いじめ・児童虐待防止に向けた市長メッセージ動画

市長からのメッセージ動画を公開しました

いじめ・児童虐待防止に向けて、市長からのメッセージ動画です。
動画はYouTubeの市公式動画ライブラリーからご覧いただけます。

市長メッセージ

小学生・中学生のみなさんへ「不安や悩みがあったら一人で抱え込まないで」

令和3年も残すところ2週間程となりました。新型コロナウイルス感染症の影響がある中、みなさんの誰もが、それぞれのよさを伸ばし、成長していっていることを嬉しく思っています。

一方、みなさんの中には、友達や先生との関係に困ったり、家族との関係がうまくいかなかったりと、学校や家庭での生活に悩み、不安を抱えたりしている人もいるかもしれないと心配もしています。

みなさんやみなさんの周りに、「友達からたたかれたり、いじわるをさわれたり悲しい思いをしている人はいませんか」、「大人からたたかれたり、ひどいことを言われたりしている人はいませんか」、「大人から恥ずかしいことをされたり、言われたりしている人はいませんか」

もし、困ったことや、嫌なことがあったときには、家族や先生、学校のスクールカウンセラー、友達、誰でもよいので、悩みを話してみてください。また、あなたの周りに元気がない友達がいたときは、積極的に声をかけてあげたり、周りの人に相談したりしてみてください。

どうしても周りの人に相談しづらいときには、電話やメール、ネットなどの相談窓口に遠慮なくあなたの悩みを聞かせてください。

みなさんの不安や悩みを受け止め、みなさんが楽しい毎日を送れるよう、私たち大人が一丸となって、みなさんのことを守っていきます。

みんなで協力して困っている人を助け合う社会をつくっていきましょう。よろしくお願いします。

• いじめ・児童虐待防止に向けて市長メッセージ(小学生・中学生のみなさんへ)(YouTubeへ)（外部リンク）
• (相談先一覧)不安や悩みを一人で抱え込まないで!大人が一つになってみんなを守ります!!(児童・生徒向け)（PDF：731KB）

保護者、学校関係者、地域の皆さまへ「「子ども　夢　すこやか　まちづくり」いじめや虐待のないまち宣言　今、改めて進めよう!」

近年、全国的にみて、子どもに関わるいじめや虐待に関する事件や事案が後を絶たず、社会問題化して久しい状況です。

今年に入っても、全国でいじめや虐待による痛ましい事件が報道され、多くの方々が胸を痛めていることと思います。

さらには、コロナ禍において、人々の心身は疲弊し、家族や友人、その他の人々を思いやる気持ちや自分や他人の命を大切にする心がともすると薄れていると思わせるような事件も多発するなど、由々しき事態となっています。

いじめは、いじめを受けた児童・生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長及び人格の形成に重大な影響を与えるのみならず、その生命又は身体に重大な危険を生じさせるおそれがあります。

また、虐待は、身体的虐待のほか、心理的虐待、ネグレクトや性的虐待など多様化しており、いずれも子どもの心身に深く傷を残します。

調布市では、平成19年5月5日子どもの日に、「子ども　夢　すこやか　まちづくり」いじめや虐待のないまち宣言を行いました。

宣言においては、いじめや虐待を未然に防ぐために、すべての大人が子供たちを見守っていかなければならないこと。大人も子どもも一緒になって、いじめや虐待は絶対にいけない、絶対に許さないという強い心を持ち、家庭や学校など、地域で子どもを見守ること。そして、大人は、その言動が子どもに大きな影響を与えることを認識し、子どもから信頼されるよう自らを省み、子どもの模範となるよう努めることの重要性を謳っております。

いじめや虐待の防止への対応として、市全体で、未然防止、早期発見、早期対応に取り組んで参りましたが、根絶には至っていない状況があります。

今このときも、こうした被害に悩んでいる子どもがみなさんの近くにいるかもしれません。

学校・保護者・地域の皆さんにお願いです。どうか、子どもたちが発するほんの小さなサインや変化を見逃さず、声を掛けてあげてください。そして、子どもたちの声に耳を傾けていただきますよう切にお願いします。

改めて、調布市のいじめや虐待のないまち宣言の一層のご理解とご協力をお願い申し上げ、私からのメッセージとさせていただきます。よろしくお願いします。

• いじめ・児童虐待防止に向けて市長メッセージ(保護者、学校関係者、地域の皆さまへ)(YouTubeへ)（外部リンク）
• (相談先一覧)子どもの数は、「命の数」いじめ、虐待から子どもの命を守る(保護者向け)（PDF：620KB）

令和3年12月　調布市長　長友　貴樹

関連リンク

すこやか虐待防止ホットライン