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ページ番号:646
掲載開始日:2020年9月5日更新日:2020年9月5日
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特定外来生物クビアカツヤカミキリをみつけたら駆除を
平成24年に愛知県で最初の被害が確認され、その後、関東地方にも侵入し、桜並木や果樹園などにも大きな被害をもたらしています。
近年では都内でも被害が発生し、平成30年には外来生物法の「特定外来生物」に指定されました。クビアカツヤカミキリを見つけたら、逃がさずその場で殺虫剤などで駆除してください。生きたまま持ち帰ることは法律で禁止されています。飼育や販売も違法です。被害の拡大防止にみなさんのご協力をお願いします。
クビアカツヤカミキリとは
サクラやモモ、ウメ、スモモなどの樹木に寄生し、幼虫が木の内部を食べてしまうカミキリムシです。
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クビアカツヤカミキリの写真
被害の見つけ方
フラス
幼虫の活動時期は4から10月頃までで、この期間の幼虫は「フラス」と呼ばれる食べた木くずとフンが混じったものを、幹や枝に開けた穴(排出孔)から盛んに排出します。樹皮の表面や枝の分かれ目、根元などでこのフラスを見つけることが、発見の手掛かりになります。
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フラスの写真
脱出孔
羽化した成虫が木の外へ出るときに使った穴で、直径2から3センチメートル程度、縦長の楕円形です。
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スクビアカツヤカミキリの脱出孔の写真
特定外来生物とは
「外来生物」とは、海外から導入され、本来の生息・生息地外に存在する生物のことです。外来生物法では、生態系や人間の健康、農林水産などに大きな被害を与える恐れがある外来生物を「特定外来生物」として指定し、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入といった取り扱いを規制しています。