ともに生き ともに創る 彩りのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1748 令和5年(2023年)10月5日号 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■市ホームページ:https://www.city.chofu.tokyo.jp/ 市役所代表:電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 令和4年度健全化判断比率等の公表…4 令和6年度学童クラブ入会申し込み…5 第41回調布市民スポーツまつり…9 ピンクリボンキャンペーン調布2023…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告) 電話042-300-3131 ●買いすぎた・もらいすぎた・食べきれない食品はありませんか? フードバンク調布をご存じですか?  フードバンク調布では、「賞味期限まで日にちがあり、まだ食べられるのに、家庭・企業で眠っている食品」を集めて、必要としている施設や家庭に無償で提供する活動を実施しています。買いすぎた・もらいすぎた食品を寄付して活動に参加しませんか。 ◎寄付を受け付けている食品 未開封で賞味期限が1カ月以上あり、以下のような常温保存できる食品 包装や外装が破損していないもの 缶詰(肉・魚・野菜・果物など) インスタント食品(カップ麺など) レトルト食品(冷凍・冷蔵は除く) 調味料(食用油・醤油・味噌・砂糖など) 嗜好品(インスタントコーヒーなど) 乾物(パスタ・乾麺・海藻など) お菓子(大袋・小袋のどちらでも可) ◎受け取れないもの 生鮮食品 冷凍・冷蔵食品 酒類 包装や外装が破損しているもの フードバンク調布の活動の様子は2面・3面をご覧ください ●手をつなぐ樹(429) 世界の広さを理解して  私の場合、家でテレビを観るにしても、最近は番組のカテゴリーが概ね3種類に限定されてきた。ニュース、スポーツ中継、それと世界各地を紹介する紀行番組。  以前の仕事の関係で外国に住んだのは3回、通算9年間。その対象は2カ国(フランスとベルギー)に過ぎないが、それ以外にさまざまな出張で訪れた国は先進国、発展途上国併せて約30か国。テレビの画面を通じて、往時の出来事を思い起こしながら、それぞれの国を懐かしく偲んでいる。  ただ、世界中には、酷い恐怖独裁国家と言わざるを得ない国が残念ながら何カ国も存在する。しかし、それらの国において、たとえ国際世論から厳しく指弾されている非道な為政者が存在するとしても、その国の国民全体の心根が邪悪であるわけはない。大半の国民は疑いなく心優しい善人である。数多い体験を通してそのことは断言できる。  また青少年には、なんとか理解してもらいたいと思う。地球上に存在する約200の国家間の関係においては、地政学的、歴史的、経済的、その他の要素が複雑に絡み合うがゆえに、長期間にわたり平和を維持することがいかに至難であるかを。そして、平和を希求するには、当然ながらその絡み合う諸事情、単純に言い換えれば「世界の広さ」を深く知る必要があることを。  私は齢(よわい)を重ねる中で、また多くの国の実情を知るにつけ、生を受けて以来平和な国で暮らすことができた幸運をしみじみと感じている。ただ、日本の次世代以降が直面するであろう厳しい国際情勢には、不安の念を拭い去ることができない。 調布市長 長友貴樹 ●市報は10月5日号の掲載情報は9月27日時点のものです