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掲載開始日:2024年7月5日更新日:2024年7月5日
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開館50周年企画展「農村のくらしと技術 糸をつむぎ 布を織る」
展示概要
昭和30年代以降、高度経済成長の下で、日本は生活様式の最大の転換期を迎えていました。調布も例外ではなく、それまでの農村としての生活や風景が急速に失われていきました。
唐箕の使用風景(昭和50年ごろ)
この急激な生活の変化に直面した市民の間で、失われていく生活の記録を残し、郷土の歴史を振り返る施設が必要だという声が上がり始めます。そして、昭和43年(1968)に市民から郷土博物館建設の陳情があり、今からちょうど50年前にあたる昭和49年11月24日に調布市郷土博物館が誕生しました。
開館当初の郷土博物館
一般公開初日の機織り実演
そのような郷土博物館に込められた人々の思いをもう一度確認するために、今回は開館当時に市民から寄せられた資料のうち、布づくりに関わるものを中心に展示し、調布のルーツである農村のくらしを振り返ります。
郷土博物館裏の水田(昭和50年ごろ)
会期
令和6年7月20日(土曜)から12月1日(日曜日)まで
(注)午前9時から午後4時まで(月曜休館)
会場
調布市郷土博物館1階展示室
主な展示資料
牛首
主にくず糸を糸枠に巻き取りました。
座繰り(ざぐり)
まゆから生糸を引き出して巻き取ることなどに使いました。
綜割り(ふわり)
かせ糸をかけ、糸車の管や座繰りの糸枠に巻き移しました。
糸車
糸によりをかけたり、管に巻き取るのに使いました。