議員提出議案第18号 パレスチナ・イスラエル紛争の平和的解決を求める意見書提出について 上記の議案を提出する。 令和 5 年12月13日 提出者 調布市議会議員 丸田 絵美 賛成者 調布市議会議員 大野 祐司 同 平野 充 同 岸本 直子 同 川畑 英樹 同 伊藤 学 同 木下 安子 同 鈴木 ほの香 同 磯邉 隆 パレスチナ・イスラエル紛争の平和的解決を求める意見書 パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルとの武力紛争は大きな犠牲が出ており、子どもたちを含めて一般市民に多数の死傷者が発生するなど深刻さを増している。 国連のグテーレス事務総長は、安全保障理事会に対して、国連憲章99条に基づき人道的な停戦を求めるよう要請した。 我が国は戦後、パレスチナ問題や中東和平については欧米と一線を画す独自外交を展開してきた実績があり、国内外から停戦に向けた日本のイニシアチブを期待する声も少なくない。日本は、国際紛争解決の手段としての戦争を永久に放棄した憲法を持つ国であり、紛争の平和的解決のために国際社会から期待される役割は大きいと考える。 また調布市議会は、昭和58年に非核平和都市を宣言し、世界の恒久平和を願う立場を表明していることから、ガザ地区の現状をこのまま見過ごすことはできない。 よって調布市議会は、ハマスとイスラエルの紛争に対し、全ての当事者が国際法に従い、早急に戦闘行為を停止し平和的に解決することを求め、国会及び政府に対しその実現のために行動することを強く求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 令和5年12月 日 調布市議会議長 井上 耕志 提出先 内閣総理大臣 外務大臣 防衛大臣 衆議院議長 参議院議長