地域活動情報紙1面 地域活動情報紙 Vol.5 地区協議会特集号 今回の地域活動情報紙は、市が推進している 「地区協議会」の特集です。今年になって、新たに 二つの地区で「地区協議会」が設立されました。 もくじ ●1面……新地区協議会紹介 ●2、3面…既存地区協議会の活動状況 ●4面……地区協議会・「地域カルテ」の概要、地区協トピックス 平成23(2011)年8月5日 発行:調布市 内容に関するお問い合わせは 生活文化スポーツ部協働推進課 〒182-8511 調布市小島町2-35-1 電話:042-481-7036、7122/FAX:042-481-6881 Eメール:komyuni@w2.city.chofu.tokyo.jp 布田小地区ハッピータウン協議会 (布田小学校区:平成23年7月3日設立) 世代を超えた楽しい地域を! 会長 依田 耕児 ● 私の趣味:なんでもやってみること ● わがまち自慢:多摩川の自然の恵みと元気で明るい子どもたち    地域のネットワークを広げることで、みんなが安心して安全に暮らせるまちづくりを推進します。 そのためには情報の共有化が重要だと考えているので、独自に作成したブログ式ホームページを最大限に活用し、円滑なコミュニケーションを図っていきます。  また、布田小学校で飼われているウサギをモデルとした「ハッピーうさ子」にもシンボルキャラクターになってもらい、世代を超えて楽しく地域に関心をもってもらえるよう努めます。 シンボルキャラクター 『ハッピーうさ子』 ホームページもあります。 http://happy-usako.jp/ 文化会館たづくりでの設立総会の様子です。 ちょうわ地区協議会 (調和小学校区:平成23年3月11日設立) 共助の精神で、血の通った組織に! 会長 田中 正行 ● 私の趣味:みんなでワイワイすること ● わがまち自慢:自主活動が活発  ちょうわ地区協議会は、東日本大震災が発生した3月11日に11番目の地区協議会として誕生しました。 当日は地震の影響で設立総会の開催も危ぶまれましたが、多くの方々に参加していただくとともに、市の支援もあり、産声をあげることができました。 大震災の直後にできた地区協議会であり、参加者からは異口同音に地域の連帯感とネットワークの必要性が主張されました。 このような状況下でスタートした当協議会では、防災訓練だけでなく、健康増進を目指して体力測定会を行います。  また、住みよいまちづくりに向けての安全・安心パトロール、地域情報の提供などの事業を実施します。 ちょうわ地区協議会では、地域と市が協働して公共サービスの一端を担う提供主体となり、身近な分野で共助の精神で活動する「新しい公共」を育てていくような血の通った組織づくりを目指して活動を展開していきます。 震災当日の設立総会にも、 大勢の方々が駆けつけました。 定期的に集まって、会合を開いています。 活気に満ちた地域社会を目指して    少子高齢化の進展や住民ニーズの多様化といった社会の変化を踏まえて市政を推進するためには、市民の皆様の声を的確に把握し、時には一緒に汗を流してまちづくりを進めることが重要です。 調布市では、小学校区をエリアとして地域内のネットワークを築き、地域住民が主体となって活動するまちづくり組織として地区協議会の設置をお願いしています。 現在、市内に20ある小学校区のうち12の地区で設立され、防犯や防災、地域の情報共有などの活動に献身的に取り組んでいただいています。 今年3月には、地区協議会の力をまちづくりにより一層反映できるよう、地域と行政とが役割分担をしながら課題の解決に取り組む「地域カルテに基づく事業提案制度」を導入しました。 地域の課題解決に向けて、住民が責任を持ってその在り方を決めることのできる活気に満ちた地域社会を築くために、市ではこれまで以上に市民の皆様の力を必要としています。 地区協議会と行政とのパートナーシップを通じて、地域がさらに活性化することを大いに期待しております。 調布市長 長友 貴樹 地域活動情報紙2面 石原小学校地区協議会 (石原小学校区:平成11年2月設立) 代表 日比生 信義 ● 私の趣味:FC東京サッカー観戦 ● わがまち自慢:水木しげる先生がお住まいです! 地域の‘絆’のために   石原小学校地区協議会では「手をつなぎ笑顔で築くまちづくり」のスローガンのもと、諸団体の連絡調整機関として、地域の方々と一緒に活動を進めています。  今年度は10月に地域防災訓練を計画しています。  東日本大震災以降、安全安心のまちづくりのためには、ますます地域住民の力を必要とします。  「互いの連絡が緊密に取れ、ひとたび何かあれば連携して動く。」  そんな‘絆’を深めるための訓練になればと考えています。 鬼太郎公園もあります。 子どもたちとカブトムシをふ化させました。 いっしょうふれあいネットワーク (第一小学校区:平成21年4月設立) 会長 平野 光孝 ● 私の趣味:アルトサックス ● わがまち自慢:交通の便が良い、調布の中心地 災害時に有効なネットワークづくりを!  いっしょうふれあいネットワークは3年目を迎え、活動も活発になってきました。   3月11日に東日本大震災が発生しましたが、あの経験は私たちに多くの課題を投げかけたと思います。 やはり今後は、地域に即した防災体制を考え、地域のネットワークづくりに積極的に取り組んでいきます。 そのためにも仲間を増やし、裾野を広げていきたいと考えています。   今年は地域の夏祭りや運動会にも参加・協力し、独自のイベントも検討中です。  さらに「地域カルテ」の勉強会も随時進めていく予定です。 昨年は、市役所前庭で防災訓練を行いました。 上石原まちづくり協議会 (第三小学校区:平成12年10月設立) 会長 増岡 源吾 ● 私の趣味:健康、ながいき ● わがまち自慢:新選組局長 近藤勇の生誕地「上石原」! 地域を引っ張る老人パワー!    上石原まちづくり協議会は、設立以来、地域の防災訓練・防犯巡回・交通安全・駅周辺の問題解決などに尽力してきました。  また、近年完成予定の西調布駅舎・駅前広場・道路も順調に工事が進んでいます。    自治会関係者が中心となって設立した当協議会を、第三小学校区の「地区協議会」として、地域住民の方々や既存の活動団体の方々に参画していただける組織を目指し、努力しています。 地域の防火防災功労賞を受賞しました。 西光寺の近藤勇像。 飛田給小学校地区協議会 (飛田給小学校区:平成15年2月設立) 会長 石川 浩 ● 私の趣味:まちづくり、社会貢献 ● わがまち自慢:学生や外国人など、多様な方々が住んでいる点、スタジアムやおしゃれな駅 地域のつなぎ役として    飛田給小学校地区協議会では、安全・安心のため、継続して見守り活動や夜警パトロール・防災訓練・地域清掃などの活動をしてきました。 継続は力なり、地域の方々の顔が見える活動を通じて、地域の絆を深めていきたいと思います。  また、当協議会の特色の一つとなってきたクリスマスのイルミネーション・ミニコンサートは、地域の人たちの手づくりのイベントとして、子どもから大人まで多くの方が参加しています。 東日本大震災では被災地の方々に様々な形で協力し、自助努力とお互いに助け合える地域の重要性を再認識させられました。 自治会や健全育成など、それぞれの団体が能力を持ち、素晴らしい活動を行っており、地区協議会がそのつなぎ役としてよりよい地域をつくるお手伝いができればと思います。 ふれあいクリーンデ―で地域をきれいに。 富士見台地区協議会 (富士見台小学校区:平成22年3月設立) 会長 竹口 裕 ● 私の趣味:海・釣り(最近少しご無沙汰ですが…) ● わがまち自慢:清流・多摩川 安全・安心なまちを目指して ! !    富士見台地区協議会は、平成22年3月7日の設立以来、地域の皆さんが「安全」で「住みやすい」まちになるように活動を進めてきました。 昨年は設立初年度でしたが、地域の皆さんのご協力もあり、「総合防災訓練」を実施する事が出来ました。 時期的には寒い12月でしたが、150人もの方々にお集りいただき大変好評でした。   今年は10月に実施する予定です。   これからも地域の「安全・安心」をテーマに活動をしていきますので、ご協力をお願いいたします。 防災訓練にて。「人工呼吸」と「AED」の訓練です。 防災訓練、開始の挨拶(訓示です!参加の皆さん神妙に聞き入っています!) 地域活動情報紙3面 八雲台小学校地区協議会 (八雲台小学校区:平成17年6月設立) 会長 杉崎 敏明 ● 私の趣味:アユ釣り、渓流釣り ● わがまち自慢:若さあふれるエネルギッシュなまち 今後も地域のために  八雲台小学校地区協議会は、防災・防犯・環境美化・ふれあい事業の四本柱で活動しています。 防災に関する活動では、東日本大震災もあり、気を緩めることはできません。   地区内の避難所や防災備蓄の見直しも必要です。 防犯については、振り込め詐欺が市内で多発していることもあり、その啓発を主体事業としてやっていきたいと考えています。 環境美化活動では、児童クラブとともに学校周辺の清掃を行い、ふれあい事業では、主に学校開放事業・わくわく広場事業への参加を委員会形式で実施予定です。 安全・安心、地域友好、「自分たちの地域は自分たちで守る」をモットーに設立しましたので、今後もこのモットーに沿って活動していきたいと思います。 防災訓練では、災害救助犬も登場しました。 上ノ原まちづくりの会 (上ノ原小学校区:平成16年5月設立) 会長 山田 重幸 ● 私の趣味:囲碁 ● わがまち自慢:子ども会対抗親善ソフトボール大会 安全・安心で、楽しい、住みよいまちづくりを目標に!!  子どもたちの登下校の見守り、ふれあい音楽会や美化大作戦、防災訓練や会報の発行、それに福祉の共催事業など、今年で8年目となる上ノ原まちづくりの会の活動が地域に定着してきました。   今年は東日本大震災を教訓に、昨年実施した「イザ! カエルキャラバン!」を上ノ原地域に合った形で実施したいと計画を進めています。 子どもたちを対象にした防災訓練を行いました。(イザ! カエルキャラバン!) 「美化大作戦」で自分たちのまちをきれいにしました。 恒例行事「ボランティア交流会」で地域の方々の親睦を深めました。 緑ヶ丘・仙川まちづくり会議 (緑ヶ丘小学校区:平成13年6月設立) 会長 田中 次郎 ● 私の趣味:草花が好き ● わがまち自慢:仙川、白百合女子大学を有する閑静で文化的なまち 「仲良し」で「住みよい」まちを目指して   緑ヶ丘・仙川まちづくり会議は、昨年設立10周年の節目を迎え、記念式典・講演会を挙行し、秋には10周年記念誌を発行することができました。   唯一残念だったのは、4月初めの当会議最大のイベントである「桜まつり」が東日本大震災の影響で中止せざるを得なかったことです。 今年は市長の提案でもある「地域カルテ」を活用し、緑ヶ丘西部地区の交通不便地域解消のために「乗合タクシ?導入」を目指しています。 文化交流会では、近隣大学の学生さんが演奏してくれました。 恒例の子どもおたのしみ会。 若葉小学校地区協議会 (若葉小学校区:平成21年3月設立) 会長 清水 正孝 ● 私の趣味:子どもに工作を教えること ● わがまち自慢:緑の多いまち 今、何ができるかを考えて  若葉小学校地区協議会は活動3年目を迎えました。   今後の課題として、いかにして地域に溶け込むことができるか、一緒に何が出来るかを考えることが重要です。 活動を通して顔が見える体制を作ることで、無縁社会から抜け出し、助け合いの気持ちにあふれる住みよいまちづくりに取り組んでいきたいと思います。 今年は東日本大震災が起きたこともあり、そのような大災害も念頭に入れて活動していきたいと考えています。 昨年の防災訓練の様子。 こくりょう・みんなの広場 (国領小学校区:平成19年4月設立) 会長 宇治 和子 ● 私の趣味:新舞踊 ● わがまち自慢:昔ながらの良さを残しつつ変わってきていること 情報の共有化と顔の見える国領に!  こくりょう・みんなの広場は設立5年目を迎えます。 既存の諸団体と比べると、まだまだ地域の皆さんに知っていただけていない状況です。 しかしながら、運営委員さんたちは凄いんです。 “パワー全開の国領”に向け、熱き想いを語ります。 自分たちのまちですものね。 みんなが情報を共有し、コミュニティの輪を広げ、顔が見える地区になるように当協議会がお手伝いできればと思っています。 安全で安心なまち、住みやすいまち“国領”に!頑張るぞ! 興味を持たれた方は、 お気軽にご連絡ください。 調布市生活文化スポーツ部協働推進課  電話:042-481-7036/FAX:042-481-6881 Eメール:komyuni@w2.city.chofu.tokyo.jp 現在、20ある小中校区中、12地区で地区協議会が活動しています。 飛田給小学校地区協議会 上石原まちづくり協議会 多摩川小学校区 石原小学校地区協議会 いっしょうふれあいネットワーク 富士見台地区協議会 布田小地区ハッピータウン協議会 北ノ台小学校区 深大寺小学校区 柏野小学校区 八雲台小学校地区協議会 第二小学校区 杉森小学校区 上ノ原まちづくりの会 滝坂小学校区 ちょうわ地区協議会 こくりょう・みんなの広場 染地小学校区 緑ヶ丘・仙川まちづくり会議 若葉小学校地区協議会 地域活動情報紙4面 地区協議会とは…  小学校区を概ねのコミュニティエリアとし、自治会やPTA、商店会や消防団などの様々な地域団体や個人によって構成されるまちづくりネットワークです。 地区協議会ができると…  ● 地域が連携・協力することで、地域の連帯感が生まれます。   ● 地域情報の共有や各種団体の連携により、知識・経験を活かしあった、よりよい地域活動が可能になります。   ● 地域全体の連携・協力により、地域全体の課題解決につながります。   ● 地域交流が盛んになることで、新たな地域の人材発掘が可能になります。   ● 情報提供、50万円を限度とする活動費の助成、活動のPRなど、市が活動を支援します。   ● 地域の意見を集約し、まちづくり案を市に提言することができます。(地域カルテ) ※地区協議会は既存組織の上に立つものではありません。 「地域カルテ」に基づくまちづくり始まります! 「地域カルテに基づく事業提案制度」とは…  地区協議会がこれまで培ってきた地域のネットワークを基軸に、市民の皆様が普段から感じている身近な地域課題を検討・協議した「地域カルテ」を作成し、課題解決を図るための事業を市に提案していただく制度です。   これは、地域の意思をまちづくりに反映し、市民と行政との適切な役割分担のもと、それぞれの力を合わせて一緒に取り組んで行こうという仕組みです。 【提案できる者】 ・市から承認を受けた地区協議会 【提案の要件】 ・限度額 1地区あたり300万円 ・多くの参加を得られる環境づくり提案に当たっては、多くの方が地域課題の検討・協議に参加できる環境づくりに努めることが必要です。 ・市との協議 事業の提案前に、事業内容や地域と市との役割分担などについて、市との協議を行います。 4月~9月 提案内容の検討(地区協議会) ・ 地域課題の検討 ・ 解決策・優先度の協議 ・ 市との協議 ・ 地域カルテの作成 ・ 提案書の提出 10月 提案内容の審査(市) ・ 提案内容の審査 ・ 市との意見交換 ・ 仮採択の可否 ・ 予算見積 11月~3月 事業化決定(市・市議会) ・ 提案内容を含んだ次年度予算案の調製及び 議会への提案 ・ 議会での審議・可決 4月 事業の実施と評価(地区協議会・市) ・ 提案事業の実施 ・ 事業評価 地区協トピックス    6月30日(木)、飛田給小学校地区協議会が、地域安全活動を積極的に推進し、安全で安心な住みよいまちづくりに貢献したとして、調布警察署・調布地区防犯協会から感謝状を授与されました。 この表彰は、およそ10年に及ぶ飛田給小学校地区協議会の地道な防犯活動の賜物です。 年内の予定 (平成23年8月5日現在日程が決まっている事業です) 8月 8月27日(土)  そば打ち講習会(こくりょう・みんなの広場) 9月 9月25日(日)  美化大作戦(上ノ原まちづくりの会) 10月 10月8日(土)  防災訓練(いっしょうふれあいネットワーク) 10月9日(日)  防災訓練(富士見台地区協議会) 10月15日(土) 防災訓練(石原小学校地区協議会) 防災訓練(上石原まちづくり協議会) 10月29日(土) 防災訓練(ちょうわ地区協議会) 11月 11月20日(日)  防災訓練(上ノ原まちづくりの会) 11月27日(日)  ふれあいクリーンデー(飛田給小学校地区協議会) 12月 12月10日(土)  クリスマスミニコンサート(飛田給小学校地区協議会) 廣瀬 郷 入所11年目 私の趣味:育児、読書 粕谷 敦子 入所3年目 私の趣味:ディズニーランド 福岡 保宏 入所2年目 私の趣味:ひとり旅 私たちが設立・運営を サポートします! 調布市生活文化スポーツ部協働推進課  電話:042-481-7036/FAX:042-481-6881 Eメール:komyuni@w2.city.chofu.tokyo.jp