【2】 市報ちょうふ 令和5(2023)年8月20日 No.1745 【3】 ●関東大震災から100年 地震から大切な命を守るために 問い合わせ/総合防災安全課電話481-7346 過去の災害を教訓として、命を守るために地震と火災への備えを確認しましょう。 ◎関東大震災は、大正12年(1923年)9月1日(土曜日)の午前11時58分に発生しました。この地震により、10万棟を超える家屋が倒壊しました。また昼食時で火の使用時間帯と重なったことで、倒れた家屋から次々と出火し、東京・横浜を中心に大火災が発生しました。 死者・行方不明者約10万5000人のうち約9割が焼死といわれ、被害が拡大した要因は、同時多発的に発生した火災と炎がもたらす火災旋風でした。 ◎大切な命を守るために!(1) 家具転倒などの備え  近年発生した大地震のけが人の約3割から5割が、家具転倒・移動・落下によるものです。家具が倒れないか、物が飛び出さないか、避難路をふさがないかを点検しましょう。 ◇器具の設置を 転倒防止器具などを取り付けていますか? 例えば L型金具/家具と壁を木ネジ、ボルトで固定 耐震ベルト(テレビ転倒防止ベルト)/液晶テレビとテレビ台を固定 粘着シート(マット式)/粘着性のゲル状のマットで、家具の底面と床面を接着させる ストッパー式器具/家具の前下部にくさびを挟み込み、家具を壁際に傾斜させる 扉開放防止器具/振動などで扉が開くのを防止する ◇住まいの防火防災診断  高齢者や障害者など、災害時に支援が必要な方のお宅を消防署職員が訪問し、火災、地震、家庭内事故などの危険性へのアドバイスなどを行います。診断の所要時間は約30分で、無料です。 申し込み・問い合わせ/調布消防署電話486-0119 ◇自分で取り付けができない場合は ○高齢者家具転倒防止器具等取付事業  世帯全員が65歳以上の世帯を対象に、タンス・食器棚・本棚などの家具を、柱・壁に固定します(費用は無料。器具と取り付け補助材は各自で用意)。 問い合わせ/高齢者支援室電話481-7150 ◎大切な命を守るために!(2) 火災への備え  火災が発生した場合は、消火器などで初期消火を行うとともに、できるだけ早く119番通報してください。大きな火災を防ぐためには、初期消火が重要ですが、炎が天井まで届いていたら迷わず避難し、身の安全を確保しましょう。 ◇定期的に点検を 住宅用火災警報器の点検をしましょう  住宅用火災警報器は火災を感知するために常に作動しています。その本体寿命は10年とされています。故障や電池切れなどが起きないよう、また「いざ」というときに適切に作動するように、定期的に作動確認しましょう。  火災報知器はご自身での取り付けや交換も可能です。点検や交換を行いましょう。 ◇初期消火のために 住宅用の消火器の設置・点検をしましょう  火災が発生した場合、効果的な初期消火方法は消火器などの使用です。住宅用消火器や自動消火装置などを設置し、使い方を確認しておきましょう。なお、使用期限が切れた消火器を使うことは危険です。使用期限を確認し、適切に交換を行いましょう。 (注)悪質な消火器の訪問販売や点検にご注意を!! ◇街頭消火器の設置  街頭消火器は、大地震発生時に予想される同時多発火災と通常の火災を早期に防止するため、市内782カ所(令和4年度末)に設置しています。新規取り付けは総合防災安全課電話481-7346までご相談ください。 ◎関東大震災100年 町会・自治会防災力強化助成  町会・自治会が不足する防災備蓄品などを購入した場合、30万円を上限に東京都が助成します。 その他/詳細は東京都ホームページ参照 申し込み・問い合わせ/東京都町会・自治会防災力強化助成金事務局電話048-227-9117(平日午前9時から午後6時) ◎予告 防災フェア2023 あそぼーさい・まなぼーはん 日時/11月11日(土曜日) 会場/市役所前庭広場ほか  今年度の総合防災訓練は「家族の防災」をテーマに、はしご車体験乗車、はたらく車体験、VR体験など家族で楽しく学べる防災体験を実施予定です。 ●J:COM(地デジ11チャンネル)「テレビ広報ちょうふ」 〈5日号〉5日から19日 職員インタビュー、ミニコーナーなど 〈20日号〉20日から翌月4日 職員インタビュー、特集など 放送内容は調布市公式YouTubeでも配信中 ●調布FM83.8メガヘルツ市政情報番組「調布市ほっとインフォメーション」 月曜日から金曜日 午前9時15分から、午後1時30分から、4時から、9時から(各15分)/5時30分から(5分) 土曜日 午後5時30分から(5分) 日曜日 午後3時30分から(5分) (注)放送が休止・時間変更になる場合あり。インターネットでも聴取可。詳細は調布FMホームページ参照