令和5年度調布市特別職報酬等審議会第2回会議報告 1 日 時 令和5年10月30日(月)午前10時30分~ 2 会 場 市長公室 3 出席者 【委員】荻本会長,関森会長代理,青木委員,大前委員       小田金委員,齊藤委員,中村委員,吉田委員,渡辺委員,渡部委員 【事務局】今井総務部長,小泉総務部次長,相良人事課長,       山本人事課課長補佐,宮島人事課副主幹,川上人事課人事研修係長       長谷川人事課人事担当係長 4 会議録(要旨) (1) 配布資料の説明    以下の資料について,事務局より説明を行う。   〔配布資料〕   1.令和5年度第2回調布市特別職報酬等審議会次第   2.《追加資料》 ① 令和5年人事院勧告概要 ② 令和5年東京都人事委員会勧告概要   3.令和5年度答申における「基本的考え方」に対する現状について (2) 質疑応答・意見等   ア 追加資料について     委  員 全職員の給料表が増改定となり,上げ幅に関しては国で29年ぶり,都で25年ぶりの改定率となる。この件をどう取り扱うかが一つ論点となると考えている。   イ 答申の方向性について(発言順) 荻本会長 令和5年度においては,今後の財政需要を踏まえつつ,社会情勢や市民感情,近隣4市の状況,職員の給料の累積増減率などを総合的に勘案すると,据え置くことが妥当ではないかと考えている。 委  員 人事委員会勧告はあくまで公務員の給料表であって,中小企業などはまだまだ苦しい状況にある。増額は考えにくいが,減額するほどの状況でもない。据え置きが妥当と考えている。   委  員 資料の中に「26市の中では,全ての職において比較的高い水準にある」との記載があるため,物価の上昇等,増額要因はあるが据え置きが妥当と考える。 委  員 商工会の会員はほとんどが零細企業であり,大変苦しい状況にある。賃上げは現状にそぐわないと考え,据え置きが妥当と考える。   委  員 一般職職員給料の累積改定率においてもまだマイナスであり,市民感情も考えると増額は難しいと考える。据え置きが妥当と考える。    委  員 資料の「職責の位置付け」のとおり,今後ますます重要となることを踏まえると,報酬も合わせて引き上げるべきとも思うが,他の委員と同様に,現在の社会経済状況からは,据え置きが妥当と考える。    委  員 家庭においても物価高騰により生活が苦しく,市民も様々な苦労がある。現状を考えると据え置きが妥当と考える。 委  員 他の委員同様,日本の社会情勢を踏まえると据え置きが妥当と考える。    委  員 現報酬が比較的高い水準であることについて,必要性があるのか疑問に感じる部分もあるが,減額についても慎重な判断が必要になるので,今回は据え置きが妥当と考える。    委  員 零細企業の立場から考えると,物価上昇の対応が困難な現状では,据え置きが妥当と考える。    荻本会長 それでは最後に,答申の方向性について確認したいが,これまで各委員から出された意見を踏まえ,議会の議員報酬額,市長等常勤特別職職員の給料額及び退職手当の支給額並びに議会政務活動費の交付額については,改定せず,据え置くことでよろしいか。    委員一同 異議なし。    荻本会長 この考えに則り,審議会としての答申案を作成し,次回第3回審議会開催までに各委員にお示し,事務局を通じてご意見をいただきたいと考える。答申案の作成については,私と関森会長代理に御一任頂き,事務局と作成手続きを進めて参りたいと考えるがいかがか。 委員一同 異議なし。 荻本会長 委員の皆様から御了解いただいた。次回開催までに皆様にお示しできるよう答申案の作成を進めて参りたい。 (3) 次回の日程   第3回は11月20日(月)午前10時30分~ 市庁舎5階市長公室 以上