令和4年度第4回調布市スポーツ推進審議会議事録(要旨)                       日 時 令和5年3月28日(火) 午後6時30分 会 場 教育会館 301研修室 ○事務局  定刻になりましたので,本日も推進審議会を開始いたしたいと思います。よろしくお願いいたします。  また,本日もお忙しい中,皆様にお集まりいただきまして,ありがとうございました。 本日の開催に当たっては,欠席の委員3名様いらっしゃいますが,6人の方が出席されておりますので,調布市スポーツ審議会条例第7条の規定により,本審議会が成立することをまず御報告させていただきます。  それでは,ここから議事の進行を会長にお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 ○会長  皆さん,こんばんは。3人お休みでちょっと寂しいのですけれども,にぎやかにやっていきたいと思っています。  令和4年度の最終回になりますので,来年度に向けてということも含めて,この後,事務局から説明があります。  一番大きなのは,前回も説明いただきましたが,基礎調査の結果。今日はそこの括弧にありますように,速報ということで,内容が非常に豊富なので,分析が全部追いつかないということですので,大まかにこんなことが分かりました。委員の方々からは,こういう切り口で何か調べることができるのではないかとか,そんなことも含めて,大人の調査結果と,それから子どもたち対象と2つありますので,それがメインになって事務局から説明を受けたいと思います。    本日の傍聴者はいますか。 ○事務局  お1人いらっしゃっていますので。 ○会長  それではお入りください。      (傍聴者入室) ○会長  では,議題に入る前に,配付資料の確認を事務局,お願いいたします。 ○事務局  それでは,皆様,次第にございます四角の中,資料目録を確認ください。  まず1つ目です。速報とございますけれども,調布市民のスポーツ活動に関する実態調査結果が冊子になっております。また,もう一つが冊子でございます。調布市小・中学生のスポーツ活動調査結果の,こちらも速報になります。その後がホチキス留め,スライドが2段書きになってございますが,こちらが調布市障害者スポーツの振興における協議体の取組。その次がカラーのシート,A4の1枚になっていますNTT東日本バドミントン部地域感謝祭の実施報告。その後,調布市応援アスリートの追加認定がペラ1枚。その後が,がスポーツ施設の利用環境向上に向けた対応についてという1枚。その次が,ホチキス留めになっております,多摩地域における自転車ロードレースについて。そして,調布市スポーツ協会ロゴマークについて。そして,さらにその下,こちらが東京都パラスポーツトレーニングセンターの解説。あと,皆様,冊子になっています「とうきょうの地域教育」となってございます。  不足分ございますでしょうか。大丈夫でしょうか。では,資料の確認を終わらせていただきます。 ○会長  ありがとうございました。  では,先ほどもちょっとお話ししましたけれども,今日は議題が2つあります。その1番目,基礎調査の結果(速報)についてということで,事務局から説明をよろしくお願いいたします。 ○事務局  私から調布市スポーツ推進計画策定に向けた基礎調査の結果の速報について御説明します。  既に前回の審議会におきましても,一部御報告させていただきましたが,スポーツ推進計画の策定に向けて,市民のスポーツ活動に関するニーズや実態を把握して,今後の市のスポーツ施策や計画策定等の基礎資料とすることを目的に,2つの調査を実施いたしました。  まずはお手元の調布市民のスポーツ活動に関する実態調査結果(速報)を御覧ください。  調査対象は16歳以上の市民約3,000人,調査方法は郵送による調査票の配付,回収,または専用ウェブサイトでの回答でした。  調査期間につきましては,令和4年12月5日から,令和5年1月10日まで実施いたしました。  回答率につきましては38.5%ということで,回答人数1,278人でございました。紙での回答が716人,ウェブでの回答が462人ということになっております。  本調査の特徴ですけれども,まず1つがスポーツをする,見る,支えるの視点から,市民のスポーツ活動に関する現況や意識などの実態を把握すること。新型コロナウイルス感染拡大前後の市民のスポーツ活動に関する変化を把握すること。ラグビーワールドカップ2019,また東京2020大会が市民のスポーツ活動に与えた影響を把握すること。障害者スポーツへの関心について実態を把握すること。市内のプロスポーツチームやトップチームの認知度,また,感染経験などの実態について把握することを目的にというか,特徴に実施させていただきました。  本日は,その結果について,まずは速報的に各設問の特徴を私のほうで取り上げさせていただきますので,この場で皆さんの理解を深めていただければと思っております。  まず2ページを御覧ください。問1から,回答の方法ということで,「紙」が60%ちょっとで,「ウェブ」が39.2%となっております。  問2が,年齢というところでいきますと,一番多いのは「70歳以上」が21.6%,次に「50代」が20.5%という形になっております。50代以上が半数以上を占めるという結果になっております。  問3,職業につきましては,「勤め人」,パートタイム,アルバイト含む方が半分以上,55,1%という結果になっております。  次,問4です。「現在一緒に住んでいる家族をご回答ください」ということで,当てはまるもの全て選択していただいていますが,一番多いのが「配偶者」,次に「子ども」という順番になっております。  次に,住居についてです。住居については,おおむね全地域に散らばっているかと思いますが,一番多いのが24.4%の菊野台,東つつじケ丘,西つつじケ丘,入間町,仙川町,緑ケ丘,若葉町など,どちらかというと東部のほうが割合的には若干多い形になっております。そのほかでいくと小島町から八雲台と,割と中心部のところの方がその次に多いという結果になっております。  また,問6,「あなたは,この地域にお住まいになってから何年になりますか」というところで,「10~20年未満」が22.1,「20~30年未満」が19.9,「30年以上」が24.5ということで,10年以上住まわれている方がかなり多いという結果になっております。  次,4ページをおめくりください。「ご自身の健康について,どう思いますか」という設問に対しては,「健康である」と答えた方が40.3%,「どちらかといえば健康である」と答えた方が47.5%ということで,そのどちらも含めるとおおむね健康と答えた方が90%弱という結果になっております。  問8,「普段のご自身の健康ついて」というところで,「どちらかといえば体力に自信がある」という方が45.8%,一方で,「どちらかといえば体力に自信がない」と答えた方が33.4%という形になっております。  次に,問9です。御自身が参加しようと思う市内のスポーツイベント等について,どこから情報を得ますかという問いにつきましては,1番が市の広報紙「市報ちょうふ」が58.5%,「市のホームページ」が35.7%,3番目が「知人や友人,家族」が25.3%という形になっております。こちらは,市民意識調査などでも同様の傾向になっていまして,市報ちょうふの影響というのは大きいのかなと認識しております。  問10が「市のスポーツ情報について,どのような情報を知りたいですか」というところでいきますと,「スポーツ施設の利用案内」というのが45.9%,「スポーツ教室の情報」,また「健康や体力づくりに関する情報」が約29%という形で続いております。  次に,6ページを御覧ください。問11,「あなたはこの1年間に,運動・スポーツを行いましたか」ということで,行った方が67.4%と。これ,留意点というか,この数字の捉え方として,我々の市民意識調査,要は基本計画のほうでスポーツ実施率という数字を拾っているのですけれども,それは週1日以上スポーツをやった方について,パーセンテージとして約69%ということで取られています。ただ,この設問が,1年間に行った方というところの中でこの数値が出てきていますので,そういう基本計画に載っている数値とは少し捉え方が違うということは御理解いただければと思います。  次,問11の1,「この1年間に行った運動・スポーツについては」という質問については,「ウオーキング・散歩」が74.1%,「体操」が50.3%,次が「軽い球技」や「ランニング」というところで約20%というところになっております。手軽にできるといいますか,場所を問わずできるようなものが少し高い傾向にあるのかなと感じております。  次,8ページを御覧ください。「あなたが,運動やスポーツを実施したのはどのような理由からですか」というところに対しては,「健康維持・体力づくりのため」という方が77.5%,「楽しみや気晴らし・気分転換のため」という方が69.6%。3番目に「運動不足解消のため」という方が66%という形で続いております。  続いて,11―3,「その運動やスポーツを実施した場所」ということで,半分以上の方が回答された内容としては,「道路や遊歩道」または「自宅またはその周辺」ということで,さっきのスポーツを実施したものはウオーキング・散歩が高い傾向だったというところから,道路,また自宅周辺というところが少し関連づいてきているのかなというような印象を受けます。  次に,10ページを御覧ください。先ほどのどこでスポーツを実施しましたかという中で,「公共のスポーツ施設」を選択した方は24.2%でしたけれども,その方に対して,どこの公共スポーツ施設を使ったかというところを聞きました。1位が「調布市総合体育館」で34.4%,次が公共のということで,「武蔵野の森スポーツプラザ」が26%,3位が「市民テニスコート」という結果になっております。  次,11ページです。この1年間の「運動・スポーツ」の実施形式を挙げてくださいという内容につきましては,「個人で自由に」という方が62.3%,「家族と」という方が24.6%,「フィットネスクラブ等の民間の会員制スポーツクラブを利用」が15.6%ということで,こちらもさっきのウオーキングというところを関連するかもしれないのですけれども,割と個人で自由に,1人でできるというところが高い傾向にあるのかなと感じます。  次に,12ページを御覧ください。「1年間で運動・スポーツを実施した日数」ということで,1番が「週に2日」の方が23.3%,次が「週に3~4日」というのが20%という形になっております。  次,問11―6で,「運動・スポーツを実施した頻度が週に1日に満たなかった」,要は市民意識調査でいうスポーツ実施率に入らない方について,どういう理由でそこに満たなかったかという問に対しては,「仕事や家事・育児が忙しくて時間がない」という方が40.9%,これが一番多いです。続いては「機会がなかったから」というのが30.3%という形になっております。  次,問12です。「運動やスポーツを習慣化するために必要なこと」につきましては,80%の方が,「日常生活の中で気軽に取り組めること」が必要と回答しております。また,52.2%の方が,「希望する施設等が自宅や職場にあること」と回答しております。  問13です。「あなたは現在の運動・スポーツの実施頻度に満足していますか」というところで,「満足している」「やや満足している」というところを足すと49.6%,「やや不満」「不満である」というのが45.1%ということで,不満,満足の方が拮抗しているような図式になっております。  問14は,運動・スポーツの継続状況と,行っていない場合は,今後の意向を御回答くださいという形になっております。そういった中で,「現在継続的に運動・スポーツを行っており,1年以上経過している」という方が41.2%。凡例のところが切れてしまっているのですけれども,特徴的なのが26.7%と書いてあるところ,こちらが「現在,運動・スポーツを行っていないが,始めたいという思いがある」という方が25%ぐらいいらっしゃるというところになっております。こういった方にどうアプローチしていくのかというのも,スポーツ推進計画を考える中でも重要になってくるかなと認識しております。  続いて,14ページを御覧ください。見るスポーツについてです。  1年間に,実際に観戦したスポーツを選択してもらうという問いになっております。1位が「サッカー・フットサル」で14.9%,2位が「野球」で14.3という形になっております。  問15―1,スポーツ観戦の頻度ということで,「月に1~3日」という方が14.7%,「3か月に1~2日」という方が13%,次は最も多いのが「年に1~3日」というのが53.6%という形になっております。  続いて,15―2,「あなたがスポーツを観戦したのはどのような理由からか」というところで,「そのスポーツが好きだから」という方が65.6%,「応援しているチームがあるから」というのが28.2%という形になっております。  続いて,16ページを御覧ください。次はプロスポーツチーム等の知名度に関するところです。知っているチームを選んでくださいというのが問16ですけれども,やはりといいますか,「FC東京」が75.2%の方が知っている。続いて,「読売ジャイアンツ」が31.2%,「東京サントリーサンゴリアス」「東芝ブレイブルーパス」という順で続いております。  17番については,1年間で観戦したプロチームやトップチームという内容になりますと,知名度からは若干低くなるのですけれども,「FC東京」が13%で,「読売ジャイアンツ」が12.6%という結果になっております。  17―1については,観戦の頻度です。一番多いのが「1年間に数回程度」,57%,続いて「1か月に数回程度」の方が27.5%という結果になっております。  続きまして,支えるスポーツについてです。  問18は,ボランティア等の活動経験がこの1年間でございますかという設問に対しては,91.3%の方が「ない」と答えています。コロナの影響もあるかもしれないのですけれども。その中でボランティアをやったと回答した4.3%の方について,問18―1で,関わった活動を教えてくださいという内容につきましては,「子どものクラブ活動などの運営支援」という方が51%,「地域のスポーツイベントでの運営支援」が27.5%という結果になっております。  続いておめくりください。18ページです。では,「ボランティア活動を行ったのはどのような理由からですか」という内容につきましては,「スポーツが好きだから」というのが45.1%,「好きなスポーツの普及支援をしたから」が41.2%,「家族や仲間の役に立ちたいから」が35.3%という結果になっております。  問18―3です。今後,ボランティア活動への参加意向を伺っております。この中で緑色のところが「ボランティア活動を行いたいと思わない」という方が41%いるのですけれども,赤い色のところで,「ボランティア活動を行いたいが,何ができるできるか分からない」という方が23.5%いらっしゃるというところですので,支えるという観点で,こういった方にどういった支援ができるかというところが,行政として考えていくポイントになるのかなと感じております。  次に5番,問19です。新型コロナウイルス感染症前後のスポーツ活動の変化についてというところです。実際に経年で追っているわけではなくて,皆さんの意識としてどうだったかと聞いております。見てのとおりではあるのですけれども,幾つかポイントとしては,やはりスポーツをする回数というのが比較的減っているのかなと。減った方とやや減った方を合わせると41.7%と。また,運動・スポーツを会場で直接見る回数もやはり減っているのかなと。「減った」「やや減った」を合わせて40.8%という結果になっております。  一方で,テレビで見る回数がやや増えてきているのかなと。「やや増えた」「増えた」を合わせると24.2%の方が少し増えたという回答をしております。  ボランティアについては,約7割の方が「変わらない」と答えているのですけれども,比較的ということではありますが,減った方,やや減った方を合わせると13.8%というような結果になっております。  続いて,20ページを御覧ください。障害者スポーツへの関心についてという内容でございます。こちらが「関心がある」と答えた方と。「やや関心がある」と答えた方を合わせまして33.1%という結果になっております。こちらは東京都も同じ設問をして,その中で東京都よりも少し低いパーセンテージになっておりますので,市としては,ここをどうやって向上させていくのかというのが次の計画でのポイントの1つになるのかなと考えております。  問20―1,21ページです。こちらが「障害者スポーツ(パラスポーツ)に関心を持ったきっかけ」については,「東京2020パラリンピックを見たから」といった方が52.7%,また,「テレビやインターネットなど,メディアでの中継を見て」という方が45.2%ということで,テレビやインターネットというところは,もしかしたらパラとの関連というところと関連性があるのかもしれないのですけれども,実はほかの設問の中で,オリンピック・パラリンピックをきっかけにスポーツを始めたという方の割合は顕著に表れてはこないのですが,パラの関心というところでいきますと,パラリンピックを契機に関心を持ったという方が多いという結果になってございます。  次に,22ページを御覧ください。これは誤植でして,「あなたが,障害者スポーツに関心がない理由は何ですか」というところのグラフが違うデータが載っているのですけれども,口頭で申し上げますと,結果としては,一番多かったのが,「障害者スポーツを身近な場所でしていないから」という方が24.6%,続いて,「身近に障害者にスポーツに関わっている人がいないから」という方が23.5%という結果になってございます。こちらはしっかり差し替えたものを整理していきたいと思っております。  23ページ,問21です。「あなたは障害者スポーツに関わったことがありますか」ということに対しては,88.2%の方が「関わったことはない」と。一方で,「関わったことがある」と答えた方については,「どのような競技に関わりましたか」と。結果としては,「ボッチャ」が45.7%,「車いすバスケットボール」が42.4%,3番目でいくと「ブラインドサッカー」が17.4%となっております。市で推進しているパラスポーツの結果というのがここに如実に出てきて,反映されてきているのかなと感じております。  長くなりましたが,最終ページです。24ページ,スポーツ推進への期待などについてということで,問22は,「調布市のスポーツへの取組に状況について満足していますか」という内容です。「満足」「やや満足」を合わせて満足度が高いのが,「市民体育祭,市民スポーツまつりなどのイベント」については,約57%の方が「満足している」となっております。「不満」「やや不満」というところは,下の「プロチーム・トップチームとの交流・連携」というところが割合としては少し高くなってきているかなと。市にはプロチーム,スポーツチームがたくさんある中で,期待度が高いというところの,もしかしたら裏返しになのかもしれないですけれども,こうした結果について真摯に受けて止め,計画に反映させていきたいと思っております。  問23,「調布市のスポーツをもっと推進するために,今後力を入れてもらいたいこと」ということで,1位が「いつでも運動・スポーツのできる場の充実」,58.1%。また,「公共スポーツ施設の機能・サービスの充実」が41.5%という内容になっております。  冒頭に言えばよかったのですけれども,それぞれの集計の中で,足し上げると100%超えているというところが多いのですけれども,例えば7ページの「行った運動・スポーツがあればチェックしてください」というところは,当てはまるもの全てにチェック内容になっていますので,例えば100人いたら,100人の中でチェックしたのが何割だったかというような形になっております。なので,足し上げ100%を越える場合がありますので,御承知おきください。  一まず市民のスポーツ活動の結果については以上です。  続いて,小・中学生のスポーツ活動調査についても簡単に御報告いたします。  調査対象は,小学校4年生と中学校1年生でした。回収率は74.8%という結果になっております。小学生が65.8%で,中学生が86.1%という結果でございました。  こちらについても簡単に特徴を拾っていきたいと思います。  2ページを御覧ください。回答者の属性については割愛させていただきたいと思います。  3ページを御覧ください。この1年間で行ったスポーツというところで聞いてみました。グラフが青いところが全体で,オレンジが小学校4年生,灰色が中学校1年生となっておりまして,全体というところを見ていった中で,1位が「水泳」,54.5%,2位が「ウオーキング・ランニング・ジョギング」,52.2%で,「体操・ダンス」が41%という結果になっております。こちらは大人の結果と少し傾向が似ているかなと感じます。  4ページを御覧ください。こちらは今後やってみたいスポーツというところでいきますと,上から「テニス」「バドミントン」「卓球」という順に高くなっております。  続いて,5ページを御覧ください。体育の授業以外での運動やスポーツの実施傾向というところでいきますと,「週に1日以上」と答えた方が全体の84.8%という結果になっております。  続きまして,(6)番,運動・スポーツをやってよかったことということで,上から「体力がついて身体が丈夫になった」という方が68.3%,「スポーツがうまくなった」という方が63.7%,「友達ができた」という方が46.9%という内容になっております。  続いて,6ページを御覧ください。次は,運動・スポーツをやっていて悩んでいることというところです。1位は「悩みはない」という方が4割程度,「とても疲れてしまう」という方が30%程度,「なかなかうまくならない」という方が24%ぐらいという結果になっております。  次,問8です。「体育の授業以外での運動・スポーツを行う場所」というところで聞いております。1位が「学校の部活動」,小学生はクラブ活動です。46.8%。続いて,「地域や民間のスポーツチームやクラブ,スポーツ教室」という方が44.5%という結果になっております。  続いて,8ページを御覧ください。さっき,問6のところで,「運動・スポーツをほとんど行っていない」と答えた方に対して,運動・スポーツをしていない理由を聞いております。1位が「運動やスポーツよりほかにしたいことがあるから」という方が5割くらい,「疲れるから」という方が48.4%,「面倒だから」という方が44%という結果になっております。  続いて,9ページです。見るスポーツについて,「この1年間で直接スタジアムや体育館などに行ってスポーツの試合を見たことがありますか」というところにつきましては,半分は切っているのですけれども,45.2%の方が実際にスポーツを見たと答えております。  続いて,10ページを御覧ください。では,直接見たスポーツの種目は何ですかという内容につきましては,1位が「サッカー,フットサル」,2位が「野球」,次が「バスケットボール」という順になっております。  11ページにつきましては,テレビやインターネットで見るスポーツというところでいきますと,直接というところを傾向は同じなのですけれども,上位が「サッカー,フットサル」「野球」「バスケットボール」というように続いております。  12ページを御覧ください。次は,プロスポーツ等の認知度についてです。市民の方対象に行ったアンケートと若干聞き方が違うのですけれども,まずは市にあるプロチーム,トップチームを並べた中で,その中で知っているチームがあるのかというところの回答については,72%ぐらいの方が知っているチームがあると回答しております。  その知っているチームが回答した方の中で,では,知っているチームはどれかと聞いたのが次の(2),14―1,1位が「FC東京」,9割ぐらいの方が知っていると回答しております。次が「読売ジャイアンツ」,次が「東芝ブレイブルーパス東京」「東京サントリーサンゴリアス」という順になっております。  次,問15,「直接試合や練習を見たことがあるチームはありますか」という内容については,3割ぐらいの方があると答えております。  次の問15一1ではどのチームですかという内容については,順番に「FC東京」「読売ジャイアンツ」という順番になっております。  長くなりましたが,最後のページです。14ページ,チームのイベントに参加したことがあるかということに対しては,参加したことがある方が17%という結果になっております。参加したことのあるチームにつきましては,これも傾向は同じなのですけれども,「FC東京」「読売ジャイアンツ」という順番になっております。  ここまで2つの調査結果を御報告させていただきました。こちらについては,まだ生データというところで,分析はこれからです。また,今回の内容についてはクロス集計をかけていきたいと思っておりますので,その年代ごととか地域ごとの傾向というのを拾えるように今後していきたいと考えております。  また,この調査とは別で,資料はないのですけれども,3月16日に団体ヒアリングをさせていただきました。こちらに御出席されている委員の団体の方にも御協力いただいております。調布市体育協会と調和SHC倶楽部でスポーツ推進委員の3者の皆さんに対してヒアリングをさせていただきました。市のスポーツに関する課題等について忌憚のない意見をいただいております。現在そちらを整理中ですので,今後の課題の整理のところで皆様にもしっかり御報告させていただきたいと考えております。  また,最後に,今後についてです。こうした4年度に実施した基礎調査を踏まえまして,市のスポーツ行政を取り巻く現状と課題を整理していきたいと思っております。令和5年度につきましては,このスポーツ推進審議会の議論はもとより,庁内の検討会議も立ち上げる予定でして,計画の具体的な内容について検討していきたいと思っております。  計画につきましては,令和5年度末に策定し,公表予定と考えております。  長くなりましたが,説明は以上です。 ○会長  事務局,何か補足はございますか。 ○事務局  ないです。 ○会長  今のところいいですか。ありがとうございました。  では,大きな説明が2つありましたけれども,取りあえず市民のほうの調査について絞って,御質問,あるいは何か御意見等々があればと思いますけれども,いかがでしょうか。  今,最後にありましたけれども,これらの調査結果に基づいて,令和5年度,来年度末を目途に,調布市スポーツ推進計画を作る,それが大きな目的であるということですね。 ○事務局  はい。 ○会長  では,お願いします。 ○C委員  これ,こっちだけではなくて,小学生のほうに一応関わることなのですけれども,ちょっと質問で,さっきちょっとおっしゃっていたと思うのですが,これは調布市だと思うのですけれども,今後,東京都,全国と比較するのがいいのかなと思っていて,そうすると調布市の特徴というか強みと,こういうスポーツの人気があまりないとか,そういうのが分かってくるのかなと思ったので,それを全国でやっているのかどうかちょっと分からないのですが,そういうのがあると,より分析した意味がある。あとは,ヒアリングをどうやってするのかというところかなと思うので,回答してくれた方たちに,一旦こうでしたというのは開示する形ですか,それともこっちで持っている。 ○事務局  まず1点目の比較のところにつきましては,設問の検討をする中では,国と都がやっている計画と完全な連動ではないのですけれども,拾えるところは同じような設問にして比較しようと考えていましたので,もちろん分析の中では比較していきたいと思います。  東京都は,都民のスポーツ活動等に関する調査結果を公表していて,その特徴的なポイントは既に比較ができるような形になっております。その中で,私も説明の中で少し言及しましたけれども,例えばパラスポーツへの関心というところでいきますと,東京都の場合は,「関心がある」「やや関心がある」という方は33.1%でしたけれども,東京都の調査だと,54%ぐらいの方が「関心がある」と答えているので,そこと比べると若干低い形になっていると。理由は分からないですけれども,そういった内容があります。  一方で,実施率というところは必ずしも比較できないのですけれども,今回の調査というよりは,市民意識調査で実施率69%と出ているのですが,こちらは東京都の実施率よりも高い数字になっているとか,そういった形で都と全国を比較しながら傾向を捉えていきたいと考えています。  また,このアンケートの結果につきましては,最終的には公表していきたいと思うのですけれども,公表の時期とかタイミングについては,今こういう速報段階でのまとめになっておりますので,もしかしたら計画の策定に合わせる形なのかとか,そこは少し内部で検討していきますが,最終的には公表していくように考えております。 ○会長  公表については,ホームページとか広報紙に概略を載せるとかということですか。 ○事務局  そうですね。例えば,推進計画の参考資料,基礎資料みたいな形での公表になるのかとか,これだけ先に出すのかとか,そこは少し検討かなと考えております。 ○会長  C委員,そういうお答えでよろしいですか。 ○C委員  はい。 ○会長  パラスポーツへの関心度とか実施率とか,どのタイミングで質問しているかということにも大分関係してくると思うのです。先ほどのメディアの影響というのはかなり強いことになるかと思いますので,その辺のところもよく吟味しながら検討いただければと思います。  ほかの委員の方はいかがですか。何か確認しておきたいこと。では,お願いいたします。 ○F委員  このアンケートを見て,ネガティブな意見のほうがちょっと気になったりはしたのです。例えば,市民の6ページ,1年間にスポーツをしなかった。大ざっぱと言えば大ざっぱなのだけれども,27%の人が「しなかった」と答えたということは,結構な数が本当にしていないのだなというのが出ているのかなと思うので,こういう人たちを,例えば少しでもやってもらえるような政策にするのがいいのか,やる人はほっといてもやるという言い方をすると乱暴なのかもしれないのですが,やりたい人はどんどん積極的にやると思うのです。その辺は策定する上で,どっちに向いていくのかなというのはちょっと気になるところだし,もう一つ,小・中学校の8ページ,こっちもネガティブなほうなのですけれども,運動をしていない理由の下のほうに,「お金がかかるから」という理由があったので,小学生は1.2なのですが,中学生で7.7というのがあったので,ここがちょっと気になったなというのがあります。 ○事務局  ありがとうございます。まず大人のところの運動・スポーツを行っていない方というところに対して,13ページのところで問14,ここについては今後のスポーツの継続状況。行っていない場合は,今後の御意向を聞いていまして,今はやっていないのだけれども,始めたいという思いがあるという方が25.7%。そのほかで言いますと,行っていないのだけれども,具体的に始めようと思っているという方が1.8%,これは極めて少ないのです。あとは,現在やっていないし,今後もするつもりもないという方が6.2%ということで,確かに二十何%の方がやっていないと答えたのですが,その中で本当にやらないという方は6%ということで,それ以外の方は,少しやっていただくようなポテンシャルはあるのかなと思いますので,そこに対してどのようなことができるのかを考えていくのが大事かなと考えています。  また,「お金がかかるから」というのは,行政として,そういう方々に運動のきっかけとか,継続する仕組みとかをどうやって作っていくのかというのは本当に考えていかなければいけないと感じています。 ○事務局  そこなのですが,大人のほうの12ページ,問11―6に,この1年間,実施頻度が週に1日満たなかった理由というところで,「仕事や家事・育児が忙しくて」というところが断トツ多いかなと。我々,ここはずっと課題認識しておりまして,最近始めた大人のためのフットサル教室という,夜間に初心者を集めてフットサルをFC東京さんに教わってみるとか,そういったことを少しずつやり出しているのですけれども,やはり家事,育児,仕事の合間にどういったスポーツ,これもスポーツと言えるのだよというようなところでの呼びかけといいますか,そういった施策が今後,実施率の向上というところで,ある程度いろいろな事業というのは,正直,どこの行政も手を出してはいつつ,そこの部分にどう働きかけるかというのが全国的にも課題になっているのかなと思いますので,そういった理由を踏まえて,今後計画にも位置づけていきたいと思っています。 ○会長  いかがですか。よろしいですか。 ○F委員  はい。 ○会長  ほかはいかがでしょうか。どうぞ,お願いします。 ○H委員  今の13ページの,「やっていないが始めたい」,ここを大事にしていくというのが大切だと思うのですけれども,そこはクロス統計を取ったりしていって,どういう人がここに入っているのか。要するに,やりたいのだけれども,近くに施設がない人なのか,あるいは忙しい30代,40代なのかとか,そういうところをこれから絞り込んでいく必要があるのではないか。  理由にしましても,今言った理由だとか,本当にお金がかかるからとかいろいろあると思うのですけれども,そういうところを絞り込んでいって,それの裏手を突くというか,そういう施策が必要なのではないかと思います。  あと,このアンケートを作るときに質問しなかったのだと思うのですけれども,7ページにいろいろなスポーツが書いてありますが,これをスポーツとして取り上げたのは何か参考があったのでしたか。 ○事務局  スポーツ庁の調査の選択肢と連動させています。スポーツ庁も東京都も連動させているので,議論の中では,たしか登山とかオートキャンプとかいろいろ入り混じっていて,どうしようかという議論はあったのですけれども,C委員からもあったように,比較ができるような形の担保が必要かなと思ったので,こういう形にしております。 ○H委員  ありがとうございます。 ○会長  よろしいですか。 ○H委員  はい。 ○会長  G委員,I委員,何かございませんか。 ○G委員  大人のほうです。24ページ,7番のスポーツ推進への期待などについてというところでグラフがあって,「ちょっと不満」とか「やや不満」,それと「無回答」も入れると結構多いなとちょっと思ったのですけれども,そちらではどのように思われるのですか。 ○事務局  真摯に受け止めるというのがまずもっての前提かなと思っています。無回答という方がどういう意図で無回答をしたかというところはちょっと分からないところではあるので,そこは除いたとしても,おっしゃるとおり,「不満」「やや不満」というのが多くなっていて……。 ○G委員  項目によっては「満足」が結構多かったりとか,「不満」が多かったりとかあるかなと思ったら,意外にみんな同じ感じで……。 ○事務局  ある意味,「不満」「やや不満」というのを回答していただいている方というのは,それなりにスポーツに対して興味,関心がある方だというように受け止めはしていまして,よくサービス業でお客様の意見をみたいな話に近いのですけれども,前向きに捉えるとすれば,我々に対する期待度の高さというように,無回答の方のほうが逆に私たちとしては心配といいますか,関心を持ってくれていないのかなと思います。  逆に,これがあまり差がないということは,それなりにスポーツ振興課の業務が1か所に固まっていないのかなという見方にもなるかなと思うので,そういった捉え方をして,前向きに課題を解決していければと考えています。 ○事務局  あと,ここにはまだ載せられていないのですけれども,自由記述欄を作っていまして,そこにはたくさんの自由意見がございますので,そこを整理していく中で,この問22の真意というか,では具体の傾向も,ぜひスポーツ振興課で拾って,改善すべきところは改善していきたいと考えております。 ○会長  よろしいですか。 ○G委員  はい。 ○会長  ここなども年齢とのクロス集計などでも多少見えてくることがあるかもしれないです。ありがとうございました。  では,I委員,お願いいたします。 ○I委員  支えるスポーツについてというところで,17,18ページで,ボランティア活動を行いたいと思わないという方が意外と多いかなと素直に感じたところで,ボランティア活動を行っている理由はどういうことですかということで,「スポーツが好きだから」と,あと「好きなスポーツの普及支援をしたいから」というのが多いかなというのがあるのです。  ボランティアというとそれだけではないものがあるので,そこをどのように出すというか,ボランティアするとこういうことが自分のためになりますよとか,そういったものをうち出していくというのが必要なのかなと。 ○事務局  我々の反省点として,皆様にもよく御紹介しているように,本当に多くのいろいろな事業をやっているのです。そこにボランティアを活用するというところまで,正直,これまであまり食指を伸ばせていなかったというところがあります。  ただ今回,この推進計画を作るに当たって,ボランティアの活用というのはもっと積極的に進めていくべきだという方針もありまして,今,体育協会が持っているスポーツボランティアと,障害者スポーツ協会さんのS&Sという障害者スポーツのボランティアの募集サイトだとか,そういったところと様々な連動をして,早速来年度の大きなイベントからボランティアを募集して,その人たちから流れとして,スポーツボランティアに登録していただきながら,いろいろな市の事業に参画していただこうと。そういった窓口がないというところがなかなか関心も育たないよねところもあるので,そういった取組を進めていこうとは考えているところです。 ○I委員  ボランティアに参加して,例えばそのスポーツとかに逆に興味を持つ場合もあると思うのです。ゴールボールというと一般の競技ではないので,ゴールボールにボランティアで参加してもらったことで,ちょっとやってみたいということで体験会をやってみたりとかというところで,そこで視覚障害というのはこういうものなのだなという理解につながっていくのかなと思います。そういうことを感じました。 ○事務局  ありがとうございます。 ○会長  一回ずつ御発言いただいたので,あと追加でいかがですか。もう少しこういう切り口でもデータを分析してみたらどうかということも含めていかがですか。  こういう調査をすると,ついついいい結果の多いほうに目が行ってしまうのだけれども,先ほどもありましたが,少数の意見のところに大事なポイントがあったりすることもありますので,その数だけではなく,細かく見ていただければいいのかなと思ったりしています。C委員,どうぞ。 ○C委員  ちょっと今,聞いていて思ったのは,次のときだと思うのですけれども,小学校の子どものほうなのですが,例えば教員とか,そういった関わっている方の同じ調査みたいなのをすると,子どもたちが考えていることと,教えている側のずれとかが見えて,よりいいのかなと。次回の参考というか,ちょっと今思いました。 ○会長  子どもたちの調査も含めて見てください。どちらでも構いませんので。 ○H委員  純粋な質問なのですけれども,子どもの7ページ,運動の場のところで,スポーツ少年団というのはどういうものなのでしょうか。 ○事務局  これは体育協会に所属しているといいますか,体育協会の傘下の組織として,水泳,バスケ,ミニバスケットボールとか,サッカーとか,そういったものを連盟さんが指導員となってというところが多いです。私たちのときもあったのですけれども,例えば夏だったら,学校プールで子どもたちを集めてプールの指導をやったりというのも入っていますし,あとは定期的に総合体育館とか,そういうところで時間を設けて,地域の子たちを集めての連盟として,会員というよりも,その下にというか,育成というところで体育協会が行っているものです。  対象年齢は,たしか小学生だったか,中学生だったかというのがすぐ出てこないのですけれども,各市に結構ある組織ではあります。 ○会長  あれもスポーツ協会の傘下になりますね。別に小学生だけと切ってはいないのです。みんな中学校へ行くと,今は部活動に入ってしまうから,そこで切れてしまうとスポーツ少年団の方からは中体連に矢が飛んでくるのです。おまえたちがいけないのだと。そんなことは一応あったりはしていますけれども,向こうとすれば継続して指導もしたいなという思いはあるのだけれども,そこまでは指導者も中学生は勘弁してという方もいらっしゃるのは事実です。 ○H委員  ありがとうございました。 ○会長  あとはいかがですか。――6ページの「悩みがない」というのが一番いいなと思ったりして,うれしいですよね。 ○I委員  「監督やコーチ,先生が怖い」というのがあるのですね。怖いものですけれども。 ○会長  ここのところまた,男子バレーの高校でしたか,まだなかなかなくならないというのが現実ですものね。いかがでしょうか。  先ほど,子どもたちのほうで,「お金がかかるから」というのが1つぽんと出ていましたけれども,例えば昨日,今日,私,福生のほうの中学校でバレーボール教室をやっていたのです。ある指導者が関わっている板橋のほうの都立高校生なのですけれども,こういう練習会をやっているから,来れば一緒にできるよと声をかけていただいたのだけれども,遠くてお金がかかるからというようなことは言っています。  学校部活動は非常に安価な,会場費がかかるわけでもないし,謝金がかかるわけでもないのでと。これから地域クラブに行けば,そうはいかないだろうと。それが1つのネックにはなるねという声が聞こえてきます。  あと,子どもたちのほうの4ページのところ,「今後やってみたいスポーツ」で,ベスト3が,テニス,バトミントン,卓球と。先ほど事務局とも話をしたのですけれども,今,日本中体連の加入者が増えている競技もここなのです。野球とかサッカーみたいに大きな人数がいなくてもできる,少人数でできる。さらにラケットを使うので痛くない。これもあるのです。それから,準備なども割と簡単に,バトミントンにしても,軽いポールを立てて,ネットを張ればできてしまう。そんなこともあって,割と今,入部率は高くなっている種目です。  中学校で言えば,今,非常に危機感を持っていらっしゃるのは軟式野球。野球離れ。サッカーもいっときの勢いがなくてちょっと下降ぎみ。柔道が全日本の女子選手たちを中心にして,パワハラ的な指導者からの体罰的な。あのときはがくんと落ちました。  今,アメリカなどで,少年のほうがスポーツ離れしているのがアメリカンフットボール。要するに,危険だということで,お母さんの御意見で,あんな危険なことはやめなさいというのが出てくる。そういった影響もあるようには聞いたことがあります。今後やってみたいのをぱっと見て,ああ,なるほどなと思いました。  あと,これ,かなり細かくデータ分析をされて,クロス集計等いろいろ行って,結論が出るのは今年の秋ぐらいですか。 ○事務局  全体の検討のスケジュールとしては,5月にまた審議会を開催させていただきますけれども,そこでは現状の課題の整理と,そこに対して市としてどういう対応をしていくかという方向性の話。また,それらを踏まえてどういう目標を立てていくのかとか,その辺の大枠の議論をしたいと考えていますので,必ずしも全てにおいてクロスをその時点で終えるとは限らないのですけれども,一旦そこでは整理させていただきますので,そういった議論の中で,またこういった観点ではとなった中で,追加でクロスでデータを見ていくという対応はしたいと思っています。 ○会長  では,実質的に入っていくのは,次回の5月ぐらいの審議会からぼちぼち入っていってと。秋口を過ぎたら原案を作らないと,年度末には間に合わないですね。 ○事務局  8,9月には骨子案をそれなりに作って,10,11月にはパブコメ用の素案という形にしていきたいと思いますので,スピード感は上がってくるような感じになります。 〇会長  今日は,大田区のスポーツ審議の方とちょっと話をしたのですけれども,大田区も基本計画を作るので,これから忙しくなると言っていましたね。  この場合に,例えばこの近隣の三鷹とか府中とか,そういったところの意見交換とか情報交換は事務局でなさるのですか。 ○事務局  直接事務局同士で,例えば改まってヒアリングみたいな形では予定していないのですけれども,近隣自治体とは様々な事業で顔合わせ,コミュニケーションをとっていますので,その中で日々感じていることですとか,近隣自治体もこういった計画を出していますので,そういったところをもちろん参考にしながら,うちとしてはどういう整理ができるかなというところは考えていきたいと思っております。 ○会長  分かりました。では,時間の関係もありますけれども,1番目の項目についてよろしいですか。      (「なし」の声あり)  では,取りあえず一回切ります。第1の項目につきましては以上のところで,時間がありましたら,後で追加があればと思います。  では,議題の2番目,その他の情報提供ということで,幾つか資料もありますので,事務局,お願いいたします。 ○事務局  そうしましたら,まず最初の協議体の取組というホチキス留めの資料を御覧ください。  この審議会でも何度か御説明させていただいておりますけれども,令和元年度に調布市が設置いたしました福祉分野とスポーツ分野の関係団体による障害者スポーツの振興における協議体というものでございます。  令和元年度は,東京都のモデル事業として設置いたしまして,今年度からモデルではなく,東京都が補助金制度を作りまして,その補助金を活用して継続して,今も実施しているものでございます。  1枚目のスライドの下に,今参加いただいているメンバーの各団体の方々を記載しております。ここに来て東京都障害者スポーツ協会の御紹介もありまして,東京都の理学療法士協会からも御参加いただきまして,先週このメンバーで協議体をやりました。そのときの資料がこちらになります。  1枚おめくりいただきまして,スライド2に書いてございますけれども,一番最初は,まず障害者の方が抱える課題というところを共有させていただく中で,福祉分野のメンバーの都からの人数もございまして,事業を行うに際して3つの柱を立てています。  1つは,平日のスポーツ活動の充実。市内の作業所における事業の実施ということで,東京都障害者スポーツ協会さんを派遣させていただきまして,市内作業所の通常の作業時間の中で取り入れられる運動プログラムだとか,そういったものを御紹介しているものでございます。今年度は3つの事業所を御紹介させていただいておりますが,今,計5つの市内の事業所でこれを行っているものでございます。  柱の2は,余暇のスポーツ活動の充実ということで,これは当事者の方の障害の度合いというところにもよってくるのですけれども,余暇に個人でもスポーツをやるというところが大きな課題の部分でもございましたので,市内のスポーツ施設を活用できるような仕組みをやりましょうということで,武蔵野の森総合スポーツプラザと連携しまして,今年度2回ほど特定の事業所の方に御協力いただきまして,プラザに来て,施設利用の御案内と実際のプログラムに参加してもらうというものを行っています。  柱3が,協議体の参加団体のための講習会ということで,協議体メンバーでも様々な勉強をしていきましょうということで,これまでは筑波大学准教授の先生をお呼びしての講習会もあったのですが,今年度は我々のモデル事業となって補助金が制度となったとき,補助金を活用している今,都内の市区町村が調布市,渋谷区,杉並区,墨田区という4団体になります。そのうちの杉並区が,この間,東京都が開催した4団体による情報共有の場の中で,非常に面白い取組をしていましたので,そちらの視察に行ったというものが柱3の状況になります。  細かい御報告は,めくっていただきますと,一番最初に「すまいる」事業実施報告というものから,各事業のその都度の報告書になります。  最初にある「すまいる」と,その後の「第3ポピーの家」,その後の「創造印刷」事業実施報告という上の4枚分は,各市内の作業所に東京都障害者スポーツ協会の指導員の方を派遣して,それぞれの事業所に合った形での運動プログラムの提供ということをやっております。  「すまいる」に関しましては,「すまいる」という事業所は,使用可能なスペースは結構ある施設になります。ここにドッジビーを持っていって,「すまいる」の実施報告の1枚目の裏面,写真が白黒で申し訳ないのですが,皆さんが休憩しているようなちょっとした部屋があるのですけれども,そこのカーテンに,我々が養生テープでいろいろな的のイラスト――奥のほうに郵便マークとか,お花のマーク,ハートマークとかあるのです。これにドッジビーを当ててみようとか,あとはここにもありますが,タオルを使って動かしてみようというようなことをやりました。  ここは作業所のスタッフの方も一緒に参加いただきまして,この後,実際に派遣事業が終わった後も,例えば講師を毎週なのか,毎月なのか,定期的に変えながらこれを続けていただいているということで,スポーツ振興課からも,古くなったドッヂビーを提供しまして,今もドッヂビーを遊んでいますなどという報告をいただいています。  1枚まためくりまして,「第3ポピーの家」は,スペースが非常に狭い作業所になります。ただ,目の前に団地の広場がございまして,そこに皆さんで出て,タオルを使ったタオル体操とか,新聞紙を丸めて,カラーテープで巻いて筒を作りまして,それを2人で持って,いっち,にい,いっち,にいと歩くようなウオーキングをやったりとか,そういったことをやっていただきました。  ここは狭いところで,どちらかというと皆さん,きゅっとしてずっと作業をしているようなものでございますので,日常的にこういった運動でストレッチができるのだよとやりますと,皆さん硬くなってしまっている体が少しほぐれるとか,これ,どこの作業所もそうなのですけれども,作業所のスタッフの方が,「この人,こんなに動けるんだ」という発見をしていただいたりだとか,あと,疲れたからもうやらないという自由な雰囲気でやっているのですけれども,そういった方からも「また来てね」と言われたりとか,そういったことで,皆さん外部の方がいらっしゃるだけでも刺激として,すごく興味,関心を持っていただくというところで,非常に有効的に今回行わせていただきました。  「創造印刷」という次のページのところも,これも市報の校正業務だとか,そういった細かい作業をしている団体さんで,帰りの会のときに,椅子に座ったままできるストレッチを5分だけやりました。これもまたすごく有効だったのが,作業所の人たちからは,乗りがあまりよくない人たちが多いので,声をかけていただいてもやらないかもしれない人がいるのですとおっしゃっていたのですけれども,ふたを開けてみたら,皆さん一生懸命やっていただいて,またぜひ違うパターンを教えに来てくださいという作業所からの希望もいただきました。  なので,カテゴリーが知的障害の作業所が多かったのですけれども,今回,ここだけ精神障害という方だったのですが,皆さん,ふだんやり慣れないものでも,気持ちよくなるという感覚で喜ばれて,一生懸命やっていただいたというものになります。これが柱1の日常の業務の中で取り入れられる運動。  次の「武蔵野の森総合スポーツプラザに行ってみよう」というのが今回2回,12月15日と3月9日に行いました。これはプラザとも連携させていただきまして,プラザでもそういった障害のある方たちの受入体制を整えたい。我々としては,作業所のメンバーをどんどん紹介することで,何回かやっていくうちに,ここならこれだなという人を少しでも増やしたいという事業です。  2回とも実際に受付から始まりまして,施設見学だったりとか,ロッカールームの使い方だとか,最後はムサプラで実際に講師をされているインストラクターさんが,30分弱ですか,体を動かすスタジオのプログラムをやっていただきまして,ここも1回目のほうが,どちらかというと障害の程度は重い方たちだったのですけれども,1回目も2回目も,スタッフの方が驚かれるほど,皆さん体をよく動かす。かつ,実はこれ,すごくうれしい報告が2回目の後にあったのですけれども,参加いただいている作業所の中のお1人が,その後,個人で行かれたと。かつ,フラダンスのプログラムに申し込んで,1人で参加して,先生に褒められて,すごい喜んで,また来ますということで,どうも通っていただけるようになったということでした。  これについては,作業所の人たちもすごく驚いていて,かつその方のお母様もすごく喜ばれているとのことです。実はその方,この2回目の3月9日に参加にされたときに,私,近くで一緒に踊ったりしていたのですけれども,帰りに体育館履きから普通の靴に履き替えるときに,靴べらがないということでちょっとだけパニックを起こしてしまったのです。みんなで大丈夫,大丈夫と言いながら,本人も落ち着かれて靴を履き替えて出られたというのがあったのですけれども,まさか正直,その方が通ってきていただけるというところでは,ここに関係した東京都障害者スポーツ協会の人もそうなのですけれども,皆さん驚かれていて,1人でもそういった方が出たというだけでも,本当にやってよかったと思います。  今後は,飛田給駅に集合して,そこから歩いてこられるような形にしようとか,あとは複数回,同じ作業所でやってみて,その都度,今度はジムをやりましょう,プールをやりましょうというようなことでメニューを変えていけばいいかなと。そのようなところを今話し合っているところでございます。  最後,杉並区の「ユニバーサルタイム」,こちらは杉並区が今年度から実験的に行っているものです。杉並区は区内に6か所体育館がありまして,指定管理者もそれぞれございます。その6か所の体育館のうち,今年度は日曜日に1回,平日に1回,どなたでも来ていいよという時間を設けまして,様々なプログラムを一斉にいろいろな場所でやっていると。大体育室の中でボール遊びエリアとか,ウオーキングとか。  あと,これは新鮮だったのですけれども,東京都理学療法士協会さんが,体の相談エリアなども設けていただきまして,ふだんこういうことに困っているのだということに相談を受けたり,そういったものをやっているところへ視察に行きました。視察に行ったのが,障害福祉課,スポーツ振興課の職員,あと体育協会の職員と行かせていただきまして,実は体育協会も同じようなことを来年度実施したいという予定もありまして,杉並区の規模は人手も多く,予算もかなりかけているというところもありますので,いいとこ取りをして,調布バージョンで,プラザとはこういった取組を既にやっていますので,体育協会として総合体育館で何ができるか,今後話を進めていきましょうというのをこの間の協議体で話をしたというところでございます。  以上,こういった協議体に,障害当事者の方のスポーツの機会創出というところで皆さんと連携しながら進めているところでございます。  来年度以降も引き続き,こうした形の事業を続いていく中で,今回のお1人でも個人で利用されている方が増えるとか,何かしらの成果が生まれるようにやっていきたいというものでございます。  次は,NTT東日本バドミントン部,こちらのG委員が審議会委員として当日来ていただいて,すっかり列の整列とかお手伝いいただきまして,ありがとうございました。  これは久しぶりの開催ということで,コロナでずっとできなかったものなのですけれども,今回,武蔵野の森総合スポーツプラザのサブアリーナで,バドミントン部の皆さんと行いました。  当日は小学生120名が参加しまして,バドミントンコートを10面作りまして,そこにそれぞれチャレンジマッチとか,シャトルキャッチとか,いろいろなコーナーを設けて,みんながぐるぐる回りながら点数を稼いで,点数が高い子には特別にプレゼント。点数が低くても最後,じゃんけんで勝った子にはこういうものをプレゼントというようなものをやっています。  G委員から何か御感想などありますか。 ○G委員  まず,マックスの人数よりも応募した人が…… ○事務局  最初,定員100人だったのが,応募総数が570人ぐらい行ってしまったため,150人定員にしました。 ○G委員  それをまず聞いて,さっきの小学生のやってみたいスポーツの上位になってすごく納得でした。未経験の子がほとんどなのですけれども,私は誘導係を何となくしていたのです。そばに来た子どもに「楽しい?」と聞いたら,「楽しい」と言って,プロなので上手に遊ばせてあげているという感じはもちろんなのですけれども,純粋に楽しそうにしていたので,この先,バドミントンをやりたいなとなったときの受け皿が調布にあるのかなと。ちょっとはあるのですけれども,そこはボランティアでみんな子どもたちを見ている感じなので,やりたいと思ったときに,どうぞどうぞという受け皿はもうちょっとお金の面とか,いろいろな面でサポートできて,ああいうイベントがあったところから吸い上げられたらもっといいかなと思いましたけれども,すごくいいイベント,企画だと思いました。参加させていただいてありがとうございます。   ○事務局  このNTT東日本の監督とコーチがオリンピアンの方だったり,実際に来ていた方もトップで試合をされている方たちだったので,教え方も上手ですし,盛り上げも上手で,最初は全部回りたくないと言っていた子が,ポイントがゼロ点でも我々に自慢げに,「見て,全部ゼロ」とか言いながら楽しんでくれていたので,本当にいい事業だなということと,引き続きこれも年度1回なのが,また違う形でも連携という形で進めていきたいという形では進めていきたいということで行っていく予定ですので,また御報告させていただければと思います。  では,続いて,アスリートの追加認定。 ○事務局  応援アスリートの追加認定について,私から御報告します。  調布市応援アスリートについては,東京2020大会への機運醸成というところをきっかけに始めまして,これまで7人の方が認定されています。2020大会が終わって,それを継続しつつ,スポーツ振興にまた資するような枠組みに変えていこうということで,今年度,認定状況をしっかり明確化して,広く応援アスリートを募るような仕組みにしました。そうした中で,3名の方を追加認定したので,報告します。  これから御紹介する方は,東京都アスリート認定制度で東京ゆかりのアスリートと認定された方々になります。1人は,スポーツクライミングをしております青栁未愛さんで,世界の大学スポーツクライミング選手権,女子ボルダリング3位等に入っている方になります。  続いて,野村洋介君というパラ水泳の方で,アクラブ所属の方です。この方は,日本知的障害者選手権水泳競技大会の50メートルバタフライで優勝,しかも大会新記録を出しております。同じパラ水泳では,松田天空君という方が既に認定されていまして,実は松田君と一緒に活動していたという方になります。  裏面を御覧ください。宇田幸矢さんです。卓球をやっている方で,現在,明治大学に通われております。この方もかなり有名な方で,全日本卓球選手権大会男子ダブルスで優勝されている方になります。  こういった方々を新たに認定して,市としてアスリートを応援していくと。また,今回,新しい枠組みの中では,新しく認定した方は,例えば市の事業とかに努力義務というか,可能であればですけれども,お越しいただいて,何かスポーツ振興に御協力をということをお願いしていますので,何かしらの場で,この方々をぜひ市民の方にPRしていきたいと思っております。  私からは以上です。 ○事務局  続きまして,スポーツ施設の利用環境向上に向けた対応について御説明いたします。 ○事務局  では,私から説明します。お手元の資料を御覧ください。総合体育館と調和小プールの個人使用について,現行の使用時間単位の2時間30分の半分となる1時間分以内で使用する場合は,現行利用料金の半額で利用できるような条例の一部改正を行いました。その骨子については,お手元の資料,中段の表を御覧ください。  例えば,大人区分について,現行の使用時間,2時間30分では400円となっておりますが,その半分の時間,1時間15分以内で使用する場合は,半額の200円で利用できるようになります。中学生以下の子ども区分について,現行では150円となっておりますが,こちらも1時間15分以内の場合は,10円未満の端数を切り捨てした70円で使用可能となります。  本件に当たっては,令和3年度及び令和4年度において,利用者のニーズ調査を実施したところ,総合体育館プールでは61%,調和小プールでは77%の方が半分の時間で使用したいという回答がありましたので,十分なニーズがあるということで利用者の利便性向上に寄与すると考えて実施しました。  総合体育館のプールにおいては,一部改正に伴って,券売機の入替え,入退場管理システムの導入,人員体制の整備等が必要になるということもありまして,指定管理者である調布市体育協会と協議の上で,この後,半年ほどの期間を設けて周知等を含めた対応をすることとしております。  現在は,総合体育館のプールが休館中であるということも踏まえて,施行予定日については別途規則で定めるとしております。一方の調和小プールについては,既存の券売機の設定と一部システム変更のみで対応可能ということで,今後所管する教育総務課及び施設管理業者とも協議の上で,施行予定日については,令和5年7月1日としています。このほかに,文言の修正といった所要の改正も併せて行いました。  また,65歳以上の高齢者や障害をお持ちの方に対する利用料金の減額については,引き続き継続する予定です。  私からの説明は以上です。 ○事務局  では,続きまして,多摩地域における自転車ロードレースについてお願いします。 ○事務局  私から簡単に御説明させてもらいます。  多摩地域における自転車ロードレースについてということで,東京2020大会,オリンピックについては,多摩地域を走って,最後,富士スピードウェイでゴールするという自転車ロードレースが開催されました。残念ながら,パラリンピックの自転車ロードレースは富士スピードウェイで開催されたというところです。  東京都は,そうした自転車の取組について,レガシーとして自転車を用いた健康増進みたいなところで様々な取組を進めていて,それらの取組を「GRAND CYCLE TOKYO」プロジェクトと言っております。実は今年度も臨海部のところで自転車のイベントが開催されていて,レインボーブリッジを自転車で走れるみたいな,かなりの高倍率だったと聞いているのですけれども,そういった取組をしてきております。  そうした中で,多摩地域におきまして,令和5年度に自転車ロードレースを開催すべく,現在調整しております。日程が12月3日日曜日になりまして,男子,女子のエリートと,待望のパラサイクリングが多摩地域で開かれます。男女のエリートについては,八王子の富士森公園をスタートして,調布市のスタジアム通りでゴールするという形になっています。  パラサイクリングについては,スタジアム通り周辺の周回コースで行うという形になっておりまして,コースはまた御説明します。12月3日にレースをやるのですけれども,これは日曜日です。土曜日,日曜日を使って,味の素スタジアムで自転車のイベントを2日連続で行う。それらを一体として自転車ロードレースを多摩地域で広めていくというか,盛り上げていく予定となっております。  裏面に,ロードレースとパラサイクリングレースの市内付近のコースを載せています。ロードレースについて,オリンピックのときは武蔵野の森公園をスタートして,富士スピードウェイに向かったのですが,今回は逆で,八王子の富士森公園からスタートして,ここがゴールとなります。ロードレースコースは,オリンピックとほぼ同じなのですけれども,東八通りを来た中で,人見街道側にぐいっと入ってきて,最後スタジアム通りにぶつかったところで調布市側に南下していくという形になっております。  パラサイクリングについては,スタジアム周辺に黒と青で書いてあるコースがあって,そこをぐるぐる回るような形になっています。  また,東京都さんのプレスリリースの最後のページに,男女のエリートのコースマップ全体図とパラサイクリングのコースマップというのがあります。特にパラサイクリングについては,男子がここを4周する,女子が3周するという形になっていまして,オリンピックのときにはスタートしたらすっと行ってしまうような形で,ちゃんと目の当たりにできなかったのですけれども,今回の大会においては,特にパラは本当に間近で,周回なので何回も見られるという形になっております。  一方で,公道を使うということで,今,東京都が本当に大変な調整をしているのですけれども,特に12月3日においては,早朝からお昼ぐらいまで,特にスタジアム通り周辺は交通規制がかかってなかなか通れなくなるとか,そういった見通しが示されています。また夏以降ぐらいに,具体的な交通規制の予定が発表されますので,発表されたらまた共有させていただきたいと思います。  私からは以上です。 ○事務局  その次が調布市スポーツ協会ロゴマークについてということで,この4月から調布市体育協会は,調布市スポーツ協会に名称変更します。あわせて,ロゴマークも変わるということでの御紹介になります。  いろいろと組み合わせパターンなどもありますけれども,こちらを御承知おきくださいというところでございますので,よろしくお願いします。  最後,東京都パラスポーツトレーニングセンターの解説ということで,この間3月21日に開所式が開催されまして,当市の長友貴樹市長も出席しておりました。私とスポーツ振興課長も参加させていただいたのですけれども,当日はメディアも非常に多く,小池百合子都知事もいらっしゃいまして,華々しく開所式をされたというところなのですが,中を見させていただくと,I委員がいらっしゃっていた多摩障害者スポーツセンターの場所も少し変わっていたりとか,トレーニング室がここに動いたのだなとか,そういったところが若干違うのだなというところがありました。  基本的には,パラアスリートのトップの人たちの競技力向上というところが第一目的ということもありまして,当日は車いすバスケ日本代表の方だとか,パラバドミントンとバレーボールの選手の方が実際に競技を見せてくださったりもしたのですけれども,そういった方々にとってみると,パリを目指すべく練習会場の拠点というところでは非常に期待されている。  一方,我々調布市としては,地域の障害のある方ない方含めて,この施設を利用するというところに期待を設けているというところもございますので,今後指定管理者がI委員のいらっしゃる東京都障害者スポーツ協会ですが,センター長の方は,先ほどの協議体にもずっと深く関わっていただいた方でもありますので,今後地元市として,こういった使い方についてはディスカッションしていきましょうということで注目している施設でございます。  I委員,この施設に関して何か一言いただけますでしょうか。 ○I委員  トレーニングルームをぜひ利用してください。 ○事務局  健常者の方は500円で,障害のある方は無料で使えるということですので,ぜひプラザと併せて御利用いただければと。 ○会長  500円という基準は何ですか。 ○I委員  周りの施設に合わせてというところです。 ○事務局  長くなりましたが,説明は以上でございます。 ○会長  ありがとうございました。  盛りだくさんの資料だったのですけれども,いかがですか。3月21日,私もちょっと顔を出したいなと思って,ほかの用事が入って申し訳なかったのですが,G委員は子どもたちもかなり盛り上がって。 ○G委員  すごかったです。 ○会長  そうですか,いいですよね。 ○G委員  こんなに盛り上がるのだなと久しぶりに感じました。本当に楽しかったです。 ○会長  今回のWBCのアメリカにいる日系のトップバッター。彼だって,子どものときに高校球児との出会いで今の道があると。子どもたちにとっては憧れの選手たちとふれあえるのは,大きな記憶に残るでしょうから。  1点だけちょっと教えてください。この「パラハート調布」の事業報告のところだけ聞くのですけれども,私も今,特別支援学校に2年間勤務したのですが,1つは,現場に行けば,皆さんいろいろなことに挑戦できるのだけれども,結局移動手段が大きな課題なのです。その辺は調布市としては何かございますか。 ○事務局  実際,杉並区の取組では,ボランティアさんによる誘導サポーターというのを試行的に行っていらっしゃる場面もあったのです。とはいえ,何かイベントがあるときの事前申込制でそういったことができる。やはり日常的にというところまではいかないというのがあります。ただ,調布市としては,総合体育館,プラザ,大町スポーツ施設もそうですけれども,作業所の皆さんからしてみると,月曜日だったらこの作業所が行けるとか,火曜日でなければ無理だというところもあるので,いろいろな曜日で,いろいろなところで,月に1回でも2回でも,そういった障害の人が来てもいいよというような,障害のあるなしに関わらず,そういった楽しみができるというものが将来的に広がっていくことが目的として大きなものがあります。  総合体育館もそうなのですけれども,作業所レベルでの運動プログラムになれば,日常的な作業所の人たちが,車で総合体育館まで車でスタッフも一緒に来られる。そこで学んだことをまた持って帰って,その事業所でもできるというところもありますので,まずはそういった活用をしていただきつつ,軽度かつ自分で来られるという人には,来るきっかけの事業を何回かすることで,御自身で来ていただけるようなものにする。そういったいろいろな方向で今少しずつ考えているところです。 ○会長  多分やればやるほど,いろいろな課題がまた見つかってくるのだろうと思うのですけれども,その辺はみんなで知恵を出し合いながらいければいいですよね。皆さんからいかがですか,その他のところで何かございますか。      (「なし」の声あり)  では,今日は基本的には調査の速報についての説明が中心だったのですけれども,次回5月のところでもう少し詳しい方向性が出てくるだろうと思いますので,またそれぞれの立場でいろいろな情報がありましたら入れておいていただければと思います。  では,いつものように,D副会長にまとめてもらうのですけれども,いつも私の右隣にいるのがD副会長なので,今日はI委員にここにいらっしゃいますので,I委員でまとめの最後を締めていただければと思います。よろしくお願いします。 ○I委員  お疲れさまでした。ここ最近あれなのが,やはりWBCで,自分自身が野球をやっていたのがありまして,そこでコミュニケーションの大切さというのと,「信じる」という言葉がすごくよく聞かれたなと思っております。ですので,私も職場の職員をもっと信じようとか,そういったものを改めて感じることがありました。  あと,身内のことなのですけれども,コロナというのが,今マスクは個人の選択というところがあるのですが,実はうちの奥さんが先日なったということがあって,世の中は少しずつ動いてはきているのですけれども,基本的にはまだあるのだなというのを感じたので,自分自身の体調もしっかりと整えていかなければいけないなと思います。皆様も体調はくれぐれもということで,まとまっていないのですが,以上になります。 ○会長  ありがとうございました。信じた人でよかったです(笑声)。  今日は,ちょっと時間をオーバーしてしまいましたけれども,以上で今日の会議は終わりにしたいと思います。事務局で何かありますか。 ○事務局  では,まず傍聴者の方,ここで退席させていただきます。ありがとうございました。      (傍聴者退室) ○事務局  事務局からなのですけれども,まず来年度の審議会日程についてということで,後ほどまた事務局から改めて御連絡させていただきます。  開催予定については,5月,7月,9月というところでやってございますので,また引き続きよろしくお願いします。   ○会長  では,どうもお疲れさまでした。ありがとうございました。                                  ――了――