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掲載開始日:2019年8月13日更新日:2019年8月13日
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外来植物と在来植物
外来植物
外来種とは、もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことを指します。外来種の中には、生態系や人の生命・身体、農林水産業などに被害を及ぼすものがあります。現在、それが問題になっています。
外来種の植物を外来植物といいます。
外来植物の種類
- 外来植物の種類については、次の外部リンクをご覧ください。
侵入生物データベース(国立研究開発法人国立環境研究所ホームページ)(外部リンク) - 生態系被害防止外来種リスト(我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種リスト)とは、幅広く生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種を選定したものです。生態系被害防止外来種リストについては、次の外部リンクをご覧ください。
生態系被害防止外来種リスト(環境省ホームページ)(外部リンク) - 特定外来生物とは、外来生物(海外起源の外来種)であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすものやそのおそれがあるものの中から指定されたものです。
特定外来生物の一覧については、次の外部リンクをご覧ください。
特定外来生物等一覧(環境省ホームページ)(外部リンク)
調布市内の特定外来生物(植物)
調布市では、平成23年度に市内の生物多様性調査を実施しました。調査は、多摩川、入間樹林、深大寺・佐須地域の3か所で実施しました。
本調査で確認できた特定外来生物(植物)は、アレチウリ、オオフサモ、オオカワヂシャ、オオキンケイギクの4種類です。
多摩川の外来植物駆除
調布市では、多摩川の生物多様性を保全するために、生態系に悪影響を及ぼす特定外来生物であるアレチウリとオオキンケイギク(植物)の駆除をする市民参加イベントの「多摩川の外来植物駆除」を一般社団法人生物多様性保全協会と調布市が共催で、平成23年度から毎年開催しています。
在来植物
調布市内の注目すべき種(植物)
平成23年度に実施した市内の生物多様性調査における注目すべき種とは、その地域に自然に分布している種(在来種)の中でも、国や都道府県、市区町村などによって「絶滅のおそれのある生物」に選ばれている種のことです。
上記調査で確認された注目すべき種(植物)は、ウキヤガラ、カワヂシャ、カワラサイコ、キンラン、キツネノカミソリ、ササバギンラン、ササバモ、セキショウモ、ナガエミクリ、ニガカシュウ、ホソイ、マコモ、マヤラン、ミクリ、ミズハコベの15種類です。
生物多様性に配慮した緑化の推進
東京都環境局では、生態系に配慮した緑化の推進のため、ガイドライン等を主に都市緑化を進める事業者向けに策定しています。以下の外部リンクをご覧ください。