42ページ  (A-6) 経済的な支援  市独自の手当や,国や都による各種手当や助成などの案内周知等により,経済的負担を軽減します。   前計画期間の振返り  ● 特定医療費(指定難病)受給者証を新規申請時に,特殊疾病患者福祉手当も合わせて新規申請を受理しています。特定医療費(指定難病)受給者証が認定となり,手当の所得制限内の方に,毎年2回手当を支給しています。  ● 制度内容や申請方法の変更(車椅子福祉タクシー,ETC割引更新申請など)があった際は,すみやかに情報共有し,来庁者に混乱のないよう対応を行いました。利用できる制度が多岐にわたるため,来庁者に対しては引き続き丁寧なヒアリングを実施し,遺漏のないよう案内を行いました。   今後の課題  ◆ 各種制度の情報提供の充実  国・都・市による手当,医療費助成,年金などの各種所得補償や負担軽減の制度について,市民に広く周知し,対象となる人が確実に制度を利用できるよう窓口や各媒体での情報提供を充実させていくことが必要です。  ◆ デジタル化への対応  マイナンバー制度やコロナ禍を契機として,行政手続きの簡素化,オンライン化等が求められています。障害特性も踏まえつつ,利用者の利便性を高めていくことが必要です。   43ページ   取組の方向性 <各種制度の情報提供の充実> ○ 市の独自施策による手当等を継続して支給します。 ○ 国や都の制度による手当,障害年金,医療費助成などの制度を市民に広く周知し,対象となる人が確実に制度を利用できるよう窓口や各媒体での案内体制の充実を図ります。 <デジタル化への対応> ○ 各種手続きの簡素化,オンライン化等について検討を進め,利用者の利便性向上に取り組みます。   事業計画 【主要事業】 №A-6-01 心身障害者福祉手当(市制度) 障害福祉課 事業概要  心身に障害を有する方に対し,手当を支給することにより,心身の安定を図り福祉の増進を図っています。 今後の 方向性  継続して支給します。 №A-6-02 特殊疾病患者福祉手当 障害福祉課 事業概要  原因が不明で治療方法が未確立な疾病又はこれに準ずる疾病の難病患者に手当を支給し,心身の安定を図り福祉の増進を図っています。 今後の 方向性  継続して支給します。   44ページ №A-6-03 各種制度の案内・申請受付 障害福祉課 事業概要  市の窓口において,国や都による手当,医療費助成等に係る各種制度の案内と申請受付を行っています。 ○ 手当・年金 ・心身障害者福祉手当(都制度) ・特別障害者手当 ・重度心身障害者手当 ・障害児福祉手当 ・特別児童扶養手当(窓口:子ども家庭課) ・障害基礎年金(窓口:保険年金課,年金事務所) ○ 医療費助成 ・心身障害者(児)医療費助成(マル障) ・難病等医療費助成 ・自立支援医療(精神通院,更生医療,育成医療) ・B型・C型ウイルス肝炎治療医療費助成 ・特殊医療費助成(人工透析を必要とする腎不全,先天性血液凝固因子欠乏症等) 〇 各種サービス ・車椅子福祉タクシー ・自動車運転教習費 ・自動車ガソリン費 等 今後の 方向性  「障害者福祉のしおり」や市のホームページ等を通じて制度の周知を図るとともに,より円滑に対象者への案内,申請手続きへの対応が行える窓口体制を整備します。  申請手続きの電子化等も検討していきます。 №A-6-04 【新規】(仮称)お出かけサポート手当 障害福祉課 事業概要  重度の身体・知的・精神障害者に対し,手当を支給することにより,福祉の増進と社会参加の促進を図ります。 【福祉タクシー券及びガソリン費助成事業の見直し事業】 今後の 方向性  手帳受取り時などの機会を捉え,窓口等で周知を図ります。