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ページ番号:689
掲載開始日:2023年11月10日更新日:2024年11月28日
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健康づくりと医療費
高齢化の進展や生活習慣病などの慢性疾患の増加に伴い、医療費は増加傾向にあります。今後も誰もが安心して医療を受けられる国民健康保険制度を維持するためにも、医療費適正化にご協力ください。
かかりつけの医師・薬剤師を持ちましょう
日常的な病気の治療や相談に応じてもらえる「かかりつけ医」を持ちましょう。薬の相談や管理をしてくれるかかりつけ薬剤師も決めておくと安心です。
診療時間を守りましょう
休日や時間外の医療費は、通常よりも高く設定されています。緊急性がなければ、診療時間内に受診しましょう。
「はしご受診」はやめましょう
同じ病気で複数の医療機関にかかる「はしご受診」は、初診料や薬の重複など、医療費増加の原因です。
電話相談窓口を利用しましょう
急な怪我や病気で、救急車を呼ぶべきか、すぐに病院に行くべきか迷ったときは、「東京消防庁救急相談センター(#7119)」に電話しましょう。専門家のアドバイスが受けられます。
また、夜間や休日に子どもの急病で心配なときには、「小児救急電話相談(#8000)」を利用しましょう。
勝手に治療を中止してはいけません
自己判断で治療や服薬を中断すると、薬の無駄や回復の遅れの原因になります。必ず医師の
指示に従いましょう。
お薬手帳を活用しましょう
薬を安全に飲むために、お薬手帳は通院先や薬局ごとに作らず、一人1冊にまとめ、活用しましょう。
ジェネリック医薬品を活用しましょう
ジェネリック医薬品は新薬と効果は同等なのに安価で安心な薬です。医療費適正化のために上手に活用しましょう。
令和6年10月からジェネリック医薬品があるお薬で、先発医薬品の処方を希望される場合は、特別の料金がかかるようになりました。詳しくは、厚生労働省のチラシを確認してください。
令和6年10月からの医薬品の自己負担の新たな仕組み(厚生労働省チラシ)(PDF:228KB)
セルフメディケーションとOTC医薬品の普及
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHOの定義)です。セルフメディケーションを心がけ、軽度な不調にはOTC医薬品(注)を活用し、自発的に健康管理をすることは、病気の予防や医療費の節約にもつながります。
また、セルフメディケーションを推進するため、医療費控除の特例としてセルフメディケーション税制が設けられています。この税制を活用するためには、確定申告をする方が健康の保持増進及び疾病の予防に関する一定の取組(定期健康診断等)を行っている必要があります。
詳しくは厚生労働省のホームページをご覧ください。
セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)について(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
(注)OTC(Over The Counter)医薬品とは、薬局やドラッグストアなどで処方せん無しに購入できる医薬品のことです。
リフィル処方箋
リフィル処方箋とは、症状が安定している患者について、医師が長期処方が可能と判断した場合に同じ薬を最大3回まで繰り返しもらうことができる処方箋で、令和4年4月から導入された制度です。ただし、投薬量に制限のある医薬品や湿布薬には利用できません。
医療機関を受診する回数が少なくなり、通院負担を軽減できるメリットがあり、結果として医療費の抑制につながります。
ご利用には留意点がありますので、ご希望の場合はかかりつけ医、かかりつけ薬剤師にご相談ください。