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ページ番号:1420
掲載開始日:2021年7月26日更新日:2021年7月26日
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調布市立若葉小学校・第四中学校の改築
第四中学校の敷地を利用し、若葉小学校・第四中学校の改築を進めます
調布市の学校施設は、市が保有する公共施設の総延床面積の半数以上を占めていることから、学校施設の整備については、公共施設マネジメントの取組全体の中で重要な位置を占めています。
また、学校施設の多くが、高度経済成長期から昭和50年代にかけて、急激な児童・生徒の増加に伴い集中的な整備を行ってきたため、築後40年以上が経過し全体的に施設の老朽化が進行しています。さらに、小学校の学校編制標準の引下げによる35人学級への移行や、児童・生徒の増加に伴う不足教室対策のほか、学習指導要領の改訂に伴う新たな指導内容への対応に加え、近年の猛暑への対応など、学校施設を取り巻く環境は複雑かつ多様化しています。
そうした中にあって、調布市の東部地区、特に若葉小学校の学区域内において、近年、大規模集合住宅の建設や宅地開発が進み、若葉小学校の児童数は急増し、今後もさらに増加する傾向にあります。
こうしたことから、若葉小学校では児童数の増加に伴う不足教室対策として、既存校舎内で普通教室整備のための改修工事や仮設校舎の建設を進め、これと併行して、校舎の増築や将来的な若葉小学校の学校施設の在り方を見据えた施設整備の検討を進めてきたところです。
また、第四中学校でも、今後の生徒数の増加に伴い不足教室が発生する可能性があり、校舎の老朽化も課題となっています。さらに、小学校敷地に隣接する図書館若葉分館においても、施設の老朽化やバリアフリー対応が困難なこと等の課題を抱えています。
こうした状況を踏まえ、若葉小学校・第四中学校及び図書館若葉分館の将来的な建替を見据えた中で、各施設の敷地が隣接している立地条件や、第四中学校敷地の広さのほか、用途地域が第一種中高層住宅専用地域に指定されていることによる建蔽率・容積率のメリットを活かし、第四中学校敷地内での小・中学校の一体的な施設整備として、東部地域における新しい学校づくりを進めるとともに、図書館機能も取り込んだ複合的な施設整備を行い、公共施設マネジメントの観点から効率化も図るものです。