ともに生き ともに創る 彩りのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1744 令和5年(2023年)8月5日号 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■市ホームページ:https://www.city.chofu.tokyo.jp/ 市役所代表:電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) パラハートちょうふmeets ART…4 調布市民体育祭…12・13 調布市民文化祭…14 調布花火2023有料席チケット販売中…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告) 電話042-300-3131 ●特集 じぶんらしく輝く 認知症との付き合い方 問い合わせ/高齢者支援室電話481-7150 ◎「注文をまちがえるカフェ」  「親や身近な人、あるいは自分自身が認知症になったらどうしよう…」そんな不安を抱いたことはありませんか。市内には困ったときに気軽に相談できる場所や、認知症の方と家族が不安や想いを話せる場所があります。  今回は、「間違えたって大丈夫」を合い言葉にするカフェ「オレンジデイSENGAWA」で活躍する認知症の方と、一緒に働く人たちを覗いてみました。 続きは2・3面をご覧ください ●手をつなぐ樹(425) 夏祭りの屋台  私が小学生の頃、わが家では子どもがテレビを観る時刻は原則午後8時までと決められていた。それなので、概ね9時前には就寝していた。  それと、昼はともかく夜に家族で外食したという記憶はほとんどない。週末も含めて。考えてみれば、経済的な事情以前に、家族連れで訪れる今で言えばファミレスのような形態の飲食店が存在していなかった。  現在でも各家庭で子どもの活動にはさまざまな制約があるのだろうが、半世紀以上前はそんな訳で、私の場合、夜更かししたり夜間に外出したりすることは滅多になかった。  その例外は1年を通しておよそ2回限り。大晦日と夏祭り。毎年、年越し蕎麦を食べながら、眠気を堪(こら)えてテレビで除夜の鐘を聞いたこと。また、小遣いを握りしめながら盆踊りに参加して、屋台で品定めをしたことなどが懐かしく思い出される。  そんな一生記憶に残る心楽しいイベントを開催することが、3年もの間極めて困難だったのだ。今年、市内の多くの地域で4年振りに復活した夏祭りに参加させて頂きながら、改めてこのような憩いの場の必要性を痛感している。コロナ以前より人出が多いようにも感じられる中で、世代を問わず弾けるような笑顔に接することが大変嬉しかった。全員がこの瞬間を渇望しておられたことが明らかに感じられた。  各イベントを主催された皆さん。復活させるには相当のご苦労があったことと存じます。本当に有難うございました。 調布市長 長友貴樹 ●令和5年第3回調布市議会定例会は9月4日(月曜日)開会の予定です(議会中継は市ホームページから視聴可) ●市報8月5日号の掲載情報は7月28日時点のものです