令和4年度 第3回 調布市地域福祉推進会議 議事録 令和4年8月23日(火) 18:30~20:00 総合福祉センター2階 201~203会議室 【出席者】 1 出席委員:19人(web出席を含む)(欠席1人) 2 事務局・関係部署出席:福祉総務課,生活福祉課,高齢福祉担当,介護保険担当, 障害福祉課,子ども発達センター 3 傍聴者:1人 【議事次第】 1 調布市民福祉ニーズ調査 調査票(案)について 2 調布市民福祉ニーズ調査住民懇談会の概要について 3 その他事務連絡 【配布資料】 資料1・・・・調布市民福祉ニーズ調査 設計の考え方(8月素案) 資料2・・・・意見対応一覧 資料3・・・・市民アンケート18歳以上(8月素案) 資料4・・・・高齢者アンケート65歳以上(8月素案) 資料5・・・・障害者アンケート18歳以上(8月素案) 資料6・・・・障害児の保護者アンケート188歳未満(8月素案) 資料7・・・・地域福祉計画策定に向けた住民懇談会 企画案(8月素案) 開会 ○会長 皆さん,こんばんは。なかなかコロナがおさまらないどころか,首相も罹るということで,本当にいつまで続くのかという感じを持っていますが,オンラインが発達してきましたので,こういう形で会議を開くことができるので,直接お顔が見えないのは残念ですけれども,オンライン上で始めたいと思います。それでは,議事の1,調布市民福祉ニーズ調査 調査票(案)について,事務局から説明をお願い致します。 1 調布市民福祉ニーズ調査調査票(案)について ○事務局(委託事業者) 皆さん,こんばんは。今回も宜しくお願い致します。調査票の修正案につきましては,皆様に事前にお配りしたと伺っておりますので,ご一読いただいているかと思います。調査票の修正内容に関しましては,皆様からの意見を反映したものです。私からこの時間は,頂戴したご意見を幾つかご紹介致します。 本日,お配りした資料2をご覧ください。少し字が小さいので恐縮なんですが,この資料2は,前回の調査票案について,会議,委員の皆様からの会議後のご意見,高齢者会議と障害者会議からのご意見,そして所管部署の意見を一覧にしたものです。資料2の一番上,通番1のご意見をご紹介します。一番上の通番1につきまして,この中に意見が書かれています。二つございまして,一つは,表紙について ご意見として「アンケートが何に利用されるのか等が分かりやすく良い」というご意見。18歳以上市民調査のタイトルを「地域福祉を広める,或いは広げるためのアンケートとするのは如何でしょうか」というご意見を頂戴しました。18歳以上市民調査のタイトルにつきましては,これ以外にも通番6でも「自分たちの街をよりよくするためのアンケート」というご意見。それから通番58で「福祉というキーワードが入っている方が良い」と言うご意見もありました。こうした意見を踏まえて,庁内の検討チームで考えたものが,今回お示ししたタイトルとなっています。また,このタイトルとは別に,各調査票の一番上に「調布市民福祉ニーズ調査」という正式名称も今回追加致しました。これは,もし回答者が市に問い合わせをする際に,調査名がハッキリわかった方が良いということから加えたものです。このほかのタイトルに関してのご意見はありませんでしたが,庁内で検討したところ,ある程度の統一感はあった方が良いだろうという考えで,「誰々が」暮らしやすいまちづくりのための福祉に関するアンケートというタイトルで今回は統一しております。市民の場合は「誰もが」ですし,高齢者の場合は「高齢者が」というような形でタイトルを変更してあります。 またタイトル以外ですが,表紙については「わかりやすい」という評価をいただきましたが,さらにわかりやすくしようと,庁内の検討チームで考えて前回のものよりかなりスッキリさせております。なお,これは市民・高齢者・障害者・障害児保護者の4つの調査で共通した変更です。続きまして,通番2で,「ふりがなを付けたものも用意するか」というご意見を頂戴しました。今回は,障害者アンケートでは,ふりがなを付ける予定です。またインターネット上ではふりがなを付ける予定ですが,漢字の「上に小さく」付けることがシステム上できませんので,付ける場合は,漢字の次に括弧書きでひらがなを付ける。例えば「調査(ちょうさ)のお願(ねが)い」という形式になります。同じく通番2のインターネット回答で「おおよその時間を明記した方が良い」という意見がありましたので,各調査票の2ページ目(表紙の裏)のインターネット回答欄の③に「〇分程度かかります」という言葉を追加する予定です。なお,今回の案で,事務局の方で庁内の何人かの方で答えていただきましたところ,お二人とも大体30分で回答できたそうですので,市民に関しては,「30分程度」という言葉を付け加えて宜しいかと思います。 通番3以降は,各調査の設問や表現等,多くの意見を頂戴しました。一つ一つのご紹介は割愛しますが,全体的に言えることは,「各調査対象者に適した設問・選択肢にした方が良い」というものでした。そのため,修正案では各調査に共通している設問でも選択肢の数や表現が各調査によって少しずつ違うという内容になっています。より答えやすい,適切に回答いただきたいというところを重視して,そういう変更に致しました。また,コロナの影響を聞く設問については,通番41や56で,「この機会に,障害者,障害児のリアルな状況を把握して今後の取組に役立ててほしい」という趣旨の意見を頂戴しました。いただいたのは,障害者,障害児に対するご意見ですが,ご意見の趣旨を踏まえて,市民,高齢者も含めて選択肢の一部修正しています。資料2に関しての説明は以上ですが,もし,ご自身の意見が反映されていないですとか,改めて見て,さらにこうした方が良いということがございましたら,意見交換の際にいただければ助かります。 続きまして,資料3,18歳以上の市民アンケートの主な変更点をご説明します。表紙と2ページ目は,先程説明致しましたので,1ページからご説明します。先ず問3に前回まで空欄でしたが,地区名を掲載しました。次のページ。問4~問7は,問4にあった職業を問7に移動致しましたので,他の問を繰り上げました。働いていない人も対象ということですので,高齢者調査と同じ並びに致しました。 3ページ。精査していくと調査票に少し余白ができましたので,「支え合う地域づくりのために一人ひとりができる3つのポイント」というコラムを掲載しました。これは現行計画の引用です。意識啓発の意味を含めてこのコラムを追加しております。 5ページ。問11。前回は①興味の有無,②取組状況という質問でしたが,今回は①を取組状況にし,②を今後の意向に変更しました。また,アイウエの項目の一番下のケに趣味・習いごとの活動の項目も今回追加しました。 6ページ。問16の下に,前回は問17地域活動・ボランティア活動への取組意向と,取り組みたい方にその理由を聞く付問(できない,取り組みたくない方)がありましたが,今回は削除しています。先程の問11で取組意向を聞いておりますので,それと重複するということ。また付問の参加条件は問13で聞いているため,重複する内容を削除したという理由です。 7ページ。問17コロナ禍による暮らしへの影響は,前回アイウエで終わっていましたが,項目イが直接会って話すことと電話やLINEが一緒になっていましたが,それは別々で聞いた方がいいだろうというご意見が庁内からございまして,イをイとウの2つに分けましたので項目が1つ増えました。 8ページ。問19は,前回会議でご指摘をいただきました選択肢7の虐待のところの文言を修正しました。それから選択肢3の前段部分の表現を少し修正致しました。 8ページの問20は,前回は選択肢3のところに「自治会役員」を入れておりましたがが,選択肢2「近隣の人や自治会」の方が馴染むということでそちらに移動し,また,選択肢3には,前回なかった「相談機関」を追加しました。 9ページ。問21は,前回会議でご指摘のありました用語説明を見直しております。 10ページ。問23は,今回新たに「地域の中での不安や課題」を追加しました。前回,令和元年度のアンケートでもお聞きしているので,今回もお聞きしようということです。 同じページのデジタルの活用に関しては,問24の市の保健福祉情報の入手先の選択肢を若干変更しました。問26の講座やイベントのオンライン化の参加意向の選択肢で,前回は3番目に「関心がない」という選択肢を入れておりましたが,ここではそれは不要だろうというご意見から削除しました。 11ページ。問27は,内容は変更しておりませんが,やはり前回の会議での和気先生のご指摘に従い,設問の説明を回答の次に移動しました。この形式の設問は他の調査票にもありましたので,そちらの方も含めてすべてこの形に変更しています。 13ページ。問31は,内容は変更しておりませんが,市内のバリアフリーの現状を聞く設問文をわかりやすく変更しました。これは,障害者会議から先程の資料2の通番47にご意見をいただいておりました。これは障害者アンケートに関するものでしたが,市民・高齢もあわせてご意見を反映し,設問文をわかりやすく簡略化したという変更です。 最後の14ページ。問34のウ。前回は「安全・安心・環境」でしたが,「環境」の捉え方がかなり広いですし,人によって捉え方が違いますので,ここは「安全・安心」に変更しようということで,「環境」を削除しました。 以上が資料3市民アンケートの主な変更点です。資料4,5,6,高齢者・障害者・障害児の保護者アンケートにつきましての説明は省略致しますが,同じようにご意見を反映した上で,そのご意見を庁内の検討チームで精査して今回の修正案と致しました。この後,高齢者会議,障害者会議を予定していると伺っておりますので,そちらでもご意見をいただくということでございますので,今日の会議では18歳以上市民アンケートを中心にご検討いただき,さらにお気づきの点がございましたら,ご意見をお願いしたいと思います。調査票(案)の説明は以上です。 ○会長 ありがとうございました。皆様から出されたご意見を踏まえて,どういうふうに対応したのかということ。特に市民アンケートについて,それぞれどういうふうに変化をしたのかということ。これは庁内の検討会も含めて反映して変えたところの説明をいただきました。事前に見ていただいていると思いますので,ご質問なり,ご意見があれば,手を挙げていただければと思います。 〇委員 問20ですが,選択肢の3番で「相談機関」を意見があって入れたということでしたが,こちら側の意見対応一覧の方でどれか,ちょっと教えていただけますか。 〇事務局(委託事業者) 意見対応一覧ではなかったかもしれません。庁内の検討チームの中で出たご意見だったように記憶しております。失礼しました。 〇委員 今,これを読ませていただいた時によくわからなかったのが,市の相談窓口や,相談機関ということで,その次の警察は市とは関係なく警察と理解できるのですが。相談機関というのは,市の何らかの窓口と言っているのか。それとも様々な外部委託みたいな相談機関があると思いますし,或いはNPOとかいろいろあるんですが,それらを含めた幅広い相談機関なのか。それを見てちょっと読み取れなかったのですが。意味としてはどちらになるのでしょうか。「や」でつないでいるので,ちょっと意味がわからなかった。 〇事務局(市) ご意見,ご質問ありがとうございます。問20の選択肢の3番の市の相談窓口や相談機関というところですが,市の相談窓口というのは,行政の,市役所の窓口をイメージしていただいて,相談機関というのは,ここを「や」でつないでるのでわかりづらいのですが,民間の相談機関も含めた,例えば社会福祉協議会や地域包括支援センター等をイメージしていただければと思います。確かにこの記載だと読み取ることが難しいと思いますので少し工夫をさせていただければと思います。 〇委員 ありがとうございました。 〇会長 ありがとうございました。確かにそういうところがあるかもしれませんね。ほかに如何でしょうか。 〇委員 市の相談窓口は何階の何処にあるんですか。障害福祉課に行く機会が多いのですが,番号札を渡されて後ろで待っているんですね。待っている方もイライラするんですよ。前の人を見ていて。職員だってじっくり話が聞けないと思う。相談しようにも相談できないと思うんです。ああいう状態では。市役所の相談窓口は何階の何処なのか。2階が正面ですからね。初めて来る人はそんなこと知りませんよ。地下が1階ですからね。非常にわかりにくい。私も一度,まごまごしたことがありましたので,もっとわかりやすく「相談窓口は,何階の何処に来ればいいですよ」とじっくり1時間でも話を聞けるような体制をとってもらいたい。そう思います。以上です。 〇会長 ありがとうございました。ほかにございますか。 〇委員 前回欠席させていただいておりまして,ちょっと議論がすべて理解できているわけではないですけれども宜しいでしょうか。19番の各選択肢に関して,ちょっとここは修正をした方が良いのではないかということが,幾つかあるので,発言させていただきたいと思います。先ず1つ目ですけれども,「子育てと親の介護に同時に直面して困っている世帯」というふうに書いてありまして,このダブルケアの問題を聞くことは凄く意義があると思いますが,困っているかどうかまで外から見てわからないんじゃないかという素朴な疑問があります。例えば,「子育てと親の介護を一人で抱えている世帯」とか,そんなふうに修正をしてもいいのかなと思いました。続いて3番ですが,「支援が必要と思われるが地域と関わりを持たない世帯」というのがあります。恐らくこの「地域」というのは,「地域住民」と読む回答者が多いかと思います。となると支援が必要で専門職とは繋がっているけれども,地域とは関わりを持たない世帯が入ってしまうので,そういうことがないように,例えばここを「地域」ではなく,「周囲と関わりを持たない世帯」とすると,より孤立世帯を正確に把握できるのではないかと思いました。続けて,5番ですけれども,「ごみが処分されていない世帯・ごみ屋敷」とありますが,それだとちょっと広いかなという感じがするので,明確にごみ屋敷ということを理解していただくためには,「大量のごみが自宅や周辺に放置されている世帯」などとした方がよりわかりやすいのかなと思いました。長くなってすみません,次が最後ですけれども,6番「ひきこもりの状態の人が適切な支援に結び付けられていない世帯」というところ。この適切な支援に結び付いているかということも恐らくわからない人の方が多いと思うので,もっとシンプルに「自宅にひきこもっている人がいる世帯」などにした方が回答する人が迷わずに回答できるのではないかと思いました。以上です。 〇和田会長 ありがとうございました。非常に具体的な提案をしていただきましたし,聞いていると確かにそうだなという感じが致しましたので,あとで見直す時に,反映させていただければと思います。ほかに如何でしょうか。どんな小さいことでもちょっと気が付いたということがあれば。 〇和気副会長 問19番で私も1番は「困っている」という表現は要らないかなと。困っているかどうかはわからない。同時に直面している世帯くらいでいいのではないかと思います。2番目がちょっと難しいですが,「高齢者の親と就労していない独身の中高年の子どもで構成される」という話ですが,「就労していない」ということだけに8050というのは限定されるのかというところはありますよね。確かに就労していないことが多いんだけど。要するに働いていないだけの問題ではなくて,精神疾患があるとか,いろいろな理由があると思うので,就労してないだけということでいいのかなというのは疑問に思いました。それからさっき言っていた周囲と関わりと持たないとかという話は,よく使われるのは「近隣」ですね。「近隣と関わりを持たない」という表現かなと。「周囲」でも良いと思いますが。それからごみ屋敷は,先程の「大量のごみが放置されている」でいいと思います。適切な支援に結び付けられていないという話で,「自宅にひきこもっている人がいると思われる世帯」かな。というのは,ひきこもりってよくわからないんですよね。地域の中で。いるのか,いないのか。それで困っているという話なので,「ひきこもっている人がいると思われる世帯」とすればいいかなと思っています。あとはいいのではないかと思います。 それから関連して,問20。どこまで聞くかという話ですけれども。「ご近所で支援も受けずに困っている世帯」。一般の地域住民で,例えば私などもお隣の人で支援を受けているか,受けていないのかよくわからない。それから困っているか,困っていないかわからないという感じなので,「社会的に孤立している」という表現ですけれども,それだとちょっとわかりにくいので,もう少し気の利いた表現がいいと思いますけど。これだと,非常に限定されたというか,難しいよね。お隣の人が,こういう世帯かどうかって。支援を受けずに困っているかどうか。わからないもんね。という話なので,もう少し別の表現にした方がいいと思います。1番から5番までのカテゴリーが通常は,インフォーマルからフォーマルへ段階的にしていくんですよ。これは要するに,自分で様子を見に行く。近隣の人に相談をする。自治会の役員に連絡をする。それからあとは市の相談窓口へ。私は民生委員もあると思いますけどね,一番多いのは。民生委員・児童委員に連絡をするとか。それから市の相談窓口や機関。警察はやはりちょっと別の次元なので,3の中に一緒に入れない方がいいかと。これは専門用語のダブルバーレルの質問になっていて,論点が2つ入っていますから。警察はちょっと別次元だと思うんですね。生命の危機があると連絡するという話なので警察にする。何もしない。わからない。インフォーマルなものからフォーマルなものへ。少し段階を踏んでやっていくと,あとで集計をかける時にどっちに皆さんがウエイトを置いて考えているか,相談経路がわかっていくので。そうした方がいいのではないかなと思っています。 あとは細かいことですが,7ページの4暮らしのことについてお尋ねしますの問17,選択肢のエに保育サービス,福祉サービスなどの利用頻度と書いてありますが,これは,保育サービスは福祉サービスではないということなのかなと思ってみたりするのですが。通常は福祉サービスの中に保育サービスを入れますよね。これは担当課が違うからそっちに気を遣ったのかなと,余計な詮索をしたりしますけど。ここら辺もちょっと利用頻度で福祉サービスって何を言っているのかなという気がするので,上手くできないかなと思います。つまり保育サービスって福祉サービスじゃないの?という話と,ここでいう福祉サービスって何をもって言っているのかと思っています。すみません,ちょっと気づいたところだけ雑駁ですが,以上です。 〇会長 ありがとうございました。確かにさっきの19番の2番ですが,8050の定義が少し変わってきているんですよね。元々の独身の中高年と親というのが,そうではなくて,働いているという人も含めて,必ずしもこういう8050を説明すると,ちょっと違うかもしれない。ほかに今のようなことも含めて,お話はございますか。如何でしょうか。 〇委員 実は私は本音で言いますと問20番の3は,公的な或いは広い意味の相談先ということで,今の時代で一番多いのが地域包括支援センターだと思っているんです。調布市の場合「みまもっと」というのがあります。これを受け持っているのが実は地域包括支援センターです。だから地域で今,声を掛け合っているのは,「あの家ちょっと大丈夫かな」とか,ちょっと不審に思った時には,地域包括支援センターに連絡しましょうね。そして地域包括支援センターの相談員が訪ねるという仕組がだいぶ浸透してきている。相談機関というところに地域包括支援センターが入っているのかなと思いつつ,先程のお話をしました。 〇会長 そういう実態があるということを踏まえて,少しそれを反映できるようにした方がいいのではないでしょうかということです。ありがとうございました。ほかに如何でしょうか。表紙についてもいろいろ工夫をしたというお話がありましたが,ご感想も含めて何かあれば。 〇副会長 1つだけいいですか。問26,市や社会福祉協議会の講座やイベントがオンライン開催(インターネットを介して参加する方法)されたら,参加しやすくなりますか。という質問ですが,通常3段階ではないですか。参加しやすくなる。今までと変わらない。参加しにくくなる。ということになるので,ちょっと2段階で,変わらない(参加しやすくならない)と書いてありますが,ここは基本的にはカテゴリーが別ではないかと思うので,どっちでも変わらないというのは,ありますよね。そして参加しにくくなる。という人も絶対いるはずなので,3つで分けて聞いておいた方がいいかなと思います。 〇会長 環境によっては,参加しにくくなる人もいるかもしれません。ありがとうございました。皆様方のご様子を見ますと,先に見ていただいて気が付いた点については,大体ご意見をいただいたという感じでしょうか。 〇委員 すみません。追加で発言しても宜しいでしょうか。小さいことでも構わないということだったので。先ず,問1の性別です。「男性・女性」はいいとしても,3つ目は「回答しない」となっていて,これだと特定されたくないがために丸を付ける方も結構出てきてしまうのかなと思いましたので,例えば,「その他」としては如何かなと思いました。 それから,これも凄く細かいですが,7ページの問17でイとウを見比べますと,イが話す機会の頻度。ウが話す頻度になっていて,恐らくイもウと合わす形で,人と直接会って話す頻度でもいいのかと思いますので,どちらかに統一してもいいのかと思いました。 それから先程も発言させていただいた問19ですけれども,設問文が「見たり,聞いたりしたことがありますか」となっているので,11番も「見たり,聞いたりしたことはない」とした方がより正確かと思いました。 それから,問19ですけれども,一般の方が答えるということを考えると,選択肢の一つ目がダブルケアになっていますけれども,これは必ずしも一般の人からするとよく見聞きする言葉ではないのかなと思います。一つ目から回答する気が削がれるような心配を若干しております。そう考えると,例えば,ごみ屋敷とか,ひきこもりの方が馴染みのあることかと思いますので,場合によっては順番を変えて答えやすい,知っているものから上に並べていくと,回答される方の心理的な負担も減り,ひいては回収率に多少なりとも影響するのかと思いました。以上です。 〇会長 ありがとうございました。今のご指摘も大事な点ですね。最初に難しいのが来ちゃうとその後は止めちゃうかもしれませんので,答えやすいものから並べたらどうかということですね。ありがとうございました。ほかに如何でしょうか。 〇事務局(委託事業者) 皆さんありがとうございました。今,ご指摘いただいた問1の選択肢の3ですけれども。確かに「その他」というアンケートもありますし,今の「回答しない」というアンケートもあります。正直どちらが宜しいのか。答えはないですが,確認をしておきたいと思って,ご意見をお聞きしたいと思いました。やはり「その他」の方が宜しいでしょうか。 〇会長 ご意見があればお願いします。さっきのご意見は「男性・女性・回答しない」とすると,男性か女性かを明らかにするのが嫌だということで「回答しない」に回答する方もあるのではないか。それだったら,「男・女とその他」にすれば,元々聞きたい中身からすれば,その方がいいのではないかという趣旨だったかと思いますが如何でしょうか。 〇事務局(市) 事務局から少し補足をさせていただきます。事務局の方で問1番の性別に関しての設問を検討する際に,「男性・女性」の別を聞きたいということで,「その他」という項目を追加してしまうと,本来とりたい「男性・女性」の別をとることができない。「その他」というのが何なのかというところです。男女共同参画推進課という男女共同の専門部署にも確認をさせていただいて,「その他」よりも「回答しない」という方が良いのではないかという意見をいただいているということと,令和3年度に実施している調布市市民意識調査では性別を同じように「男性・女性・回答しない」という3択でとっていることから,統一しているということもございますので,その点ご理解をいただければと思います。 〇委員 回答しないと答えている人は,我々が意識している問題のある人。僕らは70代ですけど,何というか,呼び方も今は蔑まれた言葉で聞こえるんでしょうけれども。今は一人ひとりを大事にしましょうということですから,生まれは女だけど,男みたいな立ち振る舞いとか。それも認めましょうと。人権ということで言われていますので。大体回答しない人は,そういう当事者だと思います。男と女しかいないんだから。「回答しない」ということは決まっていますよ。回答しにくいです,実際。私はそう思います。以上です。 〇会長 ご趣旨は「回答しない」でいいのではないか,ということですね。 〇委員 はい。そうです。 〇委員 実は私がやっておりますイベントで,アンケート調査を毎回やっておりますが,「男性・女性」の2者択一でアンケートをとりますけれども,大体,毎回1割の方は印を付けません。無回答になります。やはり特定されるのが嫌だ,という意識が強いのかなと思っています。だから正直なところ,「その他」でも「回答しない」であったとしても,印が付かない人もいるんではないかなと思っております。無回答も出てくると思います。だから,無回答があるということもちょっと頭に入れていただきながら決めていただけたらと思います。 〇会長 「回答しない」というニュアンスからすると,あえて「無回答」を選んだとしても,そこに○をするのはそんなに抵抗感がないでしょうけれども。「その他」と言われたら,どうかという。その辺のところもあるかもしれないですね。だから他の調布市の調査がそういうことで行われている。男女共同参画推進課の方でも同じように行われているということで,ここは今ある問1の内容でやる,ということにするということでどうでしょうか。 〇副会長 ちょっと意見を言わせていただくと,所謂,世間でいうLGBTQという方々だと思うんですよね。それで「回答しない」という3番目のカテゴリーを生み出すと,要するにそこへ丸を付けてくれという話になって,そういう人達が何パーセントいるのかとか,そういうことがわかっちゃうわけです。正確に回答してくれればという話ですけれども。そういうことを考えると。人によっては「性別を聞くのはけしからん」という先生もいる。こういう世論調査をはじめとして,こういうので聞くなんて失礼千万だから聞くなという人もいる。でもこれは,調査の中身から女性と男性ではだいぶ違うだろう。地域参加とか。そういうところがあるので,どうしても聞かなきゃいけない。今みたいな問題だと例えばアイデンティティとしてLGBTQの人達が,例えば自分が生物学的に男性であっても,自分を女性だと思えば,この回答だと女性に丸を付けてくるかもしれないということです。少なくとも「その他」とか「回答しない」というのは,「お前はLGBTQなんだ」と自分でアイデンティティを確かめるというのは,あまり気持ちの良いことではないと思うので,「自分達はこの3番目のカテゴリーに所属するんだ」というのは,あまり良くないから。私はちょっと保守的ですけど,3番目を削除して今まで通り,男と女。自分がLGBTQで男だと思えば男を付ければいいし,女だと思えば女に丸を付ければいい。それからもうどうしようもない,回答しようがないという人は恐らくここを回答してこない。無回答がどのくらいのパーセントいるかという辺りで,何となく掴んでおけばいいことだし,恐らく数パーセントだと思うんですよね。だから統計的に分析すると殆ど無視してもいいような割合です。調布の調査でやっているのかもしれませんが,私はあえてそういうことをこの調査で際立たせて,そういう人達は,この3番目のその他で「あなた達はその他のカテゴリーなのよ」ということを認識させるような必要はないと思います。以上です。 〇和田会長 ありがとうございました。どうですか,事務局は。今までの調査の結果なども含めて。 〇事務局(市) ありがとうございます。令和元年度調査では0.7%の方が無回答という結果になっています。一定数いるということです。先程,事務局から申し上げましたが,一方でLGBTQに対する人権意識の高まりもありますので,当然,今ご指摘のように「その他」というとなかなか気分的な問題があるというところも踏まえながら,事務局としては現在,市の人権とかLGBTQ政策の中で標準としている調査の方法を確認しながら決めていきたいと思います。いただいたご意見を踏まえるとともに,現在の最新のLGBTQなどに関する考え方と,直近で行っている市の調査を総合的に加味しながら,最終的に事務局の方で責任をもって判断したいと思います。宜しくお願い致します。 〇会長 大変貴重なご議論をしていただきました。副会長がおっしゃったのは,回答しないを設けなくても,回答しない人があって,それが実際はそうなんじゃないか。そういうふうに解釈してはどうかということ。あえてそれを選ぶということをさせないようにしたらどうかということだったかと思いますので,そのことと,それから調布の他の調査との関係も当然あると思いますので,あとは庁内でよく議論していただいて決めていただくことにしたいと思います。宜しいでしょうか。 ほかに如何でしょうか。もし何かお気づきのことがあれば,後で前回と同じようにご意見シートが入っていますので,それでお寄せいただければと思います。それでは,住民懇談会ですね。これについて説明をお願い致します。 2 調布市民福祉ニーズ調査住民懇談会の概要について 〇事務局(市) 住民懇談会の企画案につきまして,資料7をもとに事務局からご説明させていただきます。地域福祉計画策定に向けた住民懇談会企画案(8月素案)ということで,前回の会議の際に7月時点の素案をお配りさせていただいております。基本的に内容はそこから変更はしていないのですが,(5)開催日程のところをご覧いただければと思います。こちらが前回の会議でお示しできなかったところを追記しておりますので,ここを中心にご説明致します。 前回会議で,ワールドカフェ方式で2圏域を同時に開催するというお話をさせていただきました。今回圏域を東西南北の4つに分けております。資料の裏面に調布市の8つの福祉圏域の位置関係を示している図面をお示しております。また,今回開催を予定しております会場をポイントでお示ししたのが裏面です。日程については,10月と11月の土日で,時間は4日間ともに午前10時から正午までを予定しております。緑が丘・滝坂・若葉・調和地域は,裏面の右側・東側の東部公民館。北ノ台・深大寺・上野原・柏野地域は,ふじみ交流プラザ。南側の第二・八雲台・国領・染地・杉森・布田地域は,国領駅前の市民プラザ。最後に西側の第一・富士見台・多摩川・第三・石原・飛田給地域は,調布駅前の文化会館たづくりを予定しています。可能な限り,各圏域にある施設を使って開催したいと思っております。東部公民館については,仙川駅から徒歩5分程度,富士見交流プラザについては,三鷹市との市境の辺りにある東八道路沿いに新しくできたBRANCH(ブランチ)調布という場所にございます。あくろすとたづくりにつきましては,国領駅と調布駅からそれぞれすぐということで,アクセス面も少し考慮しながら会場を選定させていただきました。 最後に前回の会議でもご意見をいただいているところですが,(2)対象者募集方法というところです。募集方法につきましては,前回会議で会長からも「なかなかチラシや広報を見て参加をしてくださる方は少ないのではないか」というご意見をいただいておりました。声掛けをして,誘われたら参加するという方ある程度いるのではないか,というお話もありましたので,前回に引き続きですが,社会福祉協議会の地域福祉コーディネーターや支え合い推進委員を中心に,地域で普段活動してくださっている方々に先ずチラシをお渡しして,お声掛けをする。お声掛けをする際に「どなたかお知り合いを誘ってご参加ください」ということでお声掛けをすることで,集客を図れればと思っております。また同じく地域で普段活動してくださっている民生委員・児童委員の皆様にも9月に民生委員・児童委員が集まる会議がございますので,その会議の場でこの住民懇談会の趣旨等をご説明させていただいて,ご参加いただくようにお声掛けしたいと考えております。この地域福祉推進会議の委員の皆様も是非お住いの地域のみならず,日程が合う会場でご参加をいただければと思っておりますので,宜しくお願い致します。事務局からは以上でございます。 〇会長 ありがとうございました。住民懇談会につきまして,場所,日時も決まったということ。或いは募集方法を一般的な広報だけではなくて,直接誘うようなことも含めて,考えていきたいというお話がありましたが,これについてご意見,或いはご質問がありましたらどうぞお願いします。 〇委員 大体この地域住民,専門家ばっかり,横の交流がつきやすいですからね。そんな人ばっかり集めたってあまり意味をなさない。本当に地域でお節介おばさんとか,そういう人達に「こういう企画で調布市が取り組んでいるんですよ」ということを知ら示した方がいい。そういう方法にはどういうものがあるか考えることが先決だと思いますよ。社会福祉協議会にチラシがいっぱい並ぶけど,来たってチラシを持って行く人なんか少ないですよ。だから,そういう人だっていろんな知ってる人なんか少ないですよ。大体一般の市民は知らないですから。如何にそういう人達に知らしめて周知をしていくとか,こういうことを努力してほしい。努力が足りない。僕はそう思っています。以上です。 〇会長 何かいい案がありますか。 〇委員 僕はこの一番最後の開催日程,これはいいと思いますよ。地域では,お節介おばさんとか,おじさんとかいっぱいいますからね。そういう人に話しかけて一緒に参加しちゃえよと。みんな自分事,実践事として考えますから。他人と思っていませんから。こういうふうにしてやっていいと思います。以上です。 〇会長 はい,ありがとうございました。ほかに如何でしょうか。今,おっしゃったように実際に地域で世話役でいろいろやっている方に是非参加してもらったら,というお話がありました。 〇委員 以前もちょっとお話したように,何を求められているのか。つまり,参加した人が私は一体何を言えばいいのか。それがわかるようなチラシにしていただきたい。つい先日も実はまちづくりワールドカフェ方式のものがありましたけれども,広い地域を対象にしていましたけれども,本当に何人かしか集まらない。いろんな形で宣伝しても,興味を持つようなインパクトが確かにないんですね。凄い堅いイメージの言葉しか並んでいないので,だから本当に何を知りたいので来てもらいたいということを明確に打ち出してもらいたいということと。それからもうすでにワールドカフェのやり方は大体アウトラインができ上がっていますか。もしでき上がっていたら,ちょっとやり方を教えていただけたらありがたいと思います。通常3種類くらいの選択というか付箋紙を選んで書いてもらうとか,やり方があると思うんですが,どんな項目を分類しようということがもうできているのであれば,教えていただけたらと思います。 〇会長 案があれば,ご説明いただけますか。 〇事務局(委託事業者) ありがとうございます。2番目のワールドカフェのやり方につきまして,まだこれから検討するというところではございますが,なるべく皆さんに発言していただく方が宜しいかと思っております。付箋に書いていただくということはやり方としてはありますし,今回もそうするかもしれませんけれども,書く手間というのは結構あります。書く,書かないにしろ,参加していただいた人がご自分の意見を述べる時間を設ける,或いは他人の意見を聞いた上で,またそこからの気づきを共有する,話し合う。そういった話し合う時間をより多く設けるやり方をして参りたいと思っております。具体的にはまたプログラムを作成した上でお示ししたいと思います。以上です。 〇委員 ありがとうございます。今,おっしゃっていただいた中で一番嬉しかったのは,発言する時間。それから他の人の意見を聞いた上でのもう一度の発言。この時間を多くとりたいというお話で,一番嬉しかったです。今まで何回か経験したワールドカフェは,そこの部分がみんな時間がなくて,短くしてね,というやり方になっていたので,宜しくお願い致します。 〇会長 ありがとうございました。ほかに如何でしょうか。今,手を挙げられた方どうぞ。ちょっとここからではお名前が読めないので。すみません。どうぞ。 〇委員 この住民懇談会は8つの圏域を二つずつまとめて4か所で開催されるということですよね。それぞれの地域のいろいろな問題について語り合うという,そういう趣旨ですので,それはそれでいいと思うんですけれども。例えばボランティアで活動されている皆さんは,割と地域を越えて調布市全体で活動されている団体とかグループもありますよね。ですから今度声掛けをする時に例えば市民活動支援センターのそういうのを見ておられるところから見て,こういうところにも入っていろいろ生の声を聞いてほしいとか。或いはボランティア団体の方からこういうことをやっていきますよ,とか。そういうコミュニケーションができると非常にいいなと思います。声掛けをする時にそういった視点も含めて,勿論自治会とかも当然ありますけれども,それに加えてそういう横断的な活動をされている皆さんもどれかの地域に参加するということになるかと思うんですけれども,そういうこともちょっと考えていただければどうかなと思います。以上です。 〇会長 ありがとうございました。確かにエリアの中だけで活動している活動のやり方ではない方も随分いらっしゃいますので,そこでまたいろいろ感じていらっしゃることもおありになるだろうということで,大事なご意見だと思います。ほかに如何でしょうか。 〇委員 前回その懇談会に参加したんですね。そうしたら,かなり人数が少なくて市の関係者ばっかりだったので,ちょっと勿体ない思いを致しましましたので,できればさっきおっしゃったように大きな委員会の方での呼び掛けと,それと興味をひくようなチラシの書き方をしていただいたらいいかなと思います。それから地域を8圏域に分けてそれを別々にやって,凄くいいと思うんですけれども,やはり人数に関しても温度差がありまして,よく参加する地域と,意外と興味のない方達も多いですので,やはり興味のあるようなチラシの書き方や,最終的にはどんなにチラシを配ったり,委員会の方でお話をしたとしても友達からの声掛けとか,人と人との声掛けで参加になる方が多いので,そういうところを委員会で一人なり二人なりお声を掛けて,参加するように呼び掛けていただいたらいいかなと考えております。以上です。 〇会長 ありがとうございました。非常に具体的な提案をいただきました。ほかに如何でしょうか。ここに今参加していらっしゃる委員の方も是非何処かに参加をしていただきたいし,或いは一つじゃなくても二つでも。或いは,ご自身でこの人参加してもらったらどうかなという方はお誘いをするような働きかけもしていただければだいぶ具体的になっていくのではないかと思います。あと,実際の進め方についてもよく考えて,できるだけみんなの意見が上手く出し合えるような,或いは交流できることが大事ではないかというご指摘もいただきましたので,やり方について工夫をする。それからこのビラなりが,随分工夫をしていらっしゃると思いますが,もっとわかりやすく,何を話し合うのかとか。「行ってみようかな」という気持ちになれるようなものを工夫してほしいというのがいろいろありました。もし皆さんがあとで「こんなふうにしたらどう」というアイデア,ご意見があれば是非それもお寄せいただければありがたいと思います。如何ですか。はい,どうぞ。 〇委員 これは話の論点から逸れるかもしれませんけれども,今,少子化という問題も非常にクローズアップされてきていますね。ですから,男女の青年層がこういう企画を出しやすい雰囲気というか,参加できるということを市役所として努力してほしいと思いますね。そういう子ども達の意見が吸い上がってくるような。おじちゃん,おばちゃん達と仲良くやっていくような。後継者となるような。みんな大体行事があったって後継者がいなくてプツンになっちゃうんですから。だから継続性というのは,非常に大事なんです。そういう青少年が非常に大事になってきますから。だから学校でもたまには地域に関心を持つように教育してくれるといいんですけどね。みんな学校の先生方はそこの地域に住んでいる人ばかりでないでしょうから。たまにはそういうことを学校の方でも工夫してほしいと思っていますけどね。以上です。 〇会長 ありがとうございました。地域でのことは社協がやっているんですか。エリア毎に。コロナでない時にはかなり集まるのをやっていましたね。それで私のところは染地でしたけれども司会進行は中学生がやっていました。そういうことになると,やはり地域の人達も結構来ますね。だからそういうことも含めて今回の会議のやり方でもしかしたら,そういう年代層なんかも参加できると,またちょっと雰囲気が変わって来るかもしれない,そういうご指摘でした。いろんなアイデアが時間をかけると段々出てくると思いますが,皆さんも「これなら」ということを是非,後でお寄せいただければと思います。それでは,大体時間になりましたので,最後にその他事務連絡がありましたら,お願い致します。 3 その他事務連絡 〇事務局(市) 事務局から3点,事務連絡をさせていただきます。先ず,次回の日程についてですが,次回の会議はニーズ調査実施後になります。12月の中旬頃になるかと思いますが,日にちが近づいて参りましたら,開催通知をお送りさせていただきますので,そちらをご確認いただければと思います。2点目は議事録の確認のお願いでございます。本日の会議の議事録の作成ができましたら,また皆様にお送りさせていただきますので,ご発言をいただいた内容などについて確認をお願い致します。最後にご意見シートについてです。会場にご参加いただいている皆様のお手元にはご意見シートをお配りさせていただいております。またオンラインでご参加いただいている方につきましては,この後,ご意見シートのデータをメールでお送りさせていただきますので,そちらをご確認いただければと思います。前回同様日程を二つに分けさせていただいて,このニーズ調査の調査票に対するご意見については,8月31日水曜日。期間が短く恐縮ですがお願いいたします。会議全体へのご意見については,9月12日月曜日までに同じくご意見シートの方でご提出いただければと思いますので,宜しくお願い致します。事務局からは以上です。 〇和田会長 3点説明がございましたが,確認や質問はございますか。宜しいでしょうか。最後にこれだけは全体で話をしておきたいというご意見はございますか。 〇委員 私は社会福祉協議会の老人サロンで毎週水曜日にやっているんです。僕は当事者で協力員なんです。だから社会福祉協議会に出入りする機会が多いです。なんか前々から市役所も社会福祉協議会も,公平感というか,平等感というか。一人ひとり親しくしても深入りしない。みんなそういう感じに見えます。だけどそのまま当事者で,それ以外に何処にあるんだということです。深入りしない,公平感,平等感。個人的に親しくなっても,病気になっても「具合はどうなの」と聞いてくる人はいませんよ。大体こういう機関がそうですから。そういうふうに感じ取っていますんでね。だから,そこをぶち破りたい。ぶち破らなくては,一人ひとりの「私は社会福祉協議会のお陰でこうなりました」とした方がその地域に宣伝になる。そうするとあちこちでそういう噂になって,「社会福祉協議会はこういうものだよ」「ここに行けば解決します」「市役所のここに行けば解決します」こうなった方が本当はいいんです。そこが福祉だと思っていますから。それを関係ないみたいな,平等感とか,なんか深入りしないなんて。以上です。 〇和気副会長 ちょっといいですか。今のお話は非常によくわかりました。私は厚生労働省の回し者ではないですけど,そういうご不満が全国に渦巻いています。今,重層的支援体制整備事業という新しい事業が行われて,総合相談窓口ができるようになるはずです。今みたいな,所謂,「たらい回し」みたいなことがないように,何処へ行けばいいのかということが一覧表になっていたり,行ったら「あなたの問題は違うからこっちへね」ということがなくなるはずです。そこへ行きさえすれば,いろいろ受け止めてもらって,「あなたはこうした方がいい」とか,「ここへ行ってください」ということができるようになります。3年後,5年後くらいかな,という感じがしますので,乞うご期待で宜しいですね。 今のご不満は非常に全国に渦巻いている。なので,厚生労働省も政策を変えてきて,包括化推進とか,総合相談窓口とか,そういう政策を進めていますから,いずれはワンストップで,行けば相談にのってくれるということになりますから,もう暫くお待ちください。以上です。 〇会長 ありがとうございました。 〇事務局(市) 事務局から2点。先ず1点目ですが,ニーズ調査の調査票についてでございます。先程次回の日程をお伝えした通り,今回の会議が地域福祉推進会議としてこのニーズ調査の検討をする最後の機会となります。今後はご意見シートでご意見をいただければと思いますが,ご意見シートの締め切り以降について,調査票に修正が入る場合には,その修正に関して事務局に一任をいただければと思っております。また重要な事項に関しての修正に関しては,会長と事務局との協議のもとに修正をさせていただく,ということで皆様からの一任をいただければと思っておりますが,如何でしょうか。 〇各委員 (承認) 〇事務局(市) ありがとうございます。最後に1点,副会長からお話がありました総合相談窓口についてです。重層的支援体制整備事業についての検討は,現在,市でも進めているところですが,総合相談窓口という一つの窓口を作るという考え方は,現時点で市は持っておりません。調布市の場合,既存の分野毎の窓口の連携を強化して,断らない相談,包括的な相談支援ということで,何処の窓口に行っても先ず一旦そこで話を受け止めて,その場合には「あなたに必要な窓口はここですよ」という説明を丁寧にさせていただく,というような形で対応を考えておりますので,その点だけ共有をさせていただければと思います。以上でございます。 〇会長 ありがとうございます。重層的支援体制整備事業は,いずれ地域福祉推進会議の中でも取り上げることになっていくだろうとは思いますが,福祉の相談とか,或いはどんな方でも社会の中で役割を果たして参加することができるようにしようとか,或いは地域を本当にみんなで住みやすいものにしていこうとか,そういう問題について,本格的に国の行政でも取り組もうという方向は出て来ています。後戻りしないでやろうというふうになってきていますので,皆様方のご意見や或いはこの力によって次の福祉の計画が作られていく時に非常に重要なことになっていくだろうと思います。 行政としてもしっかり検討されますし,我々の普段の生活の中でもこうした方がいいのではないかということが大いに計画に反映していければと考えています。その一番基礎になるのがニーズ調査になるんだろうと思いますので,最後まで頭をしぼっていただいて,ご意見をお寄せいただければと思います。それではちょうど時間になりましたので,今日の会議は終了したいと思います。ありがとうございました。 -了-