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掲載開始日:2020年10月14日更新日:2020年10月14日
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東京2020オリンピック競技大会 近代五種
市内開催競技紹介 近代五種
東京2020オリンピック競技大会において、調布市内で開催される近代五種について、ご紹介します。
競技スケジュール、競技会場
日程 | 時間 | 競技 | 競技会場 |
---|---|---|---|
2021年8月5日(木曜日) | 午後1時から午後7時30分まで | 近代五種(フェンシング(ランキングラウンド)(男子・女子) | 武蔵野の森総合スポーツプラザ |
2021年8月6日(金曜日) | 午後2時30分から午後8時15分まで | 近代五種(女子) | 東京スタジアム |
2021年8月7日(土曜日) | 午後2時30分から午後8時15分まで | 近代五種(男子) | 東京スタジアム |
競技概要
- 1人の選手が1日の間に、フェンシング、水泳、馬術、レーザーラン(射撃・ラン)というそれぞれに全く異質な5種類の競技に挑戦する複合競技です。
- 最初に水泳、2番目にフェンシング、3番目に馬術、最後にレーザーラン(射撃+800mを4回)を行います。
- 紀元前より開催されてきた古代オリンピックには「ペンタスロン」と呼ばれる五種競技(レスリング、円盤投げ、やり投げ、走幅跳、短距離走)がありました。ギリシャ語で「ペンタ」は5を意味します。そのペンタスロンにならい、近代オリンピックを提唱したクーベルタン男爵が「近代オリンピックにふさわしい五種競技を」と考案したものが、近代五種(Modern Pentathlon)です。自ら「スポーツの華」と称したと言われています。
- ストックホルム1912大会からオリンピックの正式競技となり、ヘルシンキ1952大会からバルセロナ1992大会までは個人競技の他、団体競技も実施されていました。
- 女子種目はシドニー2000大会から加わっています。
- 当初は1日に1種目、計5日間にわたって競技が行われていましたが、アトランタ1996大会からは、1日ですべての種目を行うようになりました。
フェンシング
- フェンシングランキングラウンド(エペ)
相手の全身に対して突きを繰り出す「エペ」で戦います。1分間1本勝負の総当たり戦を行い、勝率によって得点が与えられます。
この競技のみ、2021年8月5日(木曜日)に行われます。 - フェンシングボーナスラウンド(エペ)
フェンシングランキングラウンドの下位選手から対戦が始まり、勝ち残りで選手が変わります。30秒1本勝負で試合が行われます。ランキングラウンドとボーナスラウンドの合計点がフェンシングの得点となります。
水泳(200メートル自由形)
- 200メートルを泳ぐのに要したタイムによって得点が与えられます。
馬術(障害飛越)
- 競技会場内に設置された12種類の障害を人馬一体となり飛越します。
- 選手たちは、初めてパートナーとなる国内最高レベルの競技馬と20分の準備運動で呼吸を合わせた後、競技を実施します。
- 馬の能力を最大限に引き出す選手の騎乗技術が見どころです。
- この種目のみ、得点は減点方式で計算されます。
レーザーラン(射撃とラン)
- これまでの3種目(水泳、フェンシング、馬術)の合計得点を1点=1秒にタイム換算し、上位の選手から時間差でスタート。射撃とランニングを交互に4回行い、着順を競います。
- レーザーランでフィニッシュした着順が競技全体の最終順位となります。
- 射撃はレーザーピストルを使い、10メートル離れた場所から直径約6センチメートルの標的にレーザーを5回命中させます。なお、5回命中しない場合は、50秒の制限時間の間、撃ち続けなければなりません。
- ランニングは800メートルのコースを4周走ります。
出場者数
男女ともに36名
過去の日本の成績
- 男子 最高順位 15位(東京1964大会、メキシコシティ1968大会)
- 女子 最高順位 12位(リオデジャネイロ2016大会)
競技の見どころ
- 体力的にも精神的にもタフな究極の複合競技です。
- 多彩な技術と高い戦略性が求められます。
万能性が求められる競技だからこそ、「キング・オブ・スポーツ」と称される近代五種。
順位が最後まで目まぐるしく変わるため、最後まで目を離せません。