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ページ番号:5970
掲載開始日:2023年10月27日更新日:2024年8月28日
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調布市在宅医療・介護連携推進事業
今後、75歳以上の高齢者人口は急速に伸びていくと見込まれています。医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の医療・介護の関係機関が連携して、包括的かつ継続的な在宅医療と介護を一体的に提供するために必要な支援を行うことが求められています。
在宅医療・介護連携推進事業は、介護保険法における地域支援事業に位置付けられ、市町村が主体となり医師会等と連携しつつ、原則として以下の8つの事業項目を実施することと定められています。
事業項目
- ア 地域の医療・介護の資源の把握
- イ 在宅医療・介護連携の課題の抽出と対応策の検討
- ウ 切れ目のない在宅医療と介護の提供体制の構築推進
- エ 医療・介護関係者の情報共有の支援
- オ 在宅医療・介護連携に関する相談支援
- カ 在宅医療・介護関係者の研修
- キ 地域住民への普及啓発
- ク 在宅医療・介護連携に関する関係市区町村の連携
調布市では、在宅医療・介護連携拠点事業を調布市医師会内のちょうふ在宅医療相談室に運営委託しています。
ちょうふ在宅医療相談室(調布市在宅医療・介護連携拠点)
ちょうふ在宅医療相談室は、在宅医療の相談窓口です。市民が安心して自宅で療養生活を送れるよう、自分らしい暮らしをサポートします。
調布市医師会のなかにあり、地域医療や在宅福祉に詳しい専門の相談員・社会福祉士が相談をお受けします。相談内容によって、調布市医師会・行政・地域包括支援センターなどの関係機関と連携します。
また、切れ目のないサービス提供につながるよう、医療と介護の連携を支援するための事業(情報収集・普及啓発など)も行っています。
市民向け冊子等
ちょうふ在宅医療ガイドブック
いつまでも住み慣れた自宅などで暮らしたいという方や家族の方に向けて、在宅医療の仕組みや相談先についてまとめた冊子です。退院に向けての準備、在宅医療を検討する際にご活用下さい。
調布市摂食嚥下ガイドブック
食べ物や水分があやまって気管に入ってしまうことを誤嚥(ごえん)といいます。誤嚥すると重い肺炎にかかることがあります。歳を重ねても、いつまでもしっかりと食事をして栄養をとり、身体を十分動かして筋力を維持し、そして社会につながっていることが、健康寿命を延ばすためにとても大事なことです。このガイドブックでは、食べること・飲み込むことが困難になる「摂食嚥下障害」のサインと「飲み込む力」をサポートする専門家チームについて紹介しています。「食べる」ことについてよく理解していただき、ぜひ日頃の食事に生かしてください。
調布市版エンディングノート「じぶんノート」
もしものとき、自分自身や家族のために伝えたいことを書き残しておくノートです。
これまでの人生を振り返り、自分の気持ちを整理し時間をかけて心の準備をすること、家族と話し合っておくべきことを見つけだすきっかけづくりに「じぶんノート」を活用してみてはいかがでしょうか。
医療・介護職向け冊子等
医療・介護関係者のための入退院連携ガイドブック
調布市では支援が必要になった時に、本人が望む場所で必要なサービスが受けられるような体制づくりを目指しています。
このガイドブックでは地域と病院における切れ目のない迅速な連携を目指し、日頃の生活状況を知るケアマネジャーと、病院の入退院支援の前線に携わるスタッフ(入退院支援看護師、医療ソーシャルワーカー、病棟看護師等)に焦点を当て、双方の支援者がどのような視点やプロセスで支援しているのかをまとめました。
入退院連携は多くの専門職が関わっています。「みんなでつなぐ調布の入退院」を目標として、地域ぐるみで「その人らしさ」を支えていくために、お互いの専門性や役割を理解し、補い合える連携を進める一助として御利用ください。
調布市内の訪問看護ステーションの一覧
調布市内の訪問看護ステーションの一覧を作成しましたので、ご活用ください。
訪問看護ステーションの一覧(令和5年9月現在)(PDF:479KB)
訪問看護ステーションの一覧についてのお問い合わせ
公益社団法人調布市医師会 ちょうふ在宅医療相談室
電話番号 042-480-2751