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掲載開始日:2024年1月16日更新日:2025年4月7日
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帯状疱疹ワクチン接種(定期・任意)の費用助成(令和7年度)
帯状疱疹ワクチンについては、国において、乾燥弱毒生水痘ワクチン(生ワクチン)と乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン)が50歳以上の方に対して使用することが承認されており、市民が負担する接種費用の一部を助成することにより、帯状疱疹の発症及び重症化の予防を図るとともに、経済的負担の軽減を図ることを目的として実施します。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は水ぶくれを伴う赤い発疹が、体の左右どちらかの一部に、帯状にピリピリとした痛みとともにあらわれる皮膚の疾患です。痛みは徐々に増していき、強い痛みを伴うことが多く、その症状は3週間から4週間ほど続きます。症状の多くは上半身にあらわれますが、顔や目、頭などにあらわれることもあります。
多くの人が子どもの時に感染する水痘(みずぼうそう)ウイルスが体の中で長期間潜伏し、過労やストレスなどで免疫力が低下した際などに、帯状疱疹として発症します。
特に50歳代から発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症するといわれています。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方は長い期間痛みが残る「帯状疱疹後神経痛(PHN)」になる可能性があります。
定期接種
令和7年4月1日(火曜日)から予防接種法に基づく定期接種を開始します。
実施期間
令和7年4月1日(火曜日)から令和8年3月31日(火曜日)まで
対象者
- 令和7年度中に65・70・75・80・85・90・95・100歳以上となる方
- 接種日時点で調布市にお住まいの方
(注)101歳以上の方は令和7年度のみ対象
接種券
過去に一度も公費助成で接種していない対象者に接種券と予診票等を3月下旬に送付予定です。
(注)令和7年度の定期接種対象者で接種券が届かない方は、健康推進課(042-441-6100)へご連絡ください。
(注)転入前の自治体で1回接種された方は、接種済証などをご用意のうえ、健康推進課までお問い合わせください。
実施場所
市内協力医療機関
市内協力医療機関一覧(令和7年度)(PDF:167KB)
(注)接種を希望される方は、市内協力医療機関に必ずご予約ください。
(注)やむを得ない理由(施設入所など)で市内医療機関での接種ができない場合は、下記リンクより市外接種の手続きをご確認ください。
自己負担額
- 乾燥弱毒生水痘ワクチン(1回のみ)
4,000円 - 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(2回まで)
1回につき11,000円
(注)定期接種で受けられるのは、次のいずれかのワクチンを生涯で1度限りです。
(注)乾燥組換え帯状疱疹ワクチンについて、令和6年度までに1回目を接種した方で、定期接種の対象年齢の方が令和7年度に2回目の接種を希望する場合は定期接種の対象になります。
接種及び支払いの流れ
- 協力医療機関へ直接、電話等で予約。
(注)上記「協力医療機関一覧」をご参照ください。 - 接種日当日、接種券、予診票、身分証(運転免許証、マイナ健康保険証等)をご持参のうえ、協力医療機関へ来院。
- 接種前には、「帯状疱疹ワクチン説明書」をお読みのうえ、各ワクチンの効果や副反応について、よくご理解ください。なお、ご不明な点は、担当の医師にご相談ください。
- 接種後は、医療機関に自己負担額を、直接お支払いください。
(注)事前申請のうえ、市外で接種された方については下記のリンクから助成金の申請方法を確認してください。
任意接種
予防接種法に基づかない任意予防接種の一部助成を実施します。
実施期間
令和7年4月1日(火曜日)から令和8年3月31日(火曜日)まで
対象者
- 接種当日に満50歳から64歳の方
- 接種当日の調布市にお住まいの方
接種券
接種券はありません。
実施場所
市内協力医療機関
市内協力医療機関一覧(令和7年度)(PDF:167KB)
(注)接種を希望される方は、協力医療機関に必ずご予約ください。
(注)市内協力医療機関での接種のみが助成対象になります。
(注)市外医療機関では接種する場合は助成の対象外です。
助成額
- 乾燥弱毒生水痘ワクチン(1回のみ)
各医療機関が定めた接種費用-4,000円(市の助成金額)=ご本人の自己負担額
例1)9,000円(接種費用)-4,000円(市の助成金額)=5,000円(ご本人の自己負担額)
例2)8,000円(接種費用)-4,000円(市の助成金額)=4,000円(ご本人の自己負担額) - 乾燥組換え帯状疱疹ワクチン(2回まで)
各医療機関が定めた接種費用-10,000円(市の助成金額)=ご本人の自己負担額
(注)市の助成金額は接種1回当たりの金額です。実施期間内に当ワクチンを2回接種する方は、最大20,000円の助成を受けられます。
例)22,000円(接種費用)-10,000円(市の助成金額)=12,000円(ご本人の自己負担額)
(注)医療機関ごとで接種費用が異なります。市では接種費用を把握しておりませんので、医療機関に直接お問合せください。
(注)市の助成を受けられるのは、次のいずれかのワクチンを生涯で1度限り(乾燥弱毒生水痘ワクチンは1回、乾燥組換え帯状疱疹ワクチンは2回)です。
(注3)乾燥組換え帯状疱疹ワクチンについて、令和6年度に1回目を接種した方であっても、任意接種の対象年齢の方であれば、令和7年度に2回目を接種する場合に助成対象になります。
接種及び支払いの流れ
- 市内協力医療機関へ直接、電話等で予約。
(注)上記「市内協力医療機関一覧」をご参照ください。 - 接種日当日、身分証(運転免許証、マイナ保険証等)をご持参のうえ、市内協力医療機関へ来院。
(注)予診票は市内協力医療機関でお受け取りください。個別に予診票の送付は行っておりません。 - 接種前には、予診票の1枚目に貼付してあります「帯状疱疹の予防接種を受ける前に」をお読みのうえ、各ワクチンの効果や副反応について、よくご理解ください。なお、ご不明な点は、担当の医師にご相談ください。
- 接種後は、医療機関ごとに定めた接種費用から、各ワクチンの市助成額を差し引いた額を、直接、医療機関へお支払いください。
(注)接種後に、市へ助成申請等の手続きは必要ありません。
健康被害救済制度
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度を設けられています。
万が一、予防接種を受けたことによる健康被害が起きた場合は、健康被害救済制度のページをご確認ください。
予防接種健康被害救済制度