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ページ番号:14274
掲載開始日:2025年3月27日更新日:2025年3月27日
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アライグマ・ハクビシンへの対策
近年、国内外で様々な外来生物が何らかの理由で自然界に逃げ出すなどし、生態系や人々の生活への被害を引き起こしています。中でも、アライグマやハクビシン被害に関する相談が多く、調布市内でも相談件数が増加しています。
アライグマ・ハクビシンが引き起こす問題は、農林水産業や生活環境における被害、生態系への影響、人間への健康被害と多岐にわたり、深刻な社会問題となっています。
アライグマ・ハクビシンってどんな動物?
アライグマ・ハクビシンは、在来種のタヌキやアナグマと顔の特徴が似ているため、見間違えられることがよくありますが、全身の特徴を理解すると区別することが可能です。
アライグマ(東京都環境局提供)
分類 | 食肉目(ネコ目)アライグマ科 |
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原産地 | 北アメリカから中央アメリカ |
導入と分布拡大の経緯 | ペット用に輸入された飼育個体が逃げだしたり捨てられたりした個体が国内で繁殖しました。 |
特徴 | 尾に5から7本のしま模様。ヒゲは白いです。耳はとがっていて、白いふちどりがあります。前足・後ろ足ともに5本指です。 |
食性 | 雑食性です。果実や野菜等、小型哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、甲殻類、昆虫類等の動物質のものまで幅広く食べます。 |
生活 | 原則夜に活動します。水辺を好み、河川や用水路、側溝などを移動経路として利用します。木登りが得意なだけでなく、前足が器用なため触覚にも優れています。 |
繁殖 | 一冬から春先に交尾をし、春から初夏に出産しますが、夏以降の繁殖も確認されています。一度に約1から6頭出産します。 |
ハクビシン(東京都環境局提供)
分類 | 食肉目(ネコ目)ジャコウネコ科 |
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原産地 | 東南アジアから中国南東部 |
特徴 | 顔の真ん中に白い筋があります。足は短く、しっぽは長いです。前足・後ろ足ともに5本指です。 |
食性 | 雑食性。果実や野菜等、小型哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、甲殻類、昆虫類等の動物質のものまで幅広く食べます。特に果実が大好きです。 |
生活 | 夜に活動します。水辺を好み、河川や用水路、側溝などを移動経路として利用します。木登りが得意で、柱を登ったり、電線を伝い歩きもします。また、8センチメートル四方の隙間にも入り込むことができます。 |
繁殖 | 一年中繁殖が可能です(年に1回)。一度に約1から4頭出産します。 |
被害を防ぐためには
被害を受けないためには、≪捕獲し、数を減らす≫とともに、≪餌資源や繁殖場所をなくすこと≫が重要となります。
餌資源をなくす対策事例
- 農地・家庭菜園をネット・電気柵等で防護する
- 庭木の果実や放棄農作物などを適切に処理し、残したままにしないようにする
- ペットのエサの食べ残し、お墓の供え物などを野外に放置しない
- 池などで魚等を飼育している場合には金網で池を覆う
- 農地や人家の周辺に生ごみ等を放置しないようにする等
繁殖場所をなくす対策事例
- 家屋への侵入経路となるような木の枝等は切る
- 家屋への入り口となるような破損個所等は塞いでおく
- 空き家を点検・撤去を行う
- 寺院・神社や倉庫等の点検・清掃を行う
- 暗渠・側溝の点検・清掃を行う等
地域全体で、アライグマ・ハクビシンの誘引となる要因の排除を徹底する必要があります。
こんな時には要注意!
以下の項目に当てはまるものがあったら、アライグマやハクビシンが侵入していたり、住み着いている可能性があります。
- 屋根裏で大きな音がする
- 天井にシミができた
- 畑や家庭菜園の作物が食べられている
- 庭木の果実(柿やビワなど)が食べられている
- 雨どいやベランダの一角にまとまって何かの糞がある
- 夜、庭や屋根の上に見慣れない動物がいた
- 池の金魚がいなくなった等
現在、市ではアライグマ・ハクビシン防除対策事業の準備を行っています。事業に関する詳細内容は、固まり次第お知らせします。