================================================= 2024年9月1日    (1) ================================================= 東部公民館だより 発行●調布市東部公民館 〒182-0003 調布市若葉町 1-29-21 TEL(03)3309-4505 FAX(03)3305-3456 E-mail:toubuk@city.chofu.lg.jp 9月号 令和6年9月1日 No.422 -------------------- 芸術鑑賞講座 愛と葛藤の芸術~フリーダ・カーロと三岸節子  華麗なる遍歴と事故による痛みに苛まれながら、鮮烈な作品を遺したメキシコのフリーダ・カーロ。家父長制の閉塞感から尾張を飛び出し、画家への道を歩み続けた三岸節子。同時代に生きた二人の女性画家の生涯と芸術を、それぞれ現地で取材した講師が熱く語ります。 【画像】 ◂フリーダ・カーロ「イバラとハチ鳥の首飾りをつけた自画像」1940年 【フリーダ・カーロ】1907~1954 メキシコ市郊外コヨアカンに、ドイツから移民した写真家の父と、インディオのルーツをもつメキシコ人の母との間に4人姉妹の3番目として生まれた。幼い時の小児麻痺に加え、18歳の時のバス事故により瀕死の重傷を負う。その後、国民的壁画家ディエゴ・リベラの3番目の妻となるが、事故の後遺症による度々の手術、夫の度重なる不実など、心身の痛みに苛まれながらも、トロツキー、イサム・ノグチら時の文化人を魅了し続けた。その波乱の生涯と鮮烈な作品はいま世界中から注目を集めている。 【画像】 ◂三岸節子「自画像」1925年  一宮市三岸節子記念美術館 @MIGISHI 【三岸節子】1905~1999 愛知県中島郡小信中島村(現・一宮市小信中島)の織物工場を営む裕福な家の10人兄弟の6番目(4女)に生まれた。父は吉田永三郎、母は菊。しかし、吉田家は不況のあおりで倒産。先天性股関節脱臼(現・発育性股関節形成不全)を患っており、家父長制の強いなかで育った節子も、この大きなショックから当時興味を抱いていた絵の道へと向かっていく。戦前・戦後の画壇における女性画家の地位向上に努め、その生涯を通じてたくましい精神力で生命を賛歌する作品を描き続けた。 日程・内容 10月3日(木) 「フリーダ・カーロ」 10月10日(木) 「三岸 節子」 【画像】 【講師のプロフィール】 文化学園大学名誉教授。日本エッセイストクラブ理事長。美術史家。東京藝術大学、同大学院修了。フランス国立パリ美術工芸大学留学。著書に『画家たちの原風景』(第35回日本エッセイストクラブ賞受賞 NHK出版)『フリーダ・カーロ』(中央公論社)『鏡の中の女たち―女性画家の自画像』(文化出版局)『絵筆は語る』(清流出版)『女性画家10の叫び』(岩波書店)ほか多数。NHK教育TV「日曜美術館」第3代司会者。 時間/午後2時~4時  会場/東部公民館 学習室 講師/堀尾 眞紀子さん(文化学園大学名誉教授・美術史家) 定員/申込み順28人   費用/無料 申込/9月21日(土)午前9時から、電話または直接東部公民館へ ================================================= (2)  東部公民館だより  2024年9月1日  ================================================= 歴史講座 江戸のヘルスケア~酒飲み大名と鬱(ウツ)の藩士  昨年実施した「歴代将軍の病」でお話した医療事情に続き、それ以外の身分の方のヘルスケアをテーマに、江戸時代を掘り下げます。 日時/9月28日(土) 午後2時~4時  会場/東部公民館 学習室 講師/岩下 哲典さん(東洋大学人間科学総合研究所所長・文学部史学科教授) 対象/市内在住者  定員/申込み順28人  費用/無料 申込/9月7日(土)午前9時から、電話または直接東部公民館へ 【画像】 【講師のプロフィール】 1962年、長野県塩尻市生まれ。1994年青山学院大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。2001年博士(歴史学)。おもな著書に、「江戸無血開城」「病とむきあう江戸時代」「津山藩」「高邁なる幕臣・高橋泥舟」「江戸の海外情報ネットワーク」「幕末日本の情報活動」「予告されていたペリー来航と幕末情報戦争」「徳川慶喜その人と時代」「江戸のナポレオン伝説」「権力者と江戸のくすり」など多数。 -------------------- お菓子作り教室 ざくざく フロランタン 10/1(火)は保育付  バターがたっぷり入ったクッキー生地に、キャラメルでコーティングしたアーモンドを乗せたフランスの伝統菓子を作ります。生地を一部持ち帰り、ご自宅でも復習ができます。初心者の方もぜひご参加ください。 日程/Ⓐ10月1日(火)    Ⓑ10月8日(火) ※両日同内容 Ⓐのみ保育付き 時間/午前10時~正午 会場/東部公民館 調理室 内容/フロランタンの作り方、道具の使い方、食材の扱い方を学ぶ 講師/髙橋 梓さん(若葉町フランス菓子店 J’arrive!!主宰) 対象/市内在住者  定員/ⒶⒷ各回8人(多数抽選) 費用/1,000円(材料費。当日持参) 持物/エプロン、バンダナ、手拭きタオル、食器用タオル、持ち帰り容器2つ、保冷剤、筆記用具 保育/2人(Ⓐ10月1日(火)のみ。1歳6ヵ月以上就学前まで。多数抽選)    保育オリエンテーションは9月25日(水)午前10時~11時    ※親子で要出席 申込/9月10日(火)午前9時~13日(金)午後5時に、電話または直接東部公民館へ    ※ⒶⒷどちらか1日のみ 結果/当選者には、9月14日(土)に電話で連絡 その他/結果をご確認されたい方は、東部公民館までお問い合わせください。 【画像】 【画像】 -------------------- ================================================= 2024年9月1日   東部公民館だより (3)  ================================================= 終了した事業・アンケートから シルバー講座 ①4/26(金)②5/10(金)③5/24(金)④6/14(金) はじめてのオカリナ  関藤先生のご指導で、シニア世代の初心者対象にオカリナ教室を実施。講座終了後、有志が登録団体を目指し「オカリナ野ばら」(第3(金)午前10時~正午)として活動を開始しました。問い合わせは東部公民館まで。 【参加者の声】●指導がとてもわかりやすく、楽しかった。トークが最高です。楽譜のよめない方でも充分に楽しめる内容だった。(50代) 【画像】 体験教室 7/4(木) 7/11(木) ゆかたで粋に~着付けと所作  星先生のご指導で、多世代にわたり「着付けと所作」を学びました。 【参加者の声】●毎年この教室の案内を見ていて、念願かなって参加させて頂きました。着物だとハードル高めですが、浴衣で着付けと所作を学ぶことができるのが、とても気軽にできてよいです。浴衣を身につけ、シャンと背すじを伸ばし、暑さに負けない涼しげな身のこなしを体験できました。洋服を楽しむようにゆかたも帯、帯飾りのコーディネートを考えるのが楽しみになりました。(50代) 【画像】 シルバー教室 7/17(水) 7/31(水) スカッと爽快・スポーツ吹矢  髙島先生のご指導で、シニア対象に「スポーツ吹矢」教室を実施。 初心者で、男女ほぼ同数の方が6m先の的めがけて練習しました。 【参加者の声】●男性、女性問わず偏らずできるスポーツでよい。呼吸法、姿勢を気をつける点が体に良いと思った。(60代)●スポーツ吹矢というものを、初めて体験できたので楽しかったです。当たった時はスカッとします。(60代)●初めての競技だったが楽しくできた。やってみておもしろさがわかった。(70代) 【画像】 地域連携事業 7/23(火)~8/10(土) たたみでのんびり♪赤ちゃんる~む  東部児童館とのコラボ企画として、赤ちゃんと保護者のための遊び場を開催。最近は少なくなった畳の涼しいお部屋で、のんびりと過ごしたり、親子でイベントを楽しみました。 保育士さんといっしょ  7月24日(水)と25日(木)は、公民館の登録保育士による手遊びや人形劇、大型紙芝居、風船あそびなどを一緒に楽しみました。 【画像】▲手遊びのようす 大人にも美味しい木島平村の夏野菜で作る離乳食レシピ  7月30日(火)は、保育園で栄養士をしていた大津先生に、離乳食についてお話を伺いました。月齢に合わせたお米や野菜の固さのサンプルを見たり、夏野菜を使った栄養たっぷりのラタトゥイユなどのレシピ紹介もありました。関連して、調布市の姉妹都市、長野県木島平村のアンテナショップ「新鮮屋」と知的障害者援護施設「すまいる」の出張販売もあり、講座参加者や地域の方でにぎわいました。 【画像】▲離乳食講座のようす 【画像】▲出張販売のようす -------------------- ================================================= (4)  東部公民館だより   2024年9月1日  ================================================= 企画展 階段アート作品展~ON THE WALL  夏休みに描いた「階段アート」作品を、階段に飾る前に、回廊に展示します。お子さんたちの力作をぜひご覧ください。 日程/9月5日(木)~9月29日(日) *月曜休館 時間/午前9時~午後9時30分 会場/東部公民館 回廊スぺース 内容/8月に実施した、下記事業の作品展示 出展/東部ジュニア教室  (8月10・11日実施)   「大好きなモチーフをならべて描く階段アート」参加者 費用/無料 【画像】▲一昨年の参加者の作品 -------------------- 公民館運営審議会だより ◆令和6年調布市公民館運営審議会第3回定例会が、令和6年6月25日に東部公民館において開催されました。(出席委員8人、傍聴者3人)◆報告事項では、北部公民館長から「委員の交代について」の報告がありました。調布市文化協会選出の委員から辞職願が提出されるとともに後任の委員について同協会から推薦があり、教育委員会においていずれも承認されたとの報告がありました。また、新たな委員から挨拶がありました。◆次に、令和6年4月から5月分までの公民館使用状況報告について北部公民館長から報告がありました。前年度と比較し3館合計で4月の使用単位数は減っているものの、利用者数は増えていました。5月は、使用単位、利用者数ともに減っていました。その理由としては、前年同時期に活動していた有料団体の利用が皆減したためとのことでした。◆次に、各公民館長から令和6年4月から5月分までの事業報告の説明がありました。委員からは、成人学級から登録団体に移行する団体としない団体について質問があり、登録団体となることを躊躇する団体の要因について回答がありました。◆次に、「令和6年度第1回調布市社会教育委員の会議」について、北部公民館長から報告がありました。 ◆審議事項では、「令和6年度公民館利用登録団体(更新)について」説明がありました。委員からは、更新する団体の中には会員数が10人に満たない団体が複数あることから、承認の要件を緩和してはどうかといった意見がありました。一方で10人という基準があるからこそ、これを維持しようと会員拡大に努め団体が継続しているとの意見がありました。最後に要望として、さまざまな世代が活動できるように団体の承認基準を検討するよう要望が付され、令和6年度公民館利用登録団体(更新)について全員異議なく承認しました。◆次に協議事項として、委員長及び副委員長の選出に移り、現委員長及び副委員長が再任されました。◆以上のとおり、第3回公民館運営審議会において、報告事項4件・審議事項1件・協議事項1件ほかの確認・審議等を行いました。今回の審議会では、特に利用団体登録の要件緩和の必要性についての検討意見があったほか、今年度の研修会に向けて、市内の大学等との連携についての検討意見などがありました。新たに2年間の委嘱を受けた9人の公運審委員で、3館の公民館が各地域の特色を活かし、また各館が連携した公民館活動を推進するよう、発展的な意見交換を重ねて参ります。 (八田 主税) -------------------- 会場使用の受付  11月分の午前・午後区分の会場使用の申込みは、密集を避けるため、引き続き申請書の郵送などによる事前提出の方法で実施します。新規申込団体は事前にお問合せください。9月6日(金)午前9時到着分まで有効とします。◆夜間区分は9月6日(金)午後6時30分到着分まで有効とします。◆使用希望が重複した場合は、職員が抽選を行い、利用団体を決定します。 -------------------- [ マップ ] 古紙パルプを配合した紙を使用しています -------------------- 公民館は敷地内禁煙です ●エレベーターがご利用できるようになりました。どうぞお気軽にご来館ください。☺☺☺