■■1面■■ じょいなす 地域活動情報紙 Vol.9 平成26(2014)年2月5日 発行:調布市 生活文化スポーツ部協働推進課 〒182-8511 調布市小島町2-35-1 電話:481-7036 Eメール:komyuni@w2.city.chofu.tokyo.jp なぞの答えは 分かった? 答えは中面で チェックしてね! エポリン エポリンのプロフィール 調布に引っ越してきたばかりの女の子。 ●出身地………雪国 ●好きなこと…体を動かすこと、        友達と遊ぶこと ●趣 味………サッカー観戦、        雑貨屋さん巡り 暇な休日に何かしたいな〜。 調布で面白いことしてる人 いないかな…? 「なぞ」の提供:調布謎倶楽部 Join us(じょいなす)…「参加しよう、一緒にやろう」の意 ■■2-3面■■ 1面のなぞ、解けましたか?…答えは「ワカモノ」です☆ (※詳しくは調布謎倶楽部のHPをご覧下さい。) 「地域活動情報紙 第9号」は“若者の市民活動・地域活動”にスポットを当て、 10〜20代の皆さんの活動現場にお邪魔してお話を伺ってきました。 ここに紹介しているのは、ほんの一部。それでもこんなにたくさんの若者が 様々な分野で活躍しているのですね!未来を担う若者の活動が活発なのはとても心強い! 若者の皆さん、少しでも興味があるなら、 自分のため、地域のため、誰かのために一歩踏み出しませんか!? うわぁ〜!調布にはこんなにいろんな活動があるんだね♪同年代の人もたくさんいるみたい! 私でもできることあるかな? みんがおキッチン 〜東京外国語大学〜  日本でも難民の方々が生活をしています。  彼らの日本での生活は日本人とは比べものにならないほど過酷。  そんな社会を「変えていこう!」と難民の周知・理解を進めるために活動している若者たちがいます。  大学の食堂で難民の方々の祖国の味を提供したり、難民の方に自身の経験を講演してもらったりすることで、理解を進めているのです。  活動を続けることで少しずつ周りの信用も得られるようになり、気軽に協力をお願いできる仲間も増えてきました。活動の成果は、大きく目には見えなくとも着実に現れはじめています。 ひとりでも多くの学生に興味を 持って欲しい! 「アゼリ風トマト肉じゃが」 (アゼリ民族※の料理 ※帯参照) とってもおいしそうだね ※アゼリ民族…イラン北西部やアゼルバイジャンで暮らす民族 第五中学校ボランティア部  中学生が踊りを踊って、見ている人に楽しんでもらうことをボランティアと考え、活動しています。学校行事、地域のお祭りや高齢者施設などで発表しています。  青少年赤十字の活動にも参加し、救急救命講習を受けたり、東日本大震災の慰霊祭のお手伝いなどもしました。 地域運動会での発表に緊張気味の みんなも、イベントが終わると 充実した笑顔でいっぱいでした♪ FC東京・市民スポーツボランティア  スポーツへの関わり方は「見る・する・支える」と3種類あるそうです。  味の素スタジアムを本拠地とするFC東京を「支える」活動をしている方々がいます。  ホームゲームの運営を手伝い、時には、間近で選手を見られたり、ハーフタイム中にピッチ際を歩けたりといった経験も出来ます!  活動内容もとても魅力的ですが、それ以上に得られるのはサッカーが、そしてFC東京が好きなメンバーとの出会い!  「大好きなFC東京のために何かしたい」とみんな同じ目的に向かっているためか、活気に満ちた雰囲気の中、皆さん楽しく生き生きと活動していました。 ピッチから観客席 見渡してみたいですね! 【新人ボランティアに密着!】 〜ボランティア初日の流れ〜 ・ ゲート付近で紙コップ移し替え ・ 会員受付テント体験 ・ 車椅子サポート体験 ・ 総合案内体験 ・ 選手と一緒に入場する子どもたち  に挨拶 ・ 座席案内体験 ・ 子どもたちと練習する選手を 見学 ☆試合観戦☆ ・ 横断幕(ハーフタイム)※写真参照 ☆試合観戦☆ ・ ごみ回収 ・ 解散〜打ち上げへ〜 青少年ステーションCAPS 支援スタッフ  「音楽が好きなら、年齢も性別も関係なくそれだけでもう仲間なんです。」そう話すのは、ギタリストの高橋龍司さん。  CAPSで、ギターを学びたいという後輩にギターを教える支援スタッフとして活躍しています。  ギターを弾くことで楽しさを見つけ、音楽をもっと好きになってほしいとの想いで活動している高橋さんは、その子のやりたいジャンルに合わせて教えてくれます。  CAPSでは、中・高校生の居場所として様々な活動スペースを開放しており、高橋さんのようにこの場所で育った卒業生たちが、後輩のためにイベントの手伝い・学習支援、ギターやダンス教室などでサポートをする支援スタッフとして活躍しています。 大好きな音楽のことなら、 教える方も教わる方も真剣! 職員の鵜生川(うぶかわ)さん。 「いつでも遊びに来てください♪」 調布中NGO  勉強が分からなくて困った時、誰に相談しますか?  もし、自分の学校を卒業した先輩が勉強を教えてくれたら、気軽に相談できると思いませんか。  調布中NGOは、調布中学校を卒業した高校生が、後輩達への勉強会や、学習環境に恵まれない子どもたちのための啓発活動を行っている団体です。  高校生にとっても、この活動で得たものは多く、相手の立場に立った話し方や、講演会を通じてチャレンジ精神を学んだほか、地域の中で顔見知りも増えました。 テスト前に疑問点は解決! 誰かのための行動が、自分の糧にもなっているんだぁ! 問合せ先:調布中NGO メールアドレス:chofuchu_NGO@yahoo.co.jp 桜華乱舞 〜桐朋学園芸術短期大学〜  鮮やかな衣装に満面の笑顔!明るく楽しそうな彼らは、和装でダンスや殺陣を披露し、お祭りを盛り上げています。  地域とのつながりは長く、もうすぐ10年!お祭りを盛り上げる若者が欲しい運営側と、ダンスの発表の場が欲しい学生側のニーズがマッチして、毎年お祭りに参加して来ました。  桜華乱舞のショーを楽しみ、応援してくれる地域の方の存在がやりがいになっています。  出番以外の時間帯にもメンバーで手分けして屋台を手伝い、お祭りの運営に一役も二役も買っています。 幅広い年代の人が協力して作り上げているお祭りとっても楽しそう! 一緒に練習した仲間はとても仲良し☆ 問合せ先:桐朋学園芸術短期大学 演劇専攻研究室 Tel:03-3300-3917 調布謎倶楽部  表紙の「なぞ」、解けましたか?  調布では、「調布謎倶楽部」という団体が活躍しています。  市内の各種イベントに「なぞ」を提供し、アトラクションの一つとして参加者の頭を悩ませています。 調布謎倶楽部からの挑戦状 アナタはこのなぞ、解けますか? このなぞが 解けた方に プレゼントを 用意しています。 詳しくは4面を ご覧下さい。 子ども文学研究会 〜白百合女子大学〜  月に1回、世田谷区立中央図書館で本の読み聞かせを行っています。  大学の講義で、読み聞かせや手遊びを習っていても、子どもたちの前で実践する機会は滅多にありません。当日集まった子どもたちの年齢や人数に合わせ、工夫を凝らして活動しています。  実際に子どもたちの反応を見ることで、講義では学べない技術が得られ、読み聞かせのプロである保育士さんにほめられたこともあったそう!  子どもたちが楽しんでくれたり、保護者の方々が読み聞かせのために図書館に足を運んでくれたりすることが何よりものやりがい。  最近では、調布市内の書店からも声がかかり、活動の場が広がりました。 なぞなぞの絵本、一緒に考えるのはとても 楽しいね☆ 児童文化クラブ 白百合女子大学では「児童文化クラブ」も 読み聞かせや人形劇で子どもたちを 楽しませる活動をしています 子どもたちが楽しんでくれて、保護者の方々も喜んでくれる。さらに、自分たちの勉強にもなる、一石三鳥なんてすごい! 調布少年少女センター  高校生になってから外で遊ぶことってほとんどありませんよね。  調布少年少女センターでは、「自主的子ども会活動」をしています。  「自主的」とは、イベントの企画や運営を指導員と呼ばれる若者が行うことです。指導員の中には、子どものころからイベントに参加していて、そのまま指導員になる方も多くいるのです。  取材では、市内4つの少年団が集まって行われる「青空学校」にお邪魔しました。ゲームやクイズなど楽しい企画が盛りだくさんで、子どもたちは飽きずに自主性や主体性を身につけていきます。外で思いっきり体を動かした後は、指導員も子どもも遊び疲れてぐったりしていました。  「だまされたと思って参加してみて!」指導員の方々が口ぐちに言うように、一度参加してみればきっと活動の魅力に気づくはず! 大人も子どももゲームは真剣!!! 高校生から社会人まで幅広い層の 若者が知恵を絞り企画を考えます 私も久しぶりに外で思いっきり遊びたいな! 調布学生コミュニティー  Withgrow  調布の名所をPRしようと、学生目線で作成した動画を配信している大学生たちがいます。  調布市に縁のある大学生が「調布を盛り上げよう!」と集まった、Withgrowのメンバー。市内のイベントに参加したり、学習支援を行ったりと、とにかくフットワークの軽い彼らの活動は、バラエティー豊かで、何より楽しそう!動画撮影だってシナリオ等は一切なし!「こうしたらいいんじゃない?」「この方が良くない?」と意見を出しながら和気あいあいと進めます。  彼らの動画を見れば、自分達が楽しむことが大切という活動の根幹が見えてくるはず! みんなでシナリオを考え中♪ (@「調布のやさい畑」) 調布のイベントが盛り上がるのはこういうみんなのおかげなんだね! 電気通信大学 ボランティア推進部 「ボランティアは、最初の一歩のハードルが高いんです。」と話すのは代表の養老毅暁さん。  彼らの活動は、電通大生にボランティアを「推進する」ことです。ボランティアに取り組みたい学生に「一緒に参加しよう!」と背中を押したり、新たにボランティア事業を生み出したりする活動で「推進」をしています。  学園祭の前には、彼らの主催で美化活動が行われます。学生だけでなく、地域の方々や教職員がたくさん集まり、一緒に構内と外周をきれいにしました。 地域の方々と学生で一緒に美化活動! 次回の美化活動に 私も参加してみようかな! ワカモノプロジェクト  東日本大震災の発生からもうすぐ3年。  当時の味の素スタジアムでの被災者受入れをキッカケに、復興支援活動を続けている若者が調布にいます。  彼らの活動のコンセプトは「細く・長く!」大小にとらわれず、自分たちにできる活動を長く続けていくことを大切にしています。  主な活動は、市内イベントでの被災地支援の物品販売や、被災地の若者との交流などです。  取材した日は、強風下の屋外イベントでしたが、彼らの元気な呼び込みで多くの方が足を止め、被災地の物品を購入してくれていました。 大きな声で 商品をPRします! 被災地に赴いての活動も 頑張りました(@宮城県石巻市) 若者の一声が復興支援を「忘れない」意識を広めているんだなぁ。 問合せ先:ワカモノプロジェクト事務局 Tel:444-8311 こんなにいろんな活動があるなんて知らなかったなぁ。 私も何かしてみたくなってきた! サッカーも好きだし、子どもも大好きなんだよね〜♪ ■■4面■■ さぁ始めよう!! 中面では、多くの若者の活動を見てきたけど、みんなどんな気持ちで活動しているのかな? INTERVIEW Q:もともと地域活動やボランティアには興味があったのですか? A:地元に子ども会があり、ごみ拾いやボランティア活動を行っていたんです。   そこで、一緒に遊んでくれるお姉さんに憧れ、地域活動やボランティアに興味を持ちました。 Q:桜華乱舞(※中面参照)に入って良かったと感じることは何ですか? A:学校内の発表では友達や知り合いが応援に来てくれます。   一方、地域のお祭り等には、知り合いに限らずたくさんの人が来てくれ、「本当にショーを楽しんでくれているんだなあ」と実感でき、すごくやりがいを感じます。 Q:これから活動に踏み出す人へ一言! A:様々な活動の形があると思うので、「できないからやらない」と消極的になるのではなく、自分自身が楽しむ気持ちで挑戦してみてください! ダンスもボランティアも 大好きです! 郡司さん INTERVIEW Q:若者の活動を支援しようと考えたきっかけは何ですか? A:中学校の教師をしていて、中学生の学習環境はその後の人生において大きな意味を持つと実感し、勉強や生活について気軽に相談できる環境がないことに問題意識を持ったことです。 Q:調布中NGOの活動以外にも若者を支える活動をされているのですか? A:中学校を卒業した後でも、進路についての相談にのるなど教師としての支援もしていますが、他にも「若者の再出発を支えるネット」という市民グループを立ち上げ、若者の相談にのったり、活動の支援を行ったりしています。 Q:若者を活動参加に導く秘訣は何ですか? A:秘訣といえるほど私がしていることはないんです。子どもたち自身が活動の中で、達成感ややりがいを見つけ、活動を続けてくれているんです。私が意識をしていることは、みんなでご飯を食べながら打合せをしたり,講演会等に有名な方をお呼び出来るようみんなで挑戦したり、楽しみを見つけやすい活動を勧めることくらいなんですよね。 調布中NGO(※中面参照)など 広く若者支援の活動を行っています。 西牧先生 INTERVIEW Q:色々な地域のお祭りに参加しようと思ったキッカケは何ですか? A:お祭りには、その地域のお祭りに対する考え方、向き合い方がとてもよく現れます。様々な地域のお祭りに参加することで、広くお祭りに対する考え方を学びたかったんです。 Q:活動を続けている上での「やりがい」を聞かせてください。 A:元々お祭りやイベントの企画をするのが大好きで、活動そのものが楽しいというところが大きいです。それ以外にも、地域のお祭りで顔を覚えてくれた方が、街で声をかけてくれるなど知り合いが段々増えていくのが嬉しいんですよね。 Q:これから活動に踏み出す人へ一言! A:お祭りは、しきたりも多く大変ですが、楽しく活動していく中で社交性も身につき、地域で助け合える関係性も生まれます。自分の想いを誰かと共有するのは本当に楽しいので、皆さんも是非、楽しめることを上手く活動に結び付けてみてください! お神輿 担いでます!! 酒井さん 私も何か始めたいけど いったい何から始めたらいいのかな? 市民活動 支援センター 活動スペース「はばたき」  国領駅改札を出た北側にあるビルの2階に「市民活動支援センター」(市民プラザあくろす内)があります。  そこは、一歩踏み出そうとするアナタをサポートしてくれる場所です。 ●何か始めてみたいと思っている人…     受付窓口へGO!  優しいスタッフが笑顔で、市民活動やボランティアに関する相談に乗ってくれます。  例えば!「ボランティアを始めようと思っているんですが、どんな活動がありますか?」など、気軽に相談してみて下さい!きっと最善の道を示してくれるはず♪   ●活動始めるぞ!って思ったけど場所がない人…     活動スペース「はばたき」へGO!  軽作業や打合せ等、団体の活動に利用できるスペースがあります。  予約制ですが、スペースが空いていれば予約がなくても利用できますよ♪ 「えんがわセット」 ここでの打合せも可能! 市民活動支援センター Tel:443-1220 市民活動支援センターへ行ったことのない方チャンスです!! 「えんがわフェスタ2014」 ●会場 市民プラザあくろす ●日付 3月16日(日) ●内容 市民交流イベント。今回は、「若者の社会参加」をテーマに仲間づくりを目的とした様々な企画が行われます。 時間など詳細は市民活動支援センターへお問合せ下さい。 私も行って みようかな♪ なぞを解いて調布を味わおう! プレゼントのお知らせ 中面の「調布謎倶楽部からの挑戦状」を解いて、「なぞの答え・住所・氏名・電話番号・紙面の感想」を書いて下記までハガキかメールでご応募下さい。 正解者の中から、抽選で10名様に調布に縁のある記念品をプレゼントします! 【宛先】〒182-8511 調布市小島町2-35-1  調布市役所 協働推進課 じょいなす担当 E-mail:komyuni@w2.city.chofu.tokyo.jp (メールの件名は「じょいなす なぞ解き」でお願い致します。) ※正解発表は3月3日(月)に調布謎倶楽部HPにて。  抽選の結果は、記念品の発送をもって代えさせて頂きます。(3月中旬の発送を予定しています)