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掲載開始日:2020年7月26日更新日:2020年7月26日
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調布飛行場周辺地域における小型航空機墜落事故から5年を迎えての議長声明(令和2年7月26日)
調布飛行場周辺地域における小型航空機墜落事故から5年を迎えての議長声明
平成27年7月26日、小型航空機が調布飛行場を離陸した直後に周辺地域の住宅街に墜落、巻き込まれた市民が死傷するという、決してあってはならない大変痛ましい事故が発生し、本日、5年の節目を迎えました。
改めて、事故でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げます。
調布市は、これまで交通不便地域である離島住民の生活に不可欠な航空便の確保のため、調布飛行場の存続を受け入れてきました。
また、東京都は飛行場周辺の地域住民の安全・安心な生活環境を守るため、調布市、三鷹市、府中市の地元三市と協定・覚書を締結し、自家用機の移転や遊覧飛行の禁止をはじめ、飛行場の運用制限や騒音対策の徹底などを約束し、現在に至っています。
この事故は、その約束に反して遊覧飛行を慣熟飛行と偽って届け出た自家用機の墜落によって、尊い市民の命を奪いました。
調布市議会は、管理者である東京都に対し、調布飛行場における自家用機の全面移転、安全対策、再発防止の強化策を誠実かつ厳格に履行するとともに、被害にあわれた方々及び周辺住民に寄り添い、引き続き誠意をもって取り組むことを強く求めてまいります。
令和2年7月26日
調布市議会議長 渡辺 進二郎