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ページ番号:2874
掲載開始日:2017年1月12日更新日:2017年1月12日
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深大寺・佐須地域の風景を支える都市農地
調布市の中北部に位置する深大寺・佐須地域は、国分寺崖線の緑を背景に、地域を流れる用水路に沿って田んぼや畑が広がり、開発が進む市街地にありながら、昔ながらの里山の環境が残されています。
都市農地の多面的な役割を知ろう
深大寺・佐須地域をはじめ、都市部にある「都市農地」は、私たち都市住民にとって癒しの空間です。今でも都市部に残っている「都市農地」、これは農業に従事される方々の努力により残されている空間で、私たちもその役割を知って、将来にわたって維持・保全していきたいものです。
都市農地は、それを支える用水路とともにさまざまな生き物が集うことで、生物多様性が保全されることや、万が一の時には防災空間としての機能も期待されています。
一方、近年では、都市農地への不法投棄やペットの糞の置き去りなど、農家の方の営農意欲が減退しかねない事態も発生しています。
未来の調布に、深大寺・佐須地域の里山の風景を残していくためにも、その風景を形成する都市農地が持つ多面的な役割を知り、気持ち良い営農環境を維持できるよう、私たちも務めていかねばなりません。
調布市の都市農地をはじめとする深大寺・佐須地域の環境資源を保全に向けた取組
調布市では、深大寺・佐須地域の環境資源の保全・活用を重要な取組と位置付けています。また、平成25年度には「調布市深大寺・佐須地域環境資源保全・活用基本計画」を策定し、地域の大切な環境資源の一つである都市農業や都市農地の維持・保全も重点的な取組に位置付けています。