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ページ番号:3490
掲載開始日:2018年5月31日更新日:2018年5月31日
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調布市の将来人口推計(平成30年3月)
次期調布市基本計画(平成31(2019)年度から平成34(2022)年度まで)の策定及び市政経営の基礎資料として、調布市の将来人口規模、年齢構成等の人口構造の推移を明らかにするため、将来人口推計を行いました。
推計における基本的な考え方
- 本推計は、平成29年(2017年)10月1日現在を基準年とし、平成77年(2065年)まで1年毎に推計しています。
- 近年の調布市の人口動態を踏まえた平均的な仮定値を設定して推計した「基本推計」に加え、近年における大幅な転入超過傾向が今後も継続するものとして推計した「高位推計」の2種類の推計を行っています。
- 人口増減の要因には主に死亡、出生、転入、転出があり、それぞれ地域の特性や社会経済環境などによって変化します。将来の人口を推計するに当たっては、これらの要因を分けて整理分析することが重要であることから、本推計ではコーホート要因法(注)を用いて推計を行います。
- 基準となる人口には住民基本台帳人口(男女1歳階級別、外国人を含む)を用います。
(注)コーホート要因法
人口を男女別、年齢別に区分し、別途設定された男女別、年齢別の仮定値(生残率、純移動率)によって、翌年の1歳年長の人口を求め、同じ操作を繰り返すことにより、将来人口を推計する手法を「コーホート要因法」といいます。
新たに出生する人口は、出生に関する仮定値(女性の年齢別出生率、出生性比)を年齢別の女性人口に乗じて、男女別出生数を求めることにより算出します。
推計結果の概要
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集計結果のグラフ
(JPG:20KB)
基本推計
- 調布市の総人口は、今後も緩やかに増加を続けることが予想されますが、徐々に増加幅は縮小し、平成40(2028)年の241,741人をピークに減少に転じることが予測されます。
- 年少人口(0から14歳まで)は、増加傾向で推移し、平成37(2025)年30,278人をピークに減少に転じることが見込まれます。総人口に占める年少人口の割合(基準年12.6パーセント 29,184人)は、平成40(2028)年には12.5パーセント(30,124人)と横ばいで推移することが見込まれます。
- 生産年齢人口(15から64歳まで)は、増加傾向で推移し、平成36(2024年 157,790人)をピークに減少に転じることが見込まれます。生産年齢人口比率(基準年66.0パーセント)は、ほぼ横ばいで推移し、平成40(2028)年には、64.4パーセント前後となることが見込まれます。
- 老年人口(65歳以上)は、今後も上昇傾向が続くことが見込まれます。高齢化率(基準年21.4パーセント)は、平成34(2022)年で21.8パーセント、平成40(2028)年で23.1パーセントとなることが見込まれます。
高位推計
- 調布市の総人口は、今後も高い水準で転入超過が続くものと予想されますが、徐々に増加幅は縮小し、平成43(2031)年の248,200人をピークに減少に転じることが予測されます。
- 年少人口(0から14歳まで)は、増加傾向で推移し、平成39(2027)年30,643人をピークに減少に転じることが見込まれます。総人口に占める年少人口の割合(基準年12.6パーセント 29,184人)は、平成40(2028)年には12.4パーセント(30,594人)と横ばいで推移することが見込まれます。
- 生産年齢人口(15から64歳まで)は、増加傾向で推移し、平成38(2026年 161,082人)をピークに減少に転じることが見込まれます。生産年齢人口比率(基準年66.0パーセント)は、ほぼ横ばいで推移し、平成40(2028)年には、65.0パーセント前後となることが見込まれます。
- 老年人口(65歳以上)は、今後も上昇傾向が続くことが見込まれます。高齢化率(基準年21.4パーセント)は、平成34(2022)年で21.6パーセント、平成40(2028)年で22.7パーセントとなることが見込まれます。
調布市の将来人口推計(平成30年3月)(PDF:2,127KB)