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掲載開始日:2024年11月29日更新日:2024年11月29日
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伝染性紅斑(りんご病)に注意
伝染性紅斑(いわゆる「りんご病」)は、今年は5月上旬より患者報告数が増加しており、11月11日から11月17日(第46週)の1週間における患者報告数は6年ぶりに東京都の警報基準を超えました。
伝染性紅斑は、ウイルスによる感染症で、特異的な治療法やワクチンはありません。感染予防策としては、こまめな手洗いや、咳やくしゃみをする時には口と鼻をハンカチ等でおおうなどの咳エチケットを心がけることが大切です。
伝染性紅斑の患者の約7割は、6歳以下の小児です。ご家庭でも感染予防策の徹底をお願いします。
伝染性紅斑の症状、感染経路と感染予防のポイント
- 両頬に紅い発疹、体や手・足に網目状の発疹がみられ、1週間程度で消失します。
- 発疹が淡く、他の疾患との区別が難しいこともあります。
- 発疹が出現する7から10日前に、微熱や風邪のような症状がみられることが多く、この時期にウイルスの排出が最も多くなります。
- ウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり、手についたウイルスが口に入ったりすることで感染します。
- アルコール消毒が効きにくいため、流水や石けんでこまめに手を洗い、自分専用のタオルで手を拭きましょう。咳やくしゃみをする時には口と鼻をハンカチ等でおおう、場面に応じてマスクを着用する等の咳エチケットを心がけましょう。
- 妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、まれに胎児の異常や流産が生じることがあります。周囲で患者発生がみられる場合、妊娠中あるいは妊娠の可能性がある女性は、できるだけ患者との接触を避けるよう注意してください。
最新の情報については東京都感染症情報センター(外部リンク)をご覧ください。