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掲載開始日:2020年10月12日更新日:2020年10月12日
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東京2020オリンピック競技大会 7人制ラグビー
市内開催競技紹介 7人制ラグビー(セブンズ)
東京2020オリンピック競技大会において、調布市内で開催される7人制ラグビー(通称:セブンズ)について、ご紹介します。
競技スケジュール
- ラグビー(男子)2021年7月26日(月曜日)から7月28日(水曜日)まで
- ラグビー(女子)2021年7月29日(木曜日)から7月31日(土曜日)まで
競技会場
東京スタジアム
競技概要
- 相手を抜くステップ、走りきるスピード、パス、キックなど、後ろにしかパスができないこと以外は自由度が高い競技で、様々な戦術を駆使して、相手陣のゴールラインに楕円級のボールを運ぶことで、得点が得られる競技。
- 試合時間は15人制の80分(前半40分、後半40分)に対し、14分(前半7分、後半7分)と短く、ハーフタイムは2分以内。決勝戦は各10分の計20分で行われます。
- 7人制ラグビーのフィールドは、15人制と同じく、幅70メートル、長さ100メートル。
- チームはフォワード3人、バックス4人で構成され、1試合につき、1チーム5人まで交代が可能です。ポジションとしての呼び名はありますが、15人制ほどポジションによって役割が決まっていません。一人一人の瞬時の判断で攻守が変わり、選手はどこからでも「トライ」を狙うことから、スピーディでエキサイティングな試合となります。
(注)トライとは、相手のゴールエリアにボールを置くこと(地面に着けること)ことです。トライをすると5点の得点が入ります。 - ラグビーの起源は1823年、イギリスのパブリックスクールであるラグビー校で開催されていたフットボールの試合中、ウェブ・エリスという少年がルールを無視し、突然ボールを抱えて走り出したこととされてます。
- 15人制(ラグビーユニオン)、13人制(ラグビーリーグ)、7人制(セブンズ)など、様々なラグビーが世界各地でプレーされています。
- ラグビーワールドカップ(15人制)での最多優勝回数の国は、ニュージーランドと南アフリカ(9大会中、両国とも3回の優勝に輝く)。しかし、7人制においてのラグビー王国はフィジー。そのプレースタイルは世界中のセブンズファンを魅了しています。
オリンピックにおけるラグビー
- オリンピックのラグビーは、パリ1900大会、ロンドン1908大会、アントワープ1920大会、パリ1924大会で15人制ラグビーが実施され、その後、長いブランクを経て、リオデジャネイロ2016大会より7人制ラグビーとして復活しました。
- オリンピックの女子ラグビーは、リオデジャネイロ2016大会が初めての実施となりました。
- 7人制ラグビーは、東京2020大会で男女ともに、2回目の実施となります。
東京2020大会 出場人数
男女ともに12チーム
過去の日本の成績
- 男子 最高順位 4位(リオデジャネイロ2016)
- 女子 最高順位 10位(リオデジャネイロ2016)
見どころ
- 15人制と同じ広さのフィールドを少ない人数でプレーするため、15人制よりも、一人一人のスピードとフィットネス(持久力)が求められます。
- 試合時間が14分と短いため、スピーディな戦いが繰り広げられます。また、長いパスを多用してボールを大きく動かすことから、ダイナミックなプレーも魅力の1つです。ダブルスでは、2人のコンビネーションが大きく影響してくるため、めまぐるしく変化する陣形も見どころです。
- 100メートル近く走るトライも生まれるため、スピード自慢の選手が多いのも7人制ラグビーの特徴です。
- 7人制ラグビーの大会は、音楽で客席を盛り上げたり、観客同士が仮装して観戦したりと、お祭り騒ぎ。15人制とはまた違った雰囲気を楽しむことができます。
リオデジャネイロ2016大会では、男子日本代表が優勝候補のニュージーランドから大金星を挙げて4位という成績を上げました。また、2019年に開催されたラグビーワールドカップ2019日本大会では、男子日本代表は初のベスト8進出を果たすなど、日本ラグビーは急激に実力を伸ばしています。
今後の日本代表の活躍、そして、7人制ラグビーならではのダイナミックでスピーディな試合に目が離せません。