と き 令和5年8月22日(火) ところ 西部公民館 第1学習室 令和5年調布市公民館運営審議会 第4回定例会速記録                              開会 午後2時3分 ○安部委員長  それでは、令和5年調布市公民館運営審議会第4回定例会を開催いたします。よろしくお願いいたします。  なお、本日、調布市議会の議案等の説明会と日程が重なりまして、小野北部公民館長が途中退席させていただきたいという報告を受けていますので、報告事項の(2)事業報告の質疑につきましては、順番を北部公民館から始めたいと思いますので、よろしく御了承をお願いいたします。  それでは、本日の傍聴について、いらっしゃいますでしょうか。 ○福澤西部公民館長  いらっしゃいません。 ○安部委員長  それでは、今はいらっしゃらないということですが、もし途中で傍聴の方が来られたら入室をよろしくお願いいたします。  次に、本日の委員の出欠状況につきまして、源後東部公民館長、報告をお願いいたします。 ○源後東部公民館長  稲留委員について、確認が取れまして、今こちらに向かっているということでございますので、後に到着されると思います。  以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。続きまして、資料の確認を事務局からお願いいたします。 ○事務局  本日の資料を確認させていただきます。まずは、令和5年調布市公民館運営審議会第4回定例会日程です。続きまして、資料1、令和5年度使用状況報告(6月~7月分)です。資料2、令和5年度事業報告(6月~7月分)です。資料3、令和5年度第2回調布市社会教育委員の会議次第です。  以上が事前に送付させていただいた資料です。  次に、本日、机上に配付させていただいた資料です。令和5年度調布市公民館運営審議会研修会候補です。  以上です。おそろいでしょうか。 ○安部委員長  皆様、お手元におそろいでしょうか。大丈夫でしょうか。――それでは、議事に入ります前に今回の「公民館だより」への記録につきまして、栗原委員、よろしくお願いいたします。 ○栗原委員  分かりました。 ○安部委員長  内容につきましては、初めてのことですので、委員会終了後、事務局に説明を受けていただいて、よろしくお願いいたします。  それでは、日程第1、報告事項、(1)使用状況報告(令和5年6月~7月分)につきまして、源後東部公民館長から説明をお願いいたします。 ○源後東部公民館長  それでは、使用状況報告(6月~7月分)について御報告いたします。資料1をお願いいたします。  初めに、6月分です。2ページをお願いいたします。2ページの下から4行目、公民館ごとの合計欄を御覧ください。一番左から2列ずつ、東部公民館、西部公民館、北部公民館、一番右側が合計という形で記載をしております。まず、東部公民館は153単位、1,367人、西部公民館は133単位、1,416人、北部公民館は211単位、1,405人の使用がありました。3館合計で497単位、4,188人の使用でありました。前年の6月と比較いたしますと、23単位、380人の増となっております。  続きまして、7月分の状況です。4ページをお願いいたします。同じく下から4行目、公民館ごとの合計欄です。東部公民館は150単位、1,480人、西部公民館は132単位、1,402人、北部公民館は224単位、1,732人の使用がありました。3館合計で506単位、4,614人の使用でした。前年の7月と比較しますと、59単位、1,104人の増となっております。  6月から7月分の前年度と比較した状況につきましては、3館共通した理由となりますが、施設使用について新型コロナウイルス感染拡大防止対策としての規制が緩和されてきた、そういった理由から利用者の増につながったと考えてございます。  説明は以上でございます。 ○安部委員長  それでは、日程第1の(1)使用状況報告につきまして何か御質問等ございませんでしょうか。よろしいでしょうか。      (「なし」の声あり)  事業報告がありますので、またそのときにでもいただければと思います。  続きまして、(2)事業報告(令和5年6月~7月分)につきまして、小野北部公民館長から説明をお願いいたします。 ○小野北部公民館長  それでは、資料2の8ページをお願いいたします。北部公民館で令和5年6月と7月に実施した事業を報告させていただきます。  初めに、青少年教育です。親子工作教室Ⅰ「親子で作るガラスのおうちの小物入れ」です。講師は、ガラス工芸作家の東川良子さんです。市報7月5日号、子ども向けの夏イベント特集ページに掲載され、20組40人の募集に47組94人の申込みがありました。父親と子どもの参加が3組ありました。家型のガラスプレートに自分の好きな色や形のガラスをボンドで貼り付けて、親子が各自1つずつ小物入れを作成しました。出来上がった40個の作品は8月6日から8月13日まで1階の展示ギャラリーで展示いたしました。  次は、成人教育です。成人学級は、自分たちで年間の学習計画をつくり、計画に沿って相互学習を行っております。  初めの成人学級は「サステナブルを学ぶ会」です。ごみや農業に焦点を当て、調布でできる持続可能な暮らしを学ぶ学習グループです。成人学級と北部公民館、北の杜講座「-地産地消-農でサステナブルな調布暮らし」との連携企画で実施する全7回の連続講座のうち、第2回目の6月10日土曜日の「ぬか漬け作り」の実習、3回目の6月24日土曜日の「ラベンダースティック作り」の実習、4回目の7月5日水曜日の郷土博物館学芸員による「自然によりそう農の暮らし1年」という講義、第5回目の7月19日水曜日の農業生産者の関森道子さんと郷土博物館学芸員による公民館ギャラリー特別展示「農の生け花展」の解説にサステナブルを学ぶ会の会員が参加し、学習いたしました。  次の成人学級は「Multicultural Study Group」です。地域にいる身近な人と共に多文化共生について学ぶ学習グループです。成人学級「Multicultural Study Group」と北部公民館との連携企画により実施した国際理解講座「身近なひとと一緒にはじめる多文化共生」の第3回目の6月9日金曜日は、中国出身の李強さんとのクロストークで、6月23日金曜日の第4回のまとめトーク「多文化共生からの国際理解」と第5回目の「スリランカ文化から学ぶ」、7月14日の講座に参加して多文化共生を学びました。  続いて、平和事業Ⅰ「子どもたちに伝えたい!手作り紙芝居『東京大空襲』を鑑賞しよう」です。講師は、調布自分史の会副代表の久我久子さんです。郷土博物館の事業協力により事業を実施いたしました。  初めに、空襲とは何かの説明と東京大空襲がなぜ起こったか説明がありました。また、戦争についての解説をQ&A方式で子どもたちに問いかけ、一言でも発言して理解できるように促した結果、子どもたちは問いかけによく反応しておりました。その後、紙芝居「東京大空襲」をパワーポイントでスクリーンに映し、紙芝居公演を実施しました。  紙芝居公演の後に、空襲を経験した会員による焼夷弾の話と、焼夷弾の実物を見て触り重さと大きさを体験いたしました。当時の食べ物として芋あめの試食と薄味の野菜スープの試飲をいたしました。大人も子どもも一緒に体験し、いろいろな感想や反応を共有することができました。  試食後、郷土博物館から借用したもんぺ、鉄かぶと、防災頭巾、空襲警報を知らせる木製の掛札など、実際に使われていたものの当時の解説をし、参加者全員が感じたことをそれぞれ発表いたしました。子どもたちからは、「戦争は怖いし嫌だ、家族や友達と離れ離れになってしまう、たくさんの人が死んでしまうし、そんな不安な思いでいるのは僕は嫌です」という感想がありました。  最後に、講師の久我氏から戦争とは何かについて解説がありました。このような負の歴史を知る事業で体験型の学びを提供することで、子どもが難しい問いを考える一助になると感じました。本物や実物、体験者の話を聞くなど、様々な場づくりを今後も実施していく予定です。  次の平和事業Ⅱ「1945年5月25日調布と山の手空襲、表参道街歩き」で、講師は郷土史研究家の古橋研一さんです。戦争とは何かを伝えるをテーマに、今回は空襲に注目しました。空襲で使用された武器、防御する設備、誰がどのような被害を受けたのかという事実を確認し、実際に空襲を受けた人からの体験談を聞き、受講者は当時の現場を想像し、戦争とは何かを一人一人が考えました。  7月29日土曜日の講演では、空襲、焼夷弾、アメリカの爆撃機B29、日本の防空対策、調布の5月25日の空襲、山の手空襲の被害、日本の防空ごうのつくり方、調布にある防空ごう、神代村に集団疎開した俳優、仲代達矢氏の空襲時の体験談、93歳の生き証人の泉宏氏の体験談の説明がありました。  7月30日の表参道の街歩きでは、慰霊碑をはじめ、焼け残った同潤会アパートやケヤキ並木、当時としては珍しい鉄筋コンクリート造りの建物で、逃げてきた住民をビルに入れ100名の命を救った山陽堂書店、そして青南小学校の資料室にある当時の地図や写真を見学して、空襲の恐ろしさを想像することができました。  参加者の年齢は、中学校1年生、40代から80代まで幅広い年代の方が参加していました。中学校1年生は神代中学校の生徒で、夏休みの宿題のテーマが戦争で、「北の杜通信」を見て参加申込みをしていました。講義とまち歩き、両方参加し、よくメモを取り熱心に受講していました。  続いて、9ページをお開きください。高齢者教育です。いきいき講座Ⅰ「ヴォイストレーニング&散歩&外で歌おう」、講師はボーカリストのむらかみけいじゅ氏とピアノ伴奏の太田公一氏です。定員12人で募集し46名の応募があったため、講師と相談し、定員を3名増やし15名にしました。応募した方の内訳は男性3人、女性43人でした。ふだんの生活で声を出しにくい方が気軽に参加し音楽を楽しむこと、北部地域の自然環境を生かした健康増進、外で一緒に歌うことに非日常性を体験して学習効果を高めるために実施しました。  講座は、講師による発声時の姿勢、声の出し方などを教わるレッスンを3日間、公民館周辺を散歩し外で歌うことを3日間の合計6日間の講座を計画しておりました。しかし、外で歌うことは雨天のため1日しか実施できませんでした。そのほかレッスンだけではなく、自己紹介や講師の1曲のミニライブを行い、参加者同士の交流が生まれる雰囲気づくりを行いました。  今回の講座実施の狙いは、令和4年度に実施した講座から発足し、現在3名で月2回活動している自主サークルへの会員を増やすために、自主サークルと講師と公民館の3者で協力し講座を企画いたしました。その結果、新たに5名の方が自主サークルに参加することになりました。今後、8名のメンバーで公民館登録団体を目指して活動していきます。  続いて、家庭教育です。親子ふれあい教室「親子でリフレッシュ!『リズムで心を育む1歳からの初めてのダンス体験』」、講師はヨガ、ダンス講師の三河谷弥生さんです。保護者、参加者は全員が母親、受講者は3歳児1名、2歳児2名、1歳児11名です。ヨガを取り入れたストレッチや、動物の絵本やカードを使い、その動物のポーズを親子でまねる運動などを実施して、産後鬱やワンオペ育児に陥りやすい月齢が低い子の親を対象に、親子でリフレッシュし、緩やかな親同士の仲間づくりができるよう講座を実施いたしました。  参加者からは、「親子で参加できる講座があるとうれしい、ダンスが好きで、体を動かせる講座があるとうれしい」という感想がありました。  続いて、国際理解教育です。国際理解講座Ⅰ「身近なひとと一緒にはじめる多文化共生Vol.4」、講師は一般社団法人あいあいネット専務理事の壽賀一仁さんです。講座の1回目となる5月12日には、過去3年間のゲストスピーカーと育んだ交流について参加者と振り返りました。ゲストと一緒に今後育みたいこと、次回以降のゲストに聞きたいことをグループワークで話し合い、発表し、意見を共有いたしました。  2回目となる5月26日には、クロストーク1として、ゲストにパラグアイ出身の斉藤ナンシーさんを迎えました。民芸品や服装などの説明を受けながらの講義でした。最後に講師のナンシーさん手作りのスポンジ菓子とマテ茶を頂き、お菓子の作り方とダンスを教わり、パラグアイの伝統的な音楽に合わせて参加者全員で踊り、交流を深めて講座は終了いたしました。  3回目となる6月9日のゲストは、中国天津出身の李強さんです。中国の伝統工芸品と中華料理のお話がありました。中国の料理は日本でも身近ですが、日本の中華と本場の中華の違いであったり、四川や上海などの地域による料理の特徴を知ることができました。最後にジャスミンティーと中国の揚げたお菓子を頂き、大変華やかでにぎやかな講座となりました。  4回目のまとめのトーク&ワークショップでは、5月26日と6月9日の講座をプリントとスライドで振り返り、ゲストの話からもっと調べてみたいことや、もっと信頼関係を築いてゲストから聞いてみたいことをそれぞれポストイットに書いて模造紙に貼りグループごとに発表いたしました。  続いて、展示会です。北の杜ギャラリーで公民館主催事業の参加者が登録団体を目指して活動している絵画の自主サークル「オリーブ会」による「スケッチ絵画展」を実施し、会員11人、25点の作品を6月1日から6月22日まで展示いたしました。  7月19日からは「農の生け花展『調布のお盆の風景』」を実施いたしました。農業生産者の関森道子さん所有の昔の農機具や生活道具と農作物と植物のコラボレーション展示で、北部公民館周辺の自然豊かな風景やかつての農村での生活文化を思わせる展示です。今回は調布のお盆の風景をテーマに、近隣農家の山越さんの家で実際に使用していた盆棚をお借りして、盆行事をどのように行っていたか取材し、山越家の盆棚を再現いたしました。盆棚には供え物に野菜の煮物、キュウリ、カボチャ、トマトなどの野菜を置き、飾りとして仏様が描かれた掛け軸、ホオズキ、山越さんの敷地に生えていた笹竹を四隅に立てて飾りました。盆棚のメインにオクラ、キュウリ、ナスなどの季節の野菜、アサガオ、ヒマワリなどの花のほか、お盆用のちょうちん、灯籠、田植え用の草刈り機、かごを展示し、調布のお盆の風景を再現いたしました。  次の市民文化祭では、7月8日に地域文化祭実行委員会と役員会を開催し、文化祭運営委託予算や参加団体の役割分担について協議いたしました。  続いて、10ページをお願いいたします。連携事業です。地域連携事業Ⅱ北の杜講座Ⅰ「みんなで踊ろう!盆踊り体験~東京音頭、調布音頭など」、講師は地区協議会上ノ原まちづくりの会運営委員の皆様です。上ノ原小盆踊り実行委員会から借りたちょうちんを飾った会場で、講師が踊りの見本を指導した後に、音楽と太鼓の演奏に合わせて輪になり踊りました。小学生とその家族の参加が多くありました。また、別々に参加した小学生と高齢者が一緒に手をつないで踊るなど、参加した地域住民同士の交流がありました。 次の地域連携事業Ⅲでは、「北の杜地域交流会議第2回目」を開催し、北部地域文化祭で北の杜わくわくこどもまつりを共同で実施する健全育成推進上ノ原地区委員会、上ノ原地区子ども会連絡会、上ノ原まちづくりの会、深大寺通り商店会とイベントの実施内容や進捗状況について話し合いました。  次の東京都共催事業Ⅰは「シニアのためのスマートフォン体験会」です。講師は、東京都派遣のスマートフォン専門講師です。31人の参加者が文字入力やメールなどのスマートフォンの基本操作を学びました。また、体験会の最後に産業振興課が調布市のキャッシュレス決済ポイント還元事業のPRを行いました。  次の東京都共催事業Ⅱは「シニアのためのスマートフォン相談会」です。講師は、東京都の委託によるスマートフォン専門アドバイザーです。23人の方がQRコードやアプリの追加方法などを相談していました。また、相談会と同じ会場で産業振興課職員が調布市のキャッシュレス決済ポイント還元事業の個別相談会を実施しました。  次の団体支援は「ドラムサークルHappy Groove『10th Anniversary Fes』」です。サークル設立10周年を記念として、サークルメンバーのドラム練習の成果発表のほか、マジック、歌唱、ギター演奏などを発表いたしました。  次は、会議です。北部公民館利用団体連絡会役員会を6月10日に開催し、利用団体が主催する北の杜音楽フェスの企画を検討しました。  最後の広報では、「北の杜通信」6月号と7月号を各月5,500部発行いたしました。  北部公民館からの説明は以上でございます。 ○安部委員長  ありがとうございます。それでは、ただいまの北部公民館の事業報告につきまして御質問等ございましたら順次よろしくお願いします。清水さん、ありますか。お願いします。 ○清水委員  今、御説明いただいた中で、夏休みがかかっていることもあって、親子で参加というのが非常に好評なのかなと思ってお聞きしておりました。最初に御説明いただいた青少年教育のところで、定員の2倍を超えるお申込みをいただいているということでした。この参加者をどのように選定されたのか。これ、親子工作教室Ⅰなので、8月にⅡとかが開催されて、漏れてしまった方たちはそちらのほうに誘導されたのか、その辺りを教えてください。 ○安部委員長  小野館長。 ○小野北部公民館長  この親子工作教室なのですけれども、通常ですと普通に市報に広報するのですが、市報のちょうど特集ページの真ん中で、かなり申込みが殺到したと認識しております。ただ、この親子工作教室は毎年人気の講座になっておりますので、以前は参加者30人の枠でやっていたのですけれども、枠を増やして40人でやったりという形で、なるべく1回で受けるようには考えております。ただ、これだけ申込みが集中していますので、改めてもう一回、今年度、講師の人と相談しながら、こういったガラスの小物入れを作るような講座を実施していきたいとは考えております。  以上でございます。 ○清水委員  ガラスの小物入れの講座かと思うのですけれども、お話を伺っていますと、やはり親子で参加して体験ができるというところに非常にバリューを感じておられる市民が多いのかなという印象ですので、それに限らず、夏休みは厚くしていただいて、お申込みいただいた方がなるべく参加できるような体制で取り組んでいただきたいと思います。  そして、平和事業のほうでも親子で御参加いただいているということで、平和事業に関しましては市のほうでもいろいろやっているのですけれども、公民館のほうでもこのようにやられているということで、いずれそれが連携する形、スタンプラリーみたいな感じで平和事業を組んでいただけるようになれば、非常にいいのかなと思います。戦後70年を過ぎまして、だんだん戦争に対する意識の薄れが世代間で進行してくると思いますので、要望したいと思います。  以上です。ありがとうございます。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかにございませんでしょうか。石井委員。 ○石井委員  この斉藤ナンシーさんと李さんという方は地元の方ですか。 ○安部委員長  小野館長。 ○小野北部公民館長  お2人とも調布にお住まいです。 ○石井委員  北部公民館の近くに。 ○小野北部公民館長  北部公民館の近くではありませんが市内にお住まいの方で、成人学級「Multicultural Study Group」のメンバーでゲストと付き合いのある方もいらっしゃいまして、その方を通じて、今回ゲストスピーカーとしてお話をいただきました。 ○石井委員  分かりました。 ○安部委員長  ほかにございませんでしょうか。八田副委員長。 ○八田副委員長  平和事業に関して、先ほど清水委員からもありましたが、大変すばらしい取組だと感じます。ほかの2館に関しても後に報告があると思いますが、北部だけで実施されているのだろうと思いますので、これが他の館でも、もしくは市民の皆さんが後でも見られるように、動画は難しいかもしれませんが、例えばホームページなりにパワーポイントなりで記録がいつでも見られるような形にすると、振り返りもできて大変いいのかなと思いますので、その辺、工夫をいただけるといいと思います。その辺の見解、いかがでしょうか。 ○安部委員長  小野館長。 ○小野北部公民館長  講義そのものというよりも、うちのほうで記録的なもので何かうまく、後で市民の皆さんが分かるような形では考えたいかなと思っております。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかにございませんでしょうか。栗原委員、いかがですか。 ○栗原委員  特にございません。 ○安部委員長  粕谷委員、ございませんか。 ○粕谷委員  はい。 ○安部委員長  澤田委員はいかがですか。 ○澤田委員  これといってありません。 ○安部委員長  大槻副委員長。 ○大槻副委員長  事業ごとに各団体で行っている。この定員数から申込み数で、これの差があるのはすごいいいと思います。これはあくまで意見なのですけれども、東京都の共催事業でシニアのためのスマートフォンの体験、相談を行っていますよね。これだけの人数という形ですけれども、それを周りで求めてくる人が結構いるのです。だから、事業としては人数の多さだとかそういうのではなくても、やはり継続していくというのも考えていけば非常にいいことだということで、質問ではないです。意見です。 ○安部委員長  ありがとうございます。では、私、展示会で「調布のお盆の風景」を見たかったと思うのですけれども、郷土博物館とコラボとかというわけではなく、地域のあれなのですか。小野館長。 ○小野北部公民館長  この事業自体が郷土博物館と共同事業で実施していまして、北部公民館から坂を下がっていった先に山越さんという農家がありまして、よく市の職員とかといろいろな話をしているのですけれども、そこでちょうど実際に何年か前まで使っていた盆棚が借りられるということだったので、職員と一緒にそれをそのまま借りてきて展示したという形の事業です。 ○安部委員長  短い期間だから、もうちょっと長くてもよかったのではないかと思ったのです。 ○小野北部公民館長  この期間に実施した「農の生け花」の花や野菜があまり長期間展示できなかったため短期間の展示となりましたが、盆棚自体は確かに長期展示できますので、それはまた改めて考えたいかなと思っています。 ○安部委員長  郷土博物館とのコラボというのはとてもいいことだと思うのですけれども、やはり郷土博物館は場所がちょっと遠いので、北部でこういう事業をされるのはいいことだと思いますし、調布のお盆が7月にやったりとか、地域によって違うので、そういう歴史を知る機会にもなっていいのではないかと思いました。  それと、「子どもたちに伝えたい!」の参加者なのですけれども、保護者の方も一緒ということで、子どもは何人ぐらい参加されているのですか。 ○小野北部公民館長  今回、参加者13人いましたが、大人の方が2名、あと11名は子どもの方の参加になってございます。 ○安部委員長  ありがとうございます。本当に皆さんおっしゃっていますけれども、こういう平和事業、細く長く継続していただければと思います。ありがとうございます。  ほかにございませんでしょうか。稲留委員、来られたばかりであれですけれども、ございますか。 ○稲留委員  平和事業、よく分かりませんけれども、私の父も空襲に遭って鹿児島に疎開していたようです。それで祖母の家に住んで、そのときにはB29の破片の一部だとかそういうのがあったので……もっとありましたね。裏が築地本願寺の和田堀廟所だったのですけれども、今は2段になって上のほうも全部お墓ができましたが、その当時はまだその辺が草地で、八角形の突き刺さったままの焼夷弾の残りなどもあったし、学校に行く途中、当時、教育大学の農学部の棟の崩れたのとかも現実に見て歩いていました。実際に白衣を着た軍人さんが復員してくるときとか、前に缶空を置いて傷痍軍人が歌を歌ってとか、そういう戦後の風景はよく見ていました。本当に貧しい時代でしたね。上野か何かに行けば子どもが道路でごろごろ寝ていましたから。そういうのは覚えていますよね。 ○安部委員長  伝えていくのがだんだん難しくなってきますので。 ○稲留委員  私も一歩間違ったら、もういなかったですよね。 ○安部委員長  今のを継続してお願いいたします。  ほかになければ北部公民館の事業報告はよろしいでしょうか。      (「なし」の声あり)  では、小野館長、ありがとうございました。  それでは、東部公民館のほうに戻りまして事業報告をお願いします。 ○源後東部公民館長  では、続きまして東部公民館です。資料2の1ページにお戻りください。  まず、青少年教育、東部ジュニア教室Ⅰ「きらきら七夕短冊づくり」です。七夕を前に、幼児や小学生低学年を対象とした七夕飾りの折り紙教室です。定番の飾りや少し凝ったかわいらしい短冊作りを行いました。講師は、巽照美さんで、日本折紙協会・おりがみ会館講師です。  参加者からは、「楽しかった」や「今まで作ったことのないトトロなどがかわいかった」と感想がありました。全員が初参加で、付添いにはお父さんが多かった事業でありました。  続きまして、成人教育、体験教室Ⅲ、全2回です。「野菜をおいしく・お手製のぬか漬けレシピ」です。1回目は「ぬか床を作って野菜を漬ける」ことを教わりました。2回目は、そのぬか床を持ち寄って「1ヵ月後のぬか床診断」として、講師からアドバイスや多世代間交流を楽しみました。また、今回は若い世代にも参加いただきたいという趣旨から保育つきといたしました。講師は、先ほどから北部のほうでも報告がありましたが、関森道子さん、こちらのぬか漬けは今回で3回目であります。素材となる市内農産物をPRしながらの体験講座は大変好評でありました。  参加者からは、「先生が優しくてとても楽しかった、ファンになりました」や「ぬか床のその後の手入れや、いろいろな野菜の漬け方を教えていただき、とても楽しいひとときでした」と感想がありました。  続きまして、体験教室Ⅳは楷書で書く「富士山漢詩百選」~伝えたい富士山の魅力、全2回です。こちらは、世界文化遺産登録10周年を記念して静岡県が発行した「富士山漢詩百選」から選んだ漢詩の1節などを楷書で書き、その作品を展示したものです。1回目は「筆の使い方と字形の整え方」、それから「富士山漢詩百選」を説明しました。2回目は「漢詩の色紙作成と展示」といたしまして、色紙に清書し展示したものです。  参加者からは、「集中して字が書けた」や「先生の教え方に対する熱がすばらしかった」といった感想がありました。皆さん、とても満足されていました。  次の、体験教室Ⅴ「静かな夜のラベンダースティック作り」です。講師は、2つ前の「野菜をおいしく・お手製のぬか漬けレシピ」でも講師を務められた関森道子さんで、これは午後7時から開催したものです。関森さんが栽培している調布産のラベンダーを使いまして、サテンのリボンを使って花をスティック状に編み込んで香りを閉じ込めていくものです。ラベンダーの香りに包まれながら、静かな時間を楽しんでいただきました。  参加者からは、「すてきなラベンダースティックを作ることができた、先生が褒めてくれた」、また「ハーブティーのおもてなしがとてもうれしかった」と皆さん喜ばれておりました。  次の体験教室Ⅵ「ゆかたで粋に~着付けと所作」、全2回は浴衣の着付けを通して日本の伝統文化を学び、花火やお祭りなど、今年の夏を楽しんでいただきたい、そうした目的で開催しました。1回目は「着付けの基本」、2回目は「着付けの復習と所作」で、講師は着付け講師の星依里さんです。  参加者からは、「ずっとたんすの中にあった浴衣を着る機会ができてうれしかった、今年は浴衣を着て花火大会に行きたいです」、それから「丁寧に教えていただいて大変満足、今年は盆踊りに着ていきたい」と感想がありました。  次の体験教室Ⅶ「夜のボタニカルキャンドルづくり~揺らめく光に癒されて」は、「ボタニカルキャンドル」と「ティーキャンドル」を作りました。これは、まだ使えるろうそくを再利用して好きなボタニカルフラワーを散りばめて、オリジナルのキャンドルを作ったものです。講師は、キャンドル作家の堀川えりこさんで、丁寧な説明、解説が好評で、他市地域の学校等でも小学生や親子に向けた教室を行っています。  参加者からは、「オリジナルの作品が作れたので、集中して自分の時間が過ごせたのがとても楽しかった」、また「お寺で残ったろうそくのリサイクルから始めたというお話から始まって、とても魅力的な先生で楽しい時間でした」と感想がありました。  次の「調布トマトの会」は、5月から活動を始めた成人学級です。ごみ減量と健康のために、生ごみは捨てずに堆肥にして、おいしくて安全な野菜を育てましょうをテーマに、6月の打合せと準備を経て「生ごみは宝だ!生ごみ堆肥のつくり方と元気野菜づくり」、全2回として公開講座を実施したものであります。1回目が「生ごみ堆肥のつくり方と土への戻し方」、2回目が「元気野菜づくりと病害虫防除」で、講師は有機農産物普及・堆肥化推進協会事務局長の会田節子さんです。  参加者からは、「発酵のやり方について詳細な説明と実演があり理解が深まった」、また「ふだんであれば捨ててしまう生ごみを利用することでよい土ができ、栄養価の高い野菜が育つ、改めてメリットが大きいと感じた」と感想をいただいたところです。  2ページをお願いします。成人学級「ゆるりとここから」ですが、5月の活動開始に続き、今回は2回目「子どもを守る言葉『同意』って何?」と3回目「おちんちんのえほん」でした。いずれも絵本の朗読と全員での意見交換が主な内容でした。  次の「木曜会」は、学級開設について申請がありましたが、調布市公民館条例第8条第1項第3号等から管理上支障があると認められるため、不承認となっています。  続いて、家庭教育です。家庭教育講座Ⅰ、全2回は「もっと話そう!あったか家族の会話術」です。1回目は「家族(夫婦)の会話で磨かれる子どもの力とは?」として、子育てで親がすべき一番大切な役割についてペアで話し合い、その後に身につけたい3つの力とコミュニケーションのコツについて学習しました。2回目は「叱らない、褒めない、認める子育て」として、コミュニケーションの3つのステップとして、1、認める、2、見本を見せる、3、社会のルールを説明する、これらを基に叱る、褒める、認めるの違いについて学習しました。講師は、NPO法人親子コミュニケーションラボ代表理事の天野ひかりさんです。  参加者からは、「日頃悩んでいたことの回答を得たかなと思う」や「子どもの考え方のメカニズムが分かった」など、たくさん気づきがあった様子でした。  次の夏休みイベントⅠ「保育士さんといっしょ!」は、赤ちゃん連れの親子の居場所づくりとして、公民館の和室を開放した東部児童館との連携事業です。この事業を盛り上げるイベントとして、保育士さんが赤ちゃんや保護者と触れ合いながら手遊びやリズム遊び、絵本の読み聞かせや保護者との情報交換などを行いました。  続いて、夏休みイベントⅡ、親子でにっこり「木島平村の新鮮野菜で作る離乳食レシピ」は、木島平村の夏野菜を活用した離乳食レシピを紹介しました。無水ラタトゥーユ、トウモロコシのドリア、冷たい野菜のスープを作り試食しました。また、コラボ企画といたしまして「新鮮屋」さんに出張してもらい野菜を販売しました。講師は、管理栄養士の大津久美子さんです。  参加者からは、「味が確認できてよかった、早速作ろうと思う」や「味の濃さや野菜の大きさ、イメージがつかめてよかった」と感想がありました。  3ページをお願いします。展示会です。サークル展Ⅲは、東部公民館登録団体であります「気楽にスケッチ」の作品展を開催しました。  次のサークル展Ⅳは、同じく東部公民館登録団体であります「東部フォトクラブ」の作品展を開催しました。  次の企画展Ⅰ、楷書で書く「富士山漢詩百選」体験教室作品展は、さきの体験教室Ⅳの講座参加者及び東部公民館登録団体の「美しい細字楷書の会」の作品展を開催したものです。  市民文化祭です。次の東部地域文化祭は「第2回実行委員会」が6月10日に開催され、催物の検討、支出予算作成の考え方、チーム分け及びチーム別会議等が会議されました。  続きまして、「第3回実行委員会」が7月8日に開催され、展示の希望及び配置検討、催物の希望及び検討状況、広報、総合受付の配置等が会議されたところです。  続きまして、連携事業です。地域連携事業Ⅰ「ファシリテーション入門~個々を尊重し学びを深める」、全4回は桐朋学園とのコラボ企画で、コミュニケーション講座の発展形であります。桐朋女子高校1年生のT-Projectに参加する形で、ファシリテーションの基礎となるコミュニケーションの実践と世代間交流を行いました。記載してありますとおり、コミュニケーションの基礎(1)、(2)、それからファシリテーションの基礎(1)、(2)の合計4回です。講師は、桐朋女子中・高等学校教諭の吉崎亜由美先生です。  参加者からは、「すごく思考が刺激される構成でした。3回の講座とインタビューの時間は、これからも幾度となく思い返し、私の中の人生の糧になります」、それから「ファシリテーションの入口を見ることができたと思う。先生の講座の進め方も楽しかったし、様々な参加者と出会えたこともいい経験でした」、また「ワークショップスタイル、参加型によって、より考えが深まった。現役高校生と話すことができた」といった感想をいただきました。皆様、参加者が深い学びができた様子がうかがえたところです。  次の地域連携事業Ⅱ、(シニア向け)「スマホのプチお悩み相談~中高生がわかる範囲でお助けします」も桐朋女子ボランティアグループ「空」のメンバーが2人1組で講師となり、シニアのためにスマホのちょっとしたお悩み相談に答えたものです。具体的にはLINEの簡単な使い方、LINE電話、写真の送り方、アプリのインストールなどの質問に答えたものです。  参加者からは、「今日は大変満足です」「分からないことが全部教えていただけて、とてもうれしかったです」「親切に教えていただき感謝しております」と皆さん大変満足された内容でありました。  次の東京都連携事業Ⅰ「シニア初心者向け本気でスマホじっくり4回講習」は、先ほど北部でもありましたが、スマートフォン普及啓発のための高齢、初心者向け体験教室で、4回シリーズの内容はこちらに記載したとおりであります。これは、使いたくてもよく分からないから使えない、スマートフォンをもっと使いたいなど、シニアのための体験講習で、対象は60歳以上の市民であります。講師は、東京都派遣のスマートフォン認定講師です。  参加者からは、「講師とサポートスタッフに親切で熱心に対応してもらえてほぼ満足でした」というような感想がございました。  4ページをお願いいたします。次の共催事業「東部フォトクラブ」公開講座は、「中級者向け レベルアップ写真講座」、全2回です。1回目が「オリエンテーションと構図のポイント」、2回目が「写真が変わる!光の読み方」で、講師は写真講師の矢口久美子さんです。これは、カメラを持っているが使い方が自己流で、しっかりと学んでみたいと思っている方のニーズに応えたものであります。あわせて、仲間と学ぶ楽しさを感じてもらいたいとしたものです。  参加者からは、「写真の技術を生で教えていただける機会は意外となくて大変ありがたかった」「参加している方々に刺激を受けつつ主婦の趣味の幅が広がった」「構図、光の使い方は知っているつもりだったけれども、意識して実践できていなかったので、大変勉強になりました」と満足された感想をいただきました。  続いて、会議です。公民館運営審議会第3回定例会は記載のとおりで、第31期の最終の会議でありました。  次は、皆様、第32期委員の委嘱式及び第1回臨時会の開催でした。内容は記載のとおりであります。  最後に、広報であります。「東部公民館だより」6月、7月号を各6,750部発行いたしました。  東部公民館は以上です。 ○安部委員長  ありがとうございました。続きまして、西部公民館、福澤館長、お願いします。 ○福澤西部公民館長  続きまして、西部公民館です。5ページをお願いいたします。  初めに、青少年教育です。子ども体験教室Ⅰとして「かがくじっけんで『もくもく』しちゃおう」を2回実施いたしました。講師は、仮説実験授業研究会会員の小沢洋一さんです。今年度は、昨年度より人数を増やし、普通学級の小学生と特別支援学級・学校の小・中学生を対象とし、ドライアイスを使った科学実験の楽しさを実感してもらい、水について学習をしました。ドライアイスを水やお湯、ジュースやサラダ油に入れるとどうなるか結果を予想したり、水の分子を赤パンツに見立て、紙芝居「赤パンツがやってきた」の中で水分子から水を説明するなど、楽しみながら学習を進めました。  参加した児童たちからは、「教えてくれたこと、やったことは私の知らないことばかりで、とても楽しかった」「たくさんのもくもくの雲ができて楽しかった」などの感想をいただいております。  次に、子ども体験教室Ⅱとして「手話にチャレンジしてみよう」を全3回で実施いたしました。講師は、手話通訳士の金井冨美子さんです。小学生を対象に、視覚障害者がどのようなコミュニケーションをしているか手話を通して体験してもらうことを目的に、子どもたちが障害者への理解のきっかけとなるよう行いました。3日間連続の講座としたことで、忘れずに次に進めることができ、効果的であったと考えております。子ども対象は初めてでしたが、関心のある小学生が集まってくれた印象です。参加者にお聞きすると、手話の体験をしたかったので、喜んで申し込んだという方が数人、中には自分のお年玉で買った手話の本を持って参加した方もいて、その熱心さに驚かされました。自分の意思で申し込んだだけあって、手話の覚えも早く、最終日には1人ずつ自分の名前などの自己紹介を手話でできるようになるまでになりました。  参加された児童からは、「手話のことや耳が聞こえない人のことも知れて楽しかったです」「アイラブユーは世界共通ということが分かりびっくりしました」などの意見をいただきました。  次に、成人教育です。初めに、市民企画として「『調布野の花めぐり』の横山先生が語る 植物のこと 平和のこと」を実施しました。講師は、元中学校教師であり、牧野植物同好会会員の横山譲二さんです。長く調布野の花めぐりを主宰してきた講師から、植物の魅力や牧野富太郎との関わり、さらに戦争経験者として後世に伝えたい平和への思いなどを伺うことができました。横山先生は、調布で長期にわたり学校教育と社会教育に携わってきたこともあり、先生の話を聞きたいと望む多くの人がいらっしゃったことから、定員を大幅に超える申込みをいただき、急遽場所を変更し定員を増やしましたが、それでも参加を見合わせていただく方がたくさん出てしまいました。  その中で参加者からは、「先生のお人柄、社会貢献のこと、すばらしい生き方をなさっていると思いました」「先生の植物への情熱に胸を打たれました」「いろいろな縁に囲まれた環境が植物の研究につながったことなど興味深くお聞きしました」などの意見をいただきました。  次に、体験教室Ⅱとして「初夏の和菓子3種~バラとあじさいと青楓を作ろう」を実施しました。講師は、つつじケ丘の和菓子屋さん、今木屋の5代目である小宮崇さんです。季節の和菓子の色つけから成形まで、地元の和菓子職人の指導を基に、日本の伝統食文化の1つ、和菓子の魅力を知ってもらう機会とすることを目的に実施しました。当日は3種類の和菓子作りをしてもらいましたが、参加者は一つ一つ講師の手元の動きに見入って真剣に取り組み、同じ材料でもそれぞれの個性があり、お互いの作品を見ながら楽しく作っていたことが印象的でした。  参加者からは、「難しかったですが、楽しかったです」「実際にやってみるとテレビで見ているのとは大違いでした」「また機会があれば参加したいです」などの意見をいただいております。  次に、成人学級です。成人学級は、それぞれ自分たちで計画を立て学習を行っております。  まず、「ウエストガーデンきらら」は、夏から秋に向けての花壇を整えるとともに、市内の農園見学などの館外学習や文化祭に向けての話合いを実施いたしました。  次に、「いのちの楽校」は、「暮らしの中での健康法」を実践を交えて実施しました。また、「ウエストガーデンきらら」と合同で、市内の農園見学の実施及び地域の農業について農産物生産者の方からお話を聞き理解を深めました。  次に、「まるふぉーと」は、今後の予定や館外学習についての話合い、お灸のつぼについて、基礎知識を学ぶとともに、実践を行いました。これからも公民館として成人学級の活動を支援してまいりたいと思っております。  6ページをお願いいたします。国際理解教育です。「中国新時代 コロナ後の動向と日本との関係」を全2回で実施いたしました。講師は、東京大学大学院教授の阿古智子さんです。昨今の中国の動きと問題点について、専門家の話を聞き、今後の日本との関係について考えることを目的に実施いたしました。当日は中国の現状について、ゼロコロナ政策による経済の悪化、格差の拡大について、ゼロコロナ終了後の景気回復の状況についても解説していただきました。また、日本にとって中国は最大の貿易相手国であり、今後も中国の経済政策を注視しながら、協力していく必要があることを説明されていました。  参加者からは、「広大な中国では地域によっての経済格差、教育格差が非常に大きく、ゼロコロナ政策によって、さらに拡大していることを知った」「講師と身近にコミュニケーションを取りながら、親しみを持って学習ができたこと、ありがたく思っています」などの意見をいただきました。  次に、展示会です。ロビー展として開館40周年リレー展示をこの期間に3つ行いました。  まず、リレー展示④「身近な四季を絵手紙に託して」として、西部公民館の利用団体である「彩の会」の会員の作品の展示を実施しました。市民の皆さんに自然の美しさや温かさを伝える絵手紙に触れてもらいたいという思いから、絵手紙をはじめ、手作りカレンダーやうちわの作品等を62点展示いたしました。一時期、会員減少に悩まされていましたが、会員で話し合い、前向きに参加してくれました。  次に、リレー展示⑤として「横山譲二 調布野の花写真展」を講師が長きにわたり市民に伝えてきた野の花の魅力などについて知ってもらえる機会をつくりたいと考え実施いたしました。この展示は、先ほど市民企画で報告させていただいた講師の横山譲二さんの作品で、今回の展示は、講師が自費出版し、市民に配布していたパンフレット、調布野の花100の写真100点及び解説文の展示を行いました。見ている方同士、楽しげに話しているのが印象的で、講師の知り合いなども多く訪れており、好評であったと考えております。  次に、リレー展示⑥として「娘と母の刻 She know.&緒方ゆかり 2人展」を実施しました。公民館利用者の母、緒方ゆかりさんが、娘の詩乃さんの作品を公民館で展示したいとの申出をいただいたことがきっかけで、最終的には娘と母2人の作品の展示となりました。娘の詩乃さんはイラスト作品を、母のゆかりさんはフェルトクラフト作品など合計30点の展示を実施しました。公民館をより多くの方に知ってもらうためにも若い世代の作品展示ができたのは有効的であったと考えております。  次に、市民文化祭です。西部地域文化祭実行委員会の第2回目が開催され、期間中の事業内容など、文化祭の運営について、予算案、会場の配置等について検討いたしました。  次に、団体支援です。サークル体験Ⅱとして、登録団体の「ノアレア」が「癒しの音色~ウクレレを奏でてみませんか」をテーマに、通常のサークル活動でもお願いしている吉田健二さんを講師に2回実施いたしました。参加人数は2回とも当初の予定を大きく上回り、合計32人となり、そのうち8人が会員活動につなげることができたと報告を受けております。  次に、サークル体験Ⅲとして、登録団体の「西部ボイストレーニング」が「声を出すって気持ちいい!声トレ・のどトレ・歌トレしませんか?」をテーマに、通常のサークル活動でもお願いしている玉澤明人さんを講師に2回実施しました。当日は準備や案内、司会など、会員が中心となって行い、活動の案内についてもプリントを配るなど積極的に行いました。応募が多数だったことからも需要はあることを再確認いたしました。今回は11人の参加者のうち3人が入会することとなり、サークルの活性化につながったと考えております。  次に、サークル体験Ⅳとして、登録団体の「小倉百人一首を楽しむ会」が「初心者もご一緒に 小倉百人一首体験」をテーマに2回実施いたしました。当日、参加者は1名と少なかったのですが、会員が中心となって準備から会の説明など丁寧に行いました。その結果としては、和やかな雰囲気での体験となったこともあり、早いうちから入会の意思を固めてくださったことから、会員を増やすことができました。  今後もサークルの活性化、会員増に向けて公民館として支援してまいりたいと考えております。  7ページをお願いします。会議です。西部公民館利用団体連絡会役員会の第3回目が開催され、西利連のお楽しみ会や文化祭、館外学習会などについて話合いが行われました。  最後に、広報です。「西部公民館だより」6月号、7月号を各号6,200部、合計1万2,400部発行いたしました。  西部公民館の報告は以上です。 ○安部委員長  ありがとうございました。ただいま報告がありました東部公民館と西部公民館の事業報告につきまして、御質問等あればお願いいたします。感想でもよろしくお願いします。八田副委員長。 ○八田副委員長  それでは、意見というよりは感想を述べさせていただきますけれども、東部公民館に関しては桐朋学園との連携で特色のある活動がなされています。地域連携ということで、例えば実篤記念館さんだとか桐朋学園さんと連携していくと非常に広がりもあると思いますので、ぜひ今後においても取り組んでいただければと。特にボランティアグループの「空」さんなどは、学生の活動とも連携することでもあるので、とてもいいと思いますので、よろしくお願いします。  一方、西部公民館のほうで質問があるのですが、5ページの成人教育の1つ目、市民企画、横山先生の企画ですが、この中には平和のことに関しても触れられていたということで大変すばらしいことだと思います。表題のところの市民企画とある内容が、表の作り上、市民企画というのが見えないので、この市民企画というのがどういった性質のものなのかというのを教えていただければ。 ○安部委員長  福澤館長。 ○福澤西部公民館長  この事業名については、基本的に大まか決まっている事業になっておりまして、市民企画というくくりについては、横山先生も市民なのですけれども、通常、市民の方や講座等の参加者から希望があったものや、今回の横山先生のようにこちらと先生のほうで企画したものというような場合に当てはまる事業となると理解しております。  以上です。 ○八田副委員長  分かりました。横山先生におかれては、八ケ岳少年自然の家ですとか、ガイドをしていただいたり、非常に貢献をいただいておられて、この活動は非常に貴重な体験談でもあったりすると思います。後に出てきた写真展なども含めて、調布の財産でもあると思いますので、今後においてもぜひいろいろな企画で、ほかの館でも連携できると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  以上です。 ○安部委員長  ありがとうございました。ほかに御感想とか御意見ございませんか。清水委員。 ○清水委員  ちょっとお聞きしたいのですけれども、保育がつくかつかないかというところ、どういう講座だから保育がつくのかというのがあるかどうか、基準がよく分からないのですが、それとも学習をされたい方々が要望して保育を御希望されるのか。保育料などの面もあると思うのですけれども、その辺り保育に関してお聞きしたい。これは先ほど北部のほうには保育つきというのが出てきていなかったものですから、ここでお聞きしたいのですけれども、よろしいでしょうか。 ○安部委員長  源後館長。 ○源後東部公民館長  私が代表してという形でお答えさせていただきます。こういった講座だったら保育をつけるべきとか、特段何か決まった基準があるわけではないのですけれども、専門員のほうが、例えば日中に若いお母さん方を対象とした事業をやりたいと企画したときに保育つきにして、お子さんから少し離れてお父さん、お母さんがそちらの事業に集中できる、そのような時間をつくりましょうというところで企画をするものです。  一方、先ほど委員からもありましたとおり、これは公民館登録保育士が対応しますが、保育料の予算の関係から全てにおいてというのではなくて、限りがありますので、年間の計画を立てた中での事業の実施というような形になっております。  以上です。 ○清水委員  それぞれに保育をつけるかつけないかという見解はいろいろあろうかと思うのですけれども、今、東部と西部の御説明をお聞きしていた中で、事業内容に関して日本の伝統文化を学ぶという内容の講座が幾つかあったかと思うのです。例えば浴衣の着つけであるですとか、和菓子を作るですとか、ぬか漬けのほうは保育があったみたいなのですけれども、こういう伝統文化を学ぶということに対して、若い世代、保育が必要な皆さんがこれらを受講して日本の伝統文化を継承していくという視点は非常に必要ではないかと思うのですが、例えば着つけですとか和菓子ですとかというのには保育は設定をされていなかったということでしょうか。ぜひ伝統文化を継承するという点においては、保育を検討していただいて、若い世代が日本の伝統文化を継承できるような内容で実施をされればよろしいかなと思いまして、これは意見です。ありがとうございます。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかにございますか。栗原委員。 ○栗原委員  感想です。東部公民館は体験教室が非常に多くて、しかもあらゆる分野に及んでいると思うのです。これは非常にすばらしいことだと思います。私も北部公民館で絵を習っているのですけれども、古い人に聞いてみると、そもそも最初は体験教室だったらしいのです。それが発展していって、先生、もうちょっとやっていただけませんかということで、同好会ができて、それがサークルになって、最後、公民館で登録団体となったという流れが幾つか、ほかの団体も体験教室から出発しているのがあるらしいのです。そういうことで、今後もずっと体験教室を幅広く、あらゆる階層の需要に応じたような体験教室をやっていただけると、それがサークル活動になって、公民館の活性化につながるのではないかと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○安部委員長  ありがとうございます。御意見としてよろしくお願いいたします。ほかにございませんか。大槻副委員長。 ○大槻副委員長  令和5年の6月、7月に関して、東部、西部、北部、今、御報告いただいたのですけれども、皆さんの意見が出ていますが、そういうことをどんどん配慮してやればいいと思います。私がチェックしていった中でいくと、定員に対しての申込み参加者を全部チェックしてみますと、確かにコロナというのもあったりしましたが、少しずつでも総体的に見れば増えていっています。この増えていくというのは、あくまで増強、そして定員をしっかり抱えるという、それが全てのサークルから団体の力になってくると思いますので、東部、西部、北部、みんなまとまった意味で、この辺をしっかり充実していくというようなことを考えていけばいいと思います。これは意見です。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかにございませんか。稲留委員。 ○稲留委員  今の体験教室にちょっと絡んでいるので、サークル側の立場からお話ししたいのです。私、「東部フォトクラブ」というのに入っていまして、一昨年ぐらいでしたか、高齢化とともに女性陣が半分ぐらい仲間だったので、ぼんとやめてしまって、会員が四、五名になってしまって、どうしようかと悩みまして、結局、公民館にお願いしまして、さっきも出ていましたが、矢口先生という女性の結構若い方に講演を開いていただいて、それをきっかけにして結果的に合計10名ぐらい入っていただいて、まあまあ今後とも活動が継続していけるのではないか。代表の方も去年ぐらいに入った新しい人に引き継いで安定的に行っているので、単に館だけがやるのではなくて、サークル側からもいろいろ積極的にアプローチしていかないと、館だけが音頭を取ってもなかなかいかないので、その辺はいろいろお考えになってやっていただいていると思いますけれども、そういう実態がありますので、ちょっとお話ししました。  以上です。 ○安部委員長  貴重な御意見ありがとうございます。粕谷委員、ございませんか。 ○粕谷委員  感想です。この運営会議に初めて出席させていただいて、今日の会を迎えまして、各公民館さんの活動内容を御報告いただき、読ませていただきました。昨年11月までは民生委員をやっておりまして、その関係上、おなかに宿ってから高齢者の最期までという形で見守りをやらせていただいたのですが、やはり子どもたちは児童館とかいろいろあります。高齢者の方もいろいろな会があるのですが、こうやって生き生きとしながら、子どもも地域で育まれて、また、高齢者の方もこんなに活動があるのだと。そこで、やはりお互いが接触することで見守り活動にもなるし、ある意味、こういう事業を通しての活性化と見守りと生きていく上での子どもから大人、高齢者までの安全性をとても担っていただいているという感想を持ちました。まだこれから1つずつ勉強だと思っておりますが、すばらしいですね。ありがとうございました。 ○安部委員長  ありがとうございます。稲留委員、どうぞ。 ○稲留委員  今のお話を聞いて思い出したというか、常に思っていて言えなかったのですが、あれだけの僅かなスタッフで、これだけの項目の事業を開いて、それなりの人を集めておられるというのは、個々の話はともかくとして、すばらしいことだと思って、公民館の中身を知るにつけて本当に尊敬しています。お疲れさまと思います。本当に御苦労さまです。 ○安部委員長  ありがとうございます。大きなエールをいただきました。ほかに。澤田委員、ございますか。大丈夫ですか。 ○澤田委員  はい。 ○安部委員長  石井委員。 ○石井委員  個人的な話なのですけれども、私も去年の文化祭でいろいろな体験の教室があったわけです。その中で、例えば日本史を学ぶ会とか、朗読の会、あと稲留さんがやっている百人一首の会、こういうのにいろいろ参加してみたのです。そうしたら、みんなすごいのです。すばらしい。そういうことで、それに感動して、私、今年の初めにその3つの団体に入ったのです。やっていることは、ただ名前だけではなくて、みんな物すごいいい内容でやっているということを感じました。  個人的なことですけれども、以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。すごい評価が高くあれなのですけれども。いい事業なのだけれども、この人数、もうちょっと増やしてほしいというところもあるので、広報等、ぜひ工夫していただきたいし、夜間の講座も、もう少し定期的にやっていただけると、夜間もやっているのだな、公民館でもこういう事業があるのだということが分かってくると思うので、なかなか夜間の参加は今までも難しかったみたいなのですが、継続的にやっていただければ公民館の活動も市民の方々に知ってもらえるのではないかと思いますので、これは意見です。  ほかに何かエールを送っていただければありがたいですけれども、ございませんか。八田副委員長。 ○八田副委員長  先ほど清水委員からもありましたとおり、保育つきか否かによって、子育て期間中の方々が参加する機会というのか、きっかけになるかなと思います。なので、年間何回分かしか予算はないかもしれませんが、その辺のアピールの仕方、ターゲットとなる参加者は、どういった形であれば保育つきが望まれるのかというのをもう少し前に出していくというのですか、保育つきが魅力なのだと。これはぜひ伝統芸能的な部分も学んでもらいたい、じっくり腰を据えてやってもらうためには、保育つきで促すのだということも含めて、アピールの仕方かもしれませんし、工夫次第かもしれませんので、ぜひその辺、予算の限りもあると思いますけれども、工夫をさらに加えていっていただくとありがたいと思います。よろしくお願いします。 ○安部委員長  ありがとうございます。ほかございませんか。清水委員。 ○清水委員  今、委員長から情報提供、周知の方法ということに関してお話があったので、発言をさせていただきたいのですけれども、若い世代はコミュニケーションのツールが変わってきているということで、市のほうでもLINEとかそのようなことで情報を発信したりということがありますが、今いただいている紙媒体の「公民館だより」、3館それぞれございます。ただ、配布するのは限度があって、毎月何部発行と事業報告のほうに載っておりますので、限定された市民の目にしか留まっていない紙媒体の「公民館だより」かと思います。これ以上に情報を周知していくためには、デジタルを活用したものですとか、ホームページはそれぞれお持ちかもしれないのですけれども、それをどうやって受け取っていただけるか。情報は自分が取りに行けば簡単に取ってはこられるのですけれども、まずそこに行こうという気になるといいますか、情報を取りに行ってもらえるような取組がコミュニケーションツールだったりするのかなと個人的には思っておりますが、今後、何か進化していただいて、情報が取りやすい形にしていただければと要望させていただきたいと思います。  以上です。 ○安部委員長  ありがとうございます。以前からも指摘はされてきていることなのですけれども、ぜひ工夫をしていただければ。よろしくお願いいたします。  ほかにございませんか。なければ質疑を終わらせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。      (「なし」の声あり)  それでは、報告事項(3)社会教育委員の会議につきまして、東部公民館長、お願いします。 ○源後東部公民館長  資料3をよろしくお願いいたします。令和5年度第2回調布市社会教育委員の会議についてであります。令和5年7月4日火曜日に調布市教育会館301研修室で行われました。  記載してありますとおり、議題としましては、新しい期の社会教育委員の皆さんが選出されておりますので、せんだってこちらの公民館運営審議会と同じように、新しく期が変わった、これと同様の会議がここで行われたという内容でございます。  議題に記載してありますとおり、議長及び副議長の選出、次に社会教育委員の職務等について、それから社会教育委員の中から図書協議会委員に1名選出いたしますので、そちらの選出が行われました。議長、副議長については、前期から引き継いで同じく篠﨑議長、宮下副議長、図書館委員についても前期に務められた方が再任という形になってございます。  それから、3のその他、東京都市町村社会教育委員連絡協議会の交流大会についてでございますけれども、今年度、こちらの社会教育委員連絡協議会の会長市になっているのが調布市であります。実際に交流大会が12月9日に開催されるのですが、その中の内容について、テーマは決まっているということです。社会教育計画について、パネルディスカッションをするという内容で決まっているということなのですけれども、調布市の社会教育委員の中からパネリストを1人選出するとなりましたが、ここの会議では決まりませんでしたので、次回に持ち越しという形になりました。  次の会議が9月5日で記載してあるとおりであります。  説明は以上です。 ○安部委員長  ただいまの説明につきまして、何か御質問等ございますでしょうか。ございませんか。      (「なし」の声あり)  それでは、日程第2、協議事項、(1)令和5年度研修会について源後館長からお願いいたします。 ○源後東部公民館長  では、続いて御説明いたします。研修会について、今回、机上配付させていただいた内容でございます。令和5年度調布市公民館運営審議会研修会候補という形で記載させていただいております。  委員の皆様には、事前に過去の研修会の開催状況について送付させていただくとともに、研修会のテーマや講師について新たな御提案などを募ったところでございます。別添として記載しておりますけれども、この中で皆さん、どういった形でいきましょうかというところを進めていただけると思いますので、委員長、よろしくお願いいたします。 ○安部委員長  テーマが「これからの公民館の在り方を考える」ということで、講師は長澤成次先生でいらっしゃいますけれども、委員の方々から推薦をいただいておりまして、この件について御協議をお願いしたいのですが、何か御意見等ございますでしょうか。平成30年度なので、5年前に一度お呼びしているのですけれども、皆様、今期、新たに委員さんが交代されていますので、改めて公民館の在り方について考える機会の研修でもいいのかなと思うのですが、いかがでしょうか。御意見等いただければ。八田副委員長。 ○八田副委員長  私が提案した部分もありますので、補足をさせていただきます。5年前に長澤先生に調布で講演をいただいていますが、直近、これからの公民館の在り方を考えるということで、4年、5年たつ中で、さらに人口構造も変わっていて、先ほど委員の皆さんからもありましたとおり、子どもたちとの交流の場にもなっている公民館であり、これからどういう位置づけで、さらに伸びやかにやっていくべきなのかというテーマなどを語っていただけるのではないかと思いますので、ぜひ我々、研修という形で、テーマとしては大変いいのではないかなと思った次第です。  補足の内容は以上であります。 ○安部委員長  ありがとうございます。この内容で研修ということでよろしいでしょうか。11月ですよね。 ○源後東部公民館長  はい。 ○安部委員長  それでは、この内容で決定したいと思いますので、委員さんから御提案がありました長澤成次先生にお願いして、「これからの公民館の在り方を考える」として11月21日に開催いたします。11月の定例会終了後ということで、準備は事務局のほうに一任させていただきますので、よろしくお願いいたします。もし万が一ということがあれば改めて委員さんには御連絡ということですけれども、内諾は得ているのですよね。 ○源後東部公民館長  はい。日程については仮にといいますか、まず押さえさせていただいた内容で進めさせていただいております。 ○安部委員長  よろしくお願いいたします。  それでは、日程第3、その他、(1)成人学級開設の申請についてということで源後館長からお願いします。 ○源後東部公民館長  こちらにつきましては、先ほど(2)事業報告(令和5年6月~7月分)で御報告させていただきました内容のとおりでございます。  以上でございます。 ○安部委員長  今の報告について御質問等ございますでしょうか。      (「なし」の声あり) ○安部委員長  ないようですので、次に(2)次回の定例会開催日程について源後館長、お願いいたします。 ○源後東部公民館長  次回の定例会の予定でございます。次回は10月24日火曜日午後2時から第5回定例会を北部公民館で開催いたします。詳細につきましては追って通知させていただきます。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○安部委員長  よろしくお願いいたします。次回は北部公民館ということでお間違えのないようよろしくお願いいたします。  それでは、最後に(3)その他、何かございますでしょうか。源後館長。 ○源後東部公民館長  事務局から1つだけ、東部公民館のエレベーター工事について少し報告させていただきます。当初、12月22日までとしておりました工期でございますけれども、工事事業者さんが鋭意内容を詰めていただきまして、天候にもよるのですが、現時点では10月末までには完成すると。大分短縮ができたと。これはあくまでも予定なのですけれども、現時点では10月末に完了を予定していると確認が取れましたので、御報告いたします。  なお、工事が完了してから完了検査を受けなくてはならないことになっておりますので、これは11月になってからという形なのですが、事実、工事が完了しましたら、エレベーター自体の供用開始はまだ後になるのですが、今は臨時を使っていますけれども、正面の階段は使用できるように何とか持っていこうと努力しておりますので、御承知おきいただければと思います。  以上です。 ○安部委員長  ということは地域文化祭に。 ○源後東部公民館長  間に合わせるために何とかとしておりましたので。まだ供用開始が全体を含めてどうなのかという事務手続は残っていますが、大丈夫だと思いますので、階段は使用できるということであります。  以上です。 ○安部委員長  よかったです。よろしくお願いします。ありがとうございました。  それでは、本日の日程は全て終了いたしました。これにて令和5年調布市公民館運営審議会第4回定例会を閉会いたします。皆様、御協力どうもありがとうございました。                              閉会 午後3時40分