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ページ番号:2419
掲載開始日:2002年4月24日更新日:2002年4月24日
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狛江入道の碑
狛江入道の碑
佐須町のマリア修道院晃華学園の構内にある石碑です。
鎌倉期の「吾妻鏡」に狛江入道増西が、承元2(1208)年に50余人の悪党を率いて、武蔵国威光寺の寺領に乱入し苅田狼藉に及び訴えられた記録があります。その狛江入道の館跡の伝承地とされ、江戸後期の「新編風土記稿」に、狛江入道館跡の説ありとして、古舘の規模、堀を繞(めぐ)らした跡や櫓台跡などを記しています。
大正10年ごろ、別荘工事の折、入道穴と呼ぶ所から石敷上に遺骨が出土し里人が壺に収め、その上に石碑をたてたといいます。実際には、この骨は古墳時代末の横穴墓が工事の時に壊され人骨が出土したものと思われます。