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掲載開始日:2023年7月28日更新日:2023年7月28日
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FC東京連携事業「ピースメッセンジャージュニア2022」
ピースメッセンジャージュニア2022
市では、戦争体験者の高齢化などにより、若い世代に戦争体験を語り継ぐ機会が減少している中、次代を担う子どもたちに戦争の悲惨さや平和の大切さについて肌で学ぶ機会を設け、その成果を広く市民へ還元することを目指す事業を実施しています。
これまで市では、中学生を対象とした「ピースメッセンジャー」事業を実施してきましたが、令和4年度は、FC東京と連携し、サッカーと平和学習を交え、小学5・6年生を対象とした「ピースメッセンジャージュニア」も実施しました。
この事業は市とFC東京、株式会社渋谷不動産エージェントとの連携により実施する新しい取組です。
サンフレッチェ広島との「ピースマッチ」にあわせて広島へ
7月30日に開催されたFC東京VSサンフレッチェ広島の試合にあわせて、小学生(5・6年生)5人が「ちょうふピースメッセンジャージュニア」として広島に派遣されることとなり、出発前の7月23日には団結式を実施しました。
現地では試合の観戦だけでなく、戦争・平和に関する施設の見学などを通した平和学習も行いました。
団結式では、今回の事業をサポートしてくださっている渋谷不動産エージェントの渋谷社長からもご挨拶いただき、派遣時に役立つオリジナルのFC東京グッズもプレゼントいただきました。
また、市が実施する「中学生長崎平和派遣事業」に参加する「ピースメッセンジャー」とも交流し、広島への折り鶴も託されました。
いよいよ広島へ
7月30日(土曜日)
出発の日、ピースメッセンジャージュニアの5人の子ども達は、新幹線の中でも平和についての事前学習を行いました。
広島に到着後、FC東京クラブコミュニケーターの石川直宏さんと合流。一緒に平和記念公園を歩き、そのあとFC東京とサンフレッチェ広島の試合が開催されるエディオンスタジアムへ向かいました。
スタジアムでは、平和関連ブースの見学や縁日コーナーを楽しんだ後、サンフレッチェ広島にご協力いただき、試合開始前の選手のウォーミングアップを間近で見学することができました。場内アナウンスや大型ビジョンでもピースメッセンジャージュニアを紹介いただき、場内の両チームのファン・サポーターから大きな拍手をいただきました。
その後の試合では、劇的な逆転勝利を収めたFC東京に、子ども達も大興奮でした。
7月31日(日曜日)
平和記念公園では、ガイドさんから当時のお話を伺う際にはしっかりとメモを取り、園内を回りました。その後、平和記念資料館に向かった子ども達は、ガイドさんのお話しを振り返りながら、じっくりと展示を見学していました。子ども達の真剣な眼差しがとても印象的でした。
資料館を出て、ピースメッセンジャーの中学生から託された折り鶴を献納しました。子ども達の表情から、この平和学習を通じて何かを感じ取っている様子がうかがえました。
その後、広島名物のお好み焼きを食べ、家族や友達にたくさんのお土産を買って帰路につきました。
事後学習会(9月4日(日曜日))
派遣を通して学んだことをふまえ、一人ひとりが伝えたいことをメッセージボードにまとめました。
その後、長崎派遣に参加したピースメッセンジャーとの交流会を行いました。FC東京石川直宏クラブコミュニケーターにもオンラインでご参加いただき、これまでの活動の報告や活動を通して感じたことを共有しました。
ちょうふピースメッセンジャー2022・ちょうふピースメッセンジャージュニア2022合同報告会(12月11日(日曜日))
ピースメッセンジャーとピースメッセンジャージュニアが市特別職等に対して、これまでの活動を通して学んだことや感じたことを報告しました。