同和問題への理解

同和問題(部落差別)とは、日本社会の歴史的発展の過程で形づくられた身分制度や歴史的、社会的に形成された人々の意識に起因する差別が、様々なかたちで現れているわが国固有の重大な人権問題です。

現在もなお、インターネット上で差別を助長するような内容の書き込みがされるなど、依然として部落差別が存在していることから、差別の解消に向けた国及び地方公共団体の取組を定めた「部落差別の解消の推進に関する法律」が平成28年(2016)年12月に公布・施行されました。同和問題を正しく理解することで、人権の大切さについて理解を深め、一人一人の人権を尊重する社会の実現を目指しましょう。