令和4年度 第2回 調布市地域福祉推進会議 議事録 令和4年7月20日(水)18:30~20:00 文化会館たづくり10階1001学習室 【出席者】 1 出席委員:15人(web出席を含む)(欠席5人) 2 事務局・関係部署出席:福祉総務課,生活福祉課,高齢福祉担当,介護保険担当, 障害福祉課,子ども発達センター 3 傍聴者:0人 【議事次第】 1 調布市民福祉ニーズ調査 調査票(案)について 2 調布市民福祉ニーズ調査住民懇談会の概要について 3 その他事務連絡 【配布資料】 資料1・・・・調布市民福祉ニーズ調査 設計の考え方(7月素案) 資料2・・・・ニーズ調査|委員・課の意見一覧 資料3・・・・市民アンケート18歳以上(7月素案) 資料4・・・・高齢者アンケート65歳以上(7月素案) 資料5・・・・障害者アンケート18歳以上(7月素案) 資料6・・・・障害児の保護者アンケート18歳未満(7月素案) 資料7・・・・地域福祉計画策定に向けた住民懇談会 企画案(7月素案) 開会 ○会長 皆さん,こんばんは。今日はコロナ第7波,陽性者が15万人を超えたということで,もの凄い勢いでまた増えています。こういうオンラインの会議がなかったら,恐らく会議ができない状況ではないかと思います。同時にここでの議論が一緒にやれる,こういう環境が整っていますので,今日も皆様方,積極的にご意見をいただければと思います。宜しくお願い致します。それでは議事に入らせていただきます。 第一の議事は,「調布市民福祉ニーズ調査調査票(案)について」。前回,考え方が示されまして皆様からもご意見をいただいたりしながら,或いは調布市の行政の中でもいろいろ意見を出していただいて,それらを整理した形で今日は調査票の案ができておりますので,これについて最初に説明していただきたいと思います。事務局から先ずお願い致します。 1 調布市民福祉ニーズ調査調査票(案)について ○事務局(委託事業者) 皆さん,こんばんは。前回に引き続きまして資料の説明をさせていただきます。先ずお手元の資料1でございます。今,画面を共有致しますので少々お待ちください。本日の資料が今日皆様は初めてご覧になるということですので,なかなか十分な理解と申しますか,短い時間で最後までお読みいただく事はなかなか難しいと思いますので,私の話を半分の耳で聞いていただきながら,あとの半分は皆様がご関心のある調査票のところも見ながら,お聞きいただければ,時間も効率的に使えるかと思っておりますので,宜しくお願い致します。 資料1 ニーズ調査の設計の考え方 7月素案 バージョンでございます。これは前回6月8の第1回会議に皆様にお示しした資料と形式としては同じでございます。内容は,前回からひと月少し経つ中で,皆様からのご意見,庁内の各担当課の意見を踏まえまして調査内容を再構築致しました。改めて調査票という形で今日初めて皆様にお示ししております。こういう前回からの経過でございます。では,内容を簡単にご説明致します。 先ず,資料1の1ページ,調査1 18歳以上の市民対象の調査を例にご説明致します。調査票の表紙に掲載するタイトルですけれども,前回から変更しております。これは,4つとも変更しております。この資料1にも調査1「地域福祉を市全体に広めるためのアンケート」という言葉が書いておりますが,これは今申し上げた変更後のタイトルでございます。高齢者,障害者,それから障害児の保護者それぞれで少しタイトルを変えているということが前回からの相違です。何故タイトルを変えたかということですが,受け取った方がタイトルを見ていただいた時にパッとアンケートの目的を伝えたいという意図でこういうタイトルにしています。 続きまして記載内容についてでございます。表の一番左が通番になっておりまして,その右側が設計意図となっております。これは前回と概ね同じでございます。その右,「設問の区分」,「設問の番号」,そして「設問」となっております。この「設問」が具体的な設問のタイトルであり,前回の会議,その後の委員からのご意見,そして,庁内担当課からの意見を踏まえて再構築したものでございます。 再構築した設問の例と致しまして,次の2ページ目の一番上,左の通番で申しますと 20番~27番をご覧ください。調査票をご覧になっている方は18歳以上の市民の資料3,6ページ~8ページがこの設問が掲載されているところでございます。ご覧になっている方は合わせてご覧ください。通番20~27番の区分の設計意図と致しましては,前回お話致しました特集テーマのD「コロナ禍などのパンデミックを期に地域福祉に関心を向ける取組の可能性を探る」。そういった設計意図をもった設問文でございます。具体的な設問と致しましては,問18~問23の付問までございます。例えば問18では,コロナ禍による暮らしへの影響を聞く質問。経済的に困った経験の有無やその原因を聞く設問。困りごとを相談できる人や機関を把握する質問。相談できない生活上の困りごとの有無とその内容。主にこういった設問を8つ程,この特集テーマDで設けております。前回はこの辺りのテーマについてのご意見をいくつかいただきましたし,その後の委員からのご意見,或いは庁内の意見も伺いまして,このような8つの設問に一先ず設定し,皆様にご意見を伺いたいということでございます。 次にもう一つその下,通番28,29,30。再構築した例の一つとして,もう一つご説明を致します。ここの28~30は,特集テーマのデジタル社会の普及や意向から地域福祉にいかす取組を検討しようという意図でございます。前回,ここには具体的な設問は入っておりませんでした。この間,検討致しまして,今回3つの設問を設定しております。一つは問24になりますが,市の保健福祉情報の入手先。この中にどういうものがあるか,SNSかインターネットとかそういうものが選択肢として設けてあります。それからスマートフォンを利用しているのかどうか。また市が行う講座,イベントでオンライン化した場合に参加しますか?という参加意向。そういったデジタル社会の普及を図るために3つの設問を今回,具体的な設問として設定致しました。まだまだこれでは足りないということもあるかもしれませんので,その辺りもご意見を頂戴できればと思っております。 このほかの設問も一つずつ,これは残した方が良い,或いはこういう意見があったからこういう風に変更しようということを庁内で検討致しました。その結果として本日,皆様にお見せしているものでございます。項目の全体と致しましては,1/3から半分程度は入れ替わった或いは統合なりしたことになっているかと思います。 もう一つ調査票を設計するにあたりまして,大事な点を申し上げたいと思います。それは問題数,ボリュームという視点です。資料から少し離れますが,必要な調査項目を設定することが勿論最優先ではございます。一方で今回の調査の回答は任意解答ということでございますので,できる限り,設問数は適正に設定する点を考慮していかなければいけないと思っております。調査票資料3から資料6の具体的な資料が皆さんお手元にあろうかと思いますが,それぞれの調査票はページ数で申しますと16ページから20ページ程度になっていると思います。事務局と致しましては,この調査に回答していただく時間がそれなりにかかる,それから回答しやすい体裁というものも含めて,このページ数辺りが上限ではないかと考えております。そのため,今後,設問を追加したいということがあった場合は,同時に今ある設問を統合したり,或いは場合によって,この設問に変わって新しい設問を入れましょうといった設問の入れ替えを考慮して,次回の最終案に進めていきたいと考えております。 資料1の3ページから前回同様に調査2高齢者調査の設計の考え方。6ページからは,調査3障害者本人の調査。それから8ページ,調査4と致しまして障害児の保護者の方への調査。この考え方をそれぞれお示しして資料にまとめております。具体的なご説明は時間の関係で省略致しますので,皆さんご覧になっていただいて,疑問等ございましたら,或いはご意見がございましたら,是非お聞かせいただければと思います。私からの説明は簡単ですが以上とさせていただきます。 ○会長 ありがとうございました。ニーズ調査について,調査の中身も含めて一応これで説明が終わったということでいいですか。 ○事務局(委託事業者) 失礼しました。続きまして,資料2の説明をさせていただきます。資料2の表をご覧いただければと思います。先ほど資料1を説明した中で,前回会議,その後委員からご意見をいただいた,また庁内担当課からの意見をいただいて,設問を再構築したと申し上げました。その頂戴した委員からのご意見すべて,それから庁内から出た主な意見を一覧表にしたものが,この資料2でございます。見方と致しますと,一番左が通番です。区分としては意見の出典,どういうところからいただいたか。そして右が具体的な意見になります。その右がアンケートの種別,意見が調査共通に対する意見なのか,18歳以上の調査に対する意見なのか,そういったアンケートの種別別に示し,一番右の列には,その調査票に反映したかどうか,基本的にはしたんですが,その考え方を説明したものとなっております。今回の案に委員からいただいたご意見は,概ね反映致しました。一部,代替案として反映したものもございます。一つ一つのご意見紹介は省略させていただきますが,意見を出していただいた方においては自分の意見が十分に反映されていないですとか,意図と少し違うということがございましたら,恐れ入りますが,再度ご指摘くださると助かります。また,本日の会議,それからこの後に一定期間をおいて調査に関するご意見をいただく段取りになっていると思いますので,そうしていただいたご意見もこのような形で整理しまして,次回の最終案に反映するとともに,ご意見はこの表を更新する形で委員の皆さんで共有したいと考えております。資料2の説明は以上です。 続きまして,調査票が皆さんのお手元にあると思います。資料3,4,5,6。それぞれの調査票になっております。その調査票のどれでも構いませんので,表紙をご覧いただければと思います。4つの調査票に共通致しますが,先ほど資料1の際にご説明した通り,タイトルを若干,それぞれの調査票で前回案から変更しております。こういったことのためのアンケートですということを端的にお伝えする,対象の方々にわかっていただくためにそれぞれのタイトルを設定致しました。 また,表紙の中ほどに少しイラストも含めたコラム風の文章を追加して地域福祉の簡単な説明を加えました。それぞれの調査を地域福祉に役立たせるという目的をコラム風に説明したものでございます。先ほど資料2の中に意見と致しまして,「この調査結果がこういう取組に反映したということをお知らせすると受け取った方は回答する意欲が高まるのではないか」というご意見を頂戴したものがございます。そういった意見を踏まえて庁内で検討したところ,具体的な反映した取組を反映するのは簡単なようでなかなか難しいということもあり,こうしたコラムに仕立てました。 2ページ以降は先ほどアンケート資料1に一覧がございましたそれぞれの設問,を一問,一問,具体的にお示ししたものが調査票となっております。一つずつの説明は省略させていただきますが,私が今少し15分程喋らせていただきましたので,その間に少しパラパラとめくっていていただけたのではないかと思っております。とはいっても短い時間ですので,皆さんご関心のあるところだけでも結構ですので,目についた点,或いはお気づきの点,そういったものがありましたら,今日の場でお聞かせいただけると大変助かります。また後程,再度の説明があろうかと思いますが,今日お配りして,今日直ぐに意見とくださいというのも乱暴な話ですので,前回と同じように7月末くらいまでに意見シートで意見をいただいて,それをまた庁内で検討したうえで次回の会議に最終案としてお示ししたいと,そういう段取りでございますので,何卒,その旨ご了承いただければと思います。私からの説明は以上です。 ○会長 ありがとうございました。前回お話があって,それを踏まえて皆様方からご意見をいただいて,それを資料2の方にそれを基にしてつくられておりまして,どういう風にご意見を反映させるようにしたかということがこれでわかるようになっています。それから,調布市役所の中でもそれぞれの課でもご検討をいただいたりしましたので,それらも含めて全体の調査票,ボリュームも含めて整理していただいて,今日提案されたということになっています。それから表紙は共通にして,市民の方に協力していただくことにどんな意味があるかということをわかりやすく説明を入れたというお話でした。 皆様方から確認したいとか,ご意見或いは自分が出した意見について「これとは違うんじゃないか」ということも含めてご意見があればいただきたいと思います。宜しくお願いします。今日で調査票が決まるわけではありませんので,ご意見をたくさん出していただいて,次の最終案に向けて検討すべきことが明らかになれば一番いいと思っています。 ○委員 今,ざっと見させていただいた中で,一番印象的だったのが,言葉が前回は固い言葉ばっかり並んでいたが,今回は優しく何となく誰もがイメージできるような表現に変わっていたので素晴らしいなと思っています。ただ,2,3教えていただいたうえで,意見をいわせていただきたいのですが,一点目は,問22番 困りごとを相談できる人や機関ということで,市民と高齢者と共通の項目になっているようですが,個別のアンケート表を見ると確かに18歳以上にはそういった設問が入っているのですが,65歳以上の方はどれが該当しているのかがちょっとわからないので教えていただけたら。 〇会長 はい。困りごとを相談できる人や機関はありますか。という質問。市民の方が22番。それが高齢者には見あたらないということです。 〇事務局(委託事業者) 18歳以上の2ページ目の上の方にある問22番 困りごとを相談できる人や機関という設問です。それが高齢者でどこにあるのかという質問だったかと思います。調査票で申しますと,高齢者アンケートの11ページの問31番が先程の18歳以上の市民の問22番と同じ設問ということになります。 〇委員 ありがとうございます。そうしましたら,引き続きちょっとお話したいのですが,この設問の中に福祉コーディネーターを明確に入れて,しかも「コーディネーターとはこういう制度ですよ」ということを説明してくださったことを大変ありがたく思います。本当に良かったなと思っています。それからあともう一つですが,前回の時には,いろいろと難しい言葉が並んでいたのですが,今回はそういう言葉ではなくなったんですが,要は出かけられない,外へ行かれない事についての質問というのがどれになったのかと思いまして。 〇事務局(委託事業者) ありがとうございます。今の委員のご質問は,ひきこもりに関して外出の頻度ですとか,そういった事が前回はあったような気がするが今回は見あたらない。そういったご質問ですね。 ストレートに「あなたは外出していますか」という設問は,今回は設定してございません。代わりにと言っては何ですけれども,18歳以上の調査票の6ページから先程例としてご説明させていただきました「コロナ禍やパンデミックを期に地域福祉に関心を向ける取組を探る」という設計意図の中には,生活困窮ですとか,潜在的地域福祉の対象者,その中にひきこもりですとか,8050の問題,ヤングケアラー,孤立化等々が入っているかと思いますが,そういった方々が例えばどういう属性の傾向があるか,どういう困りごとをもっているのか,そういった事をお聞きしようと今回の設問文にしているつもりです。例えていいますと,7ページ。18歳以上の調査票の7ページ。問19は経済的に困った経験。これは前回あったものでございます。或いはその原因。これは言ってみれば生活困窮の方々の実態を調べてみようというものでございます。その次の問20。これは前回も同様の設問がございました。地域の中で次のような世帯を見たことがありますか,という設問で1番から10番までいろいろな状況にある地域の世帯の中で見たことがあるかという設問を今回も引き続き設定しております。前回の回答。それから今回,年度が経って回答の変化というものがあるかもしれません。そういったものを見ようということです。この中に今ご質問にあったひきこもりですとか,ダブルケア,ゴミ屋敷の問題ですとか,そういった地域の中での困りごとにつながるような,或いは地域福祉のテーマになるような世帯がどの程度あるか,皆さん見たことがあるかということを把握しようかというところでございます。またその下,問21,回答者のご近所に支援を受けずに困っている世帯を発見した。そういった場合あなたはどうしますか,というような,困った時にどうするかという設問も設けております。それがひきこもりなのか,8050の問題なのか,そういった問題はさておき,ご近所の皆様の意識といいますか,そういった部分を把握しようという設問を設定してございます。 説明が長くなって恐縮ですが,また次の8ページ。問22,困った時に相談できる人や機関があるのか,という先程のご質問でございました。これは前回に引き続き入れております。選択肢の中にも地域福祉コーディネーター。これは前回も入っておりましたが,今回も入れております。一方でその下,相談できる人や機関がある方は,勿論困っているので大変でしょうけれども,それは先ず宜しいとして,どこに相談すればいいかわからない,そういった方々がどの程度ここに回答いただけるかということも調べようと考えております。あるとないということで,あるとしたら,それはどのような困りごとかということでご質問しております。この中に自分の病気,仕事とか体とか将来とか親のそういった事。兄弟,或いは住まい。そういった選択肢を相談できない困りごとをもっているかどうかということもここで調べられれば,どういった困りごとが今,調布市内であるのか,そういったものに対してどういった対策が打てるのか,一つのヒントになろうかということで設問を設けてございます。ひきこもりという具体的なテーマではないですけれども,そういったことも含めて,調布市の中で困っている方がいて,どういった事が困っているのか,という意図で調べようということで設定してございます。以上です。 〇委員 どうもありがとうございます。同じことが65歳以上ではどこかに載っていますか。 〇事務局(委託事業者) 65歳以上の資料5で申しますと,高齢者65歳以上の調査で申しますと,11ページ。問でいうと,問30から次のページの34の付問まで。質問が全部一致しているわけではないですが,高齢者でも概ねここで位置づけて聞くようにしております。 〇委員 はい。どうもありがとうございます。いろいろと細かい事をお聞きしてすみませんでした。いろいろ考えてくださっているのはありがたいと思っているのですが,大変難しいと思いますが,今の「生活上の困りごとはありますか」とか,そういう困りごとのことですが,私どもが接触している人達で私の立場だと困っているでしょうと思うんだけれども,本人達は困っていないんですよね。困りごとだという認識がない。例えば,「相談してみたいことはあるか」とか,何か拾える方法はないものかなというのが,イメージ的にモヤモヤしているとことです。 それから,やはり言葉は変わってきていますが,友人と過ごす場所がありますか,とか,外出する機会とか,人と会話する機会があるかどうかということを聞いてくださっている点が良くなっていると思っております。というのは,私は西部地域でボランティアの人達と一緒にいろいろ活動しているのですが,そういった中で,先日高齢者支援室のケア推進課の「いきいき講座」というのをやっていただいた時に総括でご指摘いただいたのが,面談した結果,今来ているひだまりサロンしか外出の機会がない。だからコロナ対策でこれが休会になってしまうと,どこにも出かける場所がない。とどのつまりは外出しないために生活にメリハリがなくなってしまって,元気に過ごすということがなかなか難しくなってきている。それが一番心配なことですね。という指摘を受けているので,やはり自分は行く場所があるというのが,凄く大事なことなんだなと思っておりますので,是非そこら辺をニーズとしてつかまえられると嬉しいなと思っています。 もう一つ,一番良かったと思ったのは,スマホの質問が入ってきました。実は,腎臓透析をやっているクリニックの方と話した際に「一番困っているのは,今はネットではなくてスマホなので,ホームページで出しても誰も見てくれないんです」。意外にスマホの情報だと正しくない情報があったり,或いは本人が正しく理解できない。そういうことが多いためにどうしても誤解したまま,悪い方へ悪い方へ行ってしまう。行政も含めてスマホでの正しい情報を正しく理解できる内容で発信することに取り組んでいくことがこれから一番大事なことになるのではないかというお話をいただいていたので,非常に嬉しく思いました。ありがとうございました。 〇会長 お話にあったように,ご自身にあるか,どうかと聞くと,あまり意識していない場合が非常に多いということなので,その事実で聞くやり方を少し工夫した方が良いのではないかというお話でした。 〇委員 先程ご説明をいただいて,前回に比べて随分,工夫,改善されていると思いました。そのうえで,つまらない事かもしれませんが二点ほどお聞きしたいと思います。一つはタイトルの件と,あとは表紙の1ページ目の文章の表現の件。タイトルに関しては資料3の「地域福祉を市全体に広げるためのアンケート」となっています。ちょっと説明的な感じがするかなと。十分趣旨はこの通りですけれども,それをタイトルにした場合,説明的というかもう少しインパクトのあるタイトルを考えた方がいいんじゃないのかなということが先ず一点です。もう一つタイトルの件で,4,5,6とあるんですけれども,5,6の方は「暮らしを支える」になっていますが,資料4の高齢者の場合のみ「高齢者の社会参加と暮らしを・・」ということで,社会参加が加わっているんですけれども,この3つの資料の統一性を考えると,5,6の方でも社会参加については,それなりのアンケートを聞いている中身もあるので,敢えてここで資料4の高齢者のところだけにする理由があればいいですけれども。その辺のタイトルの統一性という点から見てどうなんだろうかと思いました。 次に表紙の文言ですけれども。表紙のところに「パラハートちょうふ」というところがあります。そのうえの1行ですけれども,「~広めていくための計画が地域福祉なのです」という部分で,「なの」を入れていますが,ちょっとここも説明的というか,なくてもスッキリするのではないかと思います。その辺りの表現の仕方がちょっとどうなんだろうかと思いましたので,何かありましたら,お聞かせください。以上です。 〇会長 はい,ありがとうございました。ご意見の他にも同じようなことがあれば,言っていただいて,回答していただくというよりも,今後検討していただくということで。他にご意見がある方はいらっしゃいますでしょうか。 〇副会長 細かいところというか,ちょっとわかりづらいところ。調査対象の方から見ると,どうかなというところをご指摘させていただきたいと思います。先ず市民アンケートの方ですが,SNSという言葉がいろいろなところで出てくるんですけど,これは何のことかわからない人もいると思うので,やっぱり説明をきちっとした方がいいと思います。例えば5ページ「問14 SNSで調べる」というのがありますが,ちょっとこのところが気になりました。 それから,同じく7ページの20でちょっと選択肢7番「家族や地域との関わりがなく,子どもの貧困や虐待が疑われる世帯(貧困,虐待)」というのは,これがちょっと日本語そのものがわからない。「家族との関わりがない。で,子どもが貧困なんですか」っていう話なので。これは要するに,家族とか地域と関わりがないと子どもは貧困なんですかという風にも読めるので。ここはちょっと文章を考えた方がいいと思います。要するに地域との関わりがなくて,虐待が疑われるとか,そういう話じゃないかと思うんですけど,ここは整理した方がいいと思います。 それから8ージの問22で「ケアマネジャー」という言葉がポンと出てくるんですね。「コミュニティソーシャルワーカー」を異常にアピールするためか説明が長いですけど,ケアマネといっても市民の人は何を言っているのか全然わからないという人も少なからずいると思うので,直した方がいいと思います。 それから9ページ問24ですが,「インターネットサイトでホームページとSNS」って書いてありますが,要するにホームページとSNSというのは性質が違っていて,ホームページとは一方通行ですが,SNSは双方向なんですよ。なので,その辺のところも変えておいた方がいいと思います。 あともう一つ,9ページの問27,「次の事業をご存知ですか」の設問スタイルですが,このスタイルは実はバイアスがかかるんですね。というのは何かというと,成年後見制度といって回答例でこういう制度ですと書いてありますよね。その後に「内容を知っているか」というと,多くの人が①につけちゃうんです。何故かというと,そこに回答があるからという話で。これは実証されているんですけれども。なので,これは,内容を知っている,聞いたことがある,知らない,を左側にもってくるんですね。で,右側に解説をつける。ちょっと細かなテクニックですけれども。そうすると,回答を見ないので,「知っているかどうか」に〇をつけた後に,「ああ,こういう制度か」という風に見ることになります。その方がよりベターかなと思うので。同じようなスタイルのところがたくさんあるので,変えておいた方がいいかなと思います。 あと高齢者のところは同じように指摘が多いですが。問22。23のSNS。それから25の「フレイル予防」というのも,これは一般の方が多いので,「フレイル」というのは専門家の間ではわかりますけれどもの,一般の方はわからないので,説明をつけておいた方がいいと思います。 あとは問34のSNSも一緒ですね。それから障害の方も同じようなことがありますね。問9番の「知っていますか」というところも同じです。ちょっと細かいところなんですが。あと問33のSNSも同じですね。問41の「健康状態をどう感じていますか」と聞いている設問で「良い」と「よくない」の間ですが「まあよい」というのは,とってもくだけたいい方,表現なんですけど。「まあよい」というのは少しくだけ過ぎているので,もうちょっと検討した方がいいかなと思います。 それから,子どもの方は問10でCAPSは,障害児の方の保護者の方ですよね。「青少年ステーション」て何のことかなと。ちょっとわからないので,これも簡単な説明を下の方につけておいた方がいいかなと思います。 あと細かいところですが,問17で4番の選択肢が「大学院まで」になっていますが,大学院に行く人は数パーセントなので,大学院はいらないんではないかと思います。どうしてもという人は,その他に書くと思いますから。「大学まで」としておけばと思っています。すみません,ちょっと細かいところですが,回答する時にあまりバイアスがかからないように細かいことを指摘させていただきました。以上です。 〇会長 はい,ありがとうございました。他にご意見どうぞ。 〇委員 先程お話がありましたように,全体のタイトルですね。「地域福祉を市全体に広めるためのアンケート」。趣旨は私自身はよくわかるんですけれども,確かに説明的であるということ。あと高齢者のところは「高齢者の社会参加と暮らしを支えるためのアンケート」と,ちょっと変わっているんですけれども,この社会参加というのは要するに弱い高齢者を支えるための社会参加をあなたはやっていますか,やってみる気はありませんか,みたいな趣旨ですよね。これは大事な視点なんですけれども,高齢者自身が今人生100年時代を迎えていて平均寿命が延びていく。その中で健康寿命を如何に伸ばしていくかという視点が大事なところなので,社会参加することが自分のためにもなっているんだという,そういう視点も。就労のことなんかも入っているので,そういう趣旨なんでしょうけれども,もう少し具体的に高齢者のための社会参加ではなくて,社会参加することで自分達が元気なるという。そういう面が。ちょっと具体的にどうしたらいいというのがあれなんですけれども,全体の地域福祉の話も勿論今議論しているのは地域福祉の推進ということなので,それを私自身わかっているんですけれども。全体のまちづくり,調布市のまちづくりの中の地域福祉,そこの関連の部分をもう少し打ち出してもいいのかなという感じがしていまして,こういう表現がいいかというのはちょっとあるんですけれども。それを私自身ももう少し考えてみようと思いますが,そういう感想をもちました。以上です。 〇会長 はい,ありがとうございました。今,ご指摘があった点は,受け取った方が「あ,そっか」と思ってもらう事が大事で,元々そういう風にしようということで考えられたんだけど,ちょっとまだ説明的過ぎるなと。或いはもう少し考え方として,市民の人がスッと入っていけるような,そういうものにしたらどうかというご意見なので,これは皆様方の宿題にして,是非,こうしたらどうかといういろんなご意見をいただいて,100とか 200とか案が出て,その中から選ぶくらい。そこは最初のところは凄く大事な感じがしますので,あまり説明的ではなくて「あ,そういうこと」と感じられるようなものをちょっと考えていただきたいと思います。 他に何かご指摘とかご意見ございますか。そうしたらですね,今日いろいろ説明を受けて,まだしっかり読んではいないという方も多いとは思いますので,よく読んでいただいた上で,どんな小さいことでも。或いはさっきのように「こういう風な表現の仕方でないとわからないのではないか」とか,場合によってはお友達とか,どちらかの配偶者にちょっとやってもらったりして,「これわかんないよ」といわれた,そういう意見が凄く大事なので。あまり,まだ(案)の段階で広げるわけにはいかないですが,身近な人に少しご意見をいただいて,「この言葉はわかんないんじゃないの?」という言葉が結構あるかもしれないので,是非そういうことをやっていただいてご意見を寄せていただければと思います。一応ここまでにしたいと思います。もう一つの議題がございますので,「調布市民福祉ニーズ調査住民懇談会の概要について」次に説明していただきたいと思います。 2 調布市民福祉ニーズ調査住民懇談会の概要について 〇事務局(委託事業者) ありがとうございます。引き続きまして資料7番になります。住民懇談会の企画の案ということでご説明致します。前回の計画の際にも住民懇談会は開催致しました。委員の皆様もご参加された方も多いかと思います。今回,同様に住民懇談会を開催致します。開催の目的と致しましては,2つあるのかなと思いました。先ず一つは,住民,自分の地域のところの良いところや身近な困りごとを幅広い視点,いろいろな方々の視点から意見を出していただいて,地域にある生活の課題,或いは特徴,長所,そういったものを共有し,地域の気づきというものを住民同士で得る機会とする,ということを今回の目的の一つにしたいと思います。そうして出していただいたご意見は計画の中にも反映できるのではないかと考えています。 二つ目は,参加人数にもよるんですが,今回ある程度の参加人数が集まるという前提に立って,二つの懇談会を同じ会場で同時に開催できればと考えております。それができた場合,②に書いてございます,近隣の地域,隣の地域の生活課題或いは他の地域から自分の地域を見た時のご意見,それを知ることによって自分の地域の長所,短所,特徴等,自分の地域を見つめ直す,或いは自分達の活動を見つめ直す機会にもなるのではないかと考えてございます。もし参加人数がある程度いくのであれば,こういうことも考えてプログラムを組んでいきたいと思っております。 参加人数を集める方法が(2)の対象者・募集方法です。対象者は市内の保健医療福祉の関係している方々,地域づくりの分野に関係していたり,関心をもっている市民,学生団体の方々などと書いてあります。これに限らず,できればもう少し幅広い,福祉分野以外の例えば商店街ですとか,企業の方々,そういった方々にもさまざまなチャネルで声がけして参加していただけると,そうした地域資源の活用ですとか,地域福祉の活動の広がり,そういったことになるきっかけ,機会になるのではないかと考えております。この辺りはまた少し検討する余地があろうと考えております。 募集方法はご覧の通りでございます。いろんなチャネルで呼びかけていただいたり,広報ですとか,今回のチラシ的なものをつくってお配りする,ホームページですとか,SNS,口コミなどで周知していただく,そういった事を事務局で考えようとしております。 (3)開催の時期です。これは年度内の秋口を今のところ予定してございます。冒頭に委員長のお話の中にありましたように,コロナの第7波が猛烈な勢いですので,この時期がどうなるかということが,今は具体的にいえないのが日本の社会だとは思いますが,もし可能であればこの辺りにして,計画にいかしていきたいと思っております。実施曜日は,前回も土日の昼間だと伺っておりますので,今回も基本的にはそれで考えようということでございます。時間は1回2時間程度ということです。 (4)開催方法です。基本の単位は市内を8つの地域に分けた福祉圏域がございますので,その単位で開催したいと考えております。参加人数ですが,前回28年度は10人台から20人台の方々に各回それぞれ参加していただいたようです。今回もできるだけ多くのというところではございますので,最低10人はありますけれども,30人,40人位いっても宜しいのかなということは考えてございます。ただ会場等の都合もございますので,その辺りが悩ましいところではありますが,その程度の規模は考えたいということでございます。一方,会場のスペースに限らず,オンラインでの参加も場合によって,併用してできれば宜しいかと考えてございますので,この辺りは参加者や会場等々の都合により検討して参ろうということでございます。 全体の概要は以上で,次のページにプログラムの例を掲載致しました。これは例でございますので,実際は参加者の人数ですとか会場の都合等々で変わって来るかと思いますが,今のところ「ワールドカフェ」というもので2地域同時に同じ会場で開催してはどうかというプランでございます。1回(1会場)あたり2地域(福祉圏域)が参集し,同時開催する。感染予防ということもございますので,大きい会場か,中規模の会場2部屋,3部屋として分散させて2地域同時に開催可能だろうということでございます。ワールドカフェという言葉を申し上げましたが,経験されている方も中には多いと思います。ワークショップ,住民懇談会,或いはいろいろな人が集まって意見を出し合うという会の一つのやり方を「ワールドカフェ」というやり方がございます。例えていうと,住民懇談会でいくつかのテーブルに分かれて数人ずつで話し合いしているという場面を思い浮かべてください。そうした時に一つのテーブルを一つの国として捉えて,参加者がいろんな国を旅する,旅していろいろな人とカフェで談笑する,というようなイメージの方法でございます。一つのテーブルで同じ人たちと根を詰めて意見を出し合うという方法も勿論ありますけれども,いろんな方々と短い時間に意見を共有して話し合って,最終的にそれを地域,会全体で取りまとめるというやり方も増えております。それの一つとして「ワールドカフェ」というネーミングで今回もその方法を考えてございます。 もう少し具体的なイメージを申し上げると,最初に開会の挨拶,オリエンテーションがございまして,「懇談会を始めましょう」という流れで始めます。一例として,例えば1会場で3つくらいのテーブルができるとします。住民の方が20人集まれば,例えば6人ずつ,3つのテーブルに分かれるというようなことをイメージしてください。テーブルごとにテーマを設定しておきます。テーマはいろいろ考えられるんですけれども,例えば「地域の良いところ」を出すテーブルですとか,もっと具体的なテーマとして「災害対策」を考えるテーブルにするとか。そういうテーブルテーマをつくり,最初の15分で6人の方々が話し合っていただきます。意見を出し合うという感じになろうかと思います。時間は任意ですけれども,例えば15程度経ちますと,そのセットは終わりにしまして,全員次の違うテーブルに移動します。1セット目と違う人達と違うテーブルで違うテーマを話し合う,それが2セット目になります。また15分位経って2セット目は終わり,3セット目でまたテーブルを移動して違う人達と違うテーマ,違うテーブルで話し合う。そんなことを仮に3セット繰り返して全員の方がすべてのテーマに対して意見を出し合う,全部の国をめぐったということになろうかと思います。仮に3つのテーマを設定したとすれば,3つのテーマに対して自分の意見を出し,人の意見を聞く,そういう会になると思います。 2地域同時に開催できる場合は,その後に隣の地域でどういうことが話し合われたか,或いは,どういう意見が出たかを少し知りましょう,観光しましょうということになります。違う国を見てみましょうということになろうかと思います。違う国,つまり,隣の地域のテーマに対する意見を隣の地域の方が見て,「自分達にはこういうところがないな」,或いは「ここは自分達の良いところだった」ですとか,隣はこんなことをもっとやったらいいんじゃないの?といった感想ですとかの意見を隣のテーブルに貼っていただくということもできるのではないかと思います。それを15分くらい時間を設けて,その後,自分達の地域に再び戻っていただいて,自分達の意見,他の地域からの意見を見ながら,今日の会,この地域の良さですとか,これからの地域活動のポイント,「こういうことをやったらいいんじゃないかな」という感想がありましたら,まとめとして整理していただく。そういったプログラムを想定してございます。大体1時間半から2時間ということで考えてはございます。今申し上げましたのは。プログラムの一例でございます。参加人数に適した内容で開催する予定でございますので,また皆様から良いアイデア,「こういったやり方があるよ」とか「こういうことをやったらいいんじゃないか」ということがあれば,是非お聞かせいただければと思います。以上です。 〇会長 はい,ありがとうございました。住民懇談会の前にも皆様方からいろんな意見が出て,是非たくさんのいろんな分野の方々が参加できるようにして欲しいというお話もあったんですが,企画案が出ましたので,ちょっと質問したいことと,それからもうちょっとこういうことを考えたらどうかとか,成功させるためには何が必要なのか,などご意見いただければと思います。 〇委員 この案によりますと,一つは広報活動が市報だけでなくて,こういうチラシも活用したり,SNSによる周知も行うということなので,大変良い事だと思います。このチラシのところがちょっと小さい文字でよく見えないけれども,いろいろと解説がここに入っていると理解しました。一つお願いは,市報も単に「開催します」ということではなく,スペースをたくさんとってもらって,趣旨とか説明を是非つけてもらいたいと思います。何故そういうかというと,一つはワールドカフェの良いところはたくさんの意見が出ます。ただ,短時間で本音を引き出すのが難しい面もあります。やっぱり解決方法としては参加者に自分の意見をまとめて来てもらっているということが一番要になるかなと思いますので,そういったことを理解して参加してもらうために趣旨説明をきっちりしていただけたらと思います。 〇会長 はい,ありがとうございました。今,お話がありましたけれども広報を徹底してやることと同時に,誘われないで参加する人がいるかどうかと考えるとほとんどいないだろうと思いますので,実際に声をかけてもらう仕組みをよく考えた方がいいと思います。誰からであっても「こういう時間にこういうことをやるから来てね」といわれて,「いや,今日は調子が悪いから」という話はあるかもしれないけれども,誘われたらやっぱり結構来る可能性があるので,そこが一番ポイントになるかもしれない。あとは,今仰ったように,できたらどんな事を話し合うか,もし「参加してもいい」と仰ったらそれを考えて来ていただくと,かなり短い時間でも中身が充実する可能性があるので,そんなことも必要かもしれない。ありがとうございました。他にご意見はございますでしょうか。 〇委員 今回の住民懇談会というのは,地域福祉計画策定に向けた懇談会ということで,前回も私,こういう懇談会に参加させていただいたんですが,それとはちょっと違う位置づけということなんでしょうか。その点を確認させていただきたいということと,前回に私も参加したんですけれども,もう少し幅広い参加があると,いろんなディスカッションができたのかなという感じがしてて。どういう人に声をかけるのか。自治会みたいなものが入った形で考えるのも一つの案として考えられるので,その辺の集め方,それを含めて教えていただければと思います。 〇事務局(市) 先ず一点目の趣旨については,基本的にはこのニーズ調査自体が地域福祉計画を始めとして福祉3計画の改定のための資料とするところですので,基本的には前回と同じです。特に地域福祉に関しては住民の支え合いの仕組みが大事ですので,特に住民懇談会を実施しているというところです。前回も住民懇談会を実施致しましてそこで見えた課題というところで,地域活動を行う担い手が不足しているとか,拠点が大事であるというところを導いておりますので,そうした事を来年度計画策定が具体的にかかっておりますので,そこにつながるような懇談会にしていきたいと思っております。前回との比較のところで,なかなか参加が得られなかったということがありまして,先程,会長からも誘われるような仕組みというところもありますので,前回もそうでしたが,地域福祉コーディネーターとか社協とか,その地域に入って活動しているような方達にお願いしてチラシをお配りしたいと思っております。前回も実は全体で57名ご参加いただいたということで,なかなかちょっと少人数での議論というところがありましたので,今回はワールドカフェということで,方法については今後の状況次第ですけれども,テーブルを入れ替えての議論ということもありますので,ちょっと前回の反省点も踏まえて広報の仕方と,そういった対面でのチラシの配り方,チラシの内容の工夫ということも考えて行きたいと思います。委員の皆様から「自分達の活動経験からこういうものがあると参加がよりしやすくなりますよ」ということがあれば,アンケート等に書いていただければと思います。すいません。長くなりました。 〇会長 ありがとうございます。他にご意見は如何でしょうか。 〇副会長 前回は確か私の記憶が間違っていなければ,確か委員の皆さんがそれぞれの場所に参加することをやったことがあるんです。それはあまり今回は検討していないんですか。要するにファシリテーターじゃないけれど,議論を活発にして,尚且つ,その議論をこの場へもち帰ってくるために委員が参加すると。それは如何でしょうか。 〇事務局(市) ありがとうございます。ご指摘の通り,各委員の方に呼びかけしていただいて,地域の方に出ていただき,自分の地域で日程が合わない場合は他の地域で参加していただいておりました。その中では当然,委員の皆様は趣旨を理解して参加していただいていますので,時には会の中で円滑に議論を進めるための進行役を補助していただいたり,今,和気副会長からご指摘の通り,出てきた意見について,当然,事務局の方でもまとめて紹介するんですが,実際に参加された生の声ということで課題点とか感じた事をこの委員会の方にフィードバックしていただきます。コロナ禍であったり,お忙しいとは思いますが,もし参加いただけるのであれば積極的に来ていただければと思います。これについても重ねてお願いを致します。 〇会長 委員の皆様も是非参加していただきたい。それからさっきから例えば商店街とかいろいろ意見が出ています。それもまあ場合によっては市の方からその組織に,「今度こういうことをするので,是非参加して欲しい」と言ってくださると,ちょっと違いがあるかなと思いますので,宜しくお願いします。他に如何でしょうか。 〇委員 今,会長から言っていただいた,対象者に商店街とかあったんですけれども,説明の中にも商店街とあったんですけれども,企業というお話もあったんですけれども,企業も参加してもいいのかなと思います。市の地域福祉計画の中にも寄付を含めた寄付文化を醸成していくという表現もあったと思うので,企業の方も参加していただくということで,幅広い意味での地域福祉を作っていく上では,重要なポイントかなと思っています。実際,企業の方も地域にどういうことができるかということをいろいろ研究,開発している企業も市内に結構あると聞いていますので,是非,企業さんも入れていただいた方がいいかなと思います。ちょっと検討してみてください。 〇会長 はい,ありがとうございました。皆様方は恐らくこうやったらとか,或いはこういうところにちゃんと働きかけてとか,いろいろアイデアがおありになるかと思います。今は時間がないからやめておこうと思っていらっしゃるだろうと思うので,ペーパーに是非,これはメールでもいいそうですので,どちらかで,先程の質問紙についてのご意見と一緒にお願いしたいと思います。それでは予定の時間となりましたので事務連絡がありましたら,宜しくお願い致します。 3 その他事務連絡 〇事務局(市) 事務局から事務連絡をさせていただきます。まず1点目は,今回お示ししている調査票についてです。調査2~4の調査票につきましては,高齢福祉推進協議会及び障害者総合計画策定委員会という会議体において主な内容を検討しておりますので,そちら出た意見を加味して作成して参りますので,その点をご承知おきいただければと思います。 次に2点目に次回の日程についてお伝えします。次回は,8月23日火曜日を予定しておりますので,ご予定していただきますようお願い致します。 3点目に議事録の確認のお願いです。議事録ができましたら,皆様に確認を依頼させていただきますので,御発言いただいた箇所について,ご確認いただきますようお願いいたします。 最後に御意見シートについてです。今回はニーズ調査の調査票に関するご意見についてです。先ず調査票に関するご意見につきましては,8月1日月曜日を目途にメールやファックス等でいただければと思います。先程,会長からもありました通り,些細なことでも結構ですので,お気づきになりました点がありましたら,事務局までお願いいたします。会議全体に関する御意見につきましては,8月12日金曜日までとさせていただきます。それぞれ締め切りが異なりますが,よろしくお願いいたします。なお,調査票に関しましては今回の会議をもって決定するわけではなく,次回8月の会議でも検討して参りたいと思いますので,引き続き御意見いただきますようお願いします。事務局からは以上です。 〇和田会長 それでは,1分前くらいになりましたので,これで今日の会議を終わります。いろんな貴重なご意見をいただきましたので,これを踏まえてさらに良いものにしたいと思います。宿題がたくさん出ましたけれども,宜しくお願い致します。これで第2回調布市地域福祉推進会議を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 -了-