令和5年度第3回「市長と語る・ふれあいトーキング」 1 日時 令和5年11月25日(土)午後5時30分から7時30分まで 2 場所 文化会館たづくり 8階 映像シアター   開会 午後5時30分 ○司会者(岡田市民相談課長)  皆様,こんばんは。定刻となりましたので,令和5年度第3回市長と語る・ふれあいトーキングを始めさせていただきます。  本日はお忙しい中,御参加いただきまして,誠にありがとうございます。  まず初めに,市長・長友より御挨拶をさせていただきます。 ○長友市長  こんばんは。市長の長友でございます。週末のお忙しい時間帯,ありがとうございます。ちょっと窮屈な時間帯になって恐縮ではありますけれども,御参加いただいてありがとうございます。  何年か前までは,年に10回ぐらい,地区を限ってやっていたんですね,巡回するように。それはそれで,その地域のいろいろ御質問が聞けて勉強になったんですけれども,5年,6年,8年とやっているとどうしても同じような傾向の質問が多くなって,それじゃあというんで,思い切って地区別はやめて無作為,全市を通じてはがきを出して応募していただいた方にということなので,多分,今日も地域性はなく,全域からお集まりいただいているんだと思います。  コロナがまだ収束はしておりませんし,インフルエンザも最近は一年中流行するような不気味な蔓延がございますので,そういうものには変わらず考えられるだけの対策を取るようにはしておりますし,ワクチンも事情が許せばまた打っていただきたいと思っております。  そうは言いながらも,5月に2類から5類になった以降に,そんなに第9波が爆発的な感染でなかったのもよかったんですけれども,いろいろな事業,イベント,今日も下でやっておりましたけれども,復活してまいりました。そういうものを通じて,市内の様々な活気が満ちあふれるように,というのも心がけてやっていきたいと思っております。  今日は限られた時間ではございますが,日頃の生活の中でお感じになっているようなこと,疑問に思われるようなことを教えていただいて,即答できないものもございます。それに関しては週をまたいで,なるべく早くお答えを返すということはお約束させていただきますので,本日はよろしくお願いいたします。 ○司会者  次に,本日の市からの出席者を紹介いたします。皆様から向かって市長の左側のテーブル,副市長・伊藤でございます。その隣,副市長・田中でございます。市長の右側のテーブル,行政経営部長・小柳でございます。その隣,都市整備部外環・交通担当部長・代田でございます。最後に,私の隣,市民部長・小島でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  始めさせていただく前にお願いがございます。できるだけたくさんの方からお話を伺いたいと思いますので,御発言はお1人3分程度でおまとめいただきますようにお願いいたします。  御発言いただける方には,お席に御用意をいたしました,こちらのピンク色の番号のシートを挙げていただきまして,私のほうで番号により御指名をさせていただきます。一回に3名の方を御指名させていただきますので,順番に御発言をお願いいたします。3名の方が終了後も同様に進めさせていただきます。  御発言の際には係がマイクをお持ちいたしますので,お使いいただきますようお願いいたします。  御発言の際は,冒頭,小島町の岡田ですといった形で,お住まいの町名,それからお名前をお願いいたします。なお,ホームページに公開する記録は町名のみ記載をさせていただきます。  あわせて,記録のため,写真を撮らせていただくことを御了承ください。お顔が写らない角度で撮影をさせていただきます。  申し遅れましたが,本日の司会進行を務めさせていただきます,私,市民相談課・岡田と申します。どうぞよろしくお願いいたします。  お待たせいたしました。それでは,ふれあいトーキングを始めます。御発言いただける方は番号シートを挙げていただけますでしょうか。では,10番の方,7番の方,そのほかいらっしゃいませんか。では,まず10番の方,お願いいたします。 ○●●(西つつじケ丘4丁目)  西つつじケ丘の●●と申します。よろしくお願いいたします。  私はファミリーサポートセンターのボランティアをしておりまして,ファミリーサポートは依頼会員と協力会員という2種類の会員がありまして,私は依頼会員のほうをやっております。依頼会員というのは,子どもの預かりや送り迎えなどの援助が必要な人に対して手を貸すことができますよというふうに手を挙げて,御近所の子どもに関する援助を必要としている方をファミリーサポートセンターからマッチングしていただいて,ボランティアとして送り迎えだったり,子どもの預かりだったりといった活動をするようなことをやっております。  その活動をしていく中で,大変に問題だなと思うことがありましたので,ぜひそれをお願いさせていただきたいと思って今日は参りました。  私がファミリーサポートセンターの依頼会員をやるようになったのは,仕事が在宅勤務になった3年ぐらい前なんですけれども,依頼会員というのは,謝礼は発生しますが,活動はボランティアで子育て経験を生かして,働くお母さんなどの代わりに,いっときお子さんの面倒を見るというのが趣旨だと思っています。  私がこれまで受けた依頼の中には,その範疇を明らかに超えている内容が含まれていて,改善が必要だと何度も思いました。  その内容なんですけれども,個人情報が含まれているので詳細は割愛しますが,朝,学校に行くことが困難な小学生のお子さんの援助という内容で引き受けた依頼があったんですけれども,その活動をしていくうちに,体と心の問題,親子関係だったり家族関係の問題などがいろいろ複雑に絡み合ってその問題が起こってしまっているんだなということがだんだん分かってきました。  その子の家に週2回,朝,学校に行く前の時間にお伺いして,何とかその子を学校に連れていくというのが援助の内容だったんですけれども,単なる起こして支度を手伝って連れていくということをすればいいというわけではなくて,もう本当に大変ないろいろな問題がありまして,結果的に申しますと,私の手に負えるものではなかったんですね。  そんな多重構造の問題に対して,単なるボランティアが1人で対応するという状態が数か月続きました。問題が根深いので,専門職の介入が必要ではないかと思うことが多々ありましたので,それは何度もサポートセンターのほうには報告しまして,何度も専門職を介入させてくれないかと。介入してもらったほうがいいと私は思いますということを訴えたんですけれども,何せ人手が足りないような,多分そういう状況なんだなという感じで状況が変わりませんでした。  結果的には,お子さん本人がサポートを拒否するに至ってしまいまして,大変心残りながら,今現在は活動をやめています。私としては続けてはいきたかったんですけれども,とても1人で素人考えのうちに進めていいことだとも思いませんし,そのような状況で続けるに続けられなくなってしまったこともありまして,今はやめるに至ってしまっています。大変心残りでした。もし専門職の方に少しでも関わっていただいていたら,もうちょっと状況が変わっていたかもしれないなと思いました。  専門職が全く関わっていなかったわけじゃないということもお聞きしたんですけれども,実際,現場に差し向けられたのは私1人で,私1人が活動していたことには変わりありませんので,裏で何が起こっていたかは私はよく分からないんですけれども,現場には私1人しかいませんでした。  サポートセンターの方とか,お子さんのお母さんとかとは大変密に連絡を取り合って,相談もし合いながら活動はしていたんですけれども,結果的にはそういうふうなことになってしまいました。ファミリーサポートのボランティアは,送り迎えや預かりなどの属人的ではない,また,どう進めていくかなど,悩んだり考えたりする必要のない活動だけをするべきだと思っています。  こういうことになったのも,専門職を十分に配置する予算や体制が当てられていないことが原因だと拝察します。子どもに対する施策は今後ますますとても欠かせないものになっていくと思いますので,ぜひ御検討をお願いしたいと思います。  以上です。 ○司会者  ありがとうございます。 ○長友市長  サポートセンターには以前から相談したということはお聞きしましたけど,貴重な情報をありがとうございました。  今,数分で非常に端的に,簡潔にお聞きした中で,概略といいますか,どういうことなのかということは理解できたように思います。ただ,個別の話は,サポートセンターのほうにもちょっと確認をしてみる必要はあるかもしれませんけれども,お聞きをする範囲では,依頼会員,協力会員併せてお願いする範疇をちょっと超えているんじゃないかという感じを,率直に言って,思ったような形はあります。それを意識されたからこそ相談をされたということだと思うんですけどもね。 ○●●(西つつじケ丘4丁目)  はい,そうです。 ○長友市長  今お話の中で1つだけ逆にお聞きすると,少し専門性を持った方が対応するのが適当ではないかと思われたというのは,例えばどういう専門性を念頭に置いておられたんですか。 ○●●(西つつじケ丘4丁目)  私はその分野に詳しくないので,どういった方がサポートに入るのが一番適切かは分からないんですけれども,例えば小学生のまだ低学年の小さい子だったので,例えばですけど,幼児教育だったりとか児童心理とか,そういった感じの方が入るのが一番いいのかなと思いました。 ○長友市長  ありがとうございます。いや,私ももちろん専門性を持っているわけじゃないんですが,そういうお考えをちょっとお持ちになったというのを今,参考までに確認させていただいたということです。ただ,もともと軽易なことをお願いするという,助けていただくという意味で我々も募って応募していただいているわけですから,じゃ,責任を持って,もちろん今,案件を個人情報ということも含めて気をつけて,秘匿性を持って質問していただいたということは十分に配慮させていただきながら,少し確認をさせてください。それで,責任を持って何らかのお答えを差し上げるようにします。 ○●●(西つつじケ丘4丁目)  はい,よろしくお願いいたします。 ○司会者  よろしいでしょうか。 ○●●(西つつじケ丘4丁目)  はい,ありがとうございました。 ○司会者  ありがとうございます。 ○長友市長  確認してみないと分かりませんが,今おっしゃったことが少しほかの類いのことも含めて,やり方なり,制度なりをこれから,その一件だけでなく考えていくヒントにしなければいけないんであれば,それも含めてちょっと考えますので,よろしくお願いします。 ○●●(西つつじケ丘4丁目)  はい。すみません,今時間がなくて言えなかったんですけど,ほかにもいろいろ気になることはあるので,多分掘り起こしていけばすごくいろいろあると思います。私以外の人もいろいろあると思いますので,掘り起こしていただければと思います。 ○長友市長  では,差し支えない範囲で,また後で教えてください。 ○●●(西つつじケ丘4丁目)  はい。 ○司会者  ありがとうございます。それでは,7番のお客様。 ○●●(若葉町2丁目)  調布市の若葉町,仙川のところにいます,私,●●と申します。  今日ちょっと資料を,今回こういう機会をいただいたんで,ぜひこれ,御覧いただければありがたいなというところで作らせていただきました。  私もずっとここに五十数年住まわせていただいていて,本当に映画が私は好きで,駅に今,「映画のまち調布」というのが,いつもロゴがあったりするとうれしいなと思いつつ,1週間に1回,1か月に1回は必ず映画に行くような者でございます。そうしたときに,いろんなところでイベントとか,映画祭であるとか,そういったソフト的なところは非常に何となく,調布市,映画,頑張っている,というところを感じているところもあってうれしいなと思うところもあります。  あと,もう一つ思ったのが,こういうソフトでなくて,ハード整備というか,「映画のまち」なんだな,というのを調布の駅に来てくれた人が「ぱっ」と分かるような,そんなコストをかけずに何かできないかなと前からずっと思っていて,ちょっと自分,商店街の仕事もしていますもので,京都に大映通り商店街というがあって,大魔神像がぼんと5メートル近くのものが置いてあったんですね。そうすると,すごいインパクトあって,すごいなあって。もう数十年前なんですけども,印象が残っていたりすると。  ふと考えると,角川大映スタジオの前に大魔神像が2体もう既にある。でも,こんなところにあっても誰も見ないな,みたいなところもあって,ちょっと駅前に移設するだけでも大分何か違うことになるのかなと。それが角川大映様のほうにとっても悪いのかなというと,決して悪くもないのかなというところで,まず最初に思い立ったのが,この大魔神像が調布の駅前にあると,より調布の映画というところをアピールできたりするのかなというところから派生して,じゃ,何のハード整備があるかなというと,東洋のハリウッドという,「映画のまち」ということをアピールするに際しては,ハリウッドのまねじゃないんですけど,よく道の上に手形があったりするかと思うんですけど,そういったものは調布の再開発された空間に手形があったりしても,そういったことを目指して映画関係の方がやるような1つの目標に,日本においても映画の――映画の手形って日本ではないように思うんですね。浅草には何かそういう演劇の関係のはあるみたいなんですけども,そういったものをやると,より「映画のまち調布」というのをアピールできたりするのかなというところで,こういった提案をぜひさせていただけたらと思って今回出させていただきました。  あともう一つ,私,仙川に住んでいまして,仙川には有名な桐朋学園という世界的じゃないかもしれない,日本の中では東大と言われているような非常にすばらしい音楽の学校があります。その近くにはハーモニー通り商店街という音楽,ハーモニーというところがあったり,その商店街は駅からつながって桐朋学園に入るというところもあって。知り合いも結構桐朋学園のほうにはいたりするんですけども,その人に桐朋学園で一番有名な人は誰なの?と聞いたらば,「小澤征爾さん」という言葉が出てきて,「小澤征爾さん」ってまだ生きておられるし,今後,多分どこかしらで,世界的にも有名な方でおられるんで,そういった方の銅像が仙川の駅前にあったりすると,何か「音楽のまち」じゃないですけども,そういったところでも何か――。よく日本では,亡くなってから表彰するみたいな,そういう文化もあるのかな,というふうに感じているところがあるんですけども,在命されておられるうちに,仙川駅前もひとつそういったものがあればいいかなと思って提案させていただけたらと思った次第です。  以上です。 ○司会者  ありがとうございます。 ○長友市長  ありがとうございました。ここにおられる方も,調布が何か映画に関係するらしいということは,最低限耳にされたことはあるかな?という気がするんですけれども,これは1933年,昭和8年に撮影所ができたんですね。その前に京都にはもう既にあったはずですから,日本の第1号ではないんだけれども。そこから今に至るまで――1933年ですから,あと10年で100年になりますかね。そういう歴史を持っていて,今も角川と日活が撮影所を持っているのは御存じかと思います。ここに写真をちょっと出していただきましたけれども。それから,映画・映像関連企業が40を超える企業があるというのは,ひょっとしたら日本一かもしれないなあ,というような「映画のまち」であります。  その「映画のまち」に映画館が何でないんだ,と長いこと言われまして,京王電鉄の協力もあって,今はシネマコンプレックス,大きいのができてよかったな,と思っているところでありますけれども,●●さんがおっしゃったように,我々もせっかくそういういいコンテンツといいますか,調布を親しんでいただける,水木しげるさんもそうですけれども,調布を知っていただける媒体がある以上は,我々行政としても,そんな無限のお金をかけるわけにはいかないけれども,ぜひアピール度高くこれからもやっていきたいと思っております。  そういう意味で,ここ10年ぐらいの話で言えば,今申し上げましたように,大きいシネマコンプレックスができたのは1つ,やっぱりよかったなと思っておりますし,それから,2つの撮影所プラス水木プロダクションだとか,多くの映画・映像の関連企業の方からいろいろな協力はいただいていますので,新規性を持ったことも含めていろいろな事業をやっていきたい,これはまさにおっしゃるとおり,我々も同様な考えでいると。これはまず申し上げたいと思っております。  最近でも,「ねぶくろシネマ」だとか,映画に関連するいろいろな事業に参加された方もおられるかもしれないと思っておりますけれども,多摩川河川敷での野外映画上映会でありますとか,駅前広場も「映画のまち調布」を大きくラッピングしたり,それから,映画をモチーフにした様々な装飾やデザイン。それから,手形は日本の全てのアクター,アクトレスではありませんけれども,日活の数十年来の歴史の中で全面的な協力をいただいて,今は亡き「石原裕次郎さん」を含めた数十人の手形を作って,最初は飛田給駅に掲示したんですけども,調布駅に持ってきて。今,東口を御利用になっていますか?東口の改札を通る途中にこれがあります。ですから,今,一応調布駅前には持ってきたんですけれども。ただ,そんなようなことも含めて,これからいろんなアイデア,それから御要望をいただければ,私どもはいつでも映画企業と御相談をして,できる限りのことをやっていきたいと思っております。  鉄道敷といって,レールを取っ払った後を今,少しずつ開発をしておりますけれども,品川街道に近いところには「映画ゾーン」ということで,レールを取っ払った後に,調布が「映画のまち」だということを少ししのんでいただけるような仕掛けも今,まだ完成はしておりませんけれども,企画を続けておりますので,そういうようなところをアピール度高いような設えにできれば,というふうに思っております。  あとは,いろんなモニュメントですとか,今まさにおっしゃった調布と映画であるとか,桐朋学園の存在が直結するような建造物の仕掛けというのは,できればやりたいと思っております。それで,今でも具体的なことをアイデアとして出していただいている部分はありますので。  ただ,これはもちろん予算のことはあります。誰が出すんだと。予算のことは1つ大きい問題がある。それから,やっぱり音楽にしても,映画・映像にしても,それを主体として活動しておられる企業,団体の賛同が必要になりますから,今日もいただいたことをこれからのアイデアの一部として受け止めさせていただいた上で相談しようと思っています。  この写していただいたのは,角川大映スタジオですよね,正面。これの道の向こうに「映画俳優の碑」ということで俳優の名前が,これは御存じですか。 ○●●(若葉町2丁目)  知らなかったです。失礼しました。手形も大変失礼しました。 ○長友市長  それも角川大映のスタジオの前だから,そんなに物すごい人が歩くところではないんで,可能であれば,俳優協会の許諾だとか,それからレール,トンネルの上に置くんであれば,重量の限界だとか,そういうようなものがクリアできれば,我々としては,市役所,行政としては調布駅前に持ってくるというのも1つのアイデアじゃないかとか,まさにおっしゃるような感じの構想は持っておりますので,ぜひ今後ともお気づきのアイデアがあれば寄せていただければ。  桐朋のことは桐朋学園全体,大学だけじゃなくて,小学校から大学まで桐朋学園ですよね。桐朋学園と市で相互友好協力協定という名前のウィン・ウィンになる,お互いのメリットのあるようなことをやっていこう,ということになっていますから,投げかけることはしています。幹部の方にお会いしたときに,市民の方からもそういう待望論があって,桐朋学園をより一層ショーアップ,プレーアップしたいというお気持ちも承っているということを言ってみます。案外とんとん拍子に行くような話が出てくればいいな,と思っていますんで,またよろしくお願いします。 ○●●(若葉町2丁目)  どうもありがとうございました。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。  それでは,次に御発言いただける方,いらっしゃいますでしょうか。9番のお客様,どうぞお願いいたします。 ○●●(上石原3丁目)  上石原3丁目に住んでおります●●と申します。ふだんから市のために,皆さん御尽力いただいてありがとうございます。私も調布に住んでもう50年以上で,調布が大好きでずっと過ごしております。  3点ほどちょっとお聞きしたいことがございまして,まず住んでいるところが上石原3丁目で,ハザードマップを見ると真っ青になってしまうところで,家の近くの電柱に,「ここは5メートル浸水します」という印があって,見るたびにとても不安になりまして,2019年の台風のときに実際に避難をしたわけですが,もう家がなくなるんじゃないかとすごく恐怖だったんですけれども,治水事業についていろいろやっていただいていると思うんですが,本当に5メートルまで沈んでしまうのか?,その辺のところを分かる範囲で教えていただきたいことが1点。  あと2つ目が,第七機動隊の跡地がそのままになっていることが近隣でとても話題になっていて,野生動物が住んじゃうんじゃないか?とか,放火されたらどうしようか?ということで,あそこの土地は市のものではないとは思うんですけれども,今後どうなっていくのか,もし見通しがありましたら,教えていただきたいと思います。  もう一つが,スポーツ施設のことなんですが,体育館やテニスコートを借りて生涯スポーツを楽しんでいるんですが,特にテニスコートがすごい倍率でなかなか当たらなくて,休みの日なんかは十数倍になったりします。年に数回当たったらいいかなぐらいで,もう少しこういう施設が増えたらいいなと思うんですが,予算がかかるので,学校の施設,中学生だったら,テスト期間中の土日とかをもう少し貸してもらえるようになったりしたら生涯スポーツを楽しめるのかな,なんていうふうに思っています。  以上3点,分かる範囲でよろしくお願いします。 ○司会者  ありがとうございます。 ○長友市長  ありがとうございました。私,染地2丁目で,やっぱり一番低いところなんですね。ですから,これよりも高いところに赤のラインか何か引かれると確かに「ぎょっ」としますよね。例は適当でないかもしれませんが,東日本大震災のときのあの津波のように,やっぱり海の一部になってしまうような感覚で,もしも多摩川が氾濫したら?というようなことは,それは本当に怖いです。  4年前の2019年,令和元年のあの洪水,あれは多摩川の氾濫ではなくて内水氾濫的なものなんですけども,あれ,10月ですからね,10月12日ですから。最近は,毎年11月に入らないともう安心できない,そんな感じで考えています。  それで,4年前のときも避難をされたというお話がございましたけれども,染地の辺りを中心に,200戸を超える床上・下浸水という,少なくとも昭和30年,1955年に2つの町が合併して市になって以来,初めての大きな災害だったということです。  それで,今もできるだけ厳密に把握をしようとは思っているんですけども,それじゃ多摩川が氾濫するのか?と言われると,それは氾濫の可能性はもちろんありますし,川の水位が6メートル以上になるとかなり危険だということで,4年前とそのちょうど12年前ですから16年前にそこら辺まで行って,対策はやっているんでしょうか?というようなお話がございました。もう既に一部やったものと,今やっていることと,これからのことといろいろあるんですけども,内水氾濫,いろいろな水路がございますから,それが一挙にボトルネックみたいに集中したときに逆流しないような装置をつけるとか,ゲートをつけるだとか,それから,かき出すポンプを――これは調布単独と,狛江市と共同でやると両方ございますけれども,それから,国土交通省の担当にはなりますが,多摩川の根本的な深掘り,浚渫を進めるだとか,いろいろな方面の施策を4年前の教訓も生かしながら,今,予算が確保できる限り,毎年必死になってやってはおります。  昭和49年ですから,1974年に不幸にも調布の少し下流の狛江のところが氾濫したんですね。それで,その辺の家屋が流されてしまうという大変悲惨なことがございました。調布はどうなんだ,と聞いているんですけれども,今までに知り得た範囲では,今は21世紀ですけど,20世紀にはなかった。ですから,そんなに昔から頻繁に多摩川が氾濫しているわけではない。19世紀の終わり頃,どうやらあったような感じなんですけども,その頃のというのは,正確な資料というのはあまり残っていないような感じでございましてね。  それをいかに調べることも重要ですが,あまりそれにこだわっていてもしようがないんで,今後のことということで,可能な限り対応できることを今一生懸命やっているということと,避難所,直接の被害が結果的にはなくても,避難をされるという場合があるわけですから,4年前のことも生かしながら,分かりやすく,かつ適切に収容できるように,今,もちろんスマホなども通じて幾つか開けた避難所の埋まり具合が一目で分かるようにとか,いろいろ考えておりますから,よろしくお願いいたします。  それから,時々,スポーツ施設の予約のことはやっぱり御質問に出たり,いろんな御意見を頂戴しております。それで,これはなかなか残念なんですけども,テニスコートだけではなくて,もっともっと,いろいろな御要望をいただいているスポーツ施設を矢継ぎ早につくっていければいいんですが,なかなかそれは難しいという前提の下に,限られているスポーツ施設を公平,平等に使っていただきたい,ということはお願いをしております。  今は,昔と違ってそういうことを一部の方だけが使う,または多めに予約をして,実質的にはキャンセルをしてもったいないことにする,ということはないように,ということで,いろいろ手だては講じさせていただいておりまして,使用の当日にキャンセルした方にペナルティー,それから,キャンセルしないままに連絡のなかった方にはもっと重大な事象だとして,それぞれそういうキャンセルをした方には,使用予定日の翌月の1日から1か月,月の後半であれば翌々月になることはありますが,1か月,もしくは3か月,予約は受け付けないというようなことは講じておりますので,もしそれでも使用が,大勢の応募があるにもかかわらず,無駄になっているかもしれない,ということをもしお感じになりましたら,いつでも言っていただければ,それなりの対応はいたします。ぜひ限られた施設ではございますが,皆さんに公平に,また,有用に使っていただきたいということで,よろしくお願いしたいと思っております。  それから,もう一つの第七機動隊の跡地の問題について,今ちょっと情報を代弁してもらいます。 ○小柳行政経営部長  行政経営部の小柳と申します。私どもの所管ということで答えさせていただきます。  第七機動隊については,あそこの敷地はかなり広いんですけども,そのうちの一部,2,000平米を調布市がこの8月に購入しました。あそこのそばに宮の下保育園と宮の下図書館分館,1階が保育園で2階が図書館になっているところです。そこに移転しようということで。今そこに向けて,来年度,設計をいたしまして,令和6年度が設計,令和7年度に工事。今,物価高騰,それからいろいろな建設費の高騰等もございまして,今のところ予定ではありますけれども,令和8年度からオープンをできるように,ということで準備しています。ですから,今度の宮の下保育園と宮の下図書館は平屋で隣り合わせになっている,そんな施設をつくろうということでこれから設計をしていこう,ということでございます。  ほか,2,000平米以外のところは国の用地なんですけども,今のところ聞いたところによると,分譲になるのか,おうちが立ち並ぶのかなということで,そこの決まった情報は入ってはおりませんが。ですから,市の一部分は,2,000平米の部分についてはそのように考えています。  以上です。 ○●●(上石原3丁目)  娘が宮の下保育園だったので,ちょっとうれしいです。ありがとうございます。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。  では,次に御発言いただける方,いらっしゃいませんか。ありがとうございます。では,1番のお客様。 ○●●(国領町7丁目)  国領から来ました●●と申します。よろしくお願いします。  今までのお話のようなちょっと重たいのではなく,私のざっくばらんな,個人的なお願いなんですけれども,私は生まれたときから今までずっと調布に住んでいるんですけれども,生まれたときから今に至るまでに,いろいろ駅前が都市化になって,大きくなってきているのはいいんですけれども,何だかほかの駅前に比べると,どうも何かちょっと大胆に変わっていないなというか,近代的じゃないな,何かちょっと田舎くさいなというのがあって,もうちょっと何とかならないのかなって思っているんですけども,それはいろいろ地主さんとかそういうのがあって,一歩を踏み出さないのかなと思っているんですが。  今年の夏ってすごく暑くて,よく私,トリエのほうに買物とかに行くんですけれども,A館,B館,C館とあるんですけれども,もう暑くて,暑くて,一回A館で買物して,その後B館に行ってというと必ず外に出なくてはいけなくて,暑くてふらつきそうという感じなんですけれども,せめてA館,B館,C館ってあるんだから,地下で何か通路をつないでいただいて,何かしたほうがいいなと思って。あの辺,雨が降ったりもして,傘を差したり閉じたりとかしなくてはいけなかったり,荷物を持っていたりとかするので,できれば地下に地下通路みたいなのをつくってほしいなと思っているんですけれども,やはりあそこに地下通路ができないというのは,何か建設のできない理由みたいなのがあるのかなと思いまして,そのできない理由とか,そういうのをちょっと伺いたいなと思います。よろしくお願いします。 ○司会者  ありがとうございます。 ○長友市長  ありがとうございました。今までの発言者の中には,今日は割と居住が長いという方が比較的多いのかなと思います。  私自身は,調布市民になって来年でちょうど30年です。調布市民になったときには,まさかこんな仕事に就くとは思ってもみませんでした,という余談はいいんですけれども。平成で言うと24年の8月19日から20日の一晩で,地上を走っていた京王電鉄が地下鉄になって,私はほとんど徹夜であの作業を見ていましたけど,本当にミラクル,奇跡だなと。一晩で入れ替わるもんかなと思ってびっくりしましたけどね,ありがたいことで。あれが,ですから11年前ですね。  何を申し上げたいかというと,その後,今のお話にもありましたように,トリエ,京王電鉄の建設によるA,B,C館ができて,これができたことは本当にありがたいと私は思っています。地下化になって上は有効できる,北と南がつながって一体の今の1万7,000平方メートル,100掛ける170という,東京都全体でも駅の直近ではあんな大きな広場はなかなかないのができた。ありがたいことだと思うんですが,ただその後に,29年だったかな。A,B,Cトリエができていなければ,人々の集客能力といいますか,調布に近郊近在から人を集めるような可能性は随分違ったはずなんで,ありがたいと思っています。  ただ,今つくってもらってありがたかったと申し上げましたけど,そう申し上げたように完全な民間開発なんですね。ですから,そのことに関して今,A,B,Cの地下をというお話がありましたけども,それも我々行政がどうしろとか,つくる,つくらないとかいう類いの話ではないんです。ですから,京王電鉄が今後いろいろな観点から考えて,それをやるという可能性がゼロだとは申しませんけれども,やはり地下の工事というのは,我々の想像をはるかに超えたコストがかかる話ではございます。それを,例えば渋谷だとか,新宿だとか,八重洲だとかいうような,一日に数十万人もの人が行き交うようなところならいざ知らず,それだけのコストをかけてつくっていただくかどうかというのは,大変残念ではありますけども,つくっていただければそのほうがいいんだけれども,なかなか難しいのかなというのが,私が申し上げることのできる,ぎりぎりの言い方であります。  今年の猛暑は本当に例外的なもので厳しかったので,それに関してはミスト等,違う局面で,観点で,できることは今後とも,「広場の憩い」ということでは考えていきたいとは思っております。ただ,通路に関しては,最低申し上げられるとすれば,それぐらいだなということで御理解いただければと思います。 ○●●(国領町7丁目)  ありがとうございました。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。  では, 13番のお客様。 ○●(緑ケ丘1丁目)  緑ケ丘から参りました●と申します。よろしくお願いいたします。私も30年以上調布に住んでおりまして,本日こうした機会をいただきまして,ありがとうございます。  初めに発言された方のお話にもあった内容にちょっと通ずるかと思うんですけれども,生きづらさを抱えている方というのがいろんな世代にいらっしゃって,いろんな御家庭でいらっしゃるかと思います。そうした生きづらさというのは,いろんな多岐にわたっていて,そうした問題に対処していくに当たっては,従来の枠組みに収まらないような支援だったりとか,サポートというのが必要なんじゃないかというふうに思っています。  従来の枠組みというのは,例えば市役所の中の○○課というのは,その課の中でだけでは解決できないような,いろんなところが関わっていかなければいけない,そうした問題じゃないかと思っているんですけれども,例えば神奈川県の座間市ですと,そうした従来の○○課という枠組みに収まらないような,そうした相談を一手に引き受ける自立サポート課というものをつくって,いろんな課から全てその課で解決できないことはこっちに回してくださいというような,そして,相談できることそのものが行政サービスとして提供しているという例があるそうなんですね。  なので,そうした従来の枠組みに収まらないような相談を引き受けるサポート,そうしたところを,調布の場合は市役所の中での横連携だったり,あるいは市役所と地域のNPOだったり,社会福祉だったり,そういったところへの連携をどういうふうに工夫されているのか,あるいはこれからどういうふうに工夫していこうと考えていらっしゃるのか,お伺いできればと思います。よろしくお願いします。 ○司会者  ありがとうございます。 ○長友市長  ありがとうございました。一般的に言ってどうなんですかね。首都圏においても日本の人口は頭打ちになって,これから減っていく段階になると思いますが,人が増える過程においては,やっぱり我々が対応しなければいけない事象が増えていくかもしれないし,それが増えていけば,そこで絡み合う,複雑化する可能性もあるのかな,一般的にはそう言えるかもしれませんね。ですから,今に限ったことでは多分ないと思うんですけれども,以前から複数の課にまたがるようなもの,またはまたがるんじゃなくて,どっちがやるのか,狭間に落ちるようなものとか,そういうものは昔からあり得たと思いますね。  それで,今おっしゃった座間の自立サポートとは少し違うんですけれども,もう40年ぐらいか,松戸が「すぐやる課」をつくったのは。たしか私の記憶では,マツキヨをつくった方が市長をやっていたんですよね。松本清さんが市長をやっていたのかな。そのときに「すぐやる課」。それは,例えばイメージとしてはこういうことです。私はアクセスしたことはありませんけども,市民が何かお困りのこと,それから,こういうことをやってくれるかと分からないこと,そんなことは「すぐやる課」に言ってくれと。そうすると,「すぐやる課」がそこで捌いて,庁内で迅速な対応体制を取るという触れ込みでね。  そのようなことは,今,●さんがおっしゃったように,一般的な必要性としてはもちろん認識しておりますから,我々の中で言うと,1つは様々な御相談事,どこにすぐに言ったらいいか,市民の皆さんからすると分かりにくいようなことも含めて様々な御相談があったときに,ちょうど皆さんとの対話集会を取り仕切っている市民相談課が1つは窓口になって,そこで受け付けた上で課題を整理して,庁内の適切なところに早くつなぐというようなことは今でもやってはおりますし。  それから,1つの課をつくったほうがいいということであれば,この座間の例もぜひ勉強して参考にさせていただきますけれども,それがいいというんであれば,やっぱりつくる可能性はこれからあると思いますし。それから,つくらなくても,実質的には問題の所在を担当するところがなかなか分かりにくいようなときも,連携する,関係する2つや3つの課が迅速に集まって対応できればいいんで,そういうような課をつくるか,もしくは単純にどこという引き受け手が分からないようなときに対応できるような体制になっているか,どっちかだと思います。  それで,皆さんが思っておられる以上にはといいますか,1つの問題を解決するのに関係するセクションが,例えば福祉問題で何か解決しなければいけないけれども,その福祉問題を解決するためには担当している団体との関係をどう深めていくか,もしくはその団体の機能を変えるために建物を建て替えることもありますし,そんなことを言っていくと,単純な話ではなくて,幾つかの課が相談してやっていかなければいけない,ということになるわけですが,私も市役所に来て20年ぐらいになりますが,皆さんから見えにくいかもしれませんが,そういうことは割とやっているという感じはいたしますので。  先ほど御質問の最初のほうで,私が逆にお聞きしようかと思っていたんですが,差し支えなければ,どんな問題のとき,そういうことをお感じなるかというのをちょっと教えていただければヒントになるんですけれども。 ○●(緑ケ丘1丁目)  例えば,以前のこの会の議事録の中で,若者やお子さんへの支援というのは進めているというお話があったんですけれども,例えば年が30代,40代,50代ぐらいで,特性によってなかなか仕事が長続きしない,その結果,やけを起こしてしまうですとか,引きこもりになってしまうですとか,そうした大人を高齢の親が今後,年老いていくに当たってどうしたらいいんだろうみたいな,そういったときにどこにつながればいいのか,どういう支援が得られるのかというのを相談するのはどこなのか,誰からつなげばいいのか,そういったところです。私がイメージしたのは。 ○長友市長  ですから,そういう類いのことは,先ほど申し上げましたように……ただ,そんなようなときにお困りのときは市民相談課というアピールは,PRはもっとこっちがしていく必要はあるんだと思いますけれども,それは課長,日常茶飯にそういうことは受け付けています? ○岡田市民相談課長  はい。 ○長友市長  じゃ,今のような相談をもし受けたらどうするか,ちょっと説明してくれる? ○岡田市民相談課長  市民相談課で日々御相談を受けた際におつなぎする中で,例えば庁内でこういった制度があるので,何々課のほうでお手続ができます。また,専門のスタッフがおりますので御相談いただきたいという御案内。  それから,今,具体的にお話を頂戴しました,いわゆるもう学齢ではない,高齢者でもない中で,個人の先の生活上の特性や性格上のというようなお話があるんですが,「こころの健康支援センター」というのが社会福祉協議会のほうで運営を行っているんですが,従前,保健所があったところでそういった就職のサポートだったり,お仕事を続けられない場合に,社会との接点を持つための訓練ですとか,御相談を承りながら,というような活動をしているところもあるので,そういうところを御紹介したり,市役所外ではありますが,おつなぎをするようなことは行っておりますので,それ以外のことでも,なるべく庁内,それから,そういった関連団体の事業等について情報を収集して御案内できるように努めておりますので,御利用いただければと思います。 ○長友市長  恐らく今日は,1つの事象について解決を御相談に来られたというよりは,そういう一般的に分かりにくいような事象を早く解決してくれる,または道筋を与えてくれるために特定の課をつくるということはどうですか,という御質問だと思いますので,さっき申し上げたように,今日座間市という特定した情報もいただきましたので,これも調べて勉強してみます。うちは市民相談課を中心にやっておりますけれども,ここでやっていることを研究した上で,ここのやり方も一理あるなとか,参考になるなと思えば,今後の問題として同様のことを考えるという可能性は別に排除いたしませんので,いいヒントを今日いただいたと思っております。  今のような御質問のときに私なども,恐らくは市役所を全く知らなければ,部の名前を見て,やっぱり福祉健康というセクションがそれに該当するのかな?とか,それから,小さいお子さんが絡む問題であれば子ども生活部かな?とか,そういう類推して,しかしその中に課が幾つかあるとどこに行ったらいいんだろうな?,そのことは自分が質問を投げかける立場であれば,よく分かるような気がしますから,とにかく今の体制をもっとPRに努めることも含めて考えさせていただきます。 ○●(緑ケ丘1丁目)  ありがとうございます。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。  それでは,次に御発言いただける方。ありがとうございます。では,12番のお客様。町名とお名前を。 ○●●●(入間町2丁目)  今年4月に世田谷から入間町のほうに転入いたしまして,●●●と申しますけれども,調布市のことはほとんどよく分からない状態でこのような発言の機会を頂戴いたしまして,上手にお話しできるかどうかちょっと心配ですけれども,よろしくお願いいたします。  「カサンドラ」という言葉を御存じの方はどのくらいいらっしゃるのかな,と思うんですけれども,私がこの言葉をよく理解するようになりましたのは,きっかけが娘の不登校でして,現在は16歳になりました娘なんですが,高校1年生,通信制の学校に今年4月に入学いたしまして,まあまあまあな感じで不登校が引き続いている現状です。  1年ほど前ですので,中学3年生の頃から不登校になりまして,何でだろう,何でだろうと,いろいろと本を読んだり,いろいろカウンセリングに通ったり,学校のカウンセラーに相談したり,そのときは世田谷区でしたので,世田谷区の不登校相談に行ったりとかお世話になりまして,原因が,もしかしたら夫の発達障害というか。  「カサンドラ」というのは,家族の発達障害に悩む家族,主に妻のことを言うのかなと思うんですけれども,そういったことをいろいろ考えるようになりましたときに,つい今,私のお隣の13番の方のお話とか,冒頭でお話しくださった10番の方のお話とか,すごくいろいろ,何というんですかね,マイノリティーの人間の悩みというのが,なかなかクローズアップされてこないというか,まさか自分自身がその渦中に入るなんて本当に寝耳に水な感じでしたんで,今現在も非常に悩み,カウンセリングに通ったりして,まだまだ答えを模索しているような感じなんですけれども。  調布市に引っ越してまいりまして,何かちょっと交番が少ないなとか,何か相談できる窓口がちょっと分かりづらいなというか。そんな中でつい――ちょっと話が違いますけれども,今お手洗いをお借りしましたら,デートDVのシールが貼ってあったりとかして,こういうのいいな,どうしてもっとみんなの目につくところにないのかなと思って。  3分という短いお話の中でどれだけお話できるかと思うんですけれども,治安維持とか,犯罪防止とか,そういったところが,もうちょっと何か目につくところにできたらいいなというか。と申しますのは,数年前に京都でしたでしょうか,京アニという事件があったり,あと,もっと前に秋葉原の通り魔の事件とか,結局ああいう犯罪を犯す人ってマイノリティーの,本当に小っちゃい小っちゃい意見の,小っちゃい小っちゃい悩みの積み重ねが大きくなって爆発して,社会問題となって,いろいろな人の声が上がるけれども,結局,時がたつと消えていってしまう。また同じような犯罪が起きて,やっぱり「あっ,これもマイノリティーだ」と。何かその繰り返しで世の中が来ちゃっている気がして。  今,小学校に行けなかったり,中学校に通えなかったり,悩みを抱えて,もしかしたら親御さんたちもそれに気づいていなかったり,解決方法が分からなかったり,そういった,もうちょっと親の会みたいなものがあったりとか,みんなで悩みをシェアするというか,こういうのがあるよとか,何か聞いてくれる人がいたり,そういった世の中になるといいな,という何か漠然とした意見で恐縮なんですけれども,そういったのはいかがでしょうか。御意見をお願いします。 ○司会者  ありがとうございます。 ○長友市長  ありがとうございました。調布に来年で30年と申し上げましたけども,住む前,3回,世田谷に住んでいたんですけども,比べて交番が少ないと私はあまり思わない。だから,住んでいるところによって違うのかもしれませんけども,交番の機能は重要だと思います。それから,警察のお考えなんでしょうけれども,交番はあっても,常駐という頻度は前と比べると減ってきているかもしれない。これも聞いてみるんですが,やむを得ない事情というのは,やっぱり交番に常にいるということで,そこへ行くと助かる人もいるけれども,それはやっぱり居住者からするといろんな事象があるから,外勤じゃないけれども,いろいろ歩いて声を聞いてくれと言われることも多くて,とかいろいろあります。ただ,お住まいの地点で交番の存在みたいなものを,やはり近隣の方もみんな,いろんな事情で待望しておられるんであれば,それはおっしゃっていただければ,私どもはそういう声が強いということは警察に申し上げますから,ということは申し上げたいと思います。  それから,●●●さんがおっしゃったマイノリティー問題というのと,すみません,少し角度は違うかもしれませんが,やっぱり今でも収束はしていませんが,コロナが3年半,いろいろな生活上の困難をもたらす中で,我々はやっぱりそれまで以上に市内全域,23万9,000人の方が,どんな小さいことでもいいんですが,どんなことでお困りなんだろうと。やっぱり平時よりも相当突っ込んで考えて,新たなものも含めて対策を講じたことは正直なところでありますので,どんな問題でもお困りのことは,今日以外でもおっしゃっていただければ。  それから,発達障害の方が御家族におられて,それで,結局カサンドラ症候群の方の問題をどう考えるかということになってきますと,まず公的な機関として御相談にあずかれる専門的なところを用意できるかということ。それから,発言の後半のところでおっしゃいましたように,調べておられるかもしれませんが,いろいろな障害をお持ちの方に対する対応の「サークル」であるとか「会」が幾つかございますので,それを積極的に御紹介をして,もしそういうところで貴重な情報が得られたり,多少精神的な安堵感みたいなものを得ていただければと思っております。  こころの健康支援センターは行かれたことがありますか。 ○●●●(入間町2丁目)  はい,あります。参りました。 ○長友市長  あそこは御存じないかもしれませんが,以前は調布狛江保健所があったところで,それを府中に統合するときに,精神障害及び発達障害の問題に携われるようなこととして,専門的にいろんなことの相談を受けてはおりますので,そこはもう既に御利用されたかもしれませんけれども。それとか,家族会,障害者の親の会,いろんなところが複数ございますので,今御存じのところがあるかもしれませんが,新たなところでちょうどいい相談ができる場合もあると思います。もちろん我々がフォローしている限り,知り得る限り,全ての情報はお流しできますので,ぜひ御利用いただければと思っております。  それ以上に何かありましたら,どうぞおっしゃっていただければ。 ○●●●(入間町2丁目)  今お話が出ました支援センターに参りましたら,今私はカウンセリングに通っていますので,そちらのほうでも相談しています,というふうに申し上げましたら,じゃ,あの人はそれでいいんじゃないのかな,みたいなふうな対応で,非常に残念な記憶があります。 ○長友市長  精神障害者家族会はコンタクトされましたか。 ○●●●(入間町2丁目)  家族会はまだです。 ○長友市長  分かりました。「かささぎ会」という。 ○●●●(入間町2丁目)  はい,聞いております。 ○長友市長  そうですか。ぜひそれも私どもで持っている情報は全部お流ししますので,機会があれば。 ○●●●(入間町2丁目)  私の家族がちょっとグレーゾーンみたいな感じで,そこまでじゃないですね,みたいなふうに言われたことがありまして,まだそれ以上コンタクトを取っていないんですけれども。 ○長友市長  でも,今日だけでなくて,何でもぜひ教えてください。 ○●●●(入間町2丁目)  はい,ありがとうございます。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。  では,次に御発言いただける方はいらっしゃいませんでしょうか。まだ御発言になられていない方。ありがとうございます。では,11番のお客様。 ○●●(布田4丁目)  せっかくの機会なので,一,二質問させていただきます。私は調布市民歴まだ14年なんですけども,非常に住みやすくていいところだと思っています。  特に問題とか不満とかはないんですけれども…… ○司会者  お客様,お住まいとお名前をお願いします。 ○●●(布田4丁目)  すみません,布田の●●と言います。  不満とかじゃないんですけれども,ちょっと最近気になっていることについて質問なんですけれども,私も出身がこちらというわけでもないですし,ふるさと納税,もちろん地元とか,あと返礼品次第でいろんなところにしているんですけれども,最近,東京都はやっぱりふるさと納税の影響による税収の減少が著しくて,特に隣の三鷹市とかは大きいとかいう報道もなされているんですけれども,調布市は自身,ふるさと納税というのをやっていらっしゃると思うんですけれども,実際,今どのような感じなのか。収支を考えて,プラスマイナス考えて,ふるさと納税の影響がどのぐらい税収にあるのかというのは,やっぱりこちらとしても,行政サービスの質が落ちるというのは問題だと思いますし,どんな状況なのかを教えていただければと思います。お願いします。 ○長友市長  ありがとうございます。本当に今ありがたいと思いましたけども,最後に行政サービスの質が落ちることに。そのとおりです。落ちます。ですから,これもこういうミーティングの中では今まで質問があったことがありますから,基本的には同じことを申し上げているんですが,一番分かりやすい言い方をさせてもらうと,批判とか誤解を恐れずに言えば,利用しないでくださいと。通信販売を利用しないでください。  それで,かなり御存じの方もおられるという前提で申し上げますけれども,あれはどういうことかというと,自分の生まれ故郷だとかお世話になったところに,同じ税金を払うんなら住んでいるところよりは,そういうところの行政を応援するという趣旨ですよね。今,全然違いますよね。民間企業の通販合戦ですよね。  それがおかしいというのと,それから,これはいろんな数え方があるんですが,私は調布の方が生活をして,本来ならば調布に納めるべき税金が公共サービスにそのまま使われるんであれば,北海道で使われても,九州で使われても,ちょっと残念だけど文句は言わないという立場です。でも,違いますよね。あれは5割ぐらいが民間企業収益になっているんです。マツタケとか伊勢エビを食べる裏で。おかしいじゃないですかと。公共サービスに使うために皆さん決められた税金を払っているのに,それの5割が民間企業の収益になっているというのはどういうことなんだ,おかしいですよね。  それから,もし再度の御質問があればもっと詳しく言いますが,今うちで14~15億円ぐらい1年間にマイナスで,物すごく大きいです。これがあれば子育てだって,福祉だってできることがいっぱいあるのにと。十何億円あれば。世田谷はすごいですね。100億で,区長は200億まで覚悟するかとか言っていましたけど。ですから,この中でも御利用された方はおられるかもしれませんが,結局そこのところが,やっぱりテレビのコマーシャルを見ていると,有利,便利そうだから申し込んでみて,おいしいものが来たという中で,だけども,まさにおっしゃったように,調布市の中のある一定の公共サービスができないで水準が下がっているというのは,その段階ではやっぱりぴんとこないんでしょうね。  ですから,私は天下の悪法だと今のところ言っています。政府もそういう声が随分聞こえてくるんで,今,自分のまちと全く関係ない商品は扱うなとか,幾つかの制限を加えようとしています。していますけれども,まだその制限は不十分なものなので,我々としては残念だと思っております。  それから,最後に「武士は食わねど高ようじ」と言っていたんですけど,そうもいかなくなって,5億,10億,15億になったらということで,そうもいかなくなって,やっています。だから,二,三年前までやっていなかったんです,うちは。ふるさと納税はやっています。ただし,調布に縁のあるもの,それから調布をPRできるもの。水木ワールド,鬼太郎だとか,京王電鉄だとか,FC東京だとか,関係あるPRできるもの。それに限ってですけれども,やっぱり何もやらないというわけにいかないなといってやっています。  これが最後ですけれども,しかし,出ていく金額の1%ぐらいです。だから,金銭的には,財政的にはやってもやらなくても同じぐらい。ただ,何の努力もしていないのかと言われると,それもまた困るんで,始めてはおります。だけど,皆さんに言ってもしようがないですよね。外の人に言わないと入ってこないから。  それで大体お答えになりましたか。 ○●●(布田4丁目)  ありがとうございました。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます  それでは,次に御発言いただける方はいらっしゃいませんか。まだ御発言いただいていない方で,日頃思っていることとか,ひとつ聞いてみたいとかいうことがあれば。ありがとうございます,5番のお客様。 ○●●(国領町5丁目)  国領に住んでいます●●と申します。今回このような機会をいただきまして,普段何か困ったこととか,聞いてみたいこととかあるかなって考えたんですけど,特に困ることがなくて,暮らしやすく過ごさせていただいて,ありがとうございます。  ちょっと気になること,質問をちょっと考えたんですけど,普段ごみがたくさん出るのが気になっていまして,ごみの量とかごみにかかる費用って増えているのか,減っているのか,いうのが個人的に気になるので聞いてみたいというのと,調布市のごみ袋を買う機会が結構あるんですけど,そこに紙がついていまして,ごみ袋を買ってまたごみが出るのがすごい気になっているんです。紙を減らしたりとかして,ちょっとずつごみを減らすことはできないのかなって思っているんですけれど,何かごみについてお願いします。 ○長友市長  ごみはどの自治体,首都圏だけじゃなくて,日本中で大きな問題です。これは絶対に必要な施設をつくらなければいけないし,そのためには分別だ,それからごみの減量だ,リサイクルだといって協力をいただく必要がありますよね。御質問に少しかぶせて言うと,費用は,単純に言えば人口が増えるか,減るかです,一番単純に言えば。ただし,ごみの減量というものに取り組んでいただければ,人口は少し増えたけれども,費用はあまり増えなかった,みたいなことは可能になりますから,我々としては,ごみを減らしていただく努力を。  卑近な例で言うと,水ごみ,濡れたごみを絞るネットを時々無償でお配りしているんですが,朝の忙しいときになかなか難しいと思うんですが,生ごみを出すとき,ぐっと絞ってもらえば,十何年前の試算ですけど,年に2億円,調布市で節約できるという統計はあるんですね。なかなかできそうでできない話なんだけども,そういうふうに1人当たりのごみ量は減らしていただきたい。  それから,私もマンションの下へ降りるときにごみを持っていく。分別をお願いしてやっていただいているんですけれども,面倒くさいですよね。ただ,これがリサイクルにつながりますので,それが全部――今でも世界の大都市で全然分別していないところもあるんですよ。だけど,それはどこかでやるわけですよ。大きく集めれば集めるほど分別しにくいわけなんで,各御家庭にお願いしているということで,申し訳ないけれども,よろしくということです。  それから,ごみの量はあまり増えてはいません。できれば,1人当たりのごみ量を,これは毎年毎年国が取りまとめて,各市のグラム数は発表していますから,最近は横ばいぐらいですかね。できれば毎年,少しでも減るように持っていきたいと思っています。  あとはお金がかかるとすれば,大きな処理場をつくる,もしくはリニューアルするときにお金がかかります。うちで言えば,三鷹との市境,東八道路に面したところに大きな100メートルの煙突が立って共同使用している。あれが操業したのが平成25年ですから,この4月でちょうど10年になりました。それで,もちろんあれをつくるときにお金がかかったわけですが,それがまた更新の時期を迎えますから。それから,可燃ごみ,燃やせるごみもあれば,リサイクルに回すものもあって,微妙に対応している施設はあの中でも区切られて違うんですけれども,そういうようなことに関しても,やっぱりごみ処理の一環ですから,分かりやすく皆様方に御説明をして,それでお金をできるだけ少なくとは思いますが,かかるときには御説明します。  最後にいただいた中で,ごみのロールについている紙ですか,ごみ袋に巻いてある紙ですか。今のところあれを外すという予定がないのは,紙を御覧になったからお分かりだと思うんですが,サイズだとか金額だとかバーコード等というのは,あの紙の中に表記をして,特にニューカマー,ほかの市から入ってきた方には御説明をしなきゃいかんということで,そういう説明に使っている部分がありますので,今のところ取る予定はありません。ただ,古紙として再利用ですので,ただ無駄になるということだけではなくて,再利用の手だてはございますから,今後も古紙として排出をしていただければありがたいと思います。 ○●●(国領町5丁目)  生ごみを絞って出すだけで2億円。すごい勉強になりました。ありがとうございました。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。  では,次に御発言いただける方,ぜひこの機会に何か一言でもいかがでしょう。お願いいたします。 ○●●(布田1丁目)  布田から参りました●●です。本日はありがとうございます。  市長のお話,また,参加者の皆さんのお話,とても勉強になりました。どうしてもこれが言いたいというほどのものを持ってきてはいなかったんですが,1つ用意してきたものが,先ほど1番の方のお話にもあった駅前のお話と,もう一つは,今日,参加者のお話を聞きながらちょっと思った感想めいたことを1つお伝えできればと思います。  駅前に関しては,1番の方がおっしゃったとおり,何だかずっと迷走しちゃいない?,っていうのを感じておりました。あと,何か緑が減っちゃったな,という感じも受けていまして,ちょっとそれが残念だったなと思っています。  トリエについては,市長おっしゃるとおり大変便利で,私も使ってしまっているんでいいなとは思いつつ,線路の上が何もなかった時期が,ボイド空間が大変よくて,ああ,ここがこんなすっきりしたなというふうに実は思っていたところに,あれだけ背が高いものが建ってしまったというのが若干残念だなというふうには感じたところです。  一方,下北沢も小田急さんが地下化されて,地下化されたところの線路のところをすごくすてきな空間にリニューアルされていて,緑がたくさんあって歩行できるような空間になっていて,あんなことが調布でもできたんじゃないかなというふうに少し思ったりしていました。なので,質問としては,調布の駅前にもう少し緑を増やすことができないのか,とか,あと,まだ建物が建っていない線路だった場所みたいなところも,もうちょっと緑の空間,人々が憩えるような空間につくっていただくことはできないのかな,と思っているのが,その辺がどうかなというところが質問です。  もう一つは,今日皆さんからの発言を伺いながらすごく感じたところで,これは質問というよりは,多分誰も答えがないことだとは思うんですが,一番最初に御発言いただいた方の事例もすごく重たい話で,これはなかなか深刻だなというふうに伺いましたし,その後の方の発言も,なかなか皆さんいろんな苦労をされているなということを思ったんですが,まだどこかに,大変なので助けてください,と言えている方はまだいいのかなというふうに少し思ったところもあって,個人情報の問題だとか,近所の付き合いが希薄なるとか,そういう中でなかなかどこにもつながれないし,困っていることは確かなんだけれども,助けてとも言わないし,つながること自体も拒否してしまうような困った状況というのもいっぱいあるんだろうなというふうに拝察していて。私たちはそういうところにどうやって手を差し伸べて,社会をよくしていくことができるのかなということを,お話を伺いながらすごく思ったところです。  なので,これは個人情報の問題とかいろいろな問題があるので,来てくれた人に関しては何かできるとは思うんですが,なかなかそういったところに来られない方,声を上げられない方に対して,どういうふうにしていったらいいのかな,というのが,ちょっと今日お話を伺っていて思ったところで,もし市長,何か普段そんなことで考えていらっしゃることがあれば,お話を伺いたいなと思いました。よろしくお願いします。 ○司会者  ありがとうございます。 ○長友市長  ありがとうございました。駅前の今後の姿等に関しては,ちょっと後で補ってもらうことがあるかもしれませんけれども,まず私から申し上げますと,先ほどの方がおっしゃったように,駅前の潤いというか緑の減少,これは1万7,000平方メートルの広場を――今ロータリーの北側,あれ,大体完成形です。南はこれからで,再来年度,令和7年度に完成して,使い勝手のいい,今はもうバスとタクシーもぎりぎりですので,今よりは少しスペースを持ったものをつくって,再来年度に完成をさせます。そのほかの一体開発の都合上,確かに開発に入る前と後で比べてみると,緑,樹木がなくなったというのはそのとおりなんですけれども,老朽化して,老木になって危ないようなもので,これはもう無理だというものは抜いて廃棄するしかなかったですが,苗圃といって,木を一応抜いたけれども,預かってもらって置いてあるものもあります。  それから,新規で,その駅前広場の形が整った,ですから令和7年度には整うと申し上げましたけれども,そのような時期以降に100本超える樹木を植えるというようなことは約束事項ですから,それを淡々と実現をさせていきたい。  それから,鉄道敷,レールを取っ払った部分につきましては,随分前,20年ぐらい前から市民のいろんな方に集まっていただいて,検討会が実はあったんですね。そのときのことを私も少し覚えていますけれども,一番多かったのは,ずっと回遊して歩けるような憩いの遊歩道はつくってくれと。それに加えて,やっぱり公園的な色彩を持たせてくれとか,地域によっては駐輪スペースが圧倒的にないから駐輪を便利にしてくれだとか,そこに加えて映画のまちだとか,水木ワールドを感じさせてくれ,とか言われて,それで一応ゾーンを区切って開発を――まだ終わっていない。なぜ終わっていないかというと,土地も全部京王電鉄の持ち物だったものを,我々の予算の中から少しずつ譲っていただいて,ということをやってきましたので,それがもう一応終わろうとしていますけれども,そういう中で現在進行形のものも含めて,今日のを含めて考えさせていただきたいと思いますので,よろしくお願いします。  それから,どこでどんな方がどういう事情でお困りでという声は,先ほどコロナの間もと申し上げたように,本当に気になるところです。コロナのときに,まずは健康ですね。私も残念ながら,去年罹患してしまいましたけれども,健康の問題。それが御家族の勤務の問題とか学校問題にかぶさっている。そこに大変お気の毒なことに,コロナによる雇用の継続が難しくなったとか複合的な問題が絡んで来られて,本当に大変な御家庭があるというのを,どういうふうに我々もサポートできるかということをやってまいりました。  コロナのことだけを言いたいんではなくて,常にそのようにアンテナを張っていかなきゃいかんと思っています。市の職員だけで日々の業務を遂行しながら感じ取れるところというのは,市内全域津々浦々,それは無理です。1,200人ぐらいの正規職員だけでそういうことを全部把握するのは無理だと。  ですから,もちろん我々もそのセクションによって,日々市民の日常生活を知り得る立場にあるようなセクションの人間は,自分の所管している仕事以外でも気づいたことに関しては,庁内で情報共有しなければいけないと思っていますけれども,それに加えて,民生児童委員の方ですとか,各所にある自治会組織。民生児童委員だけでも150人おられて,各地域で,それぞれの御家庭の実情,もちろん個人情報には気をつけていただきながら,ある程度把握をしておられますから,そういうところから上がってくる情報。福祉協議会だとかいろいろございます。  そういうような人たち,関連団体,もしくはいろいろなボランタリーなものも含めた日常活動の中で助けていただいている市民の方と一緒になって,より,なるべく細かく把握をさせていただいて,これからも事業に当たっていこうかと思っております。 ○代田都市整備部外環・交通担当部長  都市整備部の代田です。先ほど駅前広場,それから鉄道の線路跡地の樹木の関係で御質問いただきましたので,少しお伝えをさせていただきます。  駅前広場については,京王線が地下化になった以前から,どういう広場にしていこうかというのは,市民の皆さんと様々な検討を進めてきています。最終的な整備計画が定まったのが令和3年の3月ということで,ロータリーの形状が少し変わったりとか,幾つか修正を加えてきましたが,最終的には令和3年3月に定め,その後,工事に入っているという状況です。  駅前広場の整備に当たっては,やはり樹木が市民の皆さんからかなり多くの意見をいただきまして,もともと調布の駅前公園,タコの滑り台があった公園にかなり樹木が多かったということで, 100本以上の樹木がありました。今回新たに整備する広場については,その既存の樹木も含めて,やはりそれ以上樹木を植えていこうということで,最終的には110本の植栽を配置する計画になっています。  先ほど市長のほうからありましたが,もともとあった既存の樹木についても30本以上確保していこうということで,今,別の場所に移していますが,最終的な整備の完了については令和7年度末ということで,恐らく令和7年度の段階では,先ほどお伝えをした110本の樹木が駅前広場の中に植栽される計画だということで御認識をいただければと思います。  また,線路跡地についても同じように,緑道を基本的な考え方にしていまして,今,区間ごとに整備を進めています。全体の整備の完了については令和6年度ということで,駅前広場より1年前になりますが,今の区間ごとに整備を進めています。その中の調布から鶴川街道のほうに向かった部分ですね,線路跡地の一番端に今の鬼太郎ひろばという公園ができていますが,あの公園につながるところは既に緑道の整備がされているかと思います。ああいった緑道の区間が今後調布から布田,また布田から国領の間,順次整備を今進めておりますので,もうしばらくお待ちをいただければと思います。  以上でございます。 ○●●(布田1丁目)  ありがとうございます。令和7年を楽しみにしています。  2つ目のことについても御回答ありがとうございました。ただ,市役所だけで解決できる問題でもないなとも思っていまして,私たちも市民として本当は何かできるといいな,というふうに感じました。ありがとうございます。 ○司会者  ありがとうございました。では,次にまだ御発言になられていないお客様,ぜひ感想でも御意見でも,ほかの方のお話を聞いてでも結構ですし,いかがでしょうか。お願いいたします。 ○●●(飛田給1丁目)  飛田給から参りました●●と申します。私は,主人が祖父の代から調布に引っ越してきまして,私自身は27年前から調布に住んでいます。今日は皆さんのいろんな問題を聞かせていただいて大変勉強になりました。  質問は,さっきこころの支援センターが「ちょうない」にあるってお聞きして,これは町の町内じゃなくて,市役所の庁内ということでよろしいんでしょうか。 ○長友市長  こころの健康支援センターですか。 ○●●(飛田給1丁目)  はい。「ちょうない」というのが町? ○長友市長  役所の中という意味じゃなくて,小島町の何丁目だっけ,あれ。 ○司会者  住所までは……従前の保健所。 ○●●(飛田給1丁目)  小島町の町。自分の飛田給にはないなと思っていたんで。分かりました。 ○長友市長  役所からずっと下りていって,品川道よりは南にあります。小島町3丁目にあります。 ○●●(飛田給1丁目)  前,保健所だったところ。 ○長友市長  保健所です。あれがそうです。 ○●●(飛田給1丁目)  ありがとうございます。  障害なんかで引きこもっちゃっている人の支援なんですけど,そういう悩みもすごいあると思って,私としてはインターネットでつながれるようになっていれば,本当にもう誰とも接することもできないし,例えば命を絶とうとしているとか,そういうときなんかでも,そういう最後の手段みたいなのがあればいいのかな,というのはちょっと思いました。  それと,私が当たったということではがきを頂いて,そこに「意見を書いてください」と書いてあるんですけど,ここに来て大変失礼なことを申し上げるんで,ずっとやめようかなと思っていたんですけど,せっかくここの場所に来させていただいたんで,やっぱり自分が思っていることは言おうかなと思って。  市長さんを前にして,こういうのを言うのはすごい申し訳ないんですけど,長友市長さんはずっといろんなことをしていただいて,何に不満があるとか,そういうことではないので,そこは勘違いしないでいただきたいんですけど,市長さんの任期というのがあったほうがいいのかなって思ったりしたんですよ。それは,前の吉尾市長のときも思ったんですけど,人気がある市長さんってどうしても何選も重ねて長くなるし,次の方も,やっぱり比べちゃうと今の市長さんのほうがいいということでどんどん長くなっちゃうし,でも,そこの切り替えが難しいな,と自分で思ったもんですから,きっと後継者の問題なんかもあると思うし,その辺はつくる予定があるかとか,あったほうがいいのかとか,そういうことをちょっとお聞きしたかった,というのが正直な……申し訳ありません,変な質問をしちゃって。じゃ,すみません,よろしくお願いします。 ○長友市長  ありがとうございました。議会でも質問を受けたり,怒られたりしています。長いことには間違いないので。もちろんこれは私に関する情報は全部公開していますから,目新しい話ではないけど,市長になったとき,ぎりぎりだけど40代だったんです。ぎりぎりだけど。もう70代ですからね。それは,もちろんこれは全部公開しているから,秘匿性のある情報じゃないけれど。6期目ですから,1期4年で。  それと,前市長のお名前が今出ましたけれども,御存じかもしれませんが,私は市長に初めて立候補したときに幾つかの,やっぱり自分はこういうことを中心にやりたいって,もちろん公約的に出したわけですが,そのうちの1つが多選はおかしい,ということですから。これは今まで幾度となく指摘をされ,指摘に対してはいつも同じことを言うんですが,そういうことをあのとき言ったのは間違いないし,「不明を恥じる」としか言いようがないと。それはそうですよね。前の市長が4期16年おやりになっていて,5期目のときに私が立候補したということなんですよ。私はその5期を超えてしまっていますからね。それはおかしいじゃないかと言われると。それは申し上げます。本当に「不明を恥じる」としか言いようがないと。  それで,去年選挙がありましたから,今6期目の2年目になっています。来年の7月で6期目の半分になります。今,それじゃ,おまえはその任期を終えてどうするんだというような御質問がもし出たとしても,それは今この場で何とも申し上げられません。決めているわけではございません。ただ,さっき申し上げたような事情もあり,それはそう簡単に,私が続けるということに関して広範な支持を無条件で得られる,というふうには思ってはおりません。ですから,それじゃいつやめるんだと言っても,それは決まっていませんから,それはそういう話じゃない。今,庁内でも言ったことのないような正直な言い方をしていますけども,そんな感じですかね。  それで,やっぱりもう70代ではありますから,若い――若いと言っても20代じゃちょっと無理かもしれないけれども,30代後半,40代の人でもやっぱり勇気りんりん,挑戦してもらえば,21世紀の調布はこういうまちにしていきたい,ということを明るく訴えてもらえれば大変いいんじゃないかなと思いますね。  私は二十何年間,一回も政党に属したことはありませんから,全くの無政党ですから,どこの政党の主張が云々という言い方はしませんし,それから,どういう経緯で,どういう主張の方が出ていただいても,それは一概に賛成とか反対とかいう立場でもありませんから,そんなような方がぜひ――なかなかねえ……なかなかやりがいのある仕事を持っている方に,途中でやめて出ろ,というのも難しいことは感じますけれども,そういうような意気高らかに手を挙げていただくような人があればいいな,ということを思っていることは間違いありません。それぐらいでよろしいでしょうか。 ○●●(飛田給1丁目)  どうもありがとうございました。すみません,失礼いたしました。 ○司会者  よろしいでしょうか。ありがとうございます。  それでは,この後,御発言いかがですか。まだ御発言いただいていないお2方。ぜひお願いします。 ○●●(深大寺北町6丁目)  深大寺北町の●●と申します。本日はこのような機会を設けていただいて,ありがとうございます。  皆さんのお話でも少し出ていた部分ではあるかと思うんですけども,非常に魅力的なまちで住みやすいなということで,いつも遊ばせていただいて感謝しております。  その中で,最初の●●さんのお話にもありましたけれども,もう少し調布というまちがPRできたらいいな,ということで日々考えております。おっしゃっていたように,映画のまちというところもそうだとは思うんですけれども,お野菜だとか農家さんが多くて,地産地消でというところで,日々過ごしやすく私は過ごさせていただいているんですけれども,隣の三鷹市になると,農家さんのマップとかというものの制作があって,私は住んでいるところが三鷹市寄りになりますので,そちらのほうでお野菜を購入したりですとか,自転車で行ける範囲でいろんなところを回ったりさせていただいている機会も多く,調布のところでもブドウ園があったりですとか,ほかにも様々なお野菜を育てられたりということで日々御購入させていただいているんですけども,そのように市民の方々が気軽に触れられて,もう少しPRになったりですとか,地域の方々とつながれる機会というのがもう少し増えていくととてもいいのかなとは思っております。  私のところの近くですと北ノ台小学校というところがありまして,そちらのところで定期的にふれあいの野菜のマーケットみたいなものが開催されたりはしておりまして,参加もさせていただくことがあるんですけども,駅前の広場もよくマーケット等もされたりしておりますので,そのようなところもぜひ御利用させていただけたらありがたいなと思っております。  あとは,先ほどちょっと樹木のお話があったかと思うんですけれども,調布の市の木ということで,サルスベリの木というのもあるとは思うんですけれども,そのような形のものも,ぜひこれから公園とかをつくられる際には,PRの1つとして入れていただけたらいいなと思っております。  あとは,ちょっと個人的な感想にはなってしまうんですけども,春になれば桜の木があったり,今,紅葉の時期になったらイチョウの木がきれいだったりということで拝見させていただく機会もあるんですけども,一方でごみだとか,イチョウの木だとギンナンの臭い,というところも問題ではあるのかなとは思っておりまして,電通のところの近くにイチョウの木が並んでいるんですけれども,そこだとか東八道路沿いもギンナンの悪臭というのが非常にありまして,その辺も今後,樹木を植えられる際にはちょっと考慮していただけたらありがたいなと思っております。  以上です。 ○司会者  ありがとうございます。 ○長友市長  一番最初に言われたのは,三鷹で農産物を購入するときにはマップが便利だということなんですか。 ○●●(深大寺北町6丁目)  そうですね,農家さんのマップみたいなのがありまして,調布でも同じようなものがあるか分からないですけれども,農家マップで,どこの土地でどういう果物が育てられているだとか,お野菜はどういうのが購入できるというようなマップがありますので,そういうのをぜひつくっていただけたら,皆さん地域で作られているもの,地産地消で過ごすことができるので,農家さんにとってもいいと思いますし,フードロスの削減ということで,農家さんから直接御購入させていただくのは,ちょっと形がいびつかもしれませんけれども,お安く購入できたりすると思いますので,物価高騰の対策ということでもいいのかなと思っております。 ○田中副市長  ありがとうございます。副市長の田中と申します。  直売所マップということで,調布でもまさに地産地消ということで,取組をいろいろさせていただいていますけれども,その一環として1つは,今,三鷹市さんのがどんなものかちょっと分からないですけど,直売所のマップというのを作っていまして,最近ちょっとバージョンアップもしまして,グーグルの検索機能も作って,ルート案内もできるようなものも作っております。そういった紙ベースだけではなくて,データでもそういうものを作りながら,いろいろな関心ある方に御案内できるようなものは作成させていただいていますので,ぜひ御使用いただければと思います。よろしくお願いします。 ○●●(深大寺北町6丁目)  ありがとうございます。 ○長友市長  先ほども御質問の中にあった猛暑の令和5年もそろそろ終盤に近づくような感じになってきているわけなんですけれども,彼岸にヒガンバナが咲かなかったですよね。それから,キンモクセイも9月後半は毎年楽しみにしていたんですけど,匂いませんでしたね。ただ,サルスベリってこの猛暑の中でも丈夫なんですね。百日紅というのは100日咲くから百日紅っていうのかな。ずっと何か月もピンクあり,白あり,紫っぽい色も。あれ,市の花なんですけれども,品川道に植えているのは御存じですか。 ○●●(深大寺北町6丁目)  はい。 ○長友市長  何百本かね。わあっと。あれ,今年,非常に生命力が強いっていうのがよく分かったんで,あの花も今おっしゃっていただいたように,記念樹的なものにこれからも使えるんであれば,今日の御意見も参考にさせていただきたいと思っています。  それから,北ノ台小学校のところの市は,残念ながらまだ伺ったことはないんですけども,マルシェという名前で,去年から調布駅前で3回やったのかな。来月も,12月も企画しておりまして,大変新鮮な農産物,それからイベントを合わせて,音楽であるとか,踊りであるとか,そういうイベントも楽しめるような。  何かというと,その一つ一つの回が,それなりに魅力的なものを提供させていただこうとは思っているんですが,1つはトライアルで,さっきから申し上げているように,再来年度以降,駅前広場も完成形になるというときに,南北にロータリーはあるけれども,それでも真ん中のスペースはかなり広いですから,「週末の調布に行けば何か本当に楽しいひとときが過ごせるよ」というような中の1つが,朝市ではない昼前後の調布のマルシェをやりたい。  それで,今はまだまだそんな規模はありませんけれども,20か30かワゴン車とテント,色彩も統一したものを置いて,やっぱり市で採れた採れたての農産物は1つの魅力になるかもしれませんが,それだけではなく,四季を通じて,イメージはちょっとグレードの高いワインだとか,それから輸入物のチーズだとか,秋になるとジビエだとか,そういうようなものも楽しめる。若いカップルも,シルバーの御夫妻もパラソルを何十個か置いて,その下で憩いのひとときを昼前から楽しんでいただきながらというような広場にしたいという夢があるんですよ。実現すればいいなと思いながら。  だからそういう思いで,ぜひそういうような企画も御関心があれば利用していただいたり,アイデア,こういうのも取り入れたらどうだと。世界の骨董市だとか,いろんなアイデアを寄せていただければ考えさせていただいて,本当にいいまちにするための潤いを高めていきたいと思っております。  最後の悪臭の問題は,よほど困っておられるということがあれば,後でちょっと地点を特定させていただいて,担当のセクションに伝えるようにします。 ○●●(深大寺北町6丁目)  ありがとうございます。 ○司会者  ありがとうございました。そうしましたら,いかがですか,お客様。お願いいたします。 ○●●(深大寺元町5丁目)  深大寺元町の●●と申します。よろしくお願いします。  皆さんのように,調布市ですとか,そういう大きな話題,お話ではなくて,とても地元の話になってしまうんですけれども,武蔵境通り沿いに住んでおりまして,神代植物公園がすぐ近くにあるんです。神代植物公園前郵便局というのも近くにあるんですけれども,Uターンできるように武蔵境通りがなっているんですけれども,そのUターンできるスペースというか距離がとても短くて,ポールがたくさん立っていて,とてもとても一度ではUターンができなくて,何度か何度か試して試してってやらないとUターンができなくて,そうすると対向車にクラクションを鳴らされたりとか,時々大きな声で怒鳴られたりすることがあって,せめてあと2つでも,3つでもそのポールを外していただけるとすんなりUターンができるのに,それがいつもできなくて,結局遠回りして,植物公園通りのほうに行ってぐるんと回って,公園の正門を通って家に帰らなければならないというのを繰り返していて,それを何とかしていただけたら,とても日々の生活が助かるなと思っています。  以上です。 ○司会者  ありがとうございます。 ○長友市長  ありがとうございました。その地点には何年ぐらいお住まいですか。 ○●●(深大寺元町5丁目)  20年ぐらい住んでいます。 ○長友市長  じゃ,お住まいのときは,大分あの道ができかけていましたか。 ○●●(深大寺元町5丁目)  まだできていなくて,子どもが幼稚園に入るぐらいから工事が始まって。 ○長友市長  そうですよね。そんな感じだと思います。36メートルかな。歩道とか,あれ,自転車専用道路もある珍しい道路で,できたときは東京都内でも見学が来たんですね。立派な道路だと思います。いいものをつくってもらってよかったと思っておりますけれども,今おっしゃったUターンは,南から北に向かってUターンですか。甲州街道のほうから走ってきて…… ○●●(深大寺元町5丁目)  そうです。甲州街道から走ってきてUターン。 ○長友市長  だから,南から北へ向かっていってUターンですね。 ○●●(深大寺元町5丁目)  はい。 ○長友市長  責任回避するわけじゃないんですが,維持管理を行っているのは東京都の仕事になりますので,その御質問,御要望が今日あったということは伝えます。ただしということで,御記憶だと思いますが,あの道路を南から北へ行ってUターンしようとする前に,はみ出しちゃ駄目だよと白線が引いてある。それを含めて本当にUターンしにくいのかということはお伝えします。  ただ,ひょっとすると幅の問題かもしれません。どこでUターンしても,二,三本ポールを取ったとしても,幅の問題でUターンしにくいのかもしれない。今日,そういう御意見が出たんであれば,私も通るときに気をつけて,できればUターンしてみようと思いますけれども。分かりました。ただ,確かに対向車線から文句を言われたとかいうのはおありになったんでしょうから,それを含めて相談するような要望の内容を情報として東京都のほうに伝えます。 ○●●(深大寺元町5丁目)  ありがとうございます。 ○長友市長  自分でもちょっと確認をしてみようと思います。 ○●●(深大寺元町5丁目)  ありがとうございます。 ○司会者  よろしいですか。ありがとうございます。  本日は御参加いただいた皆様全員からお話が伺えたかと思うんですが,まだ話していないよという方,いらっしゃいますか。大丈夫ですか。  今日はたくさんの御意見をありがとうございました。また,お帰りになられて,何か御質問等あるようであれば,お手元にお配りした資料の中に「市長へのはがき」を同封しておりますので,そちらにお書きなられてポストに投函していただく,もしくは,本日アンケートの裏面にも御質問等を御記入いただけるように用意をしております。ぜひおもて面のアンケートにも今後の参考に御記入をいただければと思います。  あと,途中で内容を聞き取らせていただいてというお話をさせていただいたことにつきましては,できましたら,この後少し聞き取りをさせていただいて,後日御回答を差し上げるようにしたいと思います。  これをもちまして,市長と語る・ふれあいトーキングを終了させていただきます。 ○長友市長  貴重な時間をありがとうございました。またよろしくお願いします。 ○司会者  ありがとうございます。   閉会 午後7時25分