令和4年度第1回調布市男女共同参画推進センター運営委員会議事録 要旨 日 時 令和4年6月14日(火)午後6時30分から8時まで 場 所 市民プラザあくろす3階 ホール 出席者(敬称略)7人 浅野委員,金子委員,神永委員,佐藤委員,土屋委員,松岡委員,山本委員 事務局 男女共同参画推進課 高松,市川,石神 傍聴者 なし 1 開会 2 調布市男女共同参画推進センター運営委員会委員委嘱式 任期はR6.3.31まで 3 委員長及び副委員長の選出 委員長は互選により神永委員に決定。副委員長は委員長の指名により金子委員に決定。 4 各委員自己紹介 5 議題 (1) センター運営委員会の概要について ◆事務局より資料3に基づき,運営委員会の概要について説明 男女共同参画推進センターの事業について議論を行い,男女共同参画社会の実現を目指した適切な運営に寄与すること,また,女性活躍推進法に基づき地域における女性の活躍について議論を行い,事業に反映することを委員会の目的としている等 (2) 男女共同参画推進センター事業について ◆事務局より資料4,令和4年度上半期の事業について,各事業の実施予定日や事業内容等を説明    (3)  女性活躍推進事業について ◆事務局より資料5に基づき,以下の内容を説明 ・女性活躍推進事業とは,女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく地域における女性活躍推進の取組であり,委員会での議論にあたり,男女共同参画事業との違いに留意する必要があることを説明。 ・昨年度に女性活躍推進事業として実施した「第6回わがまち調布の輝き女性(びと)」ではミュニティーハウス「もえぎ家」を運営する女性について取材したことや当センターのホームページへ掲載したことを報告。 ・これまでの女性活躍推進事業「わがまち調布の輝き女性」の取材先等について報告。 ・今後の課題として,対象者や目的の再検討と実施方法の見直しを提案。 委員長 男女共同参画推進フォーラムの実施場所は,調布市男女共同参画推進センターで良いか。 事務局 当センターのホール及び貸出しをしている各諸室を使用します。 委員B フォーラムの申込状況について伺いたい。 事務局 6月18日の講演会は,定員40名に達しております。会場の規模を考慮すると定員を増員する余地があることから,募集を引き続き受け付けるか,検討しております。各団体の出展については,新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から,事前申込み制としております。一部の企画では集客が伸び悩んでいますが,様々な方法でPRを行い周知することで,集客に努めています。 委員B 講演会の周知方法について伺いたい。 事務局 市報を中心に,フォーラムの実行委員会がフォーラム用のホームページを作成し,情報発信に努めています。また,調布市男女共同参画推進センターのホームページでも周知を図っており,さらに,本日,メディアへプレスリリースを行ったところです。しかしながら,現時点では,市報を見て申込みする方が多いと思われます。 委員B 市報が中心であるとすれば,市報を見る年代は比較的高いと思われるが,申込者の年齢層はどうか。 事務局 今回は様々な年代の方に申し込みを頂いています。 委員A SNSで調べた時に,調布市の男女共同参画推進センターが出てこなかった。ツイッターのアカウントを1つ作り広報するのはどうか。SNSの活用を考えてほしい。 事務局 SNSでの発信はとても効果があると認識しています。調布市では,全体でアカウントを1つ有しており,それを使用するのが原則となっています。男女共同参画推進センターとしてアカウントを持つには広報課との調整が必要ですが,引き続き,情報発信のツールを増やしていきたいと考えています。 委員F 男女共同参画社会や女性活躍について個人的にはとても興味がある。男女共同参画について学べる機会があったら良いのではないか。男女共同参画社会をテーマに学ぶ機会が少ないので,連続講座や単発講座などで学べる機会を作るのはどうかか。 委員E 委員Fと同感である。男女共同参画の話が出て,男女共同参画推進プラン第1次を策定してから,今は第5次となったが,実際にどのように変わってきているのか。なかなか難しいところではあるが,意識の底上げをする取組を粘り強くやっていくことが必要だと思う。 事務局 貴重なご意見ありがとうございます。男女共同参画社会基本法等に基づき,調布市で男女共同参画推進プランを策定するに至りましたが,成果という点で,どこまでできているかはお伝えするのに難しい部分があります。成果指標の1つにしている市民意識調査において,男女共同参画に関する調査を行っていますが,調査結果では,年代ごとに男女共同参画に関する考え方に差が出ており,世代間ギャップが1つのテーマとなっていると考えています。そうしたことを踏まえて策定した第5次プランに基づき,今後,取り組んでいきたいと考えています。 委員長 委員会のメンバーも今年度から変わったため,プランの概要について説明してもらいたい。 事務局 (男女共同参画推進プラン第5次概要版」に沿って説明) 委員A わがまち調布の輝き女性(びと)の取材先について,これまで経営者や学芸員,オーナーさんなど仕事で活躍している方を主に取材している印象を受けるが,子育てが落ち着いてパートをしながら趣味や自分のやりたいことを楽しんでいる女性,子育てや仕事と趣味を両立している女性を対象にすることはできないか。そういった女性をターゲットにしない,検討の視点にいれない理由があるのであれば,それこそ男女共同参画推進を阻害している可能性があるのではないか。意識の底上げはすごく難しいものがあると思う。経営者やオーナーのみをターゲットにすると,そうでない女性にとって心が動かないものになってしまう。 事務局 ターゲットや取材先について,基準や特別除外するような対象は特にありません。本事業は,女性活躍推進事業として検討しなければならないものであり,資料5の「女性活躍推進事業とは」の項目にある2つを抑える必要があると考えます。地域の女性が元気に働いて,その紹介を通して,働くことへの活力につなぐものとして,その協議をこの委員会で行っていければと考えています。 委員D これまでの取材先はどのように選んできたのか。 事務局 事務局から,これまで市と関わりがあった方などを何名か候補者として提案し,本委員会で承認を得て,紹介してきたと認識しています。 委員D 取材先がこの会議の中で選定されたのであれば,なお良かったと感じる。女性活躍の意識づくりについて,対象を働く女性だけでなく経営者や事業主にも働きかけるなど,ターゲットを双方向にしたら効果があるのではないか。 委員長 今後の方向性は検討課題と思われる。事務局で,今後の方向性を提案いただきたい。また,昨年度の事業を継続する場合は,候補者の情報を集めるところから本委員会で議論できればと思う。 委員C 上半期の事業について定員があるが,対面式のみの講演会等になるのか。 事務局 対面式を予定しており,オンラインやオンラインと対面のハイブリッドでの実施は,現時点ではありません。 委員C 昨年度も意見したが,オンラインについては,集客面や参加のしやすさの観点から,継続的に検討が必要ではないか。 事務局 オンラインは,調布市として推進していくべき事項となっています。引き続き,検討していきたい。 委員長 これまで講演会など実施後にHPで録画したものを見れるようにしていたことがあったと思うが,そういった計画はあるか。 事務局 講演会の実施後のオンライン上での公開は,昨年度フォーラムの講演会に出演いただいた方から事前に御承諾いただいた上で公開しました。今年度は出演者から承諾を得られなかったため,公開はいたしません。しかし,オンラインは大変有効であり,今後も引き続き,検討していきたい。 委員D 今まで講座等をオンラインやハイブリッドで実施した実績はないのか。 事務局 実績はありません。理由として,現時点で,安定したインターネット環境が整備されておらず,職員がオンラインの会議に出席する際もポケットWIFIを使用している状況です。こうしたことから,講座等をオンラインで実施することは,回線の安定性の観点でリスクが高く,できていません。 委員長 専用のインターネット回線がないということで良いか。 事務局 フリーWIFIは導入されていますが,1時間で切断されてしまうため,講座等を実施するのには難しい状況です。 委員長 今後の整備として,実現できるよう検討してもらいたい。 委員E 今年度の事業で,8月の講演会は面白いのではないかと感じる。視点や立場を変えて日常生活を見るということは,重要だと思う。期待したい。 委員A 委員Eと同意見である。他に,男性学をやられている方もいるので,下半期の企画の際に検討してはどうか。 委員長 色々意見が出たが,今後の事業への反映をお願いしたい。 (議事は以上) 3 連絡事項 事務局から次回センター運営委員会が9月頃に開催される旨の報告。 日程については,後日,メールにて御連絡の上調整致します。 事業開催についても,随時お知らせいたします。