令和5年度 第1回調布市民健康づくりプラン・食育推進基本計画 改定委員会 令和5年5月11日(木)午後2時~午後3時半 調布市保健センター2階予防接種室 出席:浜口委員,岡部委員,山﨑委員,荒谷委員,土谷委員,稲垣委員,尾川委員,川西委員 欠席:秋山委員,田畑委員,井久保委員 1 開会 会議録の公開を説明 傍聴の確認 2 挨拶 野澤部長 挨拶 本日はお忙しいところ,ご出席いただきましてありがとうございます。 本委員会は「調布市民健康づくりプラン」,「調布市食育推進基本計画」の第4次改定検討を目的として実施するものであり 検討にあたっては過年度に実施した「調布市民の健康づくりに関する意識調査」の結果を踏まえて行う。「調布市民健康づくりプラン」は,厚生労働省の「健康日本21(第3次)」,「調布市食育推進基本計画」は,農林水産省の「食育基本法」に対応した改定となる。 現行の計画期間中に,「調布市自殺対策計画」を策定し,「調布市がん対策に関する条例」及び「調布市受動喫煙防止条例」を制定し,重点的に取り組んできた。コロナウイルスの影響を受けて,計画通りに推進できないこともあった。 こういった経緯を踏まえて,「調布市民の健康づくりに関する意識調査」では,「コロナの影響」や「がんに関すること」,「スマートフォンのある生活状況」「SDGsの視点よる食育」などを新たな設問として設定した。 コロナの感染症法上の分類は5類となった。引き続き,感染拡大防止対策を行っていくことは必要であるが,健康づくりの取組を一層充実させ,推進していく必要がある。 令和6年度開始を目指した計画の改定となるため,限られた時間ではあるが,皆様から忌憚のないご意見をいただきたい。 資料の確認 3 委員会について 事務局より委員会の位置づけ等について説明   4 委員・事務局紹介 各委員,事務局より自己紹介 5 会長・副会長選出 会長に荒谷委員,副会長に尾川委員が選出 6 議事 (1)調布市民健康づくりプラン・調布市食育推進基本計画について 事務局より資料6 調布市民健康づくりプラン(第3次)【概要版】,調布市食育推進基本計画(第3次【概要版】,資料8 骨子案に基づいて説明 質問・意見はなし (2)調布市民の健康づくりに関する意識調査の実施結果について 事務局より資料7 調布市民の健康づくりに関する意識調査報告書 概要版について説明 委員 結果について,興味深い内容になっていると思う。様々な質問,調査を行っており,前回調査と比べて変化がみられる内容もあるため,結果からどういった課題があるのかを明らかにしていけると良い。自身が歯科衛生士であるため,今後の会議では口と歯の内容などでお役に立てると良い。 委員 女性に関することや女性特有の内容については,調査においてどの質問であるか。 事務局 調査項目としては,女性特有の設問というものは設定していない。調査における性別による結果などから,課題や問題点を抽出していく。 委員 性別による健康に関する違いがあるため,女性特有の問題点を明らかにする設問も,調査内容にあると良いと感じた。 事務局 調査としては実施していないが,乳幼児の検診,母子保健等に関連してわかる内容もあるため,課題を整理して計画に反映していく。 事務局 資料7 概要版6ページのお酒,たばこについては,性別による傾向の違いがある。調査の結果からも,性別による違いから課題が分かるので,その点などからも意見をいただけるとありがたい。 (3)改定計画の骨子について 事務局より資料8 骨子案について説明 会長 国の第4次食育推進基本計画にある,デジタル化に対応した食育の推進とはどういった内容であるか。 事務局 調布市においても,既にデジタル化に対応した取組を進めているという認識である。共食については,これまで対面であったが,オンラインを活用した共食のあり方など,オンラインを活用した内容がデジタル化に対応した食育の推進を意味している。 調布市においても,野菜の栽培についてデジタルを活用して行っていると聞いたがいかがであるか。 委員 生産者が減ってきているという課題から,オンラインによる栽培の指導などを行っている。農業を営む方を増やすための支援として行っている。 委員 運動に関する課題について,スポーツ推進計画の策定に向けた調査でも,運動の機会が減少しているということが明らかとなった。運動をしない理由としては,「時間がない」「めんどう」という割合が高くなっていた。健康にも関連している内容であるため,理由に関しても着目していく必要がある。 会長 これまでは成人の運動不足が課題であったが,コロナウイルスの影響もあり,子どもの運動機会も減少している。事業などに関しては,児童青少年課ではどういった状況であるか。 委員 ここ数年は,コロナ禍で事業がほとんど実施できていない状況である。現在行っているのは,子どもの運動教室として,かけっこ教室をスポーツクラブメガロスと連携して行っているが,子どもの体力が落ちているという話が出ている。これから色々な事業を実施していくことになると思うが,なかなか戻らないのではないかと推測されている。 委員 運動教室については,小学校が対象であるか。 委員 運動教室については,小学生を対象としている。 委員 調査結果では,農産物の地産地消の購入の割合は減少している。デジタル化で解決できることなどはあるのか。 委員 JAなど農産物を売っているお店が少なく,お店の規模も小さい。地元の農産物などを環境として買いづらい環境である。調布市でも,農産物を売っているお店が増えると良いのではないか。 委員 学校給食に使用する野菜などについては,市内の農業者などから優先的に購入している。一方で,農地の縮小などに関する課題などがあり,地場野菜を使用できる状況が減ってきている。農家との連携を図りながら,実施していくことが必要である。 委員 農地がいつの間にか宅地に変わっていることもあり,農家が減少しているように感じる。 会長 子どものころに食べていた地場野菜が,大人になって購入する機会がなくなってしまうことは1つの懸念として挙げられる。 委員 コロナウイルスの影響で,誰かと食事をする場や運動の機会が減少しているという現状がある。今後は,どのように取り組んでいくかを考えていく必要がある。 7 連絡事項 次回予定  6月12日(月) 8閉会