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掲載開始日:2020年10月21日更新日:2020年10月21日
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東京2020パラリンピック競技大会 車いすバスケットボール
市内開催競技紹介 車いすバスケットボール
東京2020パラリンピック競技大会において、調布市内で開催される車いすバスケットボールについて、ご紹介します。
競技スケジュール
男子・女子 2021年8月25日(水曜日)から8月29日(日曜日)まで
(注)有明アリーナでも車いすバスケットボールは開催されます。
競技会場
武蔵野の森総合スポーツプラザ
競技概要
- 脊髄損傷や切断等下肢に主な障害のある選手が、競技用車いすを操作しながら、相手コートのリングにボールを投げ入れる競技です。
- 1チーム最大12人、コート上には5人の選手が出場します。
- 試合は10分のピリオド(クオーター)を4回行います。
- 競技用車いすは、タイヤがハの字になっており、ブレーキはありません。また、ダッシュ、ストップ、ターンなど選手はすべて自身の手で行いますが、シュートには微妙なボールタッチが欠かせないため、ほとんどの選手は素手で車いすを操作します。
- ボールの大きさやコートのサイズ、ゴールの高さはバスケットボールと同じで、ほぼ同様のルールで行われます。
- バスケットボールとの大きなルールの違いは、3つです。
- ボールを持って車いすを手で漕ぐこと(プッシュ)は連続2回まで
ボールを持ちながら3回以上プッシュするとトラベリングになります。 - ダブルドリブルがないこと
プッシュ2回以内で再度ドリブルすれば、何度でもプッシュすることが可能です。 - クラス分けがあること
- ボールを持って車いすを手で漕ぐこと(プッシュ)は連続2回まで
「クラス分け」について
選手は障がいの程度や身体能力によって、最も障がいの重い1.0点から最も障がいの軽い4.5点まで0.5点刻みで8クラスに分けられ、コートに出ている選手5人の合計点数を14.0点以内で組み合わせなければなりません。このルールがあることによって、障がいの重い選手も軽い選手も等しく試合に出場できます。
パラリンピックにおける車いすバスケットボール
車いすバスケットボールは第1回パラリンピックのローマ1960大会から正式競技として実施されています。
出場国数
- 男子 12チーム
- 女子 10チーム
過去の日本の成績
- 男子 最高順位 7位(ソウル1988大会、北京2008大会)
- 女子 最高順位 3位(銅メダル)(ニューヨーク・エイルズベリー1984大会、シドニー2000大会)
競技の見どころ
- 車いすならではのスピード感や素早いパスワークなどの激しい攻防、緻密な戦略に基づいた役割分担によるチームワークが見どころです。
- 車いすの車輪で相手の動きを止めるプレーなど、車いすバスケ独自のプレーにも注目です。
車いすバスケットボールは、100カ国以上で実施されている世界的人気のパラリンピック競技です。選手たちの激しいぶつかりあいや車いすを自在に操るテクニック、スピード感をぜひ、体感してみてください!
関連リンク
一般社団法人日本車いすバスケットボール公式ホームページ(外部リンク)