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ページ番号:11353
掲載開始日:2024年3月12日更新日:2024年3月12日
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令和5年度 調布市立第一小学校「出前授業」実施報告
令和5年度(3学期) 調布市立第一小学校で出前授業を実施しました
実施の背景
市は、若者から高齢者まで幅広い世代に向けた、多様な主体と連携した消費者教育の推進に取り組んでいます。
こうした中、令和4年4月の民法改正により、18歳から一人で有効な契約ができる一方、保護者の同意を得ず締結した契約を取り消すことができる年齢が18歳未満であることを踏まえ、若年者への消費者被害防止・救済のための「消費者教育」の充実が求められています。
令和4年度、調布市消費生活センターへの相談件数は、20歳未満の相談者では、「インターネットゲーム」が上位にきています。契約に関する知識や経験が不足する若者は、内容を十分に理解することなく契約を結んでしまうこともあります。トラブルに巻き込まれないためにも、事前にその原因となる事例を知っておくことが重要です。
こうしたことから、市は、消費者教育推進法に基づき、教育機関と連携し、様々な機会を捉えて啓発に取り組んでおり、その一環として、市立学校における出前授業を推進しています。
今後も、消費者被害の未然防止には、繰り返しの啓発活動が重要なことから市教育委員会と連携を図りながら「自ら考え行動する」自立した消費者の育成に資する消費者教育の充実を図る取組を進めていきます。
今回は、学校公開授業の時間をいただき、保護者の方にも出前授業を参観いただきました。
実施日
令和6年2月10日(土曜日)
実施場所
調布市立第一小学校
対象者
6年生 99人
内容「お金とネットに強くなろう」
みんなに知ってもらいたいこと
- 買い物をするときの注意点
- インターネットの仕組みを知っておく
- ゲームをするときに気をつけること
- こまったときは大人に相談する
- 消費生活センターの存在を知る
インターネットトラブルの動画視聴
「小学生のためのケータイ・ネット教室」の動画を視聴し、動画の進行に合わせ、オンラインゲームの課金トラブルなった原因をみんなで考え、意見を出してもらいました。
消費生活センターに相談しよう!
最後に「困ったことが起きたら一人で悩まず消費生活センターにまずは相談しましょう」と調布市消費生活センターの電話番号、全国共通の番号である「消費者ホットライン」188を紹介しました。
調布市消費生活センター
電話相談 電話042-481-7034
調布市消費生活センター宣伝マンの「ケロタン」も来たよ!
アンケート結果
回答 | 人数 |
---|---|
よくわかった | 56 |
だいたいわかった | 14 |
どちらともいえない | 1 |
むずかしかった | 0 |
未回答 | 1 |
回答 | 人数 |
---|---|
受けたい | 27 |
別の内容であれば受けたい | 36 |
受けたくない | 5 |
わからない | 4 |
未回答 | 0 |
自由意見(抜粋)
- 動画がリアルでわかりやすかった。もっといろいろな支払い方法、スマホのトラブルを知りたいと思った。
- 今、家でスマホをもつためのルール作りの最中でとても参考になった。
- インターネットの注意や怖いところを知って気をつけるようにしようと思った。
- 何も考えずに買い物をしていたから契約を詳しく知れた。
- 知らないこともあったり、知っていることもあってすごく勉強になりました。この授業で教えてもらったことをこれから活かしていきたいです。
- この出前授業を受けてインターネットの使い方について改めてよくわかった。
- 最近スマホを一人でいろいろ操作していたので、今後は家の人とルールを決めて使用していきたい。
- いつもとは違った雰囲気の授業を受けられて楽しかった。クイズもあって楽しく学べた。