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ページ番号:16385

掲載開始日:2025年12月19日更新日:2025年12月19日

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(12月19日発表)武者小路実篤記念館 企画展「武者小路実篤と春夏秋冬」

(注)このコンテンツは、報道機関向けに提供した情報を掲載しています。最新の情報と異なる場合がありますのでご注意ください。

実篤が感じた四季を味わう 企画展「武者小路実篤と春夏秋冬」

実篤が生涯を通して抱いた春・夏・秋・冬へのまなざしに焦点をあて、四季にまつわる文学・美術作品を紹介します。

会期

令和7年12月13日(土曜日)から令和8年1月25日(日曜日)

春夏秋冬の書画

「富士の初雪」紙本墨画淡彩の画像

四季折々の草花や野菜を描いた画、季節にまつわる言葉をしたためた書を出品。実篤が季節に見出した気づきや、その移ろいをどう受け止め、どう表現したのかを紹介します。

春夏秋冬を詩や物語で表す

「寒中の笹」紙本墨画淡彩の画像

実篤は季節が移り変わるごとに詩を書きました。「一寸(ちょっと)おどっても見たい/春の日。」と春には心を躍らせ、「よろこべ。夏が来た。/生命の燃え上る夏が来た。」と夏からは力を得、「秋になった/心の底の底まで秋がしみこむ。心がすがすがしくなる。」と秋には心を落ち着かせ、「冬になった/寒い、だが身がひきしまる/正月らしい風がふく、/新な力をもって立上りたくなる。」と冬の寒さと決意を表現しました。この他にも、短編小説「秋の曲」など、四季を意識して書かれた文学作品を紹介します。

季節は思い出とともに

「疲れたら休み」紙本墨書の画像

子どもの頃から夏は海で過ごした実篤。自伝小説「或る男」には、初恋の人に何も言えずに別れたのが春であったために、失恋後の10代後半の数年間は、春になると見るもの聞くもの全てが別れを思わせ淋しい気持ちになったと書かれています。娘が生まれると冬には一緒の炬燵であたたまりました。実篤が過ごした日々を、季節という視点から紹介します。

展示解説

  • 解説:本展覧会担当学芸員
  • 日時:令和7年12月19日(金曜日)、令和8年1月18日(日曜日)
  • 時間:午後1時30分から 45分間程度
  • 申込み:不要。時間までに展示室へ。

問い合わせ

一般財団法人調布市武者小路実篤記念館

このページに関するお問い合わせ

調布市教育委員会教育部郷土博物館 

電話番号:042-481-7656

ファクス番号:042-481-7655

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