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ページ番号:1828
掲載開始日:2019年5月8日更新日:2019年5月8日
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利用者サポート相談
認知症の方などが安心して暮らせるために利用者サポート相談をご利用ください
認知症や知的障害、精神障害などにより判断能力が十分でない方は、リフォーム詐欺や悪質な訪問販売などで契約を結ばされ、被害に遭うなどの不利益を受けてしまうことがあります。
そこで、調布市では、これらの方々に安心して暮らしていただけるよう福祉総務課に成年後見や権利擁護に関する相談窓口(利用者サポート相談)を設置し、平成15年7月から専門の相談員を配置しています。
相談窓口の詳細は、記載のとおりです。
ぜひお気軽にご相談ください。
対象者
認知症、知的障害、精神障害などにより判断能力が十分でない方や将来自分の判断能力が衰えたときの不安をお持ちの方などを対象とし、相談はご本人、ご親族、関係機関等から広くお受けしています。
相談内容
相談窓口では、次のようなご相談をお受けし、その方に合った支援につながるよう対応しています。
- 成年後見制度の内容説明や制度利用(申立)支援
- 福祉サービス利用援助事業(地域福祉権利擁護事業)の内容説明や事業を実施している社会福祉協議会の紹介
- 専門職紹介制度(注1)の内容説明や利用
- 多摩南部成年後見センター(注2)の内容説明や利用
- 成年後見人等や成年被後見人等からの成年後見事務等についての相談
- 成年後見制度や権利擁護についての説明会等への講師派遣依頼 など
- (注1) 専門職紹介制度
ご本人の成年後見人等を受けてくれるご親族がいない方等に対し、安心して頼んでいただける弁護士、司法書士、社会福祉士をあらかじめ登録し、その登録者の中からご本人に合った方を紹介する制度です。 - (注2) 一般社団法人多摩南部成年後見センター
調布市が近隣4市(日野市、狛江市、多摩市及び稲城市)と共同で設立・運営している非営利法人で、福祉面に配慮した成年後見事務(法人による後見事務)等を提供しています。
センターは、他には支援してくれる人がいない方(主に、頼れるご親族がなく、所得や資産もない方)を対象に支援を提供し、セーフティネットとしての役割を果たしています。
具体的な内容
- 認知症や知的障害、精神障害があり、福祉サービス利用料の支払いなどの財産管理ができない。
- 特別養護老人ホームなどへの施設入所や病院への入院が必要であるが、認知症などで入所や入院先の決定ができる者がおらず、その後の入所契約や入院契約が結べない。
- 重度の知的障害を持つ子がおり、その親が支援できなくなった後、不仲の兄弟からこの子の財産を護り、生活を支えていってくれる人を見つけたい。(いわゆる「親なき後」対策)
- ひとりぐらしの認知症でリフォーム詐欺や訪問販売、ヤミ金融などにだまされ、財産を搾取されてしまう。
- 成年後見人をやっているのだが、被成年後見人の処遇について相談にのってほしい。
- 今度の自治会の集まりで、成年後見制度について説明してほしい。 など
つまりは、財産管理ができない、生活に必要な契約などの法律行為(諸手続)ができないなどがありましたらご相談ください。
相談方法
福祉総務課(市役所3階)への来所相談又は電話相談(相談専用直通電話042-481-7323)
相談日時
原則として祝日と年末年始(12月29日から翌年1月3日まで)を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後5時までですが、会議等で相談員が不在のこともありますので、事前に予約のお電話を入れていただくと確実です。
相談料
無料