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掲載開始日:2025年4月18日更新日:2025年4月18日
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調布市農業振興計画(改定版)を策定
調布市農業振興計画とは
国において、平成27年4月に「都市農業振興基本法」が制定され、平成28年5月には都市農業の振興と農地保全に関する国の基本的な考え方を示した「都市農業振興基本計画」が策定されたことで、都市農地が「宅地化すべきもの」から「都市にあるべきもの」と位置づけられました。
また、東京都においても、平成29年5月に「東京農業振興プラン」を改定し、今後の東京農業の振興の方向を示しています。
本計画は、こうした農業を巡る社会情勢の変化を踏まえ、都市農業振興基本法に基づく地方計画を兼ねた計画とし、調布市農業の持続的な振興に関する具体的取組を総合的かつ計画的に推進し、あわせて良好な都市環境の形成に資することを目的とする計画となっています。
改定の目的
調布市では、令和2年3月に策定した「調布市農業振興計画」の基本方針である「いきいきとした農業経営」、「農のある地域づくり」、「農地の保全・活用」の実現を目指し、令和2年度から令和11年度までの10年間を計画期間として、施策を推進しています。
本計画は、長期的な視点で継続的に取り組む項目が多く記載されていますが、農業分野における環境変化、生産緑地法の改正や都市農地の貸借の円滑化に関する法律(以下、「都市農地貸借法」という。)の施行等、都市農業に関する法制度の整備に加え、多様な販路の拡大を目指したマルシェの開催や農業省力化を見据えたスマート農業への対応等、都市農業を取り巻く環境の変化や市内農業の実態の変化を踏まえ、計画策定から5年を経過する令和6年度に中間見直しを行い、計画を改定することとしました。
改定にあたっては、本計画の基本方針は保持しつつ、計画の最終年度である令和11年度を見据え、都市農業を取り巻く情勢の変化や前期5年間の取組状況を鑑みて、取組内容の修正や追加を行いました。