ともに生き ともに創る 彩りのまち調布 市報ちょうふ 【1】 No.1751 令和5年(2023年)11月20日号 ■発行:調布市(毎月5日・20日発行) ■所在地:〒182-8511東京都調布市小島町2丁目35番地1 ■編集:行政経営部広報課 ■市ホームページ:https://www.city.chofu.tokyo.jp/ 市役所代表:電話042-481-7111 CONTENTS(主な内容) 令和4年度の決算状況…4 市政功労者表彰・秋の叙勲…5 味の素スタジアムでの試合にご招待…15 PR部の大学生が発信!まちの素敵な魅力…16 市報ちょうふの配布に関する問い合わせ 市報ちょうふ配布コールセンター(配布受託業者株式会社小平広告) 電話042-300-3131 ●だれもが本をたのしむために  図書館は、いつでも、どこでも、だれでも気軽に利用できる市民の書斎であり続けるために、図書館を利用する上で困難な状況にある方への支援を行っています。  今回は、市報ちょうふの点訳版ができるまでと、各種サービスを紹介します。  市報が点字本になって必要な方に届けられています 問い合わせ/中央図書館利用支援係電話441-6191 ●12月はパラハート月間(障害者週間)  障害への関心と理解を深め、障害者があらゆる分野の活動に参加することを促進するため、毎年12月3日から9日は障害者週間と定められています。  さらに、市では12月をパラハート月間として、障害への理解を深める取り組みを行います。 詳細は2面・3面をご覧ください ●手をつなぐ樹(432) 秋の夜長の物思い  時折ふと脳裏に浮かぶ、中学生頃の苦笑する思い出がある。  私の場合、およそ普段、家でまじめに勉強した記憶などほとんどないのだが、なんのはずみか不意に猛然と勉学意欲が湧いてくることがあった。「今、この瞬間にも、日本国中、津々浦々で必死に努力している、とてつもない数の同学年の人間(註)がいるのだな。そいつらとの壮大な勝負か。よーし、一丁やったるか」などと思った刹那(せつな)、武者震いを覚え、拳を強く握りしめる。  そして、全身にやる気をみなぎらせ、学力増進を達成するための精緻かつ遠大な計画を懸命に立案しノートに清書する。所要時間は小一時間ほど。作業後は、極めて優れた計画の完成に大いに満足して一人悦に入りながら、こう高らかに宣言する。「やるぞ、あしたから」。  だから駄目なわけだ。決して、「やるぞ、今日から」ではなく、その結果、労作の大計画が翌日以降実行に移されることはついぞなかった。お粗末この上ない追憶で恥ずかしい限りだ。  ただし社会に出てからは、仕事に対してそのような怠惰な姿勢で臨んだことはない。なにゆえか。もちろん報酬を得ることに対する責任が理由の一つではあるが、それ以上に、不必要な業務の停滞により周囲に迷惑をかけることを避けたいと思うからだ。学業怠慢で困るのは自分だけだが。  ところで、そう言えば噴飯ものの自己満足に何度か興じたのは、なぜかいつも秋が深まる頃だったような気がする。秋の夜長の物思いは、ときにゴールのない迷走を凡人にもたらすようだ。 (註)私と同じ1952(昭和27)年生まれの人口は、約200万人。 調布市長 長友貴樹 ●令和5年第4回調布市議会定例会は、11月30日(木曜日)開会の予定です(議会中継は市ホームページから視聴可)。 ●市報11月20日号の掲載情報は11月12日時点のものです