令和3年度第5回調布市社会教育委員の会議 議事録    1 日 時  令和4年2月8日(火)午後3時から午後4時17分まで 2 会 場  調布市文化会館たづくり1002学習室(オンライン開催) 3 出席者  10人 篠﨑議長,宮下副議長,荒井委員,進藤委員,田村委員,西牧委員,新田委員,福田委員,毛利委員,矢幡委員 4 傍聴者  3人 5 事務局   社会教育課長,社会教育課職員4人 6 議 題  (1) 協議事項 調布市社会教育関係団体の登録(新規)について (2) 報告事項 ア 令和3年度第52回関東甲信越静社会教育研究大会東京大会について イ 令和3年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第5ブロック研修会について ウ 令和3年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会交流大会・社会教育委員研修会について エ 令和4年調布市成人式について オ 令和3年調布市公民館運営審議会第6回定例会及び令和4年調布市公民館運営審議会第1回定例会について  (3) その他    7 議事録 ○篠﨑議長  では,会議を始める。新型コロナウイルスのオミクロン株の感染が拡大しているため,今回の会議はオンライン開催となった。初めてオンラインでの会議を開催するが,トラブル等があれば挙手にて知らせていただきたい。  また,明瞭な発音で発言を願いたい。  出席委員数と傍聴人は何人か。 ○事務局  出席委員数は10人で,委員定数の半数を超えており,会議開催の定足数を満たしている。  また,傍聴人は3名がオンライン待機室で待機している。 ○篠﨑議長  傍聴人の入室を許可する。  (事務局が,傍聴人のミーティングルームへの入室手続を行う)  それでは,事務局から社会教育事業の報告をお願いしたい。 ○事務局  まず,調布市の新型コロナウイルスの感染状況について報告する。御存じのとおり,都内で急速に感染が拡大しており,調布市内でも2月1日に153人,2月3日に320人,2月7日に255人と依然として高い数値で推移している状況である。  学校及び教育現場は,このような状況下ではあるが,オンライン授業を併用しながら,教育活動を継続している。市立小学校の8クラス,市立中学校の1クラスが学級閉鎖となり,小中学校それぞれで1学年ずつ,学年閉鎖となっている。  感染防止対策を万全にしても,いつ,誰が感染してもおかしくない状況であるが,今一度,ひとりひとりが感染防止対策を徹底することで,教育活動を継続できると考えている。  社会教育部門について報告する。  八ケ岳少年自然の家は,令和4年1月21日(金)から2月13日(日)まで臨時休館としている。  青少年交流館は,令和4年1月18日(火)から当面の間,夜間利用(18時~21時)の使用を中止としているが,日中は開館している。  学校開放事業については,目的外使用を含めて,令和4年1月19日(水)から当面の間,校庭・体育館・教室の使用を中止としている。  新規感染者数の増加が続いており,政府の方でもまん延防止等重点措置を3週間程の延長を検討しているところである。 ○篠﨑議長  学校教育活動は,19日からオンライン授業のみとなっているのか。 ○事務局  小・中学校は,登校しての授業とオンライン授業が共に継続中である。 ○進藤委員  移動教室や体験活動はどうなっているのか。 ○事務局  移動教室や体験活動については,教育部指導室が所管している。  本日,校長会が開催され,修学旅行が実施できていない学校が6校あり,極力実施したいが,検討中と聞いている。   (1) 協議事項 調布市社会教育関係団体の登録(新規)について ○篠﨑議長 それでは事務局に説明をお願いしたい。 ○事務局 社会教育関係団体の新規登録申請について説明する。 資料1-1を御覧願いたい。  この度,「調布101キッズ(ちょうふ わんおーわん きっず)」という団体から社会教育関係団体の登録申請があった。  昨年8月の会議においても,社会教育関係団体の登録申請があったので,御存じのことと思うが,改めて説明する。  資料1-2の「調布市社会教育関係団体の登録及び支援に関する規則」を御覧願いたい。  調布市の社会教育関係登録団体として登録ができる要件は,第2条にあるとおり(1)から(8)の8項目である。  これらの要件を満たした団体から申請書類が提出された場合は,第4条のとおり,社会教育委員の会議で御意見を伺い,問題が無ければ,登録を決定し,通知書と登録証を団体宛に交付することとなっている。  登録団体として登録された場合,第7条にあるとおり,補助金の交付を行うとともに,当該事業について広く周知を図るなどがある。  令和4年度の補助金の交付については,昨年令和3年9月3日から10月1日まで,登録団体に補助金申請の希望について事前調査を行ったうえで,令和4年4月に申請し,5月の社会教育委員の会議において委員の皆様に御意見を聴き,決定した団体のみに交付することとなっている。  また,教育委員会は,登録団体が行う事業について,特に必要があると認める場合は,予算の範囲内で共催をすることができ,別に定める条件を満たす事業を行う場合は,その事業を後援する。  なお,文化会館たづくりやグリーンホールの会場を,社会教育を目的とした活動で使用する際,基本使用料金の100分の50に相当する額で使用可能なほか,公民館や地域福祉センターも,社会教育を目的とした活動で使用する際,使用料金が免除となる。  この規則に基づき,今回提出された書類をまとめたものが,資料1-1の表である。  表の右から2番目にある「登録基準」1~8が,先ほどの規則の第2条の登録基準8項目を満たしているかどうかを確認したものである。  登録基準(1)については,申請書類提出の際に,代表者へ口頭により確認した。  登録基準(2)は,事業計画,団体の規約及び団体紹介資料から,継続的かつ計画的に,年間を通して活動を行っており,社会教育活動の成果が期待できることから,基準を満たすものと判断した。  登録基準(3)及び(4)については,申請書類提出の際に代表者へ口頭により確認し,団体規約や団体紹介資料等から問題はないことを確認した。  登録基準(5)から(8)は,規則第3条に示す申請書類のうち,(1)団体規約,(3)収支予算書,(4)団体役員及び会員名簿を確認し,基準を満たすものと判断した。  登録証の有効期間は2年間となっており,直近では昨年の令和3年6月1日に更新しているので,今回は期の途中での登録となり,本日登録に問題がなければ,令和4年3月1日から令和5年5月31日まで有効となる。  「調布101キッズ」は,平成5年10月1日に結成した団体で,団体の目的を「ダンスを通して体を動かす楽しさを学ぶ,仲間と協力してダンス作品を作り上げることでコミュニケーションを学ぶ」とし,幼児のクラス,小学生のクラス,中高生のクラスの3つに分かれて,毎週木曜日・金曜日の練習で実践している。  幼児,小学生から高校生までの会員を中心に,その保護者代表が運営し,外部からインストラクターを迎えて,モダン,ジャズ,ヒップホップといった様々なジャンルのダンスの練習活動をしており,例年5月から6月に,グリーンホール大ホールで発表会を開催している。  幼児クラスは,「走る・飛ぶ・転がる等の運動を通して,身体のバランスや柔軟性を高め,いろいろなスポーツの基礎となる身体をつくる。音楽に合わせ踊り,リズムに乗れるようにする」ということを目標にしている。小学生から高校生は,目標を「ダンスの初歩的な動作を習得し,モダン,ジャズ,ヒップホップ等,色々なジャンルを大きくのびのびと踊ることによって,自分を表現できるようにする」としている。  また,商工まつりや武蔵野の森ダンスフェスティバル等の地域の催しにも積極的に参加し,日頃の練習の成果を披露している。  主な活動場所は,文化会館たづくり及び西調布体育館としているが,府中市の施設を使用することもあるようである。  会員数は,小学生から高校生までと,運営に関わる保護者で構成される合計80人で,そのうち7割を超える57人が市内在住者・在勤・在学者である。  会費については,1人当たりの金額はクラスによって異なり,幼児・小学校低学年は月額3,800円,小学校高学年は月額4,300円,中高生は月額  5,600円となっている。この他,発表会費を1人あたり15,000円徴収し,運営に充てているとのことである。  収支予算のうち支出については,練習の施設使用料,講師(インストラクター)謝礼が主な内容となっている。  なお,今回は,文化会館たづくりなどの市の施設を使用するにあたり,各施設の使用料金についても相談があった。  以上のことから,今回申請のあった「調布101キッズ」は,すべての登録基準を満たしており,市における社会教育の育成発展を図るものと判断し,登録に問題ないものと考えているが,意見等があれば,お願いしたい。 ○篠﨑議長  今まで(「調布101キッズ」の)申請はなかったのか。 ○事務局  今まで申請はなかった。 ○篠﨑議長  何故,申請がなかったのか。 ○事務局  理由は分からない。 ○篠﨑議長  申請すれば登録されるのに,この様な団体が,何故,今まで申請がなかったのか。理由を調べてほしい。  他に意見はあるか。  (意見なし) ○篠﨑議長  それでは,当団体については,登録ということでよろしいか。  (異議なし)   (2) 報告事項 ア 令和3年度第52回関東甲信越静社会教育研究大会東京大会について ○篠﨑議長 それでは事務局に報告をお願いしたい。 ○事務局  令和3年度第52回関東甲信越静社会教育研究大会東京大会(以下,「東京大会」という)について報告する。資料の配付はありません。  令和3年11月11日(木)に,東京大会が,府中の森芸術劇場「どりーむホール」にて開催された。  調布市からは,社会教育委員の皆様,そして篠﨑議長がトークセッションの登壇者として,西牧委員が司会として参加した。  東京大会終了後,令和3年12月1日(水)から令和4年1月31日(月)までの間,大会内容を収録した記録動画を,動画配信サイト(YouTube)にて配信した。  東京大会の記録動画の視聴回数は,第1部が463回,第2部が233回であった。  東京大会の報告については,以上である。  篠﨑議長から補足があれば,お願いしたい。 ○篠﨑議長  東京大会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため,参加人数を減らして開催された。今回の府中大会は参加者が200名余であり,11年前の東京大会(杉並大会)と比べ,少人数での大会であった。  その中で,牧野先生の講演の内容は非常に多岐に渡る内容であり,今の社会教育の内容・関連を網羅しており,非常に密度の濃いものであった。  宮下副議長はいかがであったか。 ○宮下副議長  牧野先生の講演は非常に聴きごたえのある内容であった。変化の大きい現代にあって,大局的な観点から,社会教育の方向性を示したものであると思った。  第2部のトークセッションでは,それぞれの活動領域で活躍される登壇者が,具体的な社会教育の方向性を示してくれたと感じた。  それぞれの方の話をもっと伺いたいと思った。  第1部,第2部ともに聴きごたえのある内容で,良い大会であった。 ○篠﨑議長  毛利委員はいかがであったか。 ○毛利委員  今回,初めてこのような大会(関東甲信越静社会教育研究大会)に参加したが,このように熱い思いで活動している人がいるのかと,その熱量にまず驚いた。  また,それぞれに得意分野,活動分野があるのだと思った。今後の参考になった。 ○篠﨑議長  司会を務めた西牧委員はいかがであったか。 ○西牧委員  牧野先生の講演内容に対して,時間が不足であり,最後は駆け足で話されていたことがもったいないと感じた。大会終了後に自分でレジュメを読み直したが,話されていた内容以上の収穫があった。  学習支援,居場所事業に関わっている内容もあり,非常に興味深かった。 ○篠﨑議長  今回の東京大会は変則的な形で実施されたが,それなりの反響があり,牧野先生の講演には内容の深さや広がりがあり,それが東京大会の成果ではなかったかと思う。  11年前の東京大会(杉並大会)に参加したことがあるが,東京は(他の関東甲信越静社会教育研究大会の地域とは)大会の運営方法が違うと感じていた。  こういう大会は,主催者も参加者も積極的であり,社会教育委員以外の方も参加して開催されるのだが,今回コロナ禍ということと,東京という地域性もあり,参加者数が少なかったと開催に携わっていて感じた。  ただ,東京が本来持っている人脈や組織の大きさからすれば,団体数も人数も多いのだから,今後もそれを活用してもらいたい。 イ 令和3年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第5ブロック研修会について ○篠﨑議長  それでは事務局に報告をお願いしたい。 ○事務局  私から令和3年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会第5ブロック研修会(以下,「第5ブロック研修会」という)について報告する。  資料2及び資料3の7ページ目を御覧いただきたい。  「第5ブロック研修会」は令和3年11月20日(土)午後1時30分から,狛江市防災センター4階会議室にて開催された。  調布市からは篠﨑議長,宮下副議長,毛利委員が出席した。  研修会は2部構成で,第1部は,天台宗別格本山深大寺第89世住職 張堂(ちょうどう) 興(こう)昭(しょう)氏による「住職が考える,コロナ禍における生活様式の変化」と題する講演があった。  第2部は、参加者を4つのグループに分け,「新しい生活様式における社会教育の実践」をテーマにグループ討議を行った。「コロナ禍において日常生活や社会教育活動などはどのように変わったか」や「Withコロナとしてどのように社会教育活動を行うのが良いか」という内容について,プラス面やマイナス面をブレインストーミング形式で討議し,最後に各グループで出された意見の発表を行った。  報告は以上であるが,篠﨑議長,宮下副議長,毛利委員から補足があれば,この場で情報共有願いたい。 ○篠﨑議長  この研修会もコロナに関連したテーマであり,それぞれのテーマを明確に説明した内容であった。宮下副議長はいかがであったか。 ○宮下副議長  コロナ禍において,どのように社会教育活動を実践,展開していけばよいのかというテーマであった。話の内容はかなり広範囲であり,社会教育に限らず,教育全般,社会的活動全般に広がった。それだけメンバーの方々は切実に日常が変わったことを意識されているのではないかと思った。  教育的な活動としては,オンラインが行われるようになった。今までの対面での交流の中での活動が,オンライン上での交わりに移り変わっていく中で,社会教育としてはどのような方向を目指すべきなのかが,話題になっていたと思う。  現段階ではそれぞれが模索しながら活動していると思うが,新しい環境の中で,今までの交流・活動が無くなっていくという後ろ向きのことだけではなく,新たな活動の様式が加わることで,ますます社会教育が展開しやすくなる部分もあるのではないかと思う。 ○篠﨑議長  毛利委員はいかがであったか。 ○毛利委員  ブロック研修会に初めて参加したが,グループディスカッションの前から,参加者が活発にコミュニケーションをとっていた。社会教育委員だから,活発にコミュニケーションをとっていたのかもしれないが,このコロナ禍の中で,ディスカッションの機会が減っているのではないかと思った。この様な積極的な姿勢は学ばなくてはならないと感じた。  また,ディスカッションの中で参加者が,どのように社会教育活動を続けて行けばいいのか悩んでおり,活動を止めない工夫はないかということが話題に上っていた。これといった解決策があるわけではないので,とにかくやってみたら良いのではないかという言葉が印象に残った。 ○篠﨑議長  コロナ禍の状況では,ブロック研修会のような対面での社会教育委員の研修会で会話をする時でも,アクリル板のついたてが間に入り,そしてマスク着用があり,物理的な障害があり,話も聞きづらかった。良い方法はないものかと思う。  しかし,今日のようにオンラインという手段を使えば,そういうことがなく簡単に会議が出来るということもある。 ウ 令和3年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会交流大会・社会教育委員研修会について ○篠﨑議長  それでは事務局に報告をお願いしたい。 ○事務局  令和3年度東京都市町村社会教育委員連絡協議会交流大会・社会教育委員研修会(以下,「交流大会・研修会」という)について報告する。  資料3を御覧願いたい。  「交流大会・研修会」は令和3年12月11日(土)午後1時30分から,府中市市民活動センタープラッツ バルトホールにて開催された。  調布市からは篠﨑議長,宮下副議長,毛利委員が出席した。  第1部の交流大会について報告する。  東京都市町村社会教育委員連絡協議会会長の長畑会長から,第52回関東甲信越静社会教育研究大会東京大会について報告があった。  その後,第1ブロックから第5ブロックまでの各幹事市から研修内容について報告及び質疑応答があった。  第2部の社会教育委員研修会について報告する。  「郷土芸能を地域で受け継ぎ,発展させる~武蔵国府太鼓の紹介とインタビュートーク~」と題して,武蔵国府太鼓同好会の響会(ひびきかい)の和太鼓演奏の映像4本を上映し,その後,響会のメンバー5人に長畑会長がインタビューを行った。  インタビュー内容は,自己紹介,和太鼓を始めたきっかけ,印象に残っている活動内容等であった。  最後に,篠﨑副会長から閉会の挨拶があり,終了した。  報告は以上であるが,篠﨑議長,宮下副議長,毛利委員から補足があれば,この場で情報共有願いたい。 ○篠﨑議長  実は当日,太鼓の生演奏が出来ず,太鼓演奏の録画を視聴した。そのため,本来の太鼓が持つ生演奏の魅力,有機的な肉体に響く,ドスンといった重低音や振動を感じることはできなかった。やはり,映像やスピーカーから視聴する太鼓の演奏は,周波数が全く異なり,単に太鼓を叩く映像や音声を視聴しているという感想を持った。  会場のバルトホールは駅から近く,便利ではあるが,ホールの上にはマンションの居住階があり,太鼓の生演奏が出来なかった。そのような太鼓の生演奏ができない会場で開催されたことは残念であった。  しかし,和太鼓演奏の録画上映後のインタビュー内容は良かった。  宮下副議長はいかがであったか。 ○宮下副議長  音楽関係団体は一昨年から活動を停止せざるを得ず,オンラインによる活動に活路を見出さなくてはならなかったが,生演奏を聴く体験の重みを感じた。  また,東京都市町村社会教育委員連絡協議会の長畑会長はトークセッションが好きと見え,長畑会長が響会のメンバーから話を聴きだすと話が盛り上がってくる。響会のメンバーが日常的に何をしているのかという話が魅力的であった。 ○篠﨑議長  毛利委員はいかがであったか。 ○毛利委員  和太鼓の生演奏が聴けなかったのは,残念であったが,トークセッションでの響会のメンバーの話は参考になった。  活動を続けていくにはどうすればいいのか,どの団体であっても気になって聞いているのだが,響会のメンバーの話では,少しやってみたらはまってしまい,いつの間にか継続して活動していたということだった。  その様な状況で,若者から年配の方まで幅広い年齢で活動を継続しているようであるが,何が活動の入口になったのかという話は参考になった。 ○篠﨑議長  ホールではこのように太鼓の生演奏もありえるので,調布市でホールの上に居住階を建てるときには,防音対策もしっかりしてほしい。普通の建物として建ててしまうと,太鼓の生演奏もできないバルトホールのようになってしまう。 ○進藤委員  京王不動産により,調布市グリーンホールが建替えの方針となっており,ホールの上にマンションが建つようだが,(今回の話を聞いて)心配になった。 ○篠﨑議長  だから,ホールとマンションの間に完全防音設備が必要である。そうすれば,ホールが使いやすくなると思う。   エ 令和4年調布市成人式について ○篠﨑議長  それでは事務局に報告をお願いしたい。 ○事務局  それでは,私から令和4年調布市成人式について報告する。  資料4を御覧いただきたい。  令和4年の成人式は,令和4年1月10日(月・祝)に,調布市グリーンホール大ホールで開催した。  新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として,式典を内容同一・入替制で2回に分けて実施した。  今年の新成人対象者及び成人式への出席者であるが,対象者は2,235人で,市内在住出席者は1,185人,市外からの出席者91人,合計で1,276人であった。  式典内容について報告する。第1回,第2回ともに調布中学校和太鼓部による和太鼓演奏のオープニングから始まり,調布市長の挨拶,調布市議会議長の祝辞, 2人の新成人によるはたちの主張が行われた。最後に調布市,姉妹都市の長野県 木島平村の紹介映像,FC東京所属の2人の選手からのお祝いメッセージを上映した。  成人式実行委員会であるが,今年も5人の20歳前後の若者で成人式実行委員会を組織し,主に情報誌の作成や当日の司会等を行っていただいた。  令和4年調布市成人式情報誌は,実行委員が「2021年に流行したもの」と「約20年前に流行したもの」を取材した内容を掲載しており,二次元コードを読み込むと流行したものについての公式ホームページにリンクするという内容となっている。  記念品等であるが,調布市成人式のオリジナルデザインの映画観賞券,令和4年調布市成人式情報誌,選挙啓発グッズとして,コルクコースターを,令和4年1月12日(水)付けで,新成人あてに発送した。  新成人を祝う会であるが,今年は市役所前庭にて,市内公立中学校関係者による「新成人を祝う会」が実施された。  成人式に関する報告は以上である。 ○篠﨑議長  成人式に関して,意見等はあるか。 ○荒井委員  今年,息子が新成人に該当し,成人式に出席した。  令和3年調布市成人式は中止となったが,配付資料を見ると,令和2年調布市 成人式における新成人の出席率と比較して,令和4年調布市成人式は上昇しており,コロナ禍における新成人からのメッセージを感じ取れる。  実際,成人式に出席した息子も旧友と会うことができ,晴れ晴れとした表情だった。コロナ禍で制約のある中での,希望を感じられる契機となった成人式であった。 ○篠﨑委員  全国的に成人式の対象年齢はどうなっているのか。 ○事務局  18歳が対象となる成人式の開催は,成年年齢引下げを内容とする民法の改正によるものである。そもそも成人式については,法律の規定はなく,自治体が対象年齢を何歳としてよく,実施主体も地域の方々であっても構わない。  成年年齢の引き下げは,令和4年4月1日から施行となるが,18歳で契約行為が可能となることで,トラブルに巻き込まれる事態が,懸念されている。  既に選挙権は18歳から取得しているが,一方で飲酒,喫煙は20歳からのままとなっている。そのような中で,成人式,成人の集い,名称はともかく,そういった集まりを実施する自治体もあるかもしれないが,東京都内では23区,26市全てが,これまでと同様,20歳を対象に実施することになっている。 ○篠﨑議長  東京都内の自治体は,全て20歳を対象とするということか。  今年の成人式にバイクや自動車で乗り付けた新成人はいなかったか。 ○事務局  (その様な新成人は)いなかった。  しかし,先程,荒井委員が話していたように,数字から見ても,今年の成人式の出席者が多かった。(成人式を)2回に分けて開催し,1回目と2回目の間に時間をとったのだが,懐かしい顔ぶれとの再会で,2回目の成人式に新成人が出席する時間にも,1回目の成人式に出席した新成人が,駅前広場に残っていた状況はあった。  また,2回目の成人式終了後も,懐かしい顔ぶれとの再会で新成人が滞留していた。「久しぶりに会って楽しかったのだろう」といった声が聞かれた。 オ 令和3年調布市公民館運営審議会第6回定例会及び令和4年調布市公民館運営審議会第1回定例会について ○篠﨑議長  それでは事務局に報告をお願いしたい。 ○事務局  令和3年調布市公民館運営審議会(以下「公運審」という)第6回定例会及び令和4年「公運審」第1回定例会について,説明する。  令和3年11月24日(水)に東部公民館で令和3年「公運審」第6回定例会が開催された。  社会教育課側の日程調整がつかず,同会議の傍聴はできなかったが,東部公民館副館長から議事内容の説明があり,次のとおり報告する。  資料5-1(第6回定例会日程)を御覧願いたい。  1ページ進んで,(1) 使用状況報告(令和3年10月分)については,令和3年度調布市公民館使用状況報告(10月分)のとおりである。  東部公民館のみ,前年同時期と比較して,利用者が減少しているが,これは,新型コロナウイルス感染症拡大の影響により,夜間区分の利用団体の利用が減少したためと説明を受けている。  2ページ進んで,(2) 事業報告(令和3年10月分)については,令和3年度調布市公民館事業報告(10月分)のとおりである。  続いて,令和4年「公運審」第1回定例会は,令和4年1月25日(火)に西部公民館で開催された。  こちらも社会教育課側の日程調整がつかず,同会議の傍聴はできなかったが,東部公民館副館長から議事内容の説明があった。  時間の都合上,一部の内容について報告する。  資料5-2(第1回定例会日程)を御覧願いたい。  報告事項の(1) 使用状況報告(令和3年11月~12月分)については,資料5-2の3ページから8ページのとおりである。  6ページの表の下あたり,令和3年11月の東部公民館の利用状況の減少理由であるが,昨年度(令和2年度),東部公民館は図書館若葉分館の臨時窓口を兼ねており,令和2年11月の文化祭の期間中,臨時窓口に来館した市民が東部公民館の文化祭を見学したため,令和2年11月の利用者数が多かったことによるものである。令和3年11月の数値は例年並みに戻ったということである。  西部公民館・北部公民館の利用数の増加理由は,令和3年度地域文化祭開催期間中の来館者の増加によるものである。  報告事項の(2) 事業報告については資料5-2の9ページから19ページのとおりである。  報告事項の(3) 令和3年度市民文化祭については資料5-2の21ページから32ページのとおりである。  報告事項の(4) 社会教育委員の会議(令和3年度第4回)及び審議事項の(1) 公民館利用団体登録(新規)については,資料及び報告を省略する。  協議事項の(1) 令和4年度調布市公民館事業計画(素案)については,資料5-2の33ページから47ページのとおりである。当計画素案を「公運審」で協議した結果,修正なしとなった。令和4年3月22日(火)の第6回社会教育委員の会議において,この事業計画について,各公民館長から説明される予定である。  その他の(1) 令和4年度調布市公民館運営審議会開催日程(予定)についてであるが,資料5-2の49ページのとおりである。  その他の(2) 次回の定例会開催日程は,令和4年4月19日(火)午後2時から4時まで,北部公民館にて開催予定である。  その他の(3)は,2つの動画視聴について,社会教育委員への周知を依頼された内容である。  1つ目は,資料5-2の51ページから52ページを御覧願いたい。  東京都公民館連絡協議会の主催で,第58回東京都公民館研究大会「地域課題解決学習をつくる」と題して,東京都公民館連絡協議会のホームページにて基調講演の動画等を視聴可能である。  参加費は無料で,令和4年2月24日(木)から令和5年1月31日(火)までである。動画視聴に伴う通信料は各自負担となる。  2つ目は,資料5-2の53ページを御覧願いたい。  「東部地域文化祭」記録動画 「桐朋生と行く!!東部地域文化祭めぐり」と題して,令和3年10月から11月にかけて行われた令和3年度「東部地域文化祭」の模様をYouTube動画にて公開している。  この動画は桐朋学園の高校生が東部地域文化祭を見学し,案内役としてリポートしているものである。  報告は以上である。 ○篠﨑議長  意見等はあるか。  (意見等なし)  以上で本日の議事は全て終了したが,今回初めて実施したオンライン会議についての感想を伺いたい。  (オンライン会議についての感想を述べる)  今後,新型コロナウイルス感染拡大状況にもよるが,オンライン開催という手法も利用していきたい。   (3) その他 ○事務局  次回の令和3年度第6回調布市社会教育委員の会議の開催日時は,令和4年3月22日(火)午後3時を予定している。  場所は,教育会館または文化会館たづくり1002学習室のいずれかを予定しており,決定次第,お知らせする。 8 閉会   ○篠﨑議長    それでは,副議長から閉会の挨拶をお願いしたい。   ○宮下副議長  初めてのオンラインでの会議開催であったが,やはり対面での会議がやりやすいと感じている。特にディスカッションにおいては,空間と時間を共有できるので,話が通じやすく,盛り上げやすいと感じた。  一方,この会議は報告事項が多いのだが,事前に送付された資料に目を通すことができるため,報告に費やす時間を最低限に抑えて,議論に時間を確保することが可能な会議形態を目指すことができる。是非,オンライン会議の形態に慣れてもらい,これまでの会議のあり方を変えて,発展できれば良いと考えている。   ○篠﨑議長    以上で,閉会とする。    以上。 1