくお願いします。その他にご質問などはありますか。 山下副会長  山下です,よろしいでしょうか。 江尻会長  はい,どうぞ。 山下副会長  この組成調査のデータは,ごみの政策を考える基礎になる大事なデータだと思いますので,調査方法について幾つか確認させていただければ思います。資料の1ページ目あたりでいいのですが,調査対象地区は市内6地区からサンプリングとなっています。これはその6カ所の選び方は毎年同じなのか,それとも変えているのかというのが1つ目です。  2つ目は燃やせるごみですけれども,これは乾燥する前の湿重量で組成を量られていると思って,よろしいかというのが2つ目です。あとは,調査項目を細分化されたということで,54項目とされているのですが,1ページ目の表だと全部を数えても54まで行かないようです。54項目というのは実際にはどのくらい細かく確認されているのかというのもお伺いできればと思いました。  あとは,これはサンプルで取ったものの平均値だと思うのですが,往々にして,その開いた袋ごとに全然組成が変わっているなどという話をよく聞きます。そのような意味では,平均のデータだけではなくて,標準偏差のデータも,少なくともこの表では併せて,グラフにシグマで幅を書いていただくなどするとベストではあります。標準偏差まで含めて出していただくと,本当に変化が起きているのか,それともたまたま開けた袋の値がぶれていたので,珍しい平均値になっていたのか,そのあたりの得られたデータの信頼性を測る情報になります。そこも含めて来年度以降は出すと良いのではないかと思いました。以上です。 江尻会長  ありがとうございました。大きく4点かと思います。まずは地区のあたりのところからご回答いただけますか。 事務局(雨宮)  はい。まずは1点目のサンプリングしている地区は,毎年若干は変えている部分はありますが,基本的に大まかな地区は毎年度同じところから抽出させていただいています。あと,2点目の項目については,今,皆さまにご覧いただいている詳細については,若干簡略化したものを示しています。実際の調査結果については,54項目きちんと細分化されたもので,報告いただいています。今日はこちらについて資料として用意していませんが,ご希望があればその詳細なデータについてはメール等でお見せできると思います。後ほど事務局におっしゃっていただければと思います。  3点目につきましてはご指摘いただいたとおりに湿重量です。そのものの重量で組成分析の結果とさせていただいています。  4点目につきましても,山下先生のおっしゃるとおりに,組成分析調査はその日,その場所で収集したものを調査させていただいています。先ほどの標準偏差等の考え方については,令和4年度の組成分析で検討させていただきたいと思っています。以上です。 江尻会長  山下委員はよろしいでしょうか。 山下副会長  ありがとうございました。よろしくお願いします。 江尻会長  今,事務局からありましたが,詳細なデータについては,ご希望があれば事務局に連絡をしていただければ,メールで送りますということです。ご希望があれば皆さん,送っていただければと思います。あらためてよろしくお願いします。  それではその次に行きたいと思います。(2)の令和4年度審議会についての説明でよろしいですか。 (2) 令和4年度審議会について 事務局(中島)  それでは資料6をご覧ください。来年度令和4年度の審議会については,エコフェスタを含め全6回の開催を予定しています。現在の委員の皆さまの任期である第9期では,2回の開催を予定しています。第1回は4月または5月に,第7回エコフェスタちょうふの協議などで,第2回は6月4日のエコフェスタちょうふの開催となります。委員改選の後に,第3回は8月ごろに委嘱式や調布市のごみの現状についてなど,第4回は9月ごろで勉強会を予定していて,外部講師を招いての講義や,令和3年11月に提出された建議を受けた後の市の施策展開状況などについて,学んでいただく場にしたいと考えています。  第5回は11月ごろで,現在,別途委員会で策定中の次期一般廃棄物処理基本計画に関して,12月に予定しているパブリック・コメントを目前に報告をします。第6回は3月ごろで,次期一般廃棄物処理基本計画の,こちらは策定についての報告などを予定しています。  現段階で予定している主なものを記載していますが,内容については今後,精査,調整していく予定ですので,よろしくお願いします。報告は以上です。 江尻会長  ありがとうございました。今の報告についてご質問などはありますか。よろしいですか。ありがとうございました。  それでは次の(3)に行きたいと思います。令和4年度一般廃棄物処理実施計画について,をお願いします。 (3) 令和4年度一般廃棄物処理実施計画について 事務局(中島)  令和4年4月1日から,令和5年3月31日を計画期間とする令和4年度一般廃棄物処理実施計画については,現在策定に向けた検討を進めていて調整中となるため,資料の添付がなく申し訳ありません。  主な内容として,一般廃棄物の種類ならびに収集運搬計画および処理計画では,過去の実績値から収集運搬量の計画を算出します。ごみ量等の目標は,現行の調布市一般廃棄物処理基本計画の目標値である,市民1人1日当たり360gとなります。  基本計画に掲げる個別計画の取組については,令和3年度および令和4年度は,未実施または平成30年度末の基本計画改定による評価すべき内容10項目についての取組期間としていて,今年度の取組状況については現在,精査しているところです。  令和4年度に取り組む残りの項目については,今後,事務局で案を作成し,江尻会長と協議し定めた後に,令和4年度第1回審議会で報告したいと考えていますので,よろしくお願いします。説明は以上です。 江尻会長  ありがとうございました。この件についてはご質問はありますでしょうか。よろしいですか。  それでは,報告事項が3点ありました。その他に何か追加することがありますか。 3 その他 事務局(中島)  令和4年度版調布市ごみリサイクルにカレンダーについて報告をさせていただきます。作成が終了し,現在は市内の各ご家庭と事業所に全戸配布しています。配布期間は2月15日火曜日から,3月15日火曜日までです。これまでのカレンダーとの変更としては,建議の内容も踏まえて見やすさや分かりやすさを重視し,一部レイアウトの見直しと,新たな情報を追加しました。  それに伴い令和4年度版ごみリサイクルカレンダーには,令和4年2月3月のごみ収集日を記載していないため,今年の2月3月の収集日については,令和3年度版ごみリサイクルカレンダーを今年度末まで使用していただくよう,市報等で周知しています。説明は以上です。 江尻会長  ありがとうございました。そろそろカレンダーが着く頃ではないかと思います。いかがでしょうか。わが家は昨日頂きましたというような感じです。皆さん,今の報告事項は4点ですけれども,これについて,何かあらためて質問や確認しておきたいことなどはありますか。大丈夫ですか。  ありがとうございました。それでは報告事項はこれで終わりにしたいと思います。それでは3のその他というところをお願いします。 事務局(中島)  はい。本日が令和3年度の最後の審議会になります。平成29年度から約5年にわたり委員を務めました,環境部長のMの審議会への出席が最後となることから,一言ごあいさつを申し上げます。 M委員  皆さま,お疲れさまです。平成29年に私が環境部長を拝命して5年間,当審議会でも委員としてお世話になりました。実はこの3月で定年退職という大きな節目を迎えることになりました。通常の異動であれば,この3月の末に異動の辞令をもらって,ごあいさつする機会を持てないまま去ってしまうという形になることが多いのですが,今回は節目で3月に定年が来てしまうということがわかっておりますので,皆さまに一言ごあいさつということで,会長にお時間を頂いたところです。  この5年間ですが,長いようであっという間の,不思議な感覚です。それから,かなりいい議論がこの審議会でできた,密度の濃い5年間だったと思っています。その間に2度,盛りだくさんな建議を審議会のほうから市が頂いて,それを施策に反映するということでやってきまして,事業の展開上も非常に大きな成果を得たことを実感しています。  これからもごみ,廃棄物の行政を取り巻く世の中の流れは目まぐるしいものになると予想されます。法改正が予定されているプラスチックの問題や,あとは食品ロスの問題など,調布に限って言いますと,今,不燃ごみを分別したり処理したりしているふじみ衛生組合のリサイクルセンター,そこの更新がこれからあります。  また,可燃ごみのほうでは,日の出町のほうのエコセメント化施設も大規模な更新の時期を迎えるということで,大きな過渡期,節目に,調布のごみ行政は置かれており,これからもこの審議会が非常に調布のごみ行政を担う諮問機関の一つとして,重要な役割をますます果たしていくものだと考えています。私はやり切った感などは全くなくて,できればまだ皆さんとこのような議論を続けたかったです。しかし,致し方なしということでこのような立場での関りは今回が最後になります。この間,長きにわたり江尻会長,山下副会長をはじめ委員の皆さまには,大変お世話になりありがとうございました。  4月以降も何らかの形で,調布のためにもう少し尽力したいと考えていますので,引き続きよろしくお願いしたいと思います。お時間を頂きまして,ありがとうございました。 江尻会長  ありがとうございました。M委員とは,今,5年間というお話がご自身からありましたけれども,ああ,5年間だったんだと,あらためて私も思うところがあります。いろいろと委員として,それから事務局としても的確なご発言を頂きまして,おかげさまで審議会がスムーズに進むことができたと,大変感謝をしています。  今おっしゃったように,まだ調布でしばらくお仕事をなさってくださるということですので,またどこかでお目にかかって,私たちも私も含めて皆さんお世話になることもあると思います。その時にはあらためてよろしくお願いしたいと思っています。  まずは,もう間もなく卒業式ということで,ご卒業おめでとうございますということで,お祝いになるのでしょうか,お祝い申し上げたいと思います。感謝を込めてありがとうございました。 M委員  ありがとうございます。 江尻会長  それでは今,M委員からのお話もありました。その他ということでは,それだけで今日はよろしいですか。 事務局(中島)  はい。 江尻会長  それでは次回の日程になどについて,事務局からお願いします。 事務局(中島)  次回は令和4年度第1回の審議会の日程ですが,4月または5月の開催を考えています。エコフェスタちょうふの開催に向けた協議の最終回となりますので,適切な時期を精査し,あらためて皆さまにご連絡させていただきます。よろしくお願いします。 江尻会長  ありがとうございました。今日も皆さんからご意見をいろいろと頂きまして,エコフェスタちょうふに向けて良い議論ができたと思います。具体的なことは,これから部会や,それから事務局とのやりとりの中で進むことになるとは思いますけれども,次回がフェスタ前の最終回ということになりますので,それに向かって進めていきたいと思います。お忙しいと思いますけれども,どうぞご協力をよろしくお願いします。  それでは,本日の審議会はこれで終了とさせていただきます。今日もご協力いただきました。ありがとうございました。 1