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ページ番号:1568
掲載開始日:2023年7月19日更新日:2024年12月24日
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ヤングケアラー支援
ヤングケアラーについて
ヤングケアラーとは、一般に、本来大人が担うと想定されている家事や家族のお世話などを日常的に行っている18歳未満の子どものことをいいます。
ヤングケアラーとは例えばこんな子どもたちです
(注)画像をクリックすると拡大表示されます。
ヤングケアラーと思われる子どものイラスト(PNG:211KB)
ヤングケアラーの子どもたちは、年齢や成熟度に合わない過度な負担や責任が続くことにより、学校生活や社会生活に影響を及ぼすことがあると言われています。家事や家族のお世話を担う中で、勉強に取り組むことや子どもらしい情緒的な関わりができず、年齢相応に自身の将来のことを考えることができなくなってしまう可能性があります。また、こうした子どもたちが18歳になってからもケアを続ける場合があり、若者ケアラーとなっていく背景にも目を向け、支援していく必要があります。
家事や家族のお世話をしているヤングケアラーご本人からの相談
家族の見守りやお世話、家事、介護をしていて、このようなことに悩んでいませんか?
- 宿題や勉強をする時間がない
- 学校を休んだり、遅刻や早退をしてしまう
- クラブ活動がしたくてもできない
- 友達と遊ぶ時間がない。自分の時間を持てない
- 十分な睡眠を取ることができない。授業中に寝てしまう
- 生活のためにアルバイトをしている
- 家族のことを相談できる人がいない
学校生活に影響が出たり、こころやからだに不調を感じるほどの重い負荷がかかっている場合には少し注意が必要です。
自分のことやおうちのことを誰かに話すのは、とても勇気がいると思います。
でも、あなたの話を聞いて、一緒に考えてくれる人がいます。
まずは信頼できる相手に相談してみませんか。
調布市子ども家庭支援センターすこやか
- 電話 042-481-7731(相談専用)
0120-087-358(フリーダイヤル) - Eメール sukosou@city.chofu.lg.jp
- 住所 調布市国領町3-1-38ココスクエア2階
(午前9時から午後5時まで。第3土曜日とその翌日、12月29日から翌1月4日の期間を除く。)
その他の相談窓口
- 東京都多摩児童相談所
電話 042-372-5600
(午前9時から午後5時まで。土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く。) - 児童相談所相談専用ダイヤル
電話 0120-189-783(フリーダイヤル)
(24時間受付・年中無休)
児童相談所は、都道府県、指定都市等が設置する機関で、子どもの健やかな成長を願って、ともに考え、問題を解決していく専門の相談機関です。虐待の相談以外にも子どもの福祉に関する様々な相談を受け付けています。 - 24時間子どもSOSダイヤル(文部科学省)
電話 0120-0-78310(フリーダイヤル)
(24時間受付・年中無休)
子どものSOS全般について、子どもや保護者などがいつでも相談できる、都道府県及び指定都市教育委員会などによって運営されている、全国共通のダイヤルです。 - 子どもの人権110番(法務省)
電話 0120-007-110
(午前8時30分から午後5時15分まで。土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く。)
子どもの人権問題に関する専用相談電話です。
(注)一部IP電話からは接続できません。
教育・福祉・医療等関係者の方、困っている人に気づいた方からの相談
ヤングケアラー・コーディネーターを配置しています
ヤングケアラーは家庭内の問題であるため、本人が話したがらないなど表面化しにくく、また、子ども自身や家族がヤングケアラーであると認識をしていないなど把握しづらい問題です。
調布市では、ヤングケアラーと思われる子どもを発見した際のご相談をお受けし、必要に応じてそのご家庭に適切な相談窓口や支援サービスをご紹介し、利用のための調整をするヤングケアラー・コーディネーターを配置しています。
子どもたちの生活の様子やちょっとした会話、地域活動を通じて「もしかしたらあの子はヤングケアラーかもしれない」と感じたときには、以下の機関にご相談ください。
ヤングケアラー・コーディネーターの配置先
- 電話 042-481-7711
- メール yc-jusan@chofu-yu-ai.or.jp
- 住所 調布市国領町3-8-1
(午前9時から午後5時まで。土曜日・日曜日・祝日・年末年始を除く。)
関連リンク
調布市子どもの生活実態に関する調査(ヤングケアラー実態調査)の結果公表
(こども家庭庁)「ヤングケアラーを知っていますか?」(外部リンク)